進撃の巨人

【進撃の巨人】巨人の正体は人間だった!?巨人の種類や正体について徹底解説!

この記事では、巨人の正体について解説していきます。

  • 巨人の本当の正体ってなんなの??
  • 巨人はどこから来たの??
  • 巨人の目的は!?
  • 巨人の種類は!?

などなど

そこで、今回巨人の正体について詳しくまとめていますので、最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

巨人の正体は人間!?

本作品の重要なネタバレになりますが、進撃の巨人における巨人の正体は人間だったことがわかりました。

特に人間の中のエルディア人が巨人の脊髄液を体内に取り込むことにより巨人化しますが、エルディア人以外の人間は巨人化することができないことができません。

最初に巨人の力を得たエルディア人は「ユミル」という名の女性で、このことから、エルディア人は世界から「ユミルの民」と呼ばれています。

巨人の正体が、この物語の最も重要な謎で、主な謎は以下の4つ。

  1. なぜ巨人は生まれたのか??
  2. 巨人の正体はなんなのか??
  3. 目的はなんなのか??
  4. なぜ人を食うのか??

 

が、常に考察されてきました。

2巻で人間の見方をする巨人が現れ、2巻の終わりでその正体はエレンであることが判明し、そのことで、「人間は巨人になれるのか?」という新たな謎が生まれました。

また、エレンが父・グリシャから謎の注射を打たれ、その後、父の行方が分からなくなったことも、その所以が数多く推理されました。

その後、長い時間をかけて物語が進むとともにエレンと我々読者は、その正体を知ることになるのです。

 

巨人には2種類いる!?

巨人には種類があり、物語序盤では大まかに次の2種類に分類されていました。

「超大型巨人」や「鎧の巨人」はそれとは別の、特別な巨人として認識されています。

 

通常種

巨人には人間のような知性は確認できず意思疎通はできません。

体の構造は他の生物と根本的に異なり生殖器もなく、ほとんどが男性のような体つきで、その体は極端に高温で、人間以外の生物には一切の関心を示しません。

通常種の唯一の行動原理は、人を食らうことですが、食事を摂る必要はないと思われています。

また、巨人が人類を追い詰めた原因として、驚異的な生命力が挙げられます。

例えば、巨人の頭部を吹き飛ばしても1~2分ほどで復元してしまいます。

巨人を討伐する方法は、後頭部より下のうなじにかけての縦1メートル・幅10センチの部分を損傷させることのみです。

 

奇行種

通常種は、人間を感知すると、食うために、人間を追っかけてきます。

それに対して、奇行種はこの行動原則が当てはまらず、行動を予測することが困難な巨人と考えられています。

なぜ、このような種類の巨人がいるのかは現時点で不明ですが、何らかの理由で巨人には個体差があることは理解できます。

 

巨人の大きさは違う!?

巨人には、先に挙げたように個体差があります。

  • 小さいものだと3~4メートル
  • 大きいもので15メートルほど

しかし、例外もあり、ウォールマリアを破壊した超大型巨人や、獣の巨人などは、それを上回る大きさがあります。

逆に、完全な想像ではありますが、アッカーマン一族も「巨人科学の副産物」という記述があることから、「人間サイズの『巨人』」である可能性も捨てきれません。

巨人の大きさについては、元の人間の個体差が影響しているのかもしれませんね。

 

巨人の起源

エレンの時代から遡ること1800年以上昔、エルディア人の始祖「ユミル・フリッツ」が「大地の悪魔」と契約し、巨人の力を手に入れたことが巨人の起源とされています。

その後、巨人の力によりエルディア帝国を築き、ユミルの死後、巨人の力は「九つの巨人」に分けられたとされています。

 

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巨人の弱点

先程も説明しましたが、巨人を倒すにはうなじを切るしかありません。

頭を吹き飛ばしても、手や頭を切っても時間差はありますがすぐに修復してしまうのです。

 

巨人になれるのはエルディア人のみ!?

物語の進行に伴い、人間は巨人になることができることが明らかになりますが、さらに読み進めると、巨人になれる人間はエルディア人だけであることが判明します。

エルディア人は、その力を使い、民族浄化を行い、帝国を築いた歴史から、世界中から忌み嫌われ、現在は、迫害の対象となっています。

 

巨人の目的は??

エレン達の住む壁内では、長く巨人の目的は謎でした。

しかし、巨人の目的は、その時代ごとに変化しているように思われます。

巨人が誕生したころは、巨人の力はエルディア人の民族が反映するために使われていました。

その後、エルディア帝国に勝利したマーレは、巨人を軍事利用のために使っています。

「九つの巨人」を戦争に有利にするために活用したり、エルディア人を無垢の巨人にすることで大量殺りく兵器としたりしています。

また、世界にとっては、スケープゴートにあげるべき世界共通の敵として扱うなどの役割を持たされており、時代や立場によって目的が変わるという見方がよさそうです。

しかしながら、巨人の本質的な存在意義や今後の役割については、まだまだ、不明な点も多く、今後も考察が必要だと考えられます。

 

巨人が人間に戻る方法は??

巨人になったエルディア人が人間に戻る必要条件は「九つの巨人」の中の1つでも取り込むことです。

調査兵団のユミルはマーレ人に巨人にされ、60年間もさまよっていましたが、顎の巨人だったマルセルを取り込むことによって、人間に戻ることができました。

 

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現在のところ、この一点が必要且つ充分な条件と考えてよいでしょう。

よって、「九つの巨人」を持つ人間は、巨人化と人間に戻ることを繰り返し行うことができます。

 

まとめ

この物語の中心的な役割を担う「巨人」ですが、「巨人」に対する印象は、読み進めると変わっていきます。

最初は、人類にとっての謎の脅威として圧倒的な存在感で暴れまわります。

また、それと同時に大いなる謎を秘め、エレン達にとって最大の敵でありながら、その本質的な正体は分からないまま話が展開していきます。

その一方、エレンが巨人化することで、人類は敵である巨人の力を使い、現状を打破していきます。

その後、巨人の正体は人間であることが分かってくると、自分たちもまた巨人の正体であるという驚愕の事実を突きつけられます。

その後、巨人の正体であるエルディア人の歩んできた歴史と、現在の境遇を知ることで、1巻で見た巨人に対する思い、ライナー、ベルトルト、アニに対する思いがガラッと変わっていきます。

今後も、話の展開を大きく左右すると思われる「巨人」ですが、マーレ編に入ってからは、「巨人科学」という言葉が出てきたり、巨人とアッカーマン家の関係の伏線が張られたりと、謎はなくなりません。

何も知らなかったエレンが、今は「すべてを知っている」可能性もあり、そのエレンがどんな行動をどんな思いで選択していくのかが気になるところです。

また、アルミンはベルトルトから超大型巨人を継承していますが、ベルトルトの記憶がどのように明かされていくかも注目されます。