刃牙道

【刃牙道】ビスケット・オリバの戦績について詳しくまとめてみた!

この記事ではビスケット・オリバについて詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあてて解説していきます。

  • ビスケット・オリバについて
  • 主な戦績
  • ビスケット・オリバの名言

などビスケット・オリバについて詳しくまとめていますので最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

ビスケット・オリバについて

オリバはキューバ系アメリカ人です。

「ミスター・アンチェイン(繋がれざる者)」と言われ、通称ブラックペンタゴンと呼ばれるアメリカ州立刑務所の囚人です。

囚人なのですがその待遇と言えば、オリバ専用の住空間を与えられ、その豪華な暮らしぶりは高級ホテルなみです。

インテリアから贅をつくした食事、刑務所内にもかかわらず、マリアという恋人と同棲生活を営み、個人の書庫までも持ち合わせている信じられないものです。

身長180cm以上、体重150kgを超える身体はこの数字だけを見てしまえば相撲取りをイメージさせますが、なんと体脂肪が5%。

いっさいのムダを排し鍛え上げられた筋肉を持ち、一日の食事での消費カロリーは100,000㎏calを擁するほどです。

まさに筋肉を圧縮させて生きているタフガイと言えますね。

 

ビスケット・オリバのモデル

ビスケット・オリバのモデルはボディビルダーのセルジオ・オリバです。

セルジオ・オリバは「ミスター・オリンピア」と呼ばれるボディビル界の最高峰の大会で3年連続チャンピオンになるなどボディビルダー界では有名な人物です。

あのシュアちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガーさえ破って勝利をしたこともあります。

セルジオ・オリバは後年奥さんに喧嘩となった際に拳銃で5発撃たれても死ななかったといいます。

オリバが刃牙「最凶死刑囚編」にてジェフ・マークソンという元警官から散弾銃で撃たれるものの、オリバの肉の鎧には散弾が通らず逆にその剛腕から繰り出されたパンチ一発で絶命されられます。

このシーン、その不死身なセルジオ・オリバのイメージを彷彿させるエピソードとなっていると思われます。

 

ビスケット・オリバの技

「最強の怪力無双」と言えるオリバの繰り出す技は、その圧倒的なパワーから繰り出されるパンチなどしかなく、オリジナルの必殺技は見受けられません。

一撃必殺。この言葉がぴったりのオリバのパンチや張り手。

範馬刃牙「監獄バトル編」にてJ・ゲバルとの闘いで放つ張り手は一発でゲバルを後方の壁に叩き付けるし、またラストの一撃として放ったパンチはゲバルを完全敗北に導いたものでした。

オリバの一撃はそのすべてが必殺なのです。

 

ビスケット・オリバの主な戦績


シコルスキー

カーヴィング・ナックルと呼ばれる中指の第二関節をつきだした形で放つそのパンチは相手の顔面などを切り裂くような外傷を与えます。

猪狩寛至はこのカーヴィング・ナックルで顔面に十文字の傷跡をつけられます。

シコルスキーとの闘いでビスケット・オリバといえば、しっかり対策を準備しての対戦となりました。

粗塩を身体にすり込み、カーヴィング・ナックルをいくら放たれようが切りないボディに。そして、パンチ一閃、シコルスキーをビルから落下させてしまいます。


龍書文

バキ「中国大擂台賽編」にて闘った龍書文。

この人、かなりヤバい人と一発でわかる人物ですよね。

オリバと同じく「Mr.不可拘束(ミスター・アンチェイン)」の異名をとる龍書文は居合拳法を得意とし、闘い当初はオリバを圧倒していました。

苦戦するオリバに範馬勇次郎から「個性を活かせ!」とカツを入れられてしまいますが、まさにその通りに筋肉という個性を使い対応、そして最後は頭突きで顔面陥没をさせ、みごと勝利となります。

 

渋川剛気

警視庁内にある稽古場にてプチ対決となったビスケット・オリバ対渋川剛気。

その対決は渋川先生の合気の前にあっけなく敗北。

手首の関節を外され対戦不能になってしまいます。

でもこの対戦で珍しいシーンにお目にかかれました。あの渋川先生がトレードマークの袴を取って柔道着姿に!

この二人の勝負よりそちらのほうに興味がいってしまいました。

でも、オリバが本気で闘ったなら、ひょっとしてあるかもしれませんね。

刃牙と闘った時の「球体」を使えば、渋川先生もやばいのではないでしょうか。


ゲバル

ビスケット・オリバの対戦者として紙一重の差で敗北を喫したJ・ゲバル。

オリバの「住む」アリゾナ州立刑務所では「ミスター・セカン」と呼ばれ、囚人たちからもいつかオリバの敗北を知りたいと願い、思う囚人たちのスター的存在でした。

そのゲバルとの対決で「ルーザールース」というハンカチをヒラヒラさせてああでもないこうでもないと闘い、恋人のマリアからカツを入れられて一念発起し、ラストは剛腕一閃、完全勝利をつかみとります。

ただ、オリバとゲバルの差は紙一重と言え、ゲバルの地球の核をとらえるイメージで放った渾身のパンチが先にオリバにあたっていたなら立場は逆になっていたはずですね。

 

範馬刃牙

範馬刃牙「監獄バトル編」でのクライマックスともいえるビスケット・オリバVS範馬刃牙。

怒涛のこの闘いを制したのは範馬刃牙でした。

刃牙はオリバにその圧倒的な筋肉からなし得るすべての技を使い敗れたまさしく「完全敗北」となりました。

最後の最後、ベアナックルでの双方マックスでの殴り合いはバキシリーズでも屈指のバトルシーンと言えるのではないでしょうか。

ここまではやって負けたなら仕方ないですよね。

でも、オリバが使った「球体=筋肉のアルマジロ」は結構笑えました。

 

スクネ

週刊少年チャンピオンにてバキシリーズ最新作の「バキ道」が連載スタート。

その最中、まさしく真っただ中、相撲の二代目野見宿禰(ノミノスクネ)とビスケット・オリバがバトル真っ最中です。

ラストでスクネはオリバのウエスト部の筋肉をマワシ代わりに両の手でつかみ、物語が終わっています。

 

ビスケット・オリバ名言


君の望みをかなえよう

刃牙自らが希望し、ビスケット・オリバのいるアリゾナ州立刑務所に収監されるシーン。

オリバがゲバルと闘い勝利した後、オリバとの対決を希望する刃牙はオリバの感情を刺激する愚行を繰り返します。

そして独房に収監される刃牙を見下ろしながら言ったセリフが「君の望みをかなえよう」。

オリバが、全てを叶える力を持つことを、決める力を持っている、それを象徴しているこのセリフはオリバそのものを語っています。

 


私以上の自由は許さない

バキ「最凶死刑囚編」においてシコルスキーを倒し、警察への協力をする意思を示し、警視庁の園田警視正に言うこのセリフは最凶死刑囚たちのみならずオリバ以外のすべての人間に対していい放っていると解釈もできます。

 

愛以外に人を強くするものなどあるものか

最凶死刑囚の一人、シコルスキーをいとも簡単に屠り、刃牙から「何を食ったらこんなに強くなれるのか」の後に言い放ったこのセリフ。

恋人マリアへの愛を深くにじませるいい言葉ですね。

格闘漫画の最高峰ともいえる刃牙シリーズで、こんなストレートな表現をする板垣先生ってすばらしいですね。


この女性をこうするためにこしらえたんだ

己の肉体、パワーを持って「地位」「名誉」「金」等々を勝ち取っている人が範馬勇次郎であり、ゲバルであり、そしてビスケット・オリバであるわけですが、「愛」を語る人はこのオリバのみ。

こんなセリフ言われて抱きかかえられたらマリアさん、オリバから離れることなんてできっこないです。

 

まとめ

今回はビスケット・オリバについて詳しくまとめました。

最強の「肉」の身体、「肉体」を持つ男、ビスケット・オリバ。

人類史上最も並外れた筋肉を持つ男は、ただ格闘士じゃなく自らの肉体を持って「ビジネス」をし人を愛し、最自由を得ている。

腕っぷしと溢れる愛を持つビスケット・オリバ。とても魅力あふれるキャラクターですよね。