エヴァンゲリオン

【エヴァンゲリオン】日向マコトの最後について詳しくまとめてみた!

この記事では日向マコトについて詳しくまとめています。

エヴァンゲリオンではテレビ版と新劇場版ではストーリー展開が異なっていますが、最後がよくわからないキャラクターもいますよね。

日向マコトもその一人であり、サブキャラでありながらエヴァンゲリオンパイロットとの絡みも多く、注目している人も多いので、日向マコトの最後についての詳細を調べてみました。

 

日向マコトについて

日向マコトはネルフ本部においてオペレーター業務を担っている男性です。

同期に同じオペレーターとして伊吹マヤと青葉シゲルがいます。

眼鏡をかけていてオールバックですがその柔和な外見から慕われていて、エヴァンゲリオンパイロットである碇シンジはよく話をしています。

マコトの上司は作戦部長の葛城ミサトでオペレーターとしてエヴァンゲリオンに必要な情報提供する業務を行っていて、オペレーターとしてはマヤやシゲルと同じで階級も一緒になっています。

ただ他のオペレーターよりもミサトから信用を受けているためか、エヴァンゲリオンを伴った作戦のために本部を離れる場合、ミサトらと同伴することがよくあります。

ミサトと一緒にいる時間が長くその人物像についても把握しているのですが、大学の同期でミサトをよく知っている技術開発主任の赤木リツコは、大雑把でズボラなミサトを友人としては大切にしていますが、同僚としては立場をよく理解していない言動をすることがあるミサトに呆れている部分も持っています。

マコトも当然にそんなミサトの悪いところを知っていますが、女性ながらに重責を担って司令である碇ゲンドウからも一目置かれているので、マコトもミサトに対しては仕事のできる頼れる上司という印象を持っていますよね。

普段は休憩時間には漫画本を見て笑っているようなどこにでもいる青年ですが、使途が来襲すると何があっても自分の仕事を遂行するという責任感の強いところもあります。

有名なエピソードはネルフが外部から電気の供給を遮断されてほとんどの電気機器が使用不能となった時、選挙の広報カーに協力を仰いでスピーカーから使途が来襲してきたことを伝えています。

マコトについては新劇場版でも同じような立場で出ていて、役職は人を纏める役割を担っていますが、そこでも「ヴィレ」の責任者になったミサトの助手を行っています。

 

日向マコトの性格

マコトは特に変わったところが少ない好青年であり、その外見と同じで優しい性格を持っています。

この優しさから人からの頼み事を断り切れないところもあり、ミサトは自分の私的な雑務をマコトに任せたりしています。

よく頼むのは自分り洗濯物をクリーニングしてもらうことであり、下着などは自宅でシンジにやらせていますが、制服などは第三新東京市にあるコインクリーニングで済ませいますが、それをマコトによく頼んでいます。

マコトも内心は女性であるミサトなだけに自分のことは自分ですればいいと思ってはいるようですが、頼まれると断れなくなっています。

この真面目でありながら人の命令は断らない性格だけに、ミサトからすると使いやすい部下という印象を持っている可能性もあります。

ただ信頼できることも間違いないため、単なるパシリとも見ていません。

そのいい例が渚カヲルがアスカの後任としてネルフにやって来た時、あまりに高すぎる能力の持ち主であることとゼーレ自ら送り込んできたパイロットということで、危険な任務でありながら渚カヲルについての調査を頼み、マルドゥック機関の極秘情報を引き出すことに成功しています。

そのことから気のいい青年だけではなく、依頼に対してはあらゆる手段を講じても達成するという性格の持ち主でもあります。

スポンサーリンク

 

日向マコトの声優

日向マコトの声優は優希比呂(ゆうきひろ)さんです。

名は露崎照久(つゆさきてるひさ)さんであり、本名で活動していた時期もありました。

1965年生まれで23歳の時に洋画の吹き替え役でデビューしています。

マコトを演じたのは30歳の時であり、キャラクターの年齢に近い役でしたが、この若い声質はその前年で演じた「覇王大系リューナイト」の主役である「アデュー・ウォルサム」で声だけを聞いたスタッフから新人声優と誤解されたほどです。

数多くの作品に出演してきた経験から若手の育成にも熱心であり、2007年からフリーになっていますが、それからは声優養成所や声優の専門学校で講師として活躍しています。

 

日向マコトと葛城ミサトの関係は!?

マコトはミサトとはネルフ本部でオペレーター業務に就いてから関係が始まっていて、最初は仕事であっても自分の立場を理解していないような大雑把な行動をしたり、私生活でも雑務を押し付けたりして辟易していました。

しかし年月の経過と共に自分には無い潔さや強気な部分に惹かれるようになり、ミサトもマコトの能力の高さを認めだして難しい仕事を任せるようになったことで親密度が増していきました。

マコトはミサトが学生時代に加持リョウジと同棲していたことを知らずにいましたが、やはり年上で上司ということもあり、自分の気持ちは伝えていませんでした。

しかし渚カヲルが弐号機を伴ってセントラルドグマに安置されているリリスの元に向かった時、リリスと使途が接触するとサードインパクトが発生してネルフ本部は消滅してしまうという事態になり、ミサトがカヲルがセントラルドグマに到達する前にネルフ本部を自爆するようにマコトに言うと、「いいですよ。あなたと一緒なら」と、さりげなく自分の気持ちを伝えています。

この告白に対してミサトは特に答えることもなく、カヲルを初号機が何とか制止して事後処理に追われたため、マコトとの関係に変化は生じませんでした。

ただ、ミサト自身は以前からマコトの気持ちを知っっていたような素振りを見せることもありましたが、自分から去っていながら加持に対する未練はずっと持ち続けていたため、マコトを一人の男性とは見ていないようです。

そのためマコトの一方通行で終わる可能性が高く、新劇場版では上司と部下という関係はそのまま継続していますが、お互いが年齢を重ねて責任が重くなったため、もはや恋愛感情のような甘いものは持ち合わせていないでしょう。

そのため新劇場版ではマコトのは頼れる上官として、強い尊敬と信頼を抱いているのは間違いありません。

 

最終的に日向マコトはどうなったの!?

テレビ版ではその集大成とも言える映画で、マコトはレイが巨大化して人類補完計画が遂行された時、最も想いを寄せているミサトが自分の目の前に現れたことで魂が補完され、肉体が維持できずにLCL化してしまいます。

これは他のネルフ本部のオペレーター全員が同じような状態になり、テレビ版の映画化ではエヴァンゲリオンパイロットの三人以外は全て死亡しています。

しかし新劇場版ではネルフ本部で重要な役職に就いていたクルーはそのまま反ネルフ組織の「ヴィレ」の一員になっていて、ネルフ当時とは違う業務に就いた者もいますが、マコトについては似たような業務を行っています。

ただ伊吹マヤと同じように部下を持って纏めていく責任者になっていて、ミサトも総責任者という立ち場からマコトに直接指示を出すことは少なくなっていて、マコトとの関係は遠くなっています。

しかしマコトは新劇場版でもミサトのために死ぬ覚悟はできているようで、これからゼーレとの決戦を控えてヴィレのメンバーは誰が生き残ることができるのかわからなくなっています。

 

まとめ

日向マコトはネルフの中ではミサトに対して忠実で、ミサトも気の許せる仲間の一人でしょう。

本来はその役目は大学からの友人である赤木リツコだったのですが、レイがクローン体でその秘密をゲンドウと共に隠蔽していたため、疑心暗鬼になってしまっています。

新劇場版ではゲンドウに反攻するという意志が一致しているため協力関係にありますが、大学の頃のように気軽に何でも打ち明けることは難しくなっています。

そのためミサトにとってはマコトだけは何年経っても変わらない関係を構築できているので、ミサトが心を許せる唯一の人物であるとも言えま