BLEACH

【BLEACH】砕蜂の卍解&必殺技について詳しくまとめてみた!

この記事では砕蜂について詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあてて解説していきます。

  • 砕蜂について
  • 砕蜂の斬魄刀
  • 砕蜂の卍解&必殺技

など砕蜂について詳しくまとめていますので最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

砕蜂について

砕蜂は二番隊隊長と兼務して隠密機動の総司令官です。

この隠密機動の司令官が二番隊隊長を兼務するというのは、前隊長である四楓院夜一からです。

元々は隠密機動と護廷十三隊は別組織であり、その活動内容は全く異なっていて共同で同じ任務を行うことはほとんどありませんでした。

しかし四代貴族の四楓院家の子女であった夜一が二番隊隊長になったことで、そこから隠密機動の司令官でありながら護廷十三隊隊長でもあるという図式ができ上ったのです。

この砕蜂は四楓院家を影から支えて暗殺を目的にする蜂(フォン)家の一族の子供として誕生し、幼い頃に見た夜一の艶やかさに一目で魅了されてしまいます。

そして夜一の警護も兼ねて自然に隠密機動の一員になりますが、当初は男性社会の中にいる女性として辛酸を舐めていました。

事あるごとに女性なのにでしゃばり過ぎだと言われ、なかなか実力が身に付かないこともあって砕蜂自身も落ち込むことが多くなります。

そんな時に声をかけてくれたのは、同性でもあり砕蜂の気持ちが痛いほどわかる夜一です。夜一は砕蜂を側近に取り立て、自分の近くにいるように促しました。

夜一は砕蜂に武術などいろいろなことを教えてあげ、砕蜂には夜一に対して同性でありながら尊敬を超えた敬愛のような感情が生じます。

しかし夜一が仮面の軍勢(ヴァイザード)の一件で追放になった元十二番隊隊長の浦原喜助と共に現世に出て行ってしまい、自分に何も告げずにいなくなったことで砕蜂には裏切られたという感情が芽生えてしまいます。

そんな時に死神代行である黒崎一護が処刑される朽木ルキアを助けるために尸魂界にやって来ますが、そこに100年ぶりに夜一も戻ってきました。

一護は処刑直前でルキアを助けますが、そこでその場にいた隊長と副隊長との戦闘になってしまいます。

一護の仲間が窮地に陥った時、砕蜂に対峙したのが夜一でした。最初の内は能力を高めた砕蜂に圧倒される夜一でしたが、隠していた「瞬閧(しゅんこう)」の力を使って砕蜂を倒します。

そこで砕蜂は自分が夜一を慕っていて、どうして自分も一緒に連れて行ってくれなかったのかと言って号泣。

それから砕蜂は今でも自分が夜一を敬愛していたことに気付き、夜一の支えとなって共に行動するようになっていきました。

 

砕蜂の性格

砕蜂は隠密機動の司令官になるまではとても女性らしく、弱さを持って今のような芯の強さは持っていませんでした。

そのため何度もくじけそうになりますが、それを救ってくれたのが夜一であり、夜一には完全に同性の上官以上の感情を持っているでしょう。

そんな砕蜂の弱い性格を一変させたのが夜一の突然の失踪であり、この出来事によって砕蜂は誰かに頼るようなことはせず、自分の能力だけを信じるようになります。

そのため二番隊隊長になっても副隊長の大前田希千代が死神にあるまじき考えを持ったら、容赦なく斬ると本人に告げています。

自分が弱い部分を見せれば隠密機動の司令官として示しがつかないと無理に威勢よく自分をみせようとしますが、やはり生来の性格が無くなるわけではなく、誤解が解けて元の関係に戻った夜一に対しては甘えたりもしています。

ただ夜一以外には自分の弱い部分を見せようとしないため、他の死神からは鉄のような意志を持った可愛げのない女性と見られているようです。

 

砕蜂の能力

砕蜂は護廷十三隊の隊長というよりは隠密機動の司令官としての立場を重要視していて、その能力は隠密行動と移動速度の速さに重点を置いています。

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瞬閧という特殊能力が使えるので鬼道も相当なもののはずですが、攻撃においてはほとんど使うことがありません。

しかし移動速度に関しては六番隊隊長の朽木白哉よりも上だと見られていて、自分自身も尸魂界で一番だと自負しています。

隠密として命令を実行することを全てと考え、そのための能力を高めていったと言えます。

 

砕蜂の斬魄刀

斬魄刀は「雀蜂(すずめばち)」です。

通常は紐で繋がれて背中部分で所持しています。

女性であり腕力がないことで長さは元三番隊隊長であった市丸ギンと変わらない程度の長さしかなく、使う場合には逆手に持って使用することが多くなっています。

ただ斬魄刀だけの剣戟は少なく、すぐに始解した状態になるか、体術による攻撃を得意にしています。

 

砕蜂の始解

解号は「尽敵螫殺(じんてきしゃくせつ)『雀蜂』」です。

始解すると中指にはめるほどの小さな斬魄刀です。

そのため始解した状態では一番小さな斬魄刀になっていますが、砕蜂の矜持をそのまま忠実に再現した形態と言っても過言ではないでしょう。

砕蜂は誰にも知られることがなく、忠実に任務を実行して対象人物を抹殺することを第一と考えているため、この始解はまさにその考え方の集大成になっています。

攻撃能力はスズメバチが同じ人間に二回刺すことでアナフィラキシーショックを起こすことに由来していて、同じ場所に二回雀蜂を突き立てることでどんな敵でも殲滅することができます。

始解の能力はあくまでも敵にダメージを負わす程度のものが多い中、「弐撃決殺(にげきけっさつ)」として確実に相手を倒せる始解を持っているのは、砕蜂くらいになっています。

 

砕蜂の卍解

卍解は「雀蜂雷公鞭(じゃくほうらいこうべん)」です。

卍解するとミサイルのような巨大な物体を持った姿になります。

実は砕蜂自身はこの卍解を嫌っていて、あまりに重すぎるために瞬時の移動ができなくなり、巨大過ぎるために敵に簡単に発見されてしまうからです。

そのため十刃(エスパーダ)との戦いで卍解しますが、自分の隠密機動としての矜持に反しているとして嫌っているということを、同じ場所にいた大前田に語っていました。

また発射回数も一日に一回が限度のようで、複数回発射すると砕蜂の体に大きな負担を生じてしまいます。

ただしその威力は抜群であり、命中するとどんな高い能力を持っていても大ダメージを受けてしまうでしょう。

ただ本人が使うのを相当に嫌がっているため、卍解は使わずに始解の状態だけで戦うことがほとんどになっています。

 

砕蜂の必殺技

砕蜂にとって最大の能力は移動速度にあり、そのために必殺技は始解の状態での攻撃と言えます。

しかも始解だけでも十分に相手を殲滅できる能力を持っていて、これに防御の意味で瞬閧を使えば、卍解に勝るほどの必殺技になるでしょう。

この瞬閧は独自で編み出したと言っていますが、元々は夜一が鬼道とチャクラを練り合わせて作り出した術であり、砕蜂に上官として接していた時にそれとなく教えていたのかもしれません。

始解の攻撃の弱点は同じ場所に二回雀蜂を刺さなければいけないことであり、その長さから完全に近接戦闘になってしまいます。

いくら移動速度が速くても相手に接近してしまうと当然に反撃を食らう可能性がありますが、その場合の防御に瞬閧を纏っていれば、反撃を防げて確実に雀蜂の能力を使うことができるようになるので、砕蜂の必殺技になっています。

 

まとめ

今回は砕蜂について詳しくまとめました。

砕蜂は十番隊隊長の日番谷冬獅郎に次いで身長が低く、外見も少女そのものであり、短髪ですが外見をよくすれば魅力的な女性になるでしょう。

この外見については長身であるためにコンプレックスを抱いている四番隊副隊長の虎徹勇音も砕蜂のようになりたいと言っているほどであり、実に羨ましい限りです。

問題なのは常にクールで笑顔がなく、男のような言葉を使っているところであり、夜一と接する時のような姿を普段から見せていれば、男性死神から人気が出たのは間違いありません。