バキ道

【刃牙道】ピクルは死亡したの!?改めてピクルについて詳しくまとめてみた!

この記事ではピクルについて詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあてて解説していきます。

  • ピクルについて
  • ピクルは死亡したの!?
  • ピクルの今後について考察

などピクルについて詳しくまとめていますので、最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

ピクルについて

ピクルはアメリカ合衆国コロラド州の岩塩層より、肉食恐竜ティラノサウルスとともに発見された古代白亜紀の原人です。

身長2メートル以上、体重は一説では130㎏とも200㎏ともいわれています。

原人ゆえにもちろん人ではあるけれど、言葉はしゃべれません。

ただ、本人の意思については白亜紀に存在した恐竜たちをモチーフにして表現するスタイルをとっています。

ピクルはまさしく生物そのもので、生きることは食べること。

日々の中で敵と闘い、倒し食べる。

これを日常のルーティンとしています。

そのすごさたるや人間サイズでありながら肉食恐竜などを倒し、食べて生きてきました。

そんな彼を現代の人間は「ビクル(塩漬け)」と呼び、人類の宝と銘打ち、保存しようと試みます。

一方でその人間離れしたピクルに刃牙や烈海王など地下格闘士たちは己の「力」を試したい、ピクルと一戦交えたいという欲望を隠すことができずにいました。

 

ピクルの性格

純粋無垢というべきピクル。

その性格は、食べること、寝ること、生殖(メスの交尾)、そして生き残ることを前提になり立っています。

そして、白亜紀では恐竜を捕食し、その闘いで無敗であったことを誇りとしています。

 

ピクルのファイトスタイル

対戦者が烈海王から愚地克己、ジャック・ハンマー、そして刃牙へと変わるなか闘いかたに変化があるのがおもしろいですよね。

まず烈海王。猛烈なスタートダッシュを利用し、一気に烈を闘技場外に吹っ飛ばして勝利。愚地克己に対しても同様でした。

ここで変化が見られたのはジャック・ハンマーとの対戦でのこと。

烈や克己との対戦ではダッシュ力を使うことで勝利を手にしてきたピクルだが、ジャックのシンプルな攻撃スタイルが白亜紀での闘いを思い起こさせ、刃牙シリーズでは範馬勇次郎をしのぐかのような強力なパンチ力をもって、怪物ジャックを粉砕してのけています。

サウルスなどを捕食する際にとってきたスタイル。

骨格をも変化させるファイティングスタイルはピクルの最終兵器ともいっていいと思います。

 

ピクルの戦績

 

ピクルVS範馬勇次郎

日本にある米軍基地内に収監されていた際に範馬勇次郎と手合わせ程度にファイト。

勇次郎に「技」を使わせたビクル。

勝負というにはあまりにも短い時間でのものでした。

 

ピクルVSジャック・ハンマー

地下闘技場戦士のなかでは最もストレートな戦いぶりをみせているこの一戦。

勝利はピクルに軍配があがったものの、ジャック・ハンマーらしさを充分に発揮した一戦となっています。

剛腕、剛脚を使い、また最終兵器のドーピングを駆使しながらダウンまでは果たせしたものの、日に2度の敗北をまたも喫してしまったジャック・ハンマー。

古代vs現代の噛みつき合戦からスタートし、顔面の皮膚半分を食われてしまったジャック。

しかしジャックはまるで勝負をあきらめることはしなかった。

ピクルが繰り出すパンチの威力はまるでバイオレンス映画の巨匠であるサム・ペキンパーが撮るようにスローモーションでシーンを描き、ピクルの繰り出すパンチの破壊力のすごさを見せつけた。

最後は敵ではなく、餌として認知させ、逆さ吊りの保存までビクルにされてしまったジャック。

それを刃牙から聞かされた時のジャックの声なき叫びが彼の無念を表現していた。

 

ピクルVS烈海王

刃牙シリーズレギュラーの先陣を切って勝負に及んだ烈海王。

だが、彼の想いは届かず、中国4,000年に及ぶ武の力をもってしてもピクルには遠く力及ばす敗北。

この闘いで烈は右足をビクルに食べられてしまう。

ピクルのスタートダッシュは列を闘技場外まで吹っ飛ばすパワーをもっていました。

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ピクルVS愚地克己

神心会の雄、愚地克己。

代名詞とも言うべき「マッハ突き」を極限まで進化させたその打撃は「打たない打撃」でした。

ムチを放つ際に起きる衝撃波をイメージしたこの技は克己自身にも強烈なインパクトを与えてしまい、筋肉は分断され、骨がむき出しになってしまうほどの破壊力を秘めています。

いわば禁断の打撃とも言うべきもの。

この究極のマッハ突きをもってしてもビクルに通じることはありませんでした。

右腕を食いちぎられ、もはやこれまでと思う克己であったが、ビクルは克己の「奮闘ぶり」を認めることで完食することなく、闘技場を去ることとなります。

 

ピクルVS花山薫

ビクルをして、花山薫に恐竜トリケラトプスをイメージさせるパワーはやはり半端ではありませんでした。

新宿の街中で繰り広げられた究極の「押しくらまんじゅう」は勝負を決める前に刃牙の登場でお開きとなってしまったが、ピクルに対して強敵としての認識をさせはしたと言えるでしょう。

 

ピクルVS範馬刃牙

骨格を組みかえるようにして自身最終体型ともいえる攻撃スタイルで刃牙と闘ったビクル。

刃牙の放つ形象拳や鞭打は、ビクルが最も強い敵に示す攻撃の型を刃牙に使わせました。

勝負は刃牙に凱歌があがると思いきや、力勝負を敢行し結果として「引き分け」となりました。

 

ピクルVS宮本武蔵

宮本武蔵vsピクル。「戦国時代vs古代」という刃牙シリーズでもトップクラスの異色対決。

軍配はといえばビクルが戦意喪失し、闘技場を逃走し、本部以蔵に助けを求め、勝敗はわかりませんでした。

逃走する前の「ヒャン!」という叫びがなんかかわいいですね。

 

ピクル死亡したの!?

ピクルは死亡したのではないか、そんな噂があります。

宮本武蔵との対戦でやたら切られまくったことで、その出血たるや半端ありませんでしたからね。

でも、武蔵の言う「肉の宮」をもつビクル。

本部に助けられ、その後どうなったかは表現されていないが、烈海王のように亡くなってしまった姿を見せることがないのだから、きっと東京の地下に潜み、傷をいやしているのでしょう。

 

今後のピクルについて考察してみた!

最新作「バキ道」では今のところテーマが角力。

角力の神さまであり、古代相撲の最高峰である二代目野見宿禰(のみのすくね)を核として描かれている今シリーズではイメージとしてはピクルが登場し、スクネと対戦するのはなかなか想い描くことはできません。

野見宿禰については「【バキ道】野見宿禰について詳しくまとめてみた!」で詳しくまとめていますので合わせてご覧ください。

しかしながら、あの宮本武蔵とファイトをしたピクル。

いつ、どこからともなく登場し、東京ドーム地下闘技場で闘うか、否新宿かどこかの繁華街でいきなり激突もあり得るか!?

スクネのキャラクターは石炭をダイヤモンドにしてしまうほどの握力であり、その体型もタテヨコにでかく、まさにピクルのガタイともマッチする寸法ではないでしょうか。

地下闘技場のルールと同様で「武器の使用以外なんでもあり」が「武器の使用もあり」を描いた宮本武蔵を核とする刃牙道。

出ろ、出ろ、出ろ、ほら出たぁ、みたいな感じで登場する日もそう遠くないと思います。

 

まとめ

ピクルは格闘士(グラップラー)ではありません。

餌と認識するものをとらえ、食べる原人なのです。

ビクルの闘いぶりは現代での「食の記録」でもある。そういう意味からすれば、まったくもって不本意な戦績・結果となっています。

最初に対戦した烈海王で肩の肉と右足を少々。愚地克己は、やはり肩肉と右腕。ジャック・ハンマーは顔の皮膚のみ。コラーゲンを少々程度なのだ。宮本武蔵だって肩肉を少しだけ。

いっぱしに捕食して食べたと言えば東京の地下ででかくなったワニくらいなものです。

このワニにしても彼本来からすれば「小さな餌」に過ぎません。

もっと肉食わせろ!

きっとピクルは思っているに違いない。

板垣先生、ピクルを再登場させて、もう一回ペイン博士を連れ出し、例のティラノサウルスの肉をしっかり食べさせてあげてください。