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【ブリーチ】更木剣八の卍解について詳しくまとめてみた!

この記事では更木剣八の卍解について詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあてて解説していきます。

  • 更木剣八について
  • 始解や卍解について
  • 草鹿やちると更木剣八の関係

など更木剣八について詳しくまとめていますので最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

更木剣八について

身長は202センチで体重は90キロとなっており、非常に大柄な死神です。

護廷十三隊の11番隊隊長を務めており、前11番隊隊長に決闘を挑み殺害することで、この地位を獲得しました。

前隊長を殺害して隊長の座を得るのは正規の方法です。

しかし前隊長を慕っていた隊士も存在したため、彼らから恨まれている様子が、アニメオリジナルの『バウント篇』で描かれていました。

原作での初登場は第8巻(65巻)で、罪人である朽木ルキアを材料に朽木白哉を挑発。

挑発に乗った朽木白哉と一触即発の状況となりますが、一緒にいた市丸ギンが強引に収めます。

尸魂界篇での初登場は第10巻(82話)で、瀞霊廷に侵入した黒崎一護たちを殺し損ねた市丸ギンを詰問。

その後、更木剣八は隊首会を途中で抜け出して侵入者たちを探しに行きますが、極度の方向音痴・霊圧探査能力の欠如のため、中々発見することができません。

しかし斑目一角から情報を得て、ついに第12巻(103話)で黒崎一護を見つけ、戦いに突入。

一進一退の攻防を繰り広げ、最後に更木剣八は眼帯を外し全力で戦いに臨みますが、両者致命傷を負って相打ちとなりました。

 

無間において卯ノ花烈(卯ノ花八千流)と激戦を繰り広げることで、無意識に封印していた力の解放を果たしました。

この封印は、更木剣八自身が戦いを楽しむために、無意識のうちに行っていたようです。

この戦いの後、斬魄刀と対話できるようになりました。

 

更木剣八の性格

戦いが何よりの好物であるため、戦い以外の仕事は熱心に取り組みません。

また言葉遣いや行動は乱暴ですが、部下への思いやりはあるようです。

それは、涅マユリが斑目一角に攻撃しようとしていた時に庇ったこと、星十字騎士団によって11番隊の隊士が攻撃されている時、自分自身が瀕死状態であるにもかかわらず助けようとしたことから分かりますね。

ルールや大義は軽視していますが、山本元柳斎重國の命令に従ったり、隊首会に出席したりと、最低限のルール・大義はわきまえています。

 

更木剣八の斬魄刀

名前は「野晒(のざらし)」であり、斬魄刀の刃は、更木剣八の強大な霊圧の影響を受けてボロボロになっています。

第12巻(104話)の黒崎一護との戦いで初披露されましたが、この時はまだ斬魄刀の名前は知らなかったはずです。

 

更木剣八の始解

解号は「呑め、野晒」となっており、解放すると、約2メートルの身長である更木剣八を上回る大きさへと変化します。その形状は剣というよりも斧に近く、隕石を破壊するほどの攻撃力を有しています。

初めて始解したのは第64巻(577話)で、グレミィが想像で発生させた隕石を破壊するために解放しました。

尸魂界側だけでなく滅却師側も、巨大隕石に恐怖を覚えていましたが、更木剣八が野晒を一振りするだけで粉々になりました。

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更木剣八の卍解

卍解の名前は不明ですが、「草鹿やちる」が関係していると推測できます。

能力の詳細も不明ですが、戦闘能力が大幅に向上するのと引き換えに、コミュニケーションが取れなくなるようです。

また肌の色が赤へと変わります。

 

初めて卍解したのは第73巻(669話)で、ジェラルドとの戦いで劣勢になり、地面に倒れている時、行方不明だった草鹿やちるが急に姿を現し、彼女に卍解の名前を教えてもらい解放しました。

圧倒的な攻撃力で戦況をひっくり返し、一時的ではありますがジェラルドを倒しました。

 

更木剣八の卍解には草鹿やちるが関係している!?

物語の終盤で初披露された更木剣八の卍解。

解放されたのが、行方不明だった草鹿やちるが姿を現したタイミングなのは偶然でしょうか。未だに謎はわからないままですね。

 

草鹿やちるの正体

11番隊の副隊長を務める草鹿やちる。

グレミィとの戦いにおいて、更木剣八が始解をしてから姿をくらませていました。

ここで大事なことは、グレミィとの戦いは、瀞霊廷で行われていたということです。

ジェラルド戦で草鹿やちるは姿を見せましたが、場所は瀞霊廷ではなく霊王宮です。

浦原喜助・涅マユリの技術力を持って瀞霊廷から霊王宮へ突撃したため、草鹿やちる単独で霊王宮に行くことは不可能でしょう。

加えて更木剣八に卍解の名前を教えたことから、草鹿やちるは更木剣八の斬魄刀の一部ではないかと推測できます。

また、斬魄刀の一部であると推測する理由がもう一つ存在し、それは更木剣八と草鹿やちるの出会いのシーンにあります。

そのシーンは第13巻(114話)ですが、更木剣八は血が付いた斬魄刀を持ちながら、たくさんの死体が転がっている場所で座っています。

すると、小さな女の子(草鹿やちる)が急に姿を現します。

どこから来たと更木剣八は質問しますが、草鹿やちるは何も答えません。

しかし、血がべっとりと付着した斬魄刀に触ったのです。

この行動は、斬魄刀から来た(斬魄刀の一部である)ことを意味しているのではないでしょうか。

 

草鹿やちるは斬魄刀の具象化!?

「斬魄刀の一部である」を言い換えると、「更木剣八の斬魄刀が具象化した存在」といえるでしょう。

卍解を習得するには、斬魄刀所有者の精神世界にいる本体を具象化し、屈服させなければならないのですが、更木剣八はとっくに具象化・屈服を行っていたのではないでしょうか。

しかし、更木剣八には戦いを楽しむために無意識で手加減をする癖があるため、強力すぎる技の使用を止めようと、卍解はおろか斬魄刀の名前すら忘れてしまったのではと思います。

どうして更木剣八の具象化だけが他の死神にも見えるのか、という疑問はありますが、例外といってしまえば矛盾はしていない気がします。

 

まとめ

今回は更木剣八の概要や卍解について詳しくまとめました。

戦いをこよなく愛している更木剣八は、迫力のある戦闘シーンに欠かせない存在だと思うので、新たな外伝や続編に是非とも登場して欲しいですね。

また、卍解と草鹿やちるとの関係は詳しく描かれずに終了しているので、その関係を補完するような話でも嬉しいですね。