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【ヒロアカ】轟焦凍の壮絶な過去や個性について徹底解説!

この記事では轟焦凍について詳しくまとめています。

 

  • 轟焦凍について詳しく知りたい
  • 必殺技を知りたい
  • ヒーロを志す理由
  • 壮絶な過去ってなに??

などなど

轟焦凍について詳しくまとめていますの最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

轟焦凍のプロフィール

  • ヒーロ名:ショート
  • クラス:雄英高校1年A組
  • 出身校:凝山中学校
  • 誕生日:1月11日
  • 身長:176cm
  • 血液型:O型
  • きなもの:そば(温かくないやつ)
  • 声優:梶裕貴

 

雄英高校ヒーロー科一年の4人いる推薦入学者の内の人で、芦戸三奈等の女子キャラも作中で彼をイケメンと評するなど、公式でのイケメンキャラです。

オッドアイかつ右側が白・左側が赤の髪という一見奇抜な容姿がかっこいいと思えるのもイケメンゆえといえるでしょう。

また、左目の辺りは大きな火傷の跡があり、過去のトラウマを抱えたほの暗い表情をいつでもたずさえた少年です。

体育祭までは一匹狼の誰もそばに寄せつけないオーラを漂わせた人間でした。

しかし、体育祭での出久との試合を経て少しずつ自分でも自覚の持てるほど変わっていき、笑顔も見せるようになってきました。

 

轟焦凍の個性

『半冷半燃』

右で凍らせ左で燃やす!温度も範囲も未知数!とプレゼントマイクですらバケモノだと評するほどの規格外な個性です。

デメリットである体温調節も右と左をちょうどよく使えば何も問題がなく使用出来るという他の個性に比べると本当に化け物じみたチート個性です。

個性を初めて作中で披露した戦闘訓練では葉隠と尾白の二人がなすすべないスピードでビルを一瞬で凍結させるなど、その威力も相当なものです。

なおかつ飯田天哉のエンジンの排気口をピンポイントで凍結するなど、コントロールも抜群。

後述のトラウマから左側の炎の個性は使わないことに拘っていたため左側の制御はまだなかなか上手くいっていないようですが、体育祭後にその考えを改めてから鍛錬を重ねていることで更に個人としても個性としても強くなっているため、成長が著しいです。

 

轟焦凍の必殺技

 

穿天氷壁(がてんひょうへき)

体育祭のVS瀬呂範太戦にて見せた大氷壁です。

右側の氷結の能力にて広範囲を一気に凍らせ、大規模な氷を生み出します。

その威力はインパクトのある見た目同様とても強力で、その場の相澤先生を含めたプロヒーローたちの目を奪い度肝を抜くほどです。

 

光焔万丈(こうえんばんじょう)

仮免試験にて夜嵐イナサとのいざこざを試験にまで持ち込んでしまったことで何もかも上手くいかず、そのせいで巻き込みかけた真堂を助けた緑谷に叱られたことで自分は何をしているのだと後悔します。

ギャングオルカに返り討ちにはあうものの、それでも最後の悪あがきだとばかりに炎を起こし、同じ気持ちを持ったイナサが起こした風によって大きく巻き上げ、火炎旋風を起こしてギャングオルカを閉じ込めることに成功します。

 

轟焦凍のライバル

 

緑谷出久

轟にとって緑谷は恩人とも呼べる人間であり、自分の初心を思い出させてくれた人です。

元々は緑谷とオールマイトの距離が近いことから隠し子かそれに近しい関係の何かだと疑い、自分の出生の件からもお前に負けるわけにはいかないと珍しく自分から轟が話しかけるなどして轟の方から喧嘩を売りました。

「人が抱えてたもんブッ壊してきやがった」と後に口にするように、父親の個性は絶対に使わないと心に決めて意固地になっていた轟の心を溶かし、『君の力じゃないか!』とはるか昔の母との思い出を思い出させてくれた人物です。

作中で体温調節以外に左を使うのはこの試合が最初で、炎を使って緑谷に勝ったものの、戸惑うような表情を見せました。

 

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爆豪勝己

1年A組の実力ツートップとして、何かと世間からも注目の集まる二人です。

爆豪が緑谷との試合がきっかけとは、いえ戦闘訓練後に敵わないかもしれないと、思ってしまったと口にするほど

その実力を認めていて、おそらく爆豪にとっては初めて自分の個性より人の個性を強いものだと認めたのではないかとすら思います。

体育祭では決勝を争うものの轟は緑谷戦で炎を使ってしまった混乱や今まで頑なに左を使ってこなかったこともあり、爆豪にどれだけ煽られても左を使うことはありません。

試合後の爆豪はキレてキレて手のつけようがないほどキレたせいで、全身拘束具をつけての表彰式という前代未聞の待遇を受けました。

その後仮免試験の際にもクラスで二人だけ落ちるなど、何かと注目される二人でもあります。

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轟焦凍がヒーローを目指す理由

エンデヴァーの呪縛から自分自身でもそのきっかけを心の奥底に仕舞い込み忘れていたのですが、彼も緑谷出久と同じく、オールマイトに憧れた幼少期のころの記憶があります。

父親とは全く関係のない所に隠されていたヒーローになりたいという、気持ちを出久との戦いを通じて思い出します。

 

轟焦凍の悲惨な過去

 

個性婚によって生まれた子供

個性は基本、遺伝によって受け継がれるものです。

個性婚とは、第二第三世代と呼ばれる轟焦凍の祖父の世代にて問題になっていたという強い個性を子どもに継がせるためだけに相手を選ぶという、今で言う政略結婚のような結婚形式です。

轟焦凍は第五世代では非常に珍しい個性婚の生まれであり、それはまさしく被害者と呼べるようなものでした。

 

エンデヴァーからしごかれる毎日

轟焦凍の父はNo.2ヒーローの『エンデヴァー』です。

エンデヴァーは20代でNo.2ヒーローにまで上り詰めたものの、オールマイトにどうしても勝つことが出来ず、焦りに焦った結果、倫理的によろしくない個性婚へと走ってしまいます。

No.1になるという野望を、自分の分身であると信じた息子に託そうと考えたのです。彼も追い込まれていたのでしょう。

そして4人目の子どもが自分の個性と嫁の氷結の個性を半々に完璧に受け継いだことで、その前に産ませていた3人の子どもへの放任の姿勢とは打って変わって厳しく育てました。

 

それは焦凍にとって、父の夢を叶えるための道具のような扱いであり、他の子達のように遊ぶことも兄弟たちと関わりを持つことすらも制限されてしまいます。

当時5歳の彼が泣こうが喚こうが、嘔吐しようが、虐待のように厳しい特訓を施されました。

 

左顔のアザの理由

左顔には大きな火傷跡があり、大きなアザのようにも見えるそれは実は愛する『母』との事件が起因しています。

母は焦凍を愛しています。しかしだからこそ彼が夫から酷く扱われるのを見て、止めようものなら自分へ暴力をふるわれて何もすることが出来ず、今までの積もり積もった夫への憎悪も合わさって精神を摩耗してしまいました。

そしてある日、「焦凍の左側が時折とても醜く思えてしまう」と電話口で話しているところを焦凍に聞かれてしまい、憔悴し追い詰められた母は狂ったようにして手元のやかんの熱湯を息子へ浴びせてしまいます。

その事は焦凍にとってのトラウマともなっていますが、このことに関して母への恨みは欠片もなく、それよりもこんなにも母を追い込んだ父という存在への憎悪を膨らませる事態へとなりました。

 

母と仲直り!?

体育祭での緑谷出久との一戦の最中、彼は昔見たオールマイトのインタビューを思い出しました。

母の膝の上で見たその映像は、幼少期の大切な優しい記憶。

彼が忘れてしまっていた、心の奥底に沈めてしまっていた記憶でした。

そしてそれを見ながら母に言われた「なりたい自分になっていいんだよ」という言葉を思い出しました。

そしてそれがきっかけにもなったのでしょう、彼は今まで自分を見ると夫を思い出して辛いだろうという思いから会いに行かずにいた母と、もう一度きちんと向き合おうとしました。

自分がかつて憧れたヒーローになるために、『たとて望まれなくたって、助け出す』そう心に決めました。

 

まとめ

作中きってのイケメンと名高い轟焦凍。

トラウマ持ちの彼がそのトラウマを克服していき、そして最近ではヒーローとしての父も理解しようと努力しはじめています。

自身が立派なヒーローになるために、過去も今も乗り越えて足掻く様を、今後も期待したいと思います。