BLEACH

【BLEACH】阿散井恋次の卍解&必殺技について詳しくまとめてみた!

この記事では阿散井恋次について詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあてて解説していきます。

  • 阿散井恋次について
  • 阿散井恋次の卍解&必殺技
  • 阿散井恋次の真の卍解について

など阿散井恋次について詳しくまとめていますので、最後まで読んでいただけたら幸いです

 

阿散井恋次について

阿散井恋次は護廷十三隊六番隊副隊長です。

南流魂街(みなみるこんがい)78地区「戌吊(いぬづり)」の出身であり、幼なじみとして十三番隊の朽木ルキアがいます。

流魂街では1地区が最も治安が良く、死神らが住む瀞霊廷(せいれいてい)に一番近くなっています。

それから離れるごとに地区数が増えていき、80地区が最下層なので治安はかなり悪いと言っていいでしょう。

ルキアと出会った頃はまだ子供であり、生きていくことが全てでした。

そんな中でルキアは女性でありながら男言葉を使い勝気な性格をしていましたが、恋次はどことなく気品のあるルキアに惹かれていきます。

しかし治安のよくない場所で生きていくのは大変であり、仲間が次々にいなくなっていく現状に危機感を覚え、死神としての能力を二人が持っていたので死神になるための真央霊術院(しんおうれいじゅついん)に入学します。

同期には三番隊副隊長になる吉良イズルや五番隊副隊長になる雛森桃がいて、恋次は特進クラスである1組に入学しますが、ルキアは2組になってしまいます。

恋次は鬼道が苦手ですが剣戟は得意で頭角を表してきて、卒業すると吉良や雛森と一緒に藍染惣右介が隊長で、市丸ギンが副隊長を務めていた五番隊に揃って入隊します。

この頃から恋次には倒したいと考えた死神がいて、それは六番隊隊長で尸魂界の四大貴族という名家の朽木家当主である朽木白哉です。

実はルキアは霊術院にいた時に白哉から朽木家に入るように誘いがあり、その理由はルキアの姉であったキサナが白哉と結婚していたからです。

キサナは貧しさから赤ん坊であったルキアを置き去りにしていて、それをずっと悔やんで探していました。

しかし元から体が弱かったために白哉と結婚して五年後に死亡してしまいますが、その遺言としてルキアを探し出して欲しいという願いを白哉が叶えたのです。

霊術院に白哉が訪れた時に恋次と出会っていて、その圧倒的な霊圧に恋次は驚愕します。

そしてルキアが朽木家に入るように言われたことを告白し、恋次にどうすればいいのか問います。

恋次は自分と一緒にいるよりはいいとルキアに朽木家に入ることを勧めますが、ルキアがその答えに対して涙したことで強くなりたいと誓います。

恋次はそれから武闘派集団で知られる十一番隊に移籍し、そこで第三席である斑目一角に剣術指南を受けます。

斑目一角については「【BLEACH】斑目一角は死亡したの!?改めて卍解&必殺技を詳しくまとめてみた!」で詳しくまとめていますので合わせてご覧ください。

また人知れず鍛錬を積んで副隊長でありながら卍解も習得していて、それは全て白哉より強くなったところをルキアに見せるためでした。

そんな状況でありながらなぜか六番隊隊長になった白哉の副官として六番隊副隊長に任命され、その強さや人物像を間近で見るうちに倒したいという気持ちは失いませんでしたが、尊敬にも似た感情が芽生えて白哉の副官として仕えていくことを決めます。

 

阿散井恋次の性格

恋次は子供の頃から好きだったルキア一筋という正直な性格で、曲がったことは嫌いで常に自分に恥じない行動を取ることを心掛けています。

そのため尸魂界としての決定事項として決まっていたルキアの処刑を副隊長という立場と、最後は義兄である白哉が助けてくれると信じて捕縛しますが、それが受け入れられないとわかると自分の心に素直になり助けようとします。

この自分の正義を貫くというのは一護と同じであり、似たような性格である二人は気が合うのか男性死神としては一護と最も仲が良くなっています。

とても単純で恩義には誠意を持って報いるという性格でもあり、現世で世話になった元十二番隊隊長である浦原喜助には頭が上がらず、浦原商店の住み込み従業員である花刈ジン太の嫌がせにも我慢を続けているほどです。

 

阿散井恋次の斬魄刀

恋次の斬魄刀は「蛇尾丸(ざびまる)」です。

恋次は荒くれ者の集団と揶揄される十一番隊の出身で、自身も真央霊術院の頃から鬼道を使うのが苦手であったため、斬魄刀を使った剣戟を得意にしています。

恋次は剣術の師匠は十一番隊第三席の斑目だと考えていて、斑目が卍解ができることを知っている数少ない死神になっています。

 

阿散井恋次の始解

解号は「咆(ほ)えろ!『蛇尾丸』」であり、刀身を根元から先端に向けて手で撫でるような動作をすると、始解の状態に刀身が変化します。

恋次の斬魄刀は始解すると蛇腹式で伸びることができるようになり、恋次の場合は始解の状態で敵と戦うことが多くなっています。伸びた状態で三回ほど攻撃をすると刀身を一度は収納しなければならず、その欠点を一護が見抜きますが、本人もその欠点については熟知しています。

刀でありながら伸ばして相手を絡め取ることもでき、十刃(エスパーダ)のザエルアポロに使いました。

 

阿散井恋次の卍解

名前は「狒狒王蛇尾丸(ひひおうざびまる)」であり、刀身が巨大な蛇になり、恋次の死覇装(しはくしょう)も変化します。

卍解して死覇装まで変化するのは珍しく、一護と恋次、それにルキアくらいでしょう。

この巨大な蛇は多くの靭節を恋次の霊圧によって繋げているため、バラバラになってもすぐに元に戻すことができます。

あまりにも巨大なために最初の頃には扱いにくかったようですが、何度も使うことでうまく動かせるようにはなりましたが、やはり巨大過ぎて動きが遅くなるという欠点を持っています。

基本的に攻撃は物理攻撃であり、体当たりや噛みついて相手にダメージを与えます。

 

阿散井恋次の必殺技

死神でも副隊長はバランス型が重宝されると七番隊副隊長の射場鉄左衛門は言っていますが、恋次は鬼道が得意ではなく、剣戟によって副隊長になったと言えるでしょう。

そのため必殺技も斬魄刀を使用したものになっています。

 

狒牙絶咬(ひがぜっこう)

狒牙絶咬は始解の状態の時に行う必殺技です。

恋次の斬魄刀が始解すると蛇腹で繋がった形状になりますが、狒牙絶咬は刃物部分だけを使って相手を攻撃する技であり、蛇腹が壊れてしまうと刃物を蛇腹から外して浮かせ、その刃物の全てを相手に降り注がせることができます。

攻撃方法としては白哉の千本桜の始解と似ていますが、恋次の場合は一度でも狒牙絶咬を使うと、しばらくは始解と卍解ができなくなるというデメリットがあります。

ただ始解の状態では最大の攻撃技であり、恋次もすぐには始解や卍解ができないのを知っていますが、どうしても相手に大ダメージを与えたい場合に敢えて使っています。

 

狒骨大砲(ひこつたいほう)

これは卍解を行った時の最大の攻撃技になっています。

恋次が卍解して「狒骨大砲」と叫ぶと、巨大な蛇の口から虚(ホロウ)が使う虚閃(セロ)と似た破壊光線のような光線を放ちます。

恋次は一回の攻撃で一度程度しか使わないことが多いため、やはり一護の月牙天衝(げつがてんしょう)のように、自分の霊圧を集めて放っているのでしょう。

一護の場合は隊長クラス以上の霊圧を持っているので何回でも月牙天衝を撃てますが、恋次はそこまで霊圧がまだ高くないため、一発か二発撃つとすぐには撃てなくなってしまうのかもしれません。

 

蛇牙鉄炮(ざがてっぽう)

「狒狒王蛇尾丸」から更にもう一段階ほど卍解の能力を高めた状態で使う必殺技です。

原理は「狒骨大砲」とほとんど同じですが、もう一段階の卍解では巨大な蛇が小さくなって「オロチ王」になり、そのオロチ王を敵に突き立てて霊圧を溜どめ、相手に一気に放出することで敵は消し炭のように殲滅することができます。

狒狒王蛇尾丸に比べると相手に接近して攻撃しなければいけないためにリスクはありますが、その効力は狒骨大砲の比ではないほど強力になっています。

 

阿散井恋次の真の卍解とは!?

実は恋次の卍解である狒狒王蛇尾丸は完全な卍解ではなく、更にもう一段階上の卍解が真の卍解になっています。

名前は「双王蛇尾丸(そうおうざびまる)」と言い、これは王属特務である零番隊の兵主部 一兵衛から真の卍解の名前を聞き、尸魂界を衝撃したユーハバッハの一族に対して使っています。

形状としては右手に直刀の「オロチ王」を持ち、左腕には肩から伸びた「狒狒王」を持つという姿に変化します。

この真の卍解ではオロチ王と狒狒王がそれぞれに攻撃内容が異なっていて、オロチ王は蛇牙鉄炮を使えたり、ノコギリのような形になって敵を切り裂くことができます。

狒狒王の方は前の段階の卍解のように巨大化することができ、物理攻撃によって握り潰すことが可能となります。

 

まとめ

恋次は言葉遣いが荒く、全身に入れ墨を施しているので粗暴な人物だと見られがちになっています。

しかし正義感に溢れ仲間を大事にして、何よりもルキアだけを子供の頃からずっと見ているという純粋な心の持ち主です。

この実直過ぎるためになかなか自分の本心をルキアに伝えることができませんでしたが、最後にはルキアと結婚して一人娘を授かるので、本当に良かったと言えます。