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【ブリーチ】市丸ギンの最後について徹底解説!

この記事では市丸ギンについて詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあてて解説しています。

  • 市丸ギンについて詳しく知りたいかた
  • ギン最後の卍解は??
  • 最後の言葉は!?
  • 乱菊との関係

市丸ギンについて詳しくまとめましたので最後まで読んでいたたら幸いです。

 

市丸ギンについて

護廷十三隊時代は3番隊隊長を務めており、斬魄刀を解放しなくても隊長格と互角以上に戦っていたので、隊長核の中でも上位の実力を持っている人物です。

死神の学校である真央霊術院を一年程度で卒業し、5番隊に加入後すぐさま席官になるなど、早くから頭角を現していました。

10番隊副隊長を務める松本乱菊とは幼なじみ&同期であり、子供時代は一緒に住んでいました。

小説『The Death Save TheStrawberry』によると、両者とも東流魂街出身で、六十二地区の花枯(かがらし)で暮らしており、市丸ギンのお墓を松本が自費で立てたとなっています。

藍染の乱以降は虚圏へと行き、黒崎一護ら尸魂界側とは敵対します。

その後、虚圏が井上織姫を拉致し、一護らが救出に向かった際は、虚圏には残らず、東仙要・藍染と一緒に空座町へ侵攻しました。

そこでは積極的に戦闘には参加せず、傍観者の立場を貫いていましたが、藍染の挑発に乗り、軽率な行動をした猿柿ひよ理には斬魄刀の能力で致命傷を負わせます。

その後は藍染が護廷十三隊を壊滅状態にして尸魂界に侵攻しますが、ギンも同行しています。

 

市丸ギンの性格

市丸ギンはキツネと形容されることから、ずる賢く抜け目ないことが分かります。

また極端に目が細いことも、キツネといわれる理由でしょう。

京都弁を使用し、絶えず笑顔を浮かべていますが、驚いた時には目を開くという特徴があります。

また朽木ルキアから相当嫌われており、ギンも死刑直前の彼女に、「助け出してあげようか」などと甘言を弄して苦しめているので、相性が悪いということもあるでしょうが、市丸ギン元来の性格があまり良くないのかもしれません。

 

市丸ギンの斬魄刀

斬魄刀の名は神槍で、解号は「射殺せ神槍」。

解放すると刀が伸縮自在となるので、不意打ちに向いていますね。

また長さは刀100本程度とされている。

卍解の名前は神殺鎗(かみしにのやり)で、始解と比較して、伸縮スピードと長さが大幅にアップしています。

また伸縮方法は、刀身を一瞬だけ塵へと変化させ、その間に長さを調整する、というものです。

一護戦で使用した技には、神殺鎗舞踏、神殺鎗無踏連刃があります。

伸縮スピードを生かすため、相手に切っ先を向けた神殺鎗を伸ばして攻撃し、相手が回避しても一瞬で元のサイズに戻して、さらに二撃目を放ちます。

一度目の攻撃が神殺鎗舞踏で、二度目の攻撃、すなわち連続攻撃が神殺鎗無踏連刃となっています。

 

市丸ギンが最後に見せた卍解

藍染に対して反旗を翻した後、直前の対戦相手である一護に対して使わなかった、もう一つの技を使用します。

卍解の伸縮方法は刀身を塵へと変えて、瞬時に長さを調整する、というものでしたが、この方法を活用して、相手を貫いた瞬間に塵へと変化させ、一部を刀身へと戻さずに体内へ潜り込ませることが可能です。

刃の内部には細胞を破壊する猛毒が仕込まれているので、相手にとっては致命傷でしょう。

「死せ神殺鎗」という解号で相手の体内に毒を回らせ、細胞を破壊することができます。

崩玉を取り込んだ藍染に対して使用しましたが、残念ながら倒すことは叶わず、そのあとギンは藍染に殺されました。

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市丸ギンと乱菊の関係

お互いに東流魂街出身のギンと乱菊。

子供の頃は一緒に暮らしている時期もあった二人ですが、あることがキッカケでギンは死神を目指すことを決意しました。

その後は乱菊の制止を振り切り、彼女の元から去って瀞霊廷に行き、真央霊術院を卒業して5番隊に入隊します。

そして恐らくは、乱菊もギンを追いかけて瀞霊廷を目指したのでしょう。 

 

市丸ギン本当の目的

ギンが死神になることを決意した理由。

それは、乱菊が藍染によって魂魄の一部を奪われたからです。

崩玉の研究を進めるため、大量の魂魄を必要としていた藍染は、流魂街へと赴いて住民から魂魄を奪っていたようです。

その悪事に乱菊も巻き込まれたようですが、ギンは偶然にも黒幕の正体を掴みます。

そして、大事な存在である乱菊が奪われたものを取り返すため、死神になって藍染に近づこうとしたのでしょう。

詳しいことは何も伝えずに行動していたギン。

藍染戦の直前でギンと乱菊は会話を交わしますが、こんな時でさえ何も説明しません。

乱菊が追いかけてこないように鬼道で行動を縛り、単騎で藍染と戦い玉砕しました。

 

市丸ギンの死亡!?

死神を目指すため乱菊と別れてから、実に100年以上も本心を隠して生きてきたギン。

最後は藍染の手にかかり死んでしまいますが、死に際には乱菊が彼の元に駆け寄り、泣きながら言葉をかけています。

しかし致命傷を負ったギンには、乱菊が何を言っているのかは分かりません。

その時ギンが思うことは、謝っておいて良かった、でした。

これは藍染の乱で、市丸が虚圏へと向かう際に、乱菊へかけた言葉を指していると思われます。

藍染が乱菊たちを殺害しようとギンの傍へ来た時、断界で最後の月牙天衝をマスターした一護が登場します。

一護の強い眼差しを見て、任せて死ねると考えながら息絶えました。

 

最後に市丸ギン名言3選

裏切り者と呼ばれても、乱菊への強い思いから、藍染への復讐、乱菊が奪われたものを取り戻す機会を窺っていたギン。

そんな彼が残した名言をご紹介します。

 

決めたんや。ボク死神になる。死神になって変えたる。乱菊が泣かんでも済むようにしたる。 第48巻

ギンが乱菊の元から去る瞬間の言葉です。

この気持ちを100年以上が経過しても持ち続け、死ぬ間際まで乱菊のことを思っていたのだから、どれほどギンが乱菊のことを愛していたのかが窺えますね。



君が明日蛇となり人を喰らい始めるとして、人を喰らったその口で僕を愛すと咆えたとして、僕は果して今日と同じに君を愛すと言えるだろうか 第47巻

裏切った後も、彼女から愛されていることに嬉しさを感じつつ、もし自分が乱菊の立場なら、同じように愛することができるだろうかと、自問している気がしますね。

ちなみに詩は表紙の人物視点で書かれていると言われています。

いつものようにギンは笑顔を浮かべていますが、心の奥では相当な決意を抱いていたのでしょう。

 

乱菊、あかんかった。結局、乱菊のとられたもん、とり返されへんかった。 第48巻

藍染に敗れて乱菊が駆け寄って来た時のセリフですね。

死期を悟った故の発言ですが、100年以上も取り返すことを目指してきたのだから、どれほど無念なのかは計り知れません。

 

まとめ

今回は市丸ギンの最後について詳しくまとめました。

ギンはとても魅力的なキャラクターであることが分かりましたね。

原作では死亡していますし、仮に原作の続編が始まっても、彼の勇姿を見ることは難しいかもしれません。

しかし乱菊との前日譚は、媒体にかかわらず描かれる日が来ると思います。

その時が来るのを信じて待っていましょう。