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【BLEACH】東仙要は本当に死亡したの!?改めて卍解や必殺技をまとめてみた!

この記事では東仙要について詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあて解説していきます。

  • 東仙要について
  • 東仙要の卍解&必殺技
  • 東仙要の最後について

など東仙要について詳しくまとめていますので最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

東仙要について

東仙は誕生した時から盲目で目が見えないながらも相手の気配や他の五感を使い、九番隊隊長にまで上り詰めた死神です。

目が見えないというハンデを克服するには相当の努力が必要であり、そこには一人の好意を寄せる女性の存在がいました。

その女性は護廷十三隊に入って虚(ホロウ)と戦うことを夢に見ていましたが、結婚した死神の男性が同僚を殺害したことをとがめたため、その男性に殺害されてしまいます。

東仙の元には彼女の斬魄刀だけが残り、東仙は他の死神にはない他人の斬魄刀を使っています。

東仙の教訓は戦いというのは恐ろしいものであり、自分の刀に恐怖しない者は闘う資格が無いというものです。

これはそのまま九番隊の教示になり、副隊長で誰よりも東仙を尊敬している檜佐木修兵は、その教えを誰よりも強く守っていますね。

この目が見えないということから七番隊隊長である狛村左陣に対して外見から特別視するようなことがなく、純粋に死神としての本質を貫く姿に共感して深い友情で繋がっています。

狛村も無益な戦いは好まず、そのような姿勢が東仙と通じるところがあったのでしょう。

東仙は尸魂界の方針には正義が無いというところから尸魂界を裏切り、藍染と同じ道を進むことを決断。

東仙にとっては尸魂界そのものが悪であると考え、その消滅のために死神としての自分を捨て、虚化して護廷十三隊と対決をしています。

この東仙の考え方は親友である狛村も檜佐木も理解できず、複雑な思いの中で決戦を迎えます。

 

東仙要の性格

東仙は常に冷静沈着で、興奮して勢いだけで行動するような性格ではありません。

藍染に従うようになったのも前隊長である六車拳西がいた頃からです。

100年以上も前から尸魂界に異議を感じていたということになるでしょう。

隊長になってからも部下に自分の仕事をやってもらうということがなく、檜佐木もどれだけの仕事をこなしているのか把握していないほどです。

自分が盲目であることを誰よりも強く認識していて、それが自分の弱さであるとも感じています。

決して自分の腕前を過信することがなく、常に死神についての鍛錬は怠りませんが、できるなら死神としての力を使いたくないとも考えているところがあります。

剣技や鬼道系の攻撃を得意にしていますが、攻撃は相手の戦意を喪失するために使っています。

死神代行である黒崎一護が処刑される朽木ルキアを助けるために尸魂界にやってきた時、一護ら一行には殲滅許可が出ていたのですが、目の前に現れた滅却師(クインシー)の石田 雨竜には何もせず、負傷していた雨竜をそのまま救護に回しています。

 

東仙要の斬魄刀

名前は「清虫(すずむし)」です。

鍔の部分にリング状のものが付いているという特徴を持っています。

剣戟に関しては今までの経験と死神としての高い探査能力から、盲目であっても特に問題にはなっていません。

剣技にかけては特に鍛錬を行っていて、鬼道をあまり多様しないため、攻撃する際の中心になっています。

 

東仙要の卍解

名前は「清虫終式(すずむしついしき)・閻魔蟋蟀(えんまこうろぎ)」です。

発動すると自分と相手の周囲に漆黒のドーム状の球体を出現させ、その内部では清虫を持っていない者の五感と、霊圧による探査能力の全てを奪うことができます。

そのため相手は東仙がどこから攻撃を仕掛けてくるのかわからず、何もわからないうちに倒されてしまうということになってしまいます。

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この卍解の能力によって九番隊前隊長の六車拳西は虚化してしまい、十一番隊隊長の更木 剣八と対戦した時も、最初は剣八を翻弄して窮地に陥れました。

しかし相手の能力そのものを封じ込めているわけではなく、しかも東仙の斬魄刀に触れれば全て元に戻るという欠点があるため、相手の感覚を奪う卍解の割に能力があまり高く無いと言えるでしょう。

不意を突いて短時間で決着がつければとても有効的ですが、戦いが長引くと欠点が相手にも判明されてしまう可能性があり、決して最強の卍解とは言えません。

 

東仙要の必殺技

東仙の必殺技は剣技などではなく、見ることができないことで研ぎ澄まされた高い洞察力でしょう。

この洞察力は相手の行動を予測することが可能であり、そのために相手の攻撃を交わせたり防御することができます。

また最小限の攻撃で的確に相手の行動を制圧できるため、東仙が教示としているむやみに戦いを行わないという考え方にも当てはまります。

死神といっても万能ではなく敗れれば死が待っているだけに、この勝つためではなく自分が生き延びる戦い方というのは、東仙だからこその必殺技になっています。

檜佐木 修兵があまり始解をしたがらないのもこの教えからであり、檜佐木の始解の状態である「風死(かぜしに)」は、相手を必要以上に傷つける死の形をしているとして嫌っています。

 

東仙要虚化ってなに!?

元から内に虚の力を持っている死神は黒崎一護のように偶発的に発生することがありましたが、本来は死神と虚は相容れぬ存在でした。

それが前十二番隊隊長で初代技術開発局局長である浦原喜助が死神と虚の境界を取り除く崩玉(ほうぎょく)を開発したことで、死神に虚の力を融合することが可能になります。

この崩玉は虚を一段階高める破面(アランカル)にすることもできるようになり、この能力によって藍染は多数のアランカルを発生しています。

東仙の場合は自分に虚の能力を融合することを選択し、藍染が空座町を襲撃した時には虚化した姿になりました。

虚化すると死神では出せなかった爆発的な力を使うことができるようになり、五感の能力も高められるので東仙も目が見えるようになります。

ただし虚化すると攻撃性や残虐性が増してしまうため、東仙の場合は親友である狛村の姿を見て罵り、今まででは考えられないような言動を取るようになりました。

黒崎一護も訓練を積んで自我を保てるようになるまでは好戦的で残虐な性格になってしまい、これは死神が虚化すると起きる代償と言えるでしょう。

そして虚化すると二度と純粋な死神に戻ることができなくなるため、簡単に虚化はできないという問題を持っています。

 

東仙要本当に死亡したのか!?

東仙は藍染と共に空座町に来襲してきた時、親友であった狛村と東仙を誰よりも尊敬していた檜佐木と戦っています。

最初は虚化したことで今までにはなかった虚としての攻撃方法を習得できたため、二人がかりで向かいますが手も足も出ませんでした。

この虚化によって東仙はそれまでの洞察力や探査能力を使った攻撃ではなく、直接の目視による攻撃が可能になります。

本来であれば元からあった洞察力と目視による攻撃をできるようになるので攻撃力が高まって当然なのですが、ここでそれまで一度も自分の目で見ることができなかったのが急に見えるようになったため、東仙にそれまでなかった「興奮」という感覚を生じさせてしまいます。

気分が高揚したために冷静な判断力を失ってしまい、それまでは絶対に自分の背後を相手に取られることがなかったのですが、後ろに回り込まれた檜佐木の斬魄刀を喉に受けてしまいます。

このことによって呼吸困難になり、東仙は絶命して肉体を維持することができずに破裂してしまいました。

死神が死亡すると魂魄が肉体を維持できなくなるので、灰のようになったり消滅したりします。

東仙は破裂しましたがこれも死神の死の一種であり、東仙は完全に死亡したと言って間違いないでしょう。

 

まとめ

今回は東仙要について詳しくまとめました。

東仙は死神として余計な考え方をしていなければストイックであり、思慮深く冷静な判断ができるので、いい隊長になっていたでしょう。

残念だったのは好意を抱いていた女性が不遇な死亡をしたためであり、この出来事が東仙を変えてしまいました。

ただ東仙の正しい考え方の部分については檜佐木がしっかりと踏襲しているので、これからもその考え方だけは残って行ってくれるはずです。