キングダム

【キングダム】蒙武の戦闘能力&今後について考察してみた!

この記事では蒙武について詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあてて解説していきます。

  • 蒙武について
  • 蒙武の戦闘能力&弱点
  • 今後の蒙武について考察!

など蒙武について詳しくまとめていますので、最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

蒙武について

キングダムの初期において王都奪還の首謀者であった呂不韋ですが、その呂不韋の側近として呂不韋四柱がいました。

に総司令になる昌平君、圧倒的な武力を誇る蒙武、外交で活躍する蔡沢、法の番人の李斯です。ものすごいメンバーですね。

今回のテーマはその中の一人、蒙武です。

蒙武は蒙家の将軍で、父が蒙驁、息子に蒙恬、蒙毅がいます。

親子三代で始皇帝に仕え、このメンツを輩出した蒙家はとても優秀な名家であったことがわかりますね。

蒙武は圧倒的に攻勢に特化した性質をもっており、まさに攻めこそ最大の防御を地で行く武将です。「戦いに攻も守も無い。あるのは目の前の敵を打ち砕くこと」との発言が物語っていますね。

蒙武将軍は史実にもしっかりと登場してくる人物です。

先に書いた蒙家のキャラクターは皆史実に残っている人物です。

キングダムの漫画では、かなり初期から出てくる蒙武ですが、史実での登場は比較的遅いです。

紀元前224年、中華統一3年前に蒙武は王翦の副官として李信と蒙恬を撃破して、秦の函谷関まで攻め込んだ楚の項燕討伐の為に出陣しています。

秦は60万の大軍を率いて楚を蹂躙しつつ進んだので、項燕は勝てず自殺しました。

翌、紀元前223年には、蒙武は再び王翦の副官として出陣して、楚を攻め楚王の負芻を捕えて楚を滅ぼしました。

たったこれだけの記述なのですが、いずれの戦場でも王翦の副官です。元々王翦の下についていた将軍だったのでしょうかね。

 

蒙武の性格

蒙武将軍はまずは大の自信家と言えます。

自身の武力の高さは照王時代の六大将軍にも劣っていないとの自信から、秦王政に六大将軍の復活を進言します。

ちろん、実力が伴っていないわけではなく六将であった王騎将軍からもその実力は認められています。

また、自信が行き過ぎ過信となることで、馬陽の戦いで大きな被害を出してしまうこともありました。

次に蒙武将軍は猪突猛進なイノシシのような性格であります。

これは戦闘スタイルから明らかですね。

敵の策など突進で蹴散らすというチートのような武力を持っているため、策を用いることはほとんどなくとにかく攻め一辺倒の真っ直ぐな性格をしています。

父親のこのような姿を見ているからか息子の蒙恬はとても飄々とした柔軟な性格となっているのも面白いですね。

 

蒙武の過去

蒙武将軍は幼少期より昌平君と幼馴染でライバルでありました。

幼少期より武芸の訓練を一緒に行っており当時は昌平君の方が強かったとの記述もあります。

昌平君は武力も知力も並はずれており今後の展開の伏線となっていますね。

昌平君に関しては「【キングダム】昌平君の戦闘能力&弱点を詳しくまとめてみた!」で詳しくまとめていますのでそちらをご覧ください。

そして、現在は秦王政のもと将軍として戦場に立っていますが、先述したように元々呂不韋の四柱の一人でした。

ただ史実ではこのような四柱の存在について書かれていることはないので蒙武がどのような過去を持っているのかはこれ以上はあまりわかっていないですね。

 

蒙武の戦闘能力

蒙武の戦闘スタイルは自身の武力を持って先頭に立ち士気を高めた兵で一気に突進して押しつぶしていく力押しです。

その戦いのスタイルは昌平君や王騎将軍から「策も何もあったものではない」と言わせるほどで、策を弄しても圧倒的な武力で策ごと葬り去るほどです。

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ただし、軍への理解がないわけではなく兵の士気を上げるために戦の実践の場で練兵を行うなども行っており、自身の武力だけを考えている脳筋の側面だけではないです。

自身の武力のみでいうとキングダムには龐煖というチートレベルの化物がいますが、それに次ぐ武力を持っていると言われています。

一騎打ちとして印象深いのが楚の汗明との戦いです。汗明将軍は自身で中華最強、通算百城陥落、秦の六大将軍の王齕にも手傷を負わせて敗走させたと吹いています。

とても自信家ですね。

自信家…蒙武と通じるところがありますね。

その力自慢の二人が対決するので盛り上がりました。怪力自慢の二人の対決ですので、それは壮絶でした。

汗明の飛び散った錘の破片が周囲の兵士に当たり、殺傷してしまうという迷惑極まりない戦いとなっていました。

その怪力対決を制したのが蒙武将軍であり一騎打ちでの強さも証明された格好となっています。

 

蒙武の魅力とは!?

蒙武の魅力はその圧倒的な武力と、猪突猛進具合にあるのではないでしょうか。

策を用いてそれがはまった時、読者として気持ちがよいのですが、蒙武将軍のように敵が策を弄したところでそれを凌駕する突進をみせ蹴散らす姿は爽快以外の言葉が見つかりません。

また一騎打ちでの強さも際立ちます。

先述した楚の汗明との戦いでは途中に腕をへし折られてしまいます。

もうダメかと思ったのですが、これに奮起した蒙武はここから巻き返し撃殺してしまうのです。

この最期まであきらめず自身を奮い立たせて逆転勝ちをしてしまう姿は、まさにジャンプ魂が受け継がれていると言えますね。

劣勢からの逆転ほど興奮するものはないのです。

キングダムと言う作品自体が常にピンチの連続でそれをひっくり返す逆転劇が爽快なマンガですので原先生の手腕には毎度驚かせられますね。

 

蒙武に弱点はあるのか!?

蒙武の弱点は自身への過信と、猪突猛進な性格にあります。

これらがよい方向へ作用することもあるのですが、実力者と対峙した場合は罠にかかってしまい壊滅的な被害となることもあります。

馬陽の戦いで王騎将軍の副将として参戦していた蒙武ですが、序盤はその圧倒的な武力により優勢に戦いを進めていきます。

終盤に差し迫ってきた時に王騎より「追撃は本陣の旗が見える範囲までにしてください」との指示を受けます。

また、敵の罠もあることも王騎将軍は忠告していました。

しかし、蒙武はその忠告を無視する形で無謀な追撃を行い、趙荘の策に陥ってしまって壊滅的な被害を負ってしまうのです。

これこそ蒙武の最大の弱点と言えます。

 

今後の蒙武について考察してみた!

蒙武将軍は、昌平君と幼馴染でありライバルと書きましたがこれが今後の展開の大きな伏線となっていると考えられます。

史実では昌平君は元々楚からの人質として秦へ来ていました。

そして、紀元前226年に秦を去ることになります。

して、楚に戻り楚の王に即位し秦と敵対することとなります。

ですので、キングダムの中でもラスボス的な存在として秦の前に立ちはだかることが予想されています。

昌平君は秦の軍総司令であり軍の内部に精通しており全てを把握していることからこれほどの強敵は存在しないためラスボスとしてこれほどの適任はいません。

そして、その昌平君と幼馴染でライバルであった蒙武将軍との戦いとなるとこれほど盛り上がるシチュエーションはないのではないかと思います。

考えるだけでも胸熱ですね。

そのことから、それまでに蒙武将軍が死ぬことはなく、戦場で活躍を続けることでしょう。

 

まとめ

蒙武将軍について書いてきましたが、キングダムのキャラクターはとても個性的で何かに振り切ったユニークなキャラクターが多く登場しますが蒙武将軍はその武力と猪突猛進具合に振り切っていますね。

戦場ではその脆さを露呈してしまうこともあるのですが、武力による圧倒的な強さはとても爽快で見ていて気持ちがいいです。今後も活躍を期待したいです。

また、息子も蒙恬もしっかりと成長してきており信や王賁たちと切磋琢磨して活躍を見せています。

ですので、親子で一緒に戦う姿を見てみたいと期待せずにはいられませんね。

蒙武将軍は今後も中心キャラクターとして残っていくはずですので活躍を楽しみにしたいと思います。