刃牙道

【刃牙道】範馬刃牙の必殺技を詳しくまとめてみた!

この記事では範馬刃牙の必殺技について詳しくまとめています。

刃牙の必殺技を知りたい方は最後まで読んでいただいたら幸いです。

範馬刃牙のプロフィール

刃牙シリーズの主人公。

身長168cm、体重76kgと格闘士としては小柄ながら弱冠18歳の高校生で東京ドーム地下闘技場のチャンピオン。

「地上最強のガキ」と称されています。

父は「地上最強の生物」と言われる範馬勇次郎で、最強である父を超えることのみを目指しています。

範馬勇次郎に対し「仮にあなたがこの世で1番弱い生き物だったとするなら、俺は2番目に弱い生き物でいい」と言い放ったこの言葉が刃牙の想いを如実に表しています。

 

範馬刃牙の使用技

 

金的蹴り


男性にとってまさしく急所である金的を思い切り蹴り上げる技。

「最大トーナメント編」における2回戦の対戦相手ズールや「神の子激突編」におけるマホメド・アライJr.との闘いでも披露しています。

この金的蹴りはいきなり!蹴っ飛ばすのがコツみたいですね。

また刃牙自身も「最大トーナメント編」で3回戦の猪狩完至から金的蹴りをおみまいされてしまっています。

痛ってぇ~!!!

ツッ!!ツッ!!

 

脳内麻薬

エンドルフィンという脳内にあるホルモンで、範馬刃牙はこのエンドルフィンの分泌をコントロールすることにより肉体的苦痛などを取り払う技。

ある種の高揚感を醸しだし、ピンチを脱したり、自身を活性化してみたりと闘いのシーンごとにこの脳内麻薬ことエンドルフィンを使っています。

エンドルフィンの分泌コントロールを体得したのは岐阜県飛騨山中にて修行を行った際で、これ以降度々使用することとなります。

この時は刃牙はまだ中学生の時と思われ、本当に恐ろしい身体能力を持つガキだったんですね。

 

0.5秒の無意識

「監獄バトル編」でビスケット・オリパとの闘いで使用した技。

この0.5秒の無意識が果たして技といえるかどうかなんてそんなことはどうでもいいような究極のテクニックと思えます。

人間が動作をするのにどうしても必要な最小限の時間さえ刃牙は凌駕してしまう。

そこのところがものすごいです。

またそこに注目をし、0.5秒の無意識を活用できるところが天才だっ!さすが範馬勇次郎の倅で、「範馬の血」を継ぎしもの。

 


リアルシャドー


こんなことかできたならどんな強い相手でも必ず倒すことができるのだろう、思わず「うん、うん」と頷いてしまうような究極のトレーニング方法がリアルシャドーです。

刃牙は尋常ではありえないような「思い込み」をすることで対戦相手をイメージし、実際に闘いを行うのと同様な体感をするリアルシャドーは相手の全てをあらかじめ予想しえるものです。

「最大トーナメント編」準決勝で烈海王との一戦を前にこのリアルシャドーで烈海王と闘い、勝利をしてから臨んだこの一戦。

刃牙の本気を引き出したのは烈海王の強さがホンモノだからこそ。

この闘いで烈海王は刃牙に敗れますが「範馬の血」の恐ろしさを、垣間見た瞬間でした。

 

範馬刃牙の必殺技


剛体術

「地下闘技場編」における鎬紅葉戦で使用したこの技は刃牙がシリーズで初めて「怒り」を込めた必殺技。

意を決して勝負をかけるという意味の言葉に「乾坤一擲」がありますが、まさしくそれがぴったりの剛体術。

関節という人体の緩衝材を全て固定し、己の全体重をかけて打ち込むこの必殺技は対戦者に大きなダメージを与えることができます。

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刃牙と紅葉が対戦する直前、刃牙が剛体術を使用することを予告し、それを聞いた父範馬勇次郎が紅葉に言った「おめぇ、負けるぜ」。

剛体術が完全に決まったなら対戦相手にあるのは敗北のみ、を如実に表現しているセリフです。

それにしても敗れた鎬紅葉は胃が破れてしまい、「ダブルのやぶれ」となりました。


虎王

必殺技「虎王」。

これはな、なんと刃牙シリーズオリジナルではない必殺技です。

板垣恵介作画、原作夢枕獏の「飢狼伝」において、武宮流の藤巻十三が必殺技としているもの。

使用する際、板垣先生が特別に夢枕獏さんに了解をいただいて実現した刃牙シリーズでの虎王の使用。

きっと板垣恵介が大好きな必殺技なんでしょう。

この虎王で範馬刃牙は「幼年編」のラストあたりで地下闘技場の支配人である徳川光成邸の親衛隊長、加納秀明を切って落とします。

びっくりしたのは「範馬刃牙」にて父範馬勇次郎にも虎王を仕掛けていること!やっぱり板垣恵介は虎王には特別の気持ちがこもっているんですね。

この技はその名のごとく虎の顎をイメージし上顎と下顎でかますように相手の首を足を挟み込み、左からの猛烈な膝蹴りを相手の顎に向けて放つもの。

そして、その後倒れる相手の左関節を外す腕固めをして倒す古流武術の必殺技で、武宮流の秘技中の秘技です。

ちなみにこの虎王を飢狼伝では主人公の丹波文七も使用し、北辰館の猛者堤城平を見事破っています。

範馬刃牙が父範馬勇次郎に使用したシーンと丹波が堤城平に使用したシーンは同じくらい迫力がありました。


鞭打



範馬勇次郎いわく「しょせん女子供の護身技」の鞭打(べんだと読みます)。

範馬勇次郎は息子である範馬刃牙にかなり幼い頃、習得させている技ゆえにそういった例えをしているでしょう。

しかしながらその威力たるや「痛みそのもの」。

 

 

脱力を応用し、腕を鞭のようにしならせて放つこの技に弱点は見つかりません。

そして、鞭打の狙いは皮膚。

だからどこに放っても当たればその痛みたるやマックスに感じる究極のビンタともいえます。

「最凶死刑囚編」で死刑囚柳龍光が見せるこの技はとっくの昔に刃牙はマスターしていて、柳が放つことがなければその技そのものを忘れていたほど。

どや顔の柳龍光に刃牙から範馬勇次郎の決めセリフ「あほぅがぁ~」を言わせたい。

 


ゴキブリダッシュ

刃牙自身「究極の脱力」から見い出した技がこのゴキブリダッシュ。

「範馬刃牙・地上最強の親子喧嘩編」にて柴千春に対してお披露目したこの技こそ、必殺中の必殺技と断言できます。

なんと柴の放つ眼突きを自らが当てに行くというSFのような快挙を成功させてしまうのだから。

究極の脱力とゴキブリの「初速=最速」の歩行スタイルからヒントを得たゴキブリダッシュ。

ちょっとネーミングに難があると思えるけれど、範馬勇次郎にだって使用は不可能じゃなかろうか?

でも「消力」を難なくパクッてしまった勇次郎だから...。

 


トリケラトプス拳

「野人戦争編」で披露したトリケラトプス拳。

ここまでやるともう笑うしかありませんって感じですが、板垣先生が書いてしまえばなんとなく納得できてしまうのが不思議です。

動物の動作やスタイルをパクる中国拳法の「象形拳」とリアルシャドーを応用したトリケラトプス拳は範馬勇次郎をも驚愕させた突進力でした。


しっかし刃牙って器用な奴やなぁ。

 

まとめ

今回は範馬刃牙の必殺技について詳しくまとめました。

対戦する相手全ての技はそれぞれ威力やキレの差はあるけけれど皆、必殺技です。

それをことごとく闘うとパクり、へたすれば観るだけでパクれる。

本当に天才という言葉しか見当たらない才能の持ち主なんだな、とつくづく思います。

「最大トーナメント編」決勝でジャック・ハンマーと刃牙との一戦で鎬昴昇が言う「天才が!」はそれを如実に言い表しているセリフだと思うのです。

そしてオリジナルでもそう。

ゴキブリに自己最強の技を見い出すなんて面白すぎる!

今度はどんな必殺技を披露してくれるのか!?