進撃の巨人

【進撃の巨人】アニ名言&名シーン9選!

この記事ではアニの名言を詳しくまとめました。

アニは8巻で水晶体に包まれることで、死亡はしていないながらも、ずっと眠ったままとなっているため、名言の多くは、最初から8巻にほとんどが集められています。

現在、連載中の場面でもまだ眠ったままですが、復活の期待をしても良い状況になってきたので、アニの復活を希望しながら、アニの発言を復習していきたいと思います。

 

アニ・レオンハートの名言集9選

何が名誉マーレ人だ!!選ばれし戦士だ!!マーレもエルディアも全部クソッたれだ!!

24巻96話「希望の扉」の回でのセリフです。

マーレ編に入り、アニやライナーらが戦士に選ばれ、パラディ島に潜入した場面です。

潜入直後、不意に出くわした無垢の巨人にマルセルを喰われてしまったアニ達。

アニは作戦失敗と判断しマーレに戻ることを提案しますが、自分のせいでマルセルを失ったライナーは島に留まり作戦を続行することを強要します。

その時にライナーを蹴り飛ばしボコボコにしながら言ったセリフです。

大義名分を掲げて、自分の保身や権利のみを大事にする世界に対してクソッたれと言ったセリフで、それはマーレもエルディアも同じだと言う心情を吐き出しています。

 

なぜかこの世界に対抗する力を高めたものほど巨人から離れられる

4巻17話「武力幻想」の回でのセリフで、訓練兵時代の対人格闘術の訓練の場面でエレンに対して言ったセリフです。

対人格闘術は成績に反映される点数としては低く、憲兵団になるには点数の高い立体起動装置の訓練が重要だと言います。

そして上記のセリフを言いました。

これに続いて『どうしてこんな茶番になると思う?』とエレンに問いかけ、『それが人の本質だからでは?』と投げかけます。

矛盾した仕組みは、人の持つ本質が招いていると言っているのです。

確かに、巨人と戦うための技術である立体起動装置の成績が良い兵士ほど、内地の巨人がいないところに配属されるしくみは茶番ですよね。

 

私の父もあんたらと同じで…何か現実離れした理想に酔いしれてばかりいた…

先ほどのセリフと同じ場面で、続くセリフです。

エレンを自分の父親と重ねて、そんな思想を冷めた目で見ていたことを語っています。

アニは現実的に世界を見ており、父親やエレンの理想は、人間の本質や世界の現状と相反していると考えていることが分かります。

ここで気になるのは、アニの父親が世界に対してどのような理想を持ち、それをアニに託していたのかが気になるところです。

現在もその辺りの詳細は描かれていませんが、今後、アニの復活と共に明らかになると嬉しいですね。

 

そんなにこの技が気に入ったんなら教えてあげてもいいけど?

同じく、17話収録のセリフ。

アニの格闘術を見よう見まねで体現したエレンに対して言ったセリフで、少し嬉しそうな表情をしながら言っています。

アニは、父親の思想には共感できませんでしたが、身に着けた格闘術は彼女を支えになっていて、身に付ける過程で、父親に認められた経験が心に残っていることが伝わるシーンです。

アニが優しい表情を見せる数少ない場面でもあります。

ちなみに、エレンはこの申し出を断り、アニに「遠慮しなくていいって」と蹴られているオチでこの回の幕引きとなります。

 

あんたらみたいな「良い人」が体制を占めちまったらそれこそおしまいだと思うね

8巻31話「微笑み」の回でのセリフ。

憲兵団に所属したアニが、同期の憲兵団新兵であるマルロに対して言ったセリフです。

腐敗した憲兵団を変えていく志を持ったマルロに対して言い放った場面で、アニの人間に対する考え方が描かれています。

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端的に言うと、正しいことを言う人は正しい人だが少数派でそれに対して、マルロが言うような悪いヤツは実際悪いヤツだが大多数を占める…つまりそれは普通の人間だ…ということを言っています。

そして、その多数派の人間の性質こそが、人間の本質であると言っています。

含蓄のある名言ですね。

しかしながら、この時、アニは「普段喋らないヤツが一度しゃべりだすと…」と同期からディスられています。

 

ごめんなさい… ごめんなさい…

4巻18話「今、何をすべきか」収録回のセリフです。

ウォール・ローゼ掃討作戦後、死体の始末をしながら、死んだ兵士たちに対して、独り言のように言ったセリフ。

このセリフは何に対して謝罪をしているのか読者にさまざまな想像をさせましたが、後に女型の巨人の正体であることが判明したことで、その理由が明らかになりました。

また、マーレ編を読むことで、どのような経緯で壁内に侵入し兵士になり、この場面につながるのかが明らかになるとアニの心情がよく分かるようになります。

マーレ編は23巻からで、24巻に詳細が描かれています。

また、この回でマルコが死亡しているのが発見されており、そのこととアニの関りが後に明らかになるのが見どころでもあります。

 

あんなみたいな勇敢な死に急ぎ野郎には…きっとか弱い乙女の気持ちなんて

8巻31話「微笑み」の場面で、アニがアルミンの誘いに乗り、エレンらと合流したところです。

エレンは壁外調査の失敗を受け、身柄を王都に召集されることになりました。

王都に向かうため、エレンら調査兵団はウォール・シーナ内のストヘス区を通りますが、その際、アルミンはアニに接触し、エレンの逃亡を手伝うよう持ち掛けます。

交渉の末、アニはアルミンに協力することにします。

しばらく歩いたのち、地下道を通ろうとしますが、アニはそれを拒絶してエレンに対して言ったセリフです。

この時の、アルミンら調査兵団がアニの正体に目星をつけ、地下に誘導しようとする作戦と、その危険を察知したアニのやりとりは秀逸です。

この地下に行かない理由にならないセリフを言った時点で、正体がばれていることを悟っていたのかもしれませんね。

 

まったく…傷つくよ一体…いつからアルミン…あんたは私をそんな目で見るようになったの?

同じく31話の場面でのセリフです。

地下道へ入ることを拒んだことで、状況は一気に緊張状態になります。

そして、疑惑の目を向けるアルミンに対して言ったセリフがこれです。

このセリフに対してアルミンは一つずつアニに問いただしていきますが、話すにつれてアニが女型の巨人であるということが確実になっていく緊迫した場面です。

 

アルミン…私があんたの いい人でよかったね

ミカサに女型の巨人と呼ばれたことで表情を変え、アルミンに対して言ったセリフ。

ニチッっと擬音を出し口元がアップになった描写は鳥肌ものです。

そして、アルミンの提案に敢えて乗りながら、アニの作戦はここから始まります…。

 

まとめ

今回は、アニの名言を振り返り詳しくまとめました。

直近では、長い間水晶体に包まれ眠っている状態が続いていましたが、アルミンがそんなアニに接触するシーンが出てきて、復活の可能性も十分に考えられる展開になってきました。

アニは、エレンやライナーとは違い、世界を冷めた目で見ているような発言が多く、また現実的な考え方をもっているような印象があります。

そんなアニが復活をして物語に影響を与える展開を期待してしまいます。

また、アニのアイデンティティを支える父から教わった格闘術を身に着けた詳しい経緯や幼少の頃のエピソードが見られるとうれしいですね。