進撃の巨人

【進撃の巨人】故郷ラカゴ村を滅ぼされたコニー・スプリンガー!故郷を失った理由や兵器について徹底解説!

この記事ではコニーについて詳しくまとめています。

110話でついにラカゴ村を巨人にした兵器について判明しました。

  • なんの目的でやったのか??
  • 誰が巨人に変えたのか??
  • どんな兵器を使ったのか??

について詳しく解説していきますので、最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

コニー・スプリンガーについて

  • 身長:158㎝
  • 体重:58㎏
  • 誕生日:5月2日
  • 出身地:ウォール・ローゼ南区ラカゴ村
  • 所属:調査兵団
  • 声優:下野紘

 

コニー・スプリンガーはウォール・ローゼ南のラカゴ村出身の兵士です。

主人公のエレンと同期の104期訓練兵で、訓練兵卒業成績を8番で卒業した逸材です。

自他共に認める頭の悪いキャラクターですので、8番で卒業したのは得意な「小回りのきく立体起動」が評価されたためです。

坊主頭の小柄なところが特徴のキャラクターでしたが、マーレ襲撃時には背が伸びています。

当初は、憲兵団に入団しようと考えていましたが、エレンやジャンの言葉に影響されて調査兵団に入団しました。

調査兵団に入団後は数々の修羅場を潜り抜けて、現在も生き残っている精鋭の兵士です。

現在は、サシャの死の原因となったエレンに対して不信感を抱いています。

 

コニーの性格

コニーは頭の悪いキャラクターとして扱われ、言動もそう思われる描写がとても多いです。

訓練兵時代は、よくサシャとコンビでアホなことをして教官に怒られていました。

教官からは、「小回りのきく立体起動が得意である反面、作戦の理解力に乏しく、誤認することが多々ある」と評されています。

故郷の村でも、チビであることや頭が悪いことを馬鹿にされていたようで、それを見返すために兵士に志願したとの発言もしています。

ここまでは、性格というよりも性質・能力と言った方がいいかもしれませんが、作中でもあまり触れられることのないコニーの性格について考察していきたいと思います。

コニーの性格としては、「単純バカ」と表現するのがしっくりくるかもしれません。

頭が悪いということではなく「素直」ということで、「純粋」といってもいいかもしれませんね。

根拠として、初めは憲兵団に入ろうとしていましたが、エレンの言葉を機に調査兵団に入ると言ったり、ジャンの行動に影響を受けて調査兵団に入ることを決意したりした節があります。

流されやすいとも言えるかもしれませんが、決して悪い方向に流されるのではなく、良い方向に流されていくタイプの人物です。

その為、出来事に対して裏を勘繰ることはなく、そのまま捉えるタイプとも言えます。

 

コニーの親友

コニーの交友関係については、明確に記されているわけではありませんが、主に104期生の10番以内で卒業したメンバーやその周りにいる同期と一緒にいることが多いです。

その中でも、コニーが「特別な存在」という人物は2人います。

1人はジャンで、もう1人はサシャです。

理由は、同期で調査兵団に入団し、共に死線を潜り抜け生き残ってきた同志であるからです。

そうなると現在生き残っている、エレンやミカサ、アルミン、ヒストリアなども当てはまりますが、彼らは、巨人化の能力を有していたり、特別な力があったり、特別な血を引いていたりします。

そのため「普通の人間」でありながら、同じ境遇であるこの2人はコニーにとって特別な存在なのでしょう。

さらに言うならば、同じ狩猟民族で出身地も近いサシャのことは「双子のような存在」と言っており、より特別な存在といえます。

 

コニーが調査兵団に入った理由

結論から言うとはっきりとした理由は明示されていません。

コニーは調査兵団の新兵勧誘式で、流されるように入団しています。

その証拠に勧誘式の際、『そうだ…オレは元々…憲兵になるために村を出たんだ… ……母ちゃん喜ぶぞ… 憲兵になったら 村のみんなもオレを見直す』と言いながら、巨人の恐怖を思い出しています。

それでも調査兵団に入団を志したのは、エレンが解散式の夜に言った言葉の影響を受けたためです。

さらには、ウォール・ローゼ襲撃によって巨人の恐怖を目の当たりにしたコニーですが、ジャンの調査兵団入団にも影響されたように思われます。

 

コニーの壮絶な過去

物語中で、コニーの出身地であるラカゴ村が巨人により滅ぼされた場面があります。

当初は、ウォール・ローゼ内に巨人が発生したことで、ラカゴ村が巨人の襲撃にによって滅ぼされたように思われました。

実際は、村の住人を巨人化させられていたことで故郷を失っていたという衝撃の事実が明らかになります。

その伏線となるシーンで、コニーが村に駆け付けた際、住人の死体(巨人に喰われたあと)がまったく見つからなかったことに加えて、コニーの家であおむけになった状態で動けずにいた巨人がコニーの母親に似ていた場面があります。

さらに、その巨人はコニーを見て「オアエリ(おかえり)」と発声しており、コニーは巨人を「母ちゃんに似ている」と勘づきます。

しかし、その様子を見た真相を知るライナーによってその疑念はかき消され、コニーが同期に勘づいたことを打ち明けようとした際には、混乱を懸念したユミルによってうやむやにされます。

いずれにしても、人間が巨人化する事実が明らかになり、状況証拠も整う中でコニーの出身地ラカゴ村は、何者かによって巨人に変えられてしまうのです。

 

コニーの故郷ラカゴ村の住人を巨人にした人物は!?


さて、ラカゴ村を巨人にした人物は誰でしょうか??それはジーク・イェーガーです。

ジークはエレンの異母兄弟で兄にあたります。

ラカゴ村滅亡時に登場した謎の巨人(獣の巨人)の正体であり、エレン達の住む壁内の人類を攻撃しに来たことが明らかになります。

現在では、パラディ島の外の大陸の国・マーレの戦士長で獣の巨人の力を持つ人物ということが明らかになっています

さらには、ラカゴ村を滅ぼした張本人である一方「真のエルディア復権派と言っており、今後、ジークの真の目的は何なのかが注目されます。

 

ラカゴ村の住人を巨人化した目的

目的はなんだったのでしょうか。

それは威力偵察の為です。

マーレがパラディ島を攻め、始祖の巨人を奪還するにあたり、パラディ島内の戦力を見極めるために、パラディ島内の村人を巨人化し戦われることで偵察を図る目的で、ラカゴ村の住人を巨人化させたのです。

そして、偶然にもその村がコニーの故郷だったのです。

威力偵察にあたり、調査兵団ナンバー2のミケを殺し、持っていた立体起動装置を奪います。

 

ラカゴ村の住人を巨人にした兵器とは!?

ガス兵器です。

新たに明らかになった事実として、長年謎のままであったラカゴ村の住人を巨人にした方法がガス兵器によるものだと分かりました。

読者からはいろいろな予想がされていましたが、ガス兵器という回答を以って伏線回収完了となりますね。

パラディ島勢力と合流したジークがリヴァイに話した内容によると、エルディア人は、ジークの脊髄液を含んだ成分をわずかでも摂取すると、ジークが操ることのできる巨人になるようで、その成分をガス化したものを村に飛散させ、ラカゴ村の住人を巨人化したようです。

 

まとめ

今回は、コニーと故郷ラカゴ村に焦点を当てて解説しました。

故郷を奪ったジークを恨み、サシャ死亡の原因となったエレンに不信感を抱くコニーは今後どのような役割をもって物語に関わっていくのかが注目されます。

また、主要キャラがどんどんと死亡するこの作品で、最期まで生き残るのか、死亡する展開の場合はどのような状況でそうなってしまうのかも気になりますね。

また、物語に重要な謎を持たせたラカゴ村の滅亡は、「人間が巨人化する」ことと「ジークの巨人」という事実が明らかになることで重要な役割を持つことになりました。

ラカゴ村が滅んだ場面はコミックス9巻に収録されていますので、そちらも併せてご確認ください。