キングダム

【キングダム】ランカイは何者!?改めてランカイについてまとめてみた!

この記事ではランカイについて詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあてて解説していきます。

  • ランカイについて
  • ランカイの戦闘能力 &弱点
  • 今後のランカイについて考察!

などランカイについて詳しくまとめていますので、最後まで読んでていただいたら幸いです。

 

ランカイについて

春秋戦国時代に秦が他国を平定していってあの広大な中国を初めて一つにまとめ上げていく秦の始皇帝の時代の話ですね。

秦の武将もとても魅力的だし、敵国の武将もとても強く一人一人がとても魅力的に描かれています。

また、その時代の7カ国の以外の山界の民など部族まで超えて本当に多種多様なキャラクターが出てきます。

そんなキングダムの中で、一度読んだら絶対に忘れることはないキャラクターの一人であると断言できるキャラクターがいます。

それが、ランカイです。

ランカイは後に秦の始皇帝となる政から王座を奪おうとする弟の成蟜の側近として登場します。

常識はずれの巨体と怪力を持っており、成蟜の命令には絶対服従する家来のような存在です。

その様はまるでペットとでもいえるような印象さえ受けます。

ランカイは珍種の猿の赤子として成蟜に買われて、調教されたのでペットのような主従関係があったのは間違いないのですけどね。

ランカイは成蟜の調教により言葉がなくとも成蟜の意をくみ動きます。

初登場はキングダムの第1巻で、成蟜が兄の政の首がとれていないことに対して機嫌をわるくしており部下に詰め寄ります。

そして、もうすぐ首を持ち帰るはずとの発言に「はずとはなんだ」とさらに詰め寄るとランカイは成蟜の機嫌を察しその者の頭を鷲掴みにしてさらに脅しを加えていきます。

ここは竭が場を収めたためひねりつぶすことはなかったですがあと少し遅ければ頭がつぶされていたでしょう。

また、成蟜とランカイがその竭の邸宅を訪れた際の振る舞いがこのランカイの凶暴性を読者の脳裏に焼き付けたと言えます。

竭の邸宅を訪れた成蟜は竭に対し竭が自分たちをよく思っていないことを指摘、呂氏による後ろ盾があってこその地位であることを認めます。

呂氏は一介の商人でありながら一気に丞相まで駆け上がってたいしたものであるとも発言します。

そして、その場へ敦という兵士を呼び寄せます。

その敦は工人の家の出で口減らしのために親に捨てられましたが剣と筆の才で自分に侍るまでになって、自分を捨てた親に仕送りをする、底辺から這い上がった者だと言い、指をならします。

それに反応しランカイが敦を一撃で壁に叩きつけて圧死させます。

成蟜は身分の低いものが高貴な自分の近くにいるだけで我慢ならない、政の母親も舞子であり我慢ならない、呂氏に代わり竭に政を討ち一国を好きにするようつたえます。

このシーンでのランカイはもはや人間の所業ではなくまさに化物の類として記憶に刻まれました。

そして、指を鳴らすだけで成蟜の意をくむことができるほどランカイが成蟜を理解しているともいえます。

政が王宮を奪還し成蟜が敗北した際に、ランカイは楊端和率いる山の民に引き取られることとなります。

そしてその後は山の民の戦士として楊端和軍の一員として戦場に登場しています。

キングダムは史実に基づいてストーリー展開がされています。

では、ランカイは実際に存在したのでしょうか。

史実に残っていないだけでいないとは言い切れませんが、少なくとも歴史書には残っていないため原先生のオリジナルキャラクターと言えます。

また、その化物具合から本当に人間なのかとの議論もありますね。

王宮での戦いのときにバジオウの双刀の攻撃が、ランカイの皮膚が硬すぎて斬れないこともあり、人間の皮膚ではありえないことも描かれています。

そもそも珍種の猿の赤子として成蟜に買われたのですから人間ではないことも十分に想定される謎の多いキャラクターですね。

 

ランカイの性格

ランカイはとてもピュアに描かれています。

成蟜に調教されて育ってきたため多くの虐待も受けてきたはずです。

そのため成蟜の機嫌を察し虐待を受けないように育ったためランカイの考えることは成蟜の機嫌を損ねないことに尽きていると言えます。

なので、王宮での戦いで一度膝をつき力尽きたと思われた状況から成蟜にお仕置きだぞと言われるととてもおびえて半狂乱で暴れ始めるというシーンもありました。

スポンサーリンク

 

ランカイの過去

ランカイは元々珍種の猿の赤子として、闇商人から成蟜へうられました。

興味本位でランカイを飼うことにした成蟜。

成蟜の性格からもすべてを自分の思い通りにしないと気が済まないというところもあり、自分に逆らうことのないように赤子のうちから念入りに調教をおこなってランカイを育てていきます。

そのように育てられたランカイは数年で化物のように巨大に成長するのですが成蟜の言うことには絶対服従が植え込まれていました。

 

ランカイの戦闘能力

ランカイの戦闘能力は未知数と言えるでしょうか。

もちろんとても強く雑兵を相手にすると確実に無双をはじめます。

バジオウの刀での攻撃が効かないのですから一般兵の攻撃が効くはずありません。

王宮での戦いのときもバジオウ、シュンメン、タジフに動きを止められたところを信の剣で肩口を突き通され敗北となりましたがこれらの猛者を相手に4対1で戦っていたこと自体驚愕ですよね。

ただし、王騎将軍のような真の将軍との直接対決ではないのでそれらの強者相手にどこまで通用するのかはわからないため未知数とします。

どうなるか見てみたい気はしますよね。

 

ランカイに弱点はあるのか!?

ランカイは元々成蟜のお仕置きによる恐怖を原動力として戦ってきました。

そのため、本当の恐怖を感じると戦闘意欲が激減してしまいます。王宮で信に敗れた際に「戦意のねえ奴はねてろ」と信の気迫で完全に心が折れたランカイは、成蟜に更なる脅しを受けるももう反応することはありませんでした。

そのため他の戦士たちのように信念で戦っていないため一度崩れるととてももろいことが弱点と言えます。

しかし、楊端和に引き取られた後は恐怖による支配ではないと考えられます。

そのため、ランカイが楊端和のためにとの気持ちを強く持つことで戦場に立つのであればその弱点さえも克服されたと考えられるので、さらに強力な戦力となると考えられます。

 

今後のランカイについて考察してみた!

今後のランカイは、山の民の戦士として戦場に出ておりこれだけ強いのですから簡単に死ぬことはないでしょう。

楊端和軍をバジオウらとともに盛り上げていく一人の山界の戦士として活躍していくことと思います。

 

まとめ

ランカイはこのキングダムという強個性の面々の中でも上位に異彩を放っているキャラクターの一人です。

そもそも人かどうかも分からない存在ですので。

その不思議さがランカイの魅力です。

また、そのピュアさからコミックのおまけマンガで、教育係のシュンメンや楊端和になついている場面も描かれています。

身体はとても大きいですが中身は子どものようなランカイのピュアさも魅力ですね。

今後も山の民の戦士として活躍していってもらいたいです。