はたらく細胞

【はたらく細胞】制御性T細胞の役割について詳しくまとめてみた!

この記事では制御性T細胞の役割について詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあてて解説していきます。

  • 制御性T細胞について
  • 制御性T細胞の役割
  • 制御性T細胞の仲間は!?

など制御性T細胞について詳しくまとめていますので最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

制御性T細胞とは!?

リンパ球の一種。

T細胞の暴走を抑制し、状態異常を起こさないようにする役割があります。

普段はヘルパーT細胞の近くで秘書的立場として描かれており、初回登場の肺炎球菌の回でもキラーT細胞に指示を出すヘルパーT細胞の後ろに控えており、口元にクッキーのカスを付けているヘルパーT細胞に対して注意をしていました。

実際の所は秘書が仕事というわけではなく、ヘルパーT細胞の近くで仕事をこなしながら細胞の制御が必要かを判断しています。

実際にその仕事の活躍ぶりを確認出来るのは、がん細胞Ⅱの回であり、がん細胞を攻撃しようとしているメモリーT細胞(キラーT細胞(班長))たちに対して、同じ身体の中で生まれた細胞を攻撃しようとするのは間違った働きであるとして、攻撃を止めようとしているシーンもあります。

ヘルパーT細胞とキラーT細胞(班長)とは胸腺学校時代の同期であり、この二人とは異なり女性として描かれ、更には普段あまり戦闘しているシーンが見られないため、あまり攻撃力や防御力が高い印象は見ることが出来ないが、がん細胞ⅡでキラーT細胞の一撃を止める辺りはさすが同期で元は同じ胸腺から生まれた細胞であるといえことますね。

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制御性T細胞の役割

自己成分である細胞や有益な細菌を攻撃しないよう、免疫細胞の働きを抑える機能を持っています。

普段はヘルパーT細胞の近くで仕事をしており秘書の様な立ち位置に見えるが、免疫細胞たちが異常な動きをしていないか監視している様子です。

 

制御性T細胞がガン細胞に寝返り??

制御性T細胞ががん細胞に寝返ったかのような描写で登場するのは、普段ヘルパーT細胞の近くで描かれている事が多い制御性T細胞が初めて一人で登場した回です。

がん細胞の攻撃を見切ったと言って攻撃を放つメモリーT細胞(キラーT細胞(班長))の攻撃を止める形で制御性T細胞が登場しています。

攻撃を止めた理由はがん細胞が同じ身体で作られた細胞で、外部から来た敵ではないからという理由。

がん細胞も一般細胞と同様の『細胞』と書かれているTシャツを着用していることから、同じ仲間と認識している様子です。

実際は敵に対して寝返った訳ではなく、制御性T細胞として免疫細胞たちが正常な動作をしていないと認識し制御しようとした結果なのであるが、免疫細胞側からすると寝返ったとも取れる動きですよね。

最終的にメモリーT細胞(キラーT細胞(班長))の究極秘奥義をくらったがん細胞のTシャツに書かれた『細胞』の胞の字から月が消えてしまったことにより『細包』になり、細胞ではなく細包だったと言い、免疫細胞たちの攻撃を止めなくなったことで今回もがん細胞を殺すことに成功しています。

 

制御性T細胞の仲間

キラーT細胞

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リンパ球の一種。

ヘルパーT細胞からの指令を受け出動する殺し屋。

ウイルス感染細胞や、がん細胞等を破壊する役割があります。

キラーT細胞は肺炎球菌やインフルエンザウィルスの回など、様々な回で登場しており、ヘルパーT細胞の指令を受ける際に近くにいる制御性T細胞も登場していることが多くあります。

制御性T細胞が活躍をするがん細胞Ⅱの回では、普段キラーT細胞のメインで登場するキラーT細胞(班長)はメモリーT細胞として登場しており、前回のがん細胞登場時同様、がん細胞を攻撃する際に活躍をしています。

キラーT細胞とメモリーT細胞で着用している服装に大きな違いは無く、帽子に書かれている言葉が「KILL」「MEMORY」で異なっている点が見分ける方法です。

キラーT細胞について詳しく知りたい方は「【はたらく細胞】キラーT細胞について徹底解説!」にまとめてありますのでそちらをご覧ください。

 

ナイーブT細胞

キラーT細胞の一種で、未熟なT細胞。

胸腺学校を出たばかりで一度も抗原と遭遇したことがありません。

作中に登場するナイーブT細胞は気弱な性格で、インフルエンザの回では序盤でウイルスを1匹も排除出来ず、後から到着したキラーT細胞達から叱責を受けています。

インフルエンザの回で登場しているナイーブT細胞は活性化してエフェクターT細胞になった際に、特徴的な髪型をしており、後に髪型は変わらないままキラーT細胞の一員として同じキャラクターと思われる細胞が描かれています。

 

エフェクターT細胞

ナイーブT細胞が活性化した姿。

インフルエンザウイルスを倒す事が出来ずに逃げ出した後、樹状細胞により見せられた先輩達の過去のアルバム(サイトカイン)により活性化をしました。

キリが無く増殖するインフルエンザウイルスに苦戦していたキラーT細胞含む免疫細胞達の元に「元ナイーブT細胞です」と言いながら登場します。

分裂・増殖をして自らのクローンを増やすことが出来る為、インフルエンザウイルスの回では大きな戦力となっていました。

エフェクターT細胞について詳しく知りたい方は「【はたらく細胞】エフェクターT細胞について詳しくまとめてみた!」に詳しくまとめてありますのでそちらをご覧ください。

 

メモリーT細胞

キラーT細胞の一部。

かつて体内に侵入した事のある同じ敵が再び出現した時に攻撃をしかけるよう備えてます。

キラーT細胞の一部の為、服装はキラーT細胞と変わらないが、帽子に書かれている文字が「MEMORY」となっており、インフルエンザの回では、ピンク色のハートが描かれたアルバムを所持するメモリーT細胞が登場しています。

がん細胞Ⅱの回で活躍をしているメモリーT細胞は、普段キラーT細胞(班長)として登場している細胞であり、一度がん細胞と対峙した事があるということで、がん細胞ⅡではメモリーT細胞として登場しました。

メモリーT細胞について詳しく知りたい方は「【はたらく細胞】メモリーT細胞について詳しくまとめてみた!」に詳しくまとめていますのでそちらをご覧ください。

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まとめ

今回は制御性T細胞について詳しくまとめました。

制御性T細胞は普段ヘルパーT細胞と行動を共にしている様子で描かれているので、一人で登場しているのはがん細胞Ⅱの回が初めてです。

その分、制御性T細胞本来の活躍ぶりを確認することが出来る回であり、制御性T細胞の働きを知ることができますね。