はたらく細胞

【はたらく細胞】メモリーT細胞について詳しくまとめてみた!

この記事ではメモリーT細胞について詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあてて解説していきます。

  • メモリーT細胞について
  • メモリーT細胞の役割
  • メモリーT細胞の仲間

などメモリー細胞について詳しくまとめていますので最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

メモリーT細胞とは!?

キラーT細胞の一部です。

かつて体内に侵入した事のある同じ敵が再び出現した時に攻撃をしかけるよう備えています。

キラーT細胞の一部の為、服装はキラーT細胞と変わらないが、帽子に書かれている文字が「MEMORY」となっており、インフルエンザの回では、ピンク色のハートが描かれたアルバムを所持するメモリーT細胞が登場しています。

がん細胞Ⅱの回では、以前遭遇したがん細胞が再度登場したことで、戦闘経験のあるキラーT細胞(班長)がメモリーT細胞として登場しています。

その際、帽子の表示はMEMORY表記になっているものの、以前登場したメモリーT細胞のような可愛らしいアルバムの所持はしていない様子。

キラーT細胞(班長)はメモリーT細胞となっている時も「班長」と呼ばれていました。

メモリーT細胞(キラーT細胞(班長))はメモリーT細胞になってもNK細胞との仲の悪さは相変わらずで、がん細胞を探して歩く道中もぶつかり合いながら言い合いをしていますね。

がん細胞が再登場してからは、所々中の悪さは出てはいるが共に戦っており、がん細胞からの攻撃から白血球(好中球)1146番とNK細胞を回避させ「このメモリーT細胞お前の攻撃はすべて見切った!!」と言ったメモリーT細胞(キラーT細胞(班長))に対してがん細胞は「この間とは一味違うってわけか」と言っている。

その後の一撃は、がん細胞を同じ身体の中で生まれた細胞に攻撃するのは正常な動きではないと、攻撃を制止した制御性T細胞に遮られてしまっています。

最終的にがん細胞にトドメを刺したのは白血球(好中球)1146番であるが、このトドメに繋げる一撃を加えたのがメモリーT細胞(キラーT細胞(班長))のT細胞究極秘奥義パーフォリン・キャノン・パンチです。

 

メモリーT細胞の役割

かつて体内に侵入した事のある同じ敵が再び出現した時に攻撃をしかけるよう備えています。

同じ敵に対して備えているため、二度目の感染をした際には、以前より効率よく反応をすることが出来るようになっています。

インフルエンザの回では、可愛らしいアルバムを所持しているキラーT細胞がメモリーT細胞として登場しており、がん細胞Ⅱの回では、キラーT細胞(班長)がメモリーT細胞として登場しているのがその例の一つ。

がん細胞の再登場時、他のキラーT細胞に対して「俺は一度奴と戦った!その経験を活かし今回はメモリーT細胞として前線に赴き奴を仕留めてくる!!」と言っており、その後、白血球(好中球)1146番とNK細胞と共に、がん細胞の捜索へと出動していました。

 

メモリーT細胞の仲間

 

キラーT細胞

リンパ球の一種。

ヘルパーT細胞からの指令を受け出動する殺し屋。

ウイルス感染細胞や、がん細胞等を破壊します。

メモリーT細胞はこのキラーT細胞の仲間であるため、服装は黒で統一された同様の制服を着用しており、帽子に書かれている言葉が「KILL」「MEMORY」と種類によって異なっています。

キラーT細胞の班長としてメインで登場している細胞は、がん細胞Ⅱでは帽子の表記を変えてメモリーT細胞として登場もしている。

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キラーT細胞(班長)はヘルパーT細胞と制御性T細胞は胸腺学校時代の同期です。

 

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制御性T細胞

リンパ球の一種。

T細胞の暴走を抑制し、状態異常を起こさないようにします。

普段はヘルパーT細胞の近くで秘書的立場として描かれているが、仕事をこなしながら制御が必要かを判断しています。

がん細胞Ⅱの回では、がん細胞を攻撃しようとするメモリーT細胞(キラーT細胞(班長))を止めており「攻撃を中止してください」「適切な反応ではありません」と言って抑えている。

これは、制御が必要かどうかを判断した制御性T細胞が同じ身体の中で生まれた細胞を攻撃するのは正常な反応ではないと判断したためです。

この制御性T細胞の介入により、がん細胞の再登場時は免疫細胞達が苦戦しており、がん細胞に対して大きな攻撃となったはずのパンチを止められてしまっていたり、制御性T細胞の介入に驚いているメモリーT細胞(キラーT細胞(班長))をかばった白血球(好中球)1146番は大きな攻撃を受けてしまう等の損害を受けていたが、制御性T細胞にとっては自身の仕事を全うしているだけです。

 

ナイーブT細胞

キラーT細胞の一種で、未熟なT細胞。

胸腺学校を出たばかりで一度も抗原と遭遇したことができません。

作中に登場するナイーブT細胞は気弱な性格で、インフルエンザの回では序盤でウイルスを1匹も排除出来ず、後から到着したキラーT細胞達から叱責を受けています。

現在活躍しているキラーT細胞たちも元は未熟な細胞からのスタートであり、この頃の写真は樹状細胞が過去の恥ずかしい写真(サイトカイン)として保管しており、インフルエンザウイルスの回でナイーブT細胞が活性化する際、樹状細胞から見せてもらっていた写真もその一部です。

 

エフェクターT細胞

ナイーブT細胞が活性化した姿。

インフルエンザウイルスを倒す事が出来ずに逃げ出した後、樹状細胞により見せられた先輩達の過去のアルバム(サイトカイン)により活性化をしました。

キリが無く増殖するインフルエンザウイルスに苦戦していたキラーT細胞含む免疫細胞達の元に「元ナイーブT細胞です」と言いながら登場します。

分裂・増殖をして自らのクローンを増やすことが出来る為、インフルエンザウイルスの回では大きな戦力となっていました。

 

まとめ

今回はメモリー細胞について詳しくまとめました。

メモリーT細胞は、キラーT細胞の一部である為、普段よりキラーT細胞(班長)と共によく登場しているキラーT細胞たちも、メモリーT細胞になって登場する可能性があるといえますね。

がん細胞Ⅱの回では、メモリーT細胞になったキラーT細胞(班長)以外の、他のキラーT細胞達にメモリー表記された細胞は描かれていないので、前回一緒に戦ったキラーT細胞とは別のキラーT細胞たちかと思われます。