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【ワンピース】四皇とは!?現&元四皇のメンバーを詳しくまとめてみた!

この記事では四皇について詳しくまとめています。

特に以下の2つに焦点をあて解説していきます。

  • 四皇について
  • 現&元四皇のメンバー

など四皇について詳しくまとめていますので最後まで読んでいただいたら幸いです。

 

四皇とは!?

偉大なる航路後半の海「新世界」にて皇帝のように君臨する4人の大海賊のことをいいます。

いずれもが大規模な傘下や戦力を従えており、偉大なる航路にて「海軍本部」「王下七武海」と並ぶ三大勢力に数えられる存在です。

三大勢力の存在は世界のパワーバランスを保つ役割も果たしており、その一つでも崩れれば世界は混沌の時代に陥るとさえ言われています。

 

元四皇メンバー

赤髪のシャンクス

  • 悪魔の実:不明
  • 懸賞金:不明

 

西の海出身で赤髪海賊団船長を務める人物です。

見習い時代に海賊王ゴール・D・ロジャー率いるロジャー海賊団の船に乗り航海を共にしており、ローグタウンにてロジャー処刑を見届けた人物でもありました。

同じ頃、共に見習い時代を過ごした仲として現在王下七武海に名を連ね海賊にしてバギーズデリバリー社長を担う千両道化のバギーの存在も知られています。

バギー海賊団については「【ワンピース】バギー海賊団のメンバーを一覧形式にまとめてみた!」で詳しくまとめています。

トレードマークとして海賊旗にも描かれる左目の三本傷は、白ひげ海賊団にて仲間殺しを犯しその後に黒ひげとして名を上げたマーシャル・D・ティーチによってつけられたものであり、どういった経緯で傷を付けたかは不明だがティーチの動向を追っていました。

性格は非常に穏やかで、自分が貶されたとしても大抵のことは笑って許してしまう大らかさがありますが、それが仲間や友達へ向けられると怒りを露わにします。

その実力は世界政府や五老星すらも警戒していますが、曰く「暴れさせればこそ手に負えないが自分から世界をどうこうしようとする人物ではない」と言われており自分達の存在を脅かすような荒くれ者ではないと思われている様子です。

悪魔の実の能力者であるかは不明ですが、武装色、見聞色の覇気を会得しており、覇王色の覇気の覚醒者でもあります。

また、剣術も得意にしているようでそちらの実力は王下七武海にして世界最強の剣士と呼ばれる鷹の目のミホークと互角の戦いを繰り広げていた程です。

現在は幼少のルフィを救うために利き腕である左腕を失っており、決着はついていません。

しかし片腕になった今も腕は落ちておらず、四皇の一人である白ひげの斬撃を受け止める力があります。

初登場は第一話、その当時すでに四皇の一人となっていた赤髪海賊団は東の海フーシャ村を訪れ、幼少のルフィに出会い仲良くなりました。

マキノの酒場で酒を飲んでいる際に現れた山賊達に腰抜けと言われ酒を浴びせられシャンクス達はそれを笑って流しましたが、シャンクス達がバカにされた事を怒ったルフィは彼らが海へ出ている間に山賊達へケンカを売ります。

“友達”を傷つけられて怒りを露わにしたシャンクス達がそこへ現れ赤髪海賊団副船長ベン・ベックマンたった一人によって山賊達は倒されますが、残党に連れ去されたルフィは海へ連れていかれ投げ出されてしまいます。

悪魔の実を食べた副作用でカナヅチになってしまったルフィを助けるために近海の主から庇ったシャンクスでしたが、その時に左腕を持っていかれてしまいました。

東の海で腕を失くしたシャンクスに四皇の一人である白ひげさえ驚いたそうですが、「新しい時代に賭けてきた」と言うシャンクスに後悔は見られませんでした。

そして長い拠点だったフーシャ村を出る日、かつてのロジャーと同じ「一つなぎの大秘宝を見つけて海賊王になる」と口にしたルフィへ、ロジャーから渡され被り続けていた麦わら帽子を託しています。

数年後、ルフィが海賊として海へ出て賞金首になったという報告をミホークから聞かされると、二日酔いで苦しんでいたにも関わらず宴会を開く様子も描かれました。

時は経ちルフィ率いる麦わら海賊団が偉大なる航路へ入った後の事、後の四皇・黒ひげティーチが白ひげ海賊団4番隊隊長サッチを殺して逃亡し、それをルフィの義兄であるポートガス・D・エースが追った事を知ったシャンクスは白ひげの下を直々に訪れ連れ戻すことも提案していましたね。

しかし交渉は決裂。

その為に空が割れる程の衝突が起きました。

シャンクスの警告も空しくティーチを見つけ対峙したエースはティーチの悪魔の実の能力によって倒され、その身柄を引き渡すことでティーチは王下七武海の仲間入りを果たします。

そしてエースは海軍に捕われ、マリンフォードにてエースの公開処刑が行われる事が決定するとそのニュースは全世界に広がりました。

その後、マリンフォードに乗り込もうとしていた四皇の一人、カイドウを抑えてから赤髪海賊団を従えてその場に現れたシャンクスでしたが、その時にはエースだけでなく白ひげも戦死した後でした。

エースを救うべく戦争に参加していたルフィはエースを失ったショックと度重なる戦闘で負った怪我によって意識を失いましたがなんとか命を繋ぎ、助けに現れたトラファルガー・ロールフィにその身を預けます。

シャンクスは一目見たい気持ちを抑え「今会ったら約束が違うから」とその姿を見る事をせず、落ちていた麦わら帽子を旧友であるバギーに届けるよう頼みました。

そしてそれ以上の被害の拡大を抑える為に立ちはだかったシャンクス達によってマリンフォード頂上戦争は終結。

白ひげとエースの身柄はシャンクスが預かりその後、白ひげの故郷近くに墓を建てました。

 

シャーロットリンリン

  • 悪魔の実:ソルソルの実(超人系)
  • 懸賞金:5億ベリー

 

通称、ビッグ・マム。

別名「天候を従える女」とも呼ばれており、ビッグ・マム海賊団を従えている女性海賊。

部下には億越えの賞金首が多々おり、傘下に従える海賊団もジンベエ率いるタイヨウの海賊団や最悪の世代の一人、カポネ・ベッジ率いるファイアタンク海賊団など強者揃いです。

夫43人、息子46人、娘39人、総勢129人の大家族であり、海賊団は子供たちを
中心に構成されています。

シャーロット家のメンバーについては「【ワンピース】ビッグマム海賊団!シャーロット家を一覧形式でまとめてみた!」に詳しくまとめていますので合わせてご覧ください。

甘いものが大好きで、ビッグ・マム海賊団の旗を借りて他海賊団の脅威から国や身を守って貰っている土地からは、そのお返しとしてお菓子を献上させています。

このお菓子を献上出来なければ国を滅ぼす事も厭わない凶暴な性格でもあり、自分の要求を拒絶した相手に対しては親の首を送るなど、残虐非道な一面があります。

悪魔の実の能力は、人から寿命を取り出し無機物に与える事で命を与えるという力になります。

自分や人の魂(ソウル)を操れる力であり、自分の意に反した相手から寿命を抜いて殺しまう事も出来る他、自分の魂を雲や火などに与え、使役し攻撃手段として使用することもできます。

しかし自身を恐れない人物からは寿命を抜き取ることができず、傘下を抜けると宣言したジンベエからは寿命を取ることができませんでした。

覇王色の覇気の覚醒者でもあり、四皇の一人に数えられるだけあってその体は通常では傷の一つも付けられない程のものです。

5歳の頃から巨人族を思わせるような巨体の持ち主でしたが彼女はただの人間でした。

しかし成長するに従って腕力は人間離れしていき、悪意などなかったものの生まれ故郷に多大な被害を与えてしまったため国外追放となりました。

そして聖母といわれるマザー・カルメルが居る孤児院のある巨人族の住む国、エルバフへと置き去りにされています。

マザー・カルメルに拾われ孤児院にて生活をするようになりましたが、今までと同様に他の孤児達に怪我をさせてしまうことが多々あり、マザー・カルメルがそれを庇い根気強く見守り教育をし続けたことにより周囲とも打ち解けられました。

しかし「冬至祭」という断食の時期に入ると空腹から我慢が出来なくなったリンリンは、セムラというお菓子への欲求を耐え切れずに人生で初めての「食わずらい」を発症しました。

「食いわずらい」とは自分が食べたいと思ったものを口にするまで無差別に暴れまわる症状のことで、本人も無意識に暴れてしまう暴走のようなものです。

それにより子供たった一人でエルバフの巨人族の村を半壊し、暴れるリンリンを殺そうと立ちはだかった巨人族の英雄の一人ヨルルすらも返り討ちにしてしまいました。

その事件がきっかけで巨人族から憎まれる存在となったリンリンでしたが、マザー・カルメルの嘆願の結果、国から追放されることで命を救われています。

他の孤児たちと共に別の島に移り住んだ彼女たちでしたが、リンリンの誕生日を祝う為に孤児達が作ったセムラでできたクロカンブッシュをプレゼントされたリンリンは嬉しさのあまり周りが見えなくなる程に無我夢中でそれを食べました。

しかし食べ終わってふと気が付くと、今まで一緒にいた皆が消えてしまっていたのです。

その間に何があったのかは本人も分からず泣き崩れてしまいましたが、その一部始終をたまたま見ていた人物が二人いました。

一人は様子を見に来ていた巨人族エルバフの戦士で、その光景に恐怖を抱き逃げ帰りそれを報告したことにより全巨人族の間でシャーロット・リンリンの名前を口に出すことすら憚られる程に嫌悪された存在になりました。

もう一人はシュトロイゼンという人物で、6歳にして5000万ベリーもの懸賞金を掛けられたリンリンは彼の手助けや提案によって彼女は四皇になる程の成長を遂げています。

 

エドワード・ニューゲート

  • 悪魔の実:グラグラの実(超人系)
  • 懸賞金:不明

 

白ひげ海賊団の船長で、通称を白ひげ。世界最強の男といわれています。

かつて海賊王ゴール・D・ロジャーと唯一互角に渡り合った人物であり、ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)に最も近い男として世界中に名を轟かせていました。

しかし本人は名声や財宝などにはあまり興味がなく、仲間達を息子と呼んでいるように「家族」という存在を何より大切にしていた一面もあります。

その家族を脅かす存在は決して許さず、船員達に仲間殺しを許さないという唯一にして無二の鉄の掟を言いつけていました。

怪物的な伝説をいくつも残していますが、登場時には歳は老齢になっており更には持病を抱えているようで体躯は既に限界を迎えており、全身に点滴の管を指しているような状態で登場しています。

しかしそんなことは意も介さぬ様子で点滴を引き抜き酒を煽る豪傑な姿もありました。

悪魔の実の能力は震動を自在に操り、あらゆるものを揺り動かすことのできる力となっています。

大気さえも震動させる事ができ、時に地震を生み時に津波を起こさせるほどのその能力は、世界を滅ぼす力と揶揄される程に強大なものです。

衝撃波として相手の体を直に攻撃する事もでき、体は置いてもその威力は衰えることを知りません。

覇王色の覇気の覚醒者でもあり、その実力は名実共に世界最強でした。

彼の故郷は世界政府への天上金が払えない為に世界政府非加盟国となり無法地帯となってしまった島であり、家族のいない孤児として育ちました。

子供のころから腕っぷしが強く若くして海賊になりましたが、財宝に興味がなく「家族」という存在に憧れるようになります。

そして白ひげ海賊団を結成するとその勢力はどんどんと勢いを増し、多くの傘下を従える大海賊として四皇に数えられるようになりました。

自分の旗を貸し「なわばり」と称する事で数々の国や島を海賊達から守っていた経歴もあります。

ロジャー死後、大海賊時代の到来により海賊達に荒らされていた魚人島やリュウグウ王国も国王ネプチューンと友情の盃を酌み交わした仲であり、縄張りとして旗を貸すことにより守っていました。

リュウグウ王国については「【ワンピース】リュウグウ王国とは!?リュウグウ王国のメンバーを詳しくまとめてみた!」で詳しくまとめていますのでそちらをご覧ください。

その後は自ら大事件を引き起こす訳でなく挑んでくる海賊達を蹴散らし航海を続け、挑んできたエースを仲間に加えるなどして過ごしていましたが、ある日2番隊隊員のマーシャル・D・ティーチが4番隊隊長であるサッチを殺し悪魔の実を奪って逃亡するという事件が起きます。

引き止めたものの、エースは自分の責任だと船を飛び出し「黒ひげ」と名乗り出したティーチを追ってしまい、その後ティーチに敗れたエースは海軍へ囚われてしまいます。

エースを公開処刑する事で白ひげに全面戦争を仕掛けた海軍に白ひげは海賊団や傘下の海賊達を率いて真っ向から挑みエースの救出に向かいました。

同じくエースを助けに来たエースの義弟、麦わらのルフィに新時代の期待を感じた白ひげはルフィと共闘すべく隊長達にルフィを援護するよう指示を下します。

赤犬の策略による部下の裏切りさえ受け止めた白ひげは満身創痍でありながらも戦い抜き、暴れ続けます。

一度は救われたエースの命でしたが赤犬によってそれを奪われ、怒りに任せて暴れまわった後にその一生を終えました。

多数の銃弾、砲撃、斬撃を受け頭部を半分失った状態であるにも関わらず、その背中に一切の逃げ傷はなく、怪物の名を伝説に残してこの世を去っています。

戦争を終結すべく現れた赤髪のシャンクスの手によって、その亡骸はエースと共に白ひげの故郷近くの島に弔われ墓が立てられました。

 

カイドウ

  • 悪魔の実: 不明(動物系)
  • 懸賞金:不明

 

百獣海賊団を統べる総督であり、通称を百獣のカイドウ。

この世における最強生物とさえ言われている人物です。

四皇の中でも凶暴な人物として名を知られており、マリンフォード頂上戦争にて戦争に介入しようとした荒くれ者。

懐刀とされる「災害」と呼ばれる三人の幹部も従えています。

海賊として7度の敗北、海軍に18回捕えられ受けた数々の拷問、死刑執行40回、それらをその身に受けても「死ぬことが出来なかった」人物です。

「誰も殺すことの出来なかった」存在であるが故に最強生物と言われています。

そのせいで趣味が自殺と解説されえしまう程に自殺願望が強いものの、ギロチンの刃すら通らない頑丈な体のせいで死ぬことができません。

また、酒癖が悪く泣き上戸や笑い上戸に唐突になり、その時の気分によって見境なく破壊を始める事から、部下からは期限を損なわないようにされていることがあります。

単身で四皇達や海軍に挑み続けていた過去を持ちますが、それさえ自殺の一環であったのではないかと思われます。

ビッグ・マム事シャーロット・リンリンには何か大きな貸しがあるらしく、元を辿ればかつては仲間であったようであります。

名前のみ登場しているロックスという人物が何か関わっているという情報もあります。

エニエスロビーにてロビンを奪還した麦わらの一味達の騒動の後、ルフィの祖父であり海軍中将でもあるモンキー・D・ガープの話の中でシルエットとして初登場しました。

スリラーバーグでも、回想という形で当時王下七武海であったゲッコー・モリアが彼の存在を思い返す場面も書かれています。

マリンフォード頂上戦争前には戦争に介入しようとしたところを同じく四皇の赤髪のシャンクスによって止められ、小競り合いを起こしていました。

 

現在の四皇メンバー

赤髪のシャンクス

マリンフォード頂上戦争から2年後、新世界に入り15憶の賞金首となったルフィとの再会を近く感じ楽しみにする様子が描かれています。

また、世界会議(レヴェリー)の辺りでは聖地マリージョアにフードを被り姿を隠して五老星に面会している場面が描かれていましたが、その詳細はまだ明らかになっていません。

 

シャーロット・リンリン

再集結し新世界へと入ったルフィ達が最初に訪れた島、魚人島が魚人海賊団のホーディ・ジョーンズ達の反乱から麦わらの一味の活躍によって守られた後に登場しています。

戦闘が終わり宴会を開いている最中、魚人島を守る代わりに献上していたお菓子を徴収する為にビッグ・マム海賊団の一員であるタマゴ男爵とぺコムズが魚人島へ訪れました。

しかし、お菓子は宴会で食べつくされておりお菓子工場もホーディ達により壊されてしまっていたためお菓子が納入できないと報告を受けたリンリンは激昂して電伝虫で連絡を寄越します。

リンリンは魚人島へ報復すると伝えますが、それを聞いたルフィがお菓子を食べたのは自分だと報告。

更に魚人島を自分の縄張りにすると告げたことにより標的を魚人島から麦わらの一味へ変えることにしました。

その後、戦争屋といわれる組織であるジェルマ66を率いる王族であるヴィンスモーク家と血縁を結びジェルマの科学力を得る為に政略結婚を企てます。

ヴィンスモーク家については「【ワンピース】ジェルマ66とは!?ヴィンスモーク家の家族構成について徹底解説!」で詳しくまとめていますので合わせてご覧ください。

ヴィンスモーク家当主であるジャッジはその政略結婚の相手として、新世界へ入った麦わらの一味でコックを務める三男のサンジをあてがうこととしました。

ゾウに居たサンジの下へ使者を送りサンジの身柄を結婚式の式場でありリンリンが拠点を置くホールケーキアイランドへと移送しました。

本来の目的は血縁を結ぶのではなく、ジェルマの科学力を手に入れた後でヴィンスモーク家を皆殺しにする計画を立てているビッグ・マム海賊団。

全て順調にことは運んでおり、迎えた結婚式当日。

サンジと結婚すると見せかけて殺す支持を受けていた新婦役のリンリンの娘・プリンはサンジの予想外の誉め言葉に泣き崩れてしまい計画は崩れ始めます。

そのタイミングを見計らうかのようにウエディングケーキを破壊して飛び出してきたルフィ達に、楽しみにしていたケーキを壊されたリンリンは絶句。

その隙を突かれて大切にしていたマザー・カルメルの写真を割られたことで「食いわずらい」と併せての大発狂状態となりました。

見境なく暴れたリンリンでしたが、その後サンジとプリン達が協力して作ったウエディングケーキを食べて食いわずらいは落ち着き事態は収拾しています。

しかしルフィ達を逃がしその活躍ぶりが世界経済新聞に大々的に報じられる事になり、麦わらの一味への怒りは増してしまっています。

その後、麦わらの一味の情報を追いワノ国に辿り着いたビッグ・マム海賊団は主戦力と共にワノ国へ侵入しますが、四皇の一人、カイドウの部下であり懐刀と呼ばれる幹部の一人のキングによって船は大破。

その後、記憶喪失となってワノ国の海岸へ流れ着いた所でチョッパー達と出会ってい
ます。

 

マーシャル・D・ティーチ

  • 悪魔の実:ヤミヤミの実(自然系)、グラグラの実(超人系)
  • 懸賞金:22億4760万ベリー

 

元白ひげ海賊団2番隊隊員です。

黒ひげ海賊団船長として名を上げ七武海に入り、その後四皇となった経緯のある人物です。

白ひげ海賊団の鉄の掟、仲間殺しを犯して白ひげ海賊団から逃亡しています。

それは悪魔の実は見つけた人がその実を口にする権利があるというルールがあっため、自分の欲していた悪魔の実を見つけた仲間が邪魔になったというなんとも自分勝手な理由によるものでした。

その実を食べて手に入れたヤミヤミの実の能力は、無限の引力を発生させあらゆるものを引き寄せるという力になります。

闇は辺り一面を飲み込み、引きずり込まれたものは闇の中で引力により圧縮され押しつぶされてしまいます。

自身の体に向けられた火や光さえ吸収する事もできますが、攻撃を受け流す事はできず全ての衝撃すら引き込んでしまうせいで常人以上にダメージを負う場面もありました。

悪魔の実の能力者を引き寄せる事も可能で、自分に触れている間は能力が発現できないという能力もあり、最も凶悪と呼ばれる悪魔の実となっています。

その能力の応用なのかはわかりませんが、能力者の遺体から悪魔の実を取り出す事も出来るようで、その力を使い能力者狩りをしている様子も書かれています。

自分の野心の為にあらゆるものを利用してのし上がる姿は、誰よりも海賊らしいともいえるでしょうか。

白ひげ海賊団4番隊隊長であったサッチを殺しヤミヤミの実を奪ったティーチは船から逃げ、それを追ってきた火拳のエースを倒し海軍への手土産にする事により王下七武海入りを果たしました。

それですら計画の一部であり、王下七武海の権力でインペルダウンへ侵入したティーチは犯した犯罪が凶悪的すぎて存在を抹消された海賊達を幽閉する「Lv6」の監獄から伝説化された海賊達を仲間に引き入れます。

黒ひげ海賊団のメンバーについて詳しく知りたい方は「【ワンピース】黒ひげ海賊団のメンバー&能力を徹底解説!」で詳しくまとめていますのでそちらをご覧ください。

それらを引き連れマリンフォード頂上戦争へと乗り込み、瀕死の重傷を負ってもなお立ちはだかる白ひげに猛攻を仕掛け、自身もダメージを負いながらも白ひげを絶命させます。

そして白ひげの遺体からグラグラの実を取り出すと自身の力として手に入れ、その能力を使い海軍本部を壊滅状態へと陥らせました。

その後、白ひげ海賊団の残党達との全面戦争に勝利し白ひげの縄張りを制圧した事により四皇へと名前を連ねるまでになります。

新世界ではより強い悪魔の実を手に入れるべく能力者狩りに奮起しており、ドレスローザではメラメラの実を手に入れる為に部下のジーザス・バージェスを送り込み、その後は革命軍本拠地であるバルティゴを襲撃し壊滅させています。

ビッグ・マム海賊団との戦闘後に15憶の賞金首となった麦わらのルフィの記事を読んでいる場面でも登場しました。

 

カイドウ

自分が死ぬための戦争を起こす為に闇のブローカーであるジョーカーから人造悪魔の実「SMIL」を購入して能力者の軍団を組織しています。

ワノ国の将軍、黒炭オロチとも手を組み、石工の技術に秀でた歴史の本文(ポーネグリフ)を作り海楼石の加工技術を持つ一族であるワノ国の光月一族の当主であったおでんを処刑し、ワノ国を支配下に置いています。

ワノ国については「【ワンピース】ワノ国とは!?ワノ国のメンバーを詳しくまとめてみた!」にまとめています。

また、「世界を終わらせるための戦争」を始める事を宣言し、最悪の世代と呼ばれるルーキー海賊であるホーキンス、アプーを仲間に引き入れ、敵対したユースタス・キッドは捕えて牢屋へと入れています。

ドレスローザにてジョーカーことドンキホーテ・ドフラミンゴが敗北したこと、それにより「SMIL」を作れなくなった事の犯人がルフィ達によるものだと知らされたのはそのあとのことでした。

その後、ホールケーキアイランドでの事件によってルフィ達へ報復しようと後を追いワノ国に入国しようとしたビッグ・マム海賊団の入国も阻止しています。

ルフィ達がワノ国へ入国すると、カイドウは巨大な竜の姿となって突如現れ、おでん城跡地にルフィ達が潜んでいることを聞かされると一撃でおでん城を吹き飛ばす攻撃を繰り出しました。

それに怒り立ち向かってきたルフィの猛攻をものともせずただの一撃でルフィを倒すと、倒れてもなお覇気を放ち自身を睨みつけてくるルフィに興味を持ち牢屋へ入れて心を折り、自分の戦力にしようと考えて連れ去っています。

 

ロジャーも四皇のメンバーだった!?

実際の事実は分かりませんが、四皇であった白ひげと互角に戦い長年のライバルであった存在のゴール・D・ロジャーが四皇であった可能性はなくはないように思われます。

ならばなぜ世界の均衡を守る三大勢力の一つの四皇の一角が処刑されたのかとも思いますが、世界政府が絶対に知られたくない「空白の100年」の秘密を知った人物であること。

また、不治の病により自分の死期を感じたロジャーが未来に「夢」を託す為に大海賊時代へと時代を動かすには海賊王の処刑として全世界の注目を集め世界に言葉を発信する必要があったのではないか、という考察もできます。

いずれせよ、一言で人々を海へと駆り立てる程の人物であったことは確かなので、元々は四皇であったとしてもおかしくはないのではないでしょうか。

 

最終的には五皇になる!?

モンキー・D・ルフィ率いる麦わらの一味達により何十年と揺るがなかった四皇ビッグ・マムに喧嘩を売り結果的に勝利に近い戦歴を残したことにより、麦わらのルフィの名はその一部始終を目撃した世界経済新聞社の社長モルガンズによって記事にされました。

憶を超える懸賞金を誇る幹部達を倒しビッグ・マムに立ちはだかったルフィには事件後に15憶ベリーという懸賞金が掛けられ、その若きルーキーが引き起こした事件は「5番目の海の皇帝現る!」の記事と共に大々的に報道されたのです。

実質的な五皇という存在にはなっていないながらも5番目の海の皇帝と報道された事、またそれを見た四皇・赤髪のシャンクスが近い将来の再会を思わせる台詞を告げている点。

そして、黒ひげにはまだ早いと言われている現状であることから、今後、カイドウ率いる百獣海賊団との対決の結果によっては近い将来五皇という存在が誕生するのではないかと言われています。

百獣海賊団については「【ワンピース】百獣海賊団!能力や懸賞金を一覧形式でまとめてみた!」に詳しくまとめていますので合わせてご覧ください。

 

まとめ

今回は現&元四皇のメンバーについて詳しくまとめました。

とにかく強い、その一言につきますね。

幹部はもちろん一般の船員であっても戦闘能力はかなり高く、小競り合いで戦争とまで言われてしまうという事は全面戦争であったらどれだけ被害が出るのかと考えるだけで恐ろしいです。

原作では今ちょうどカイドウの所へルフィが乗り込んでいますが、どうカイドウと戦うのか、そしてシャンクスに再会できるのはいつなのか、とても楽しみです。