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【ワンピース】ボア・ハンコックの悪魔の実&モデルについて詳しくまとめてみた!

この記事ではボア・ハンコックについて詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあてて解説していきます

  • ボア・ハンコックについて
  • ボア・ハンコックの悪魔の実&必殺技
  • ボア・ハンコックのモデル

などボア・ハンコックについて詳しくまとめていますので、最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

ボア・ハンコックについて

ボア・ハンコックは女ヶ島「アマゾン・リリー」皇帝にして九蛇海賊団船長です。

世界三大勢力の一つ「王下七武海」の一角を担う海賊女帝の異名をとる人物でもあります。

王下七武海については「【ワンピース】元&現七武海を一覧形式でまとめてみた!」で詳しくまとめていますので合わせてご覧ください。

王下七武海に入る前の懸賞金は8000万ベリーと明かされています。

12歳の頃、九蛇海賊団の海賊船に乗り航海をしていた際に二人の妹達と共に奴隷商人の手により誘拐され天竜人の奴隷として売り飛ばされた過去があります。

その時に天竜人の奴隷の烙印でもある「天翔ける竜の蹄」の焼き印を背中に押され、更には余興と称して妹達と共に悪魔の実を食べさせられたことにより悪魔の実の能力者となってしまいました。

その4年後、冒険家フィッシャー・タイガー(後に魚人達による海賊「タイヨウの海賊団」を結成した事により海賊となっています)のマリージョア襲撃により奴隷から解放されたハンコック達はその場から逃げ出し、女ヶ島先代皇帝であったニョン婆やシルバーズ・レイリー、シャッキー達の手助けを借りることによりアマゾンリリーへの帰還を果たしています。

その際には、ゴルゴンという怪物を倒したことにより「怪物ゴルゴンの呪い」をその背に受け、彼女たちの背中を見た物は石と化してしまうと住民達に伝え、背中に残された天竜人の烙印を見せないようにする為の嘘をつきます。(天竜人の烙印の存在が知られれば、女ヶ島に居られなくなってしまうためです。)

そのさらに4年後、ハンコックはアマゾンリリーの皇帝の地位を継承すると、九蛇海賊団として出たたった一度の遠征で懸賞金が懸けられることとなります。

その勢力を警戒した世界政府により王下七武海の加入要請を受けそれを受けた事により王下七武海に加入することになりました。

時は経ち、白ひげ海賊団2番隊隊長ポートガス・D・エースの処刑に伴い発生が予測されていた白ひげ海賊団と海軍本部との衝突に控えて来る戦争に備える為に王下七武海が召集され、ハンコックもまた召集対象となり海軍中将モモンガが迎えにきた所で本編では初登場しています。

奴隷になった時に植え付けられた恐怖から男というものを毛嫌いしているハンコックはそれを受けることをせず、逆に能力を使いモモンガの部下を石にしてしまいました。

その頃、シャボンディ諸島から王下七武海の一人バーソロミュー・くまの能力により弾き飛ばされた海賊モンキー・D・ルフィが女ヶ島へと飛ばされて来ていました。

男子禁制の女ヶ島で男であることがバレたルフィは捕まるのを避ける為に逃亡しますが、その際に誤って湯浴み中のハンコックがいる風呂に転落してしまいハンコックの背中を見てしまいます。

そのことによりルフィを処刑するため捕え二人の妹達に戦わせたハンコックでしたが、戦いの最中に妹の服がはだけたことによって背中が見えてしまいそうになるとルフィは彼女たちがそれを死んでも見られたくないものとしていたことを知っていたため実を挺してその烙印を隠しました。

「ゴルゴンの呪い」が晒されたとして人々を逃した後、ハンコックはルフィの正直な性根に触れ心を開きます。

部屋に移動し自分の奴隷であった過去や背中の烙印の意味を話し、更にはルフィがシャボンディ諸島で天竜人を殴り飛ばすという大事件を引き起こした人物である事を知るとルフィの事を気に入り、惚れてしまいました。

ルフィがエースの義弟である事を知るとあれ程嫌がっていた王下七武海の召集を飲み、その条件としてエースが投獄されたインペルダウンへと入りエースの面会を求める事でルフィのインペルダウン侵入の手助けもしています。

その後起きた海軍本部と白ひげ海賊団の衝突「マリンフォード頂上戦争」では七武海として参加しながらもエースを助けに登場したルフィにエースにはめられた海牢石の手錠の鍵を渡し、ルフィを狙った海軍中将スモーカーや他海軍の攻撃からもルフィを守り戦い、自由奔放に戦場を暴れまわりました。

頂上戦争でエースと白ひげは死に、エースを失い失意に暮れるルフィを女ヶ島で匿いますが、そこに恩人でもあるレイリーが現れるとルフィに修業を付けると伝え、2年間の修業期間に入ります。

女ヶ島から離れた島での修行となりましたが、ハンコックはルフィを気遣い食糧などを届けようとする献身ぶりを見せていました。

そして頂上戦争から2年後、シャボンディ諸島に再集結するべく再上陸したルフィをシャボンディ諸島まで送り届けたのがハンコック率いる九蛇海賊団であり、麦わらの一味が揃い海底深くあるという魚人島へ向けて出発した際には海軍の攻撃を九蛇海賊団の船により防いだ事によりルフィの出航の手助けもしています。

 

ボア・ハンコックの性格

自らの美貌に絶対の自信を持っており、そのため傲慢、我が儘な性格が目立ち高飛車であります。

妹達からも「性格は最悪」とまで言われますが、その美しさ故に誰からも強く咎められることがなく、自分勝手な振る舞いも許されてきました。

その性格の一旦には奴隷であった過去が影響もしており、誰も信じず心を開く事に恐怖を感じ、誰からの支配も受けたくないという気持ちから強く振る舞う態度に出てしまう様子でもあります。

大の男嫌い、政府嫌いとしても知られていますが、ルフィに対してだけは目も見て話せない程の恥ずかしがり屋ぶりを発揮し、純情な乙女のような性格になってしまいます。

 

ボア・ハンコックの戦闘能力

たった一度の航海で高額の懸賞金を付けられ、更には王下七武海へと勧誘された事からもその戦闘能力の高さが伺えます。

元々兼ね備えた美貌故に相手が油断する事も多く、それに付け加えて悪魔の実の能力者でもあり数万人に一人しか持ち得ぬとされる覇王色の覇気の持ち主でもあり、ルフィですら苦戦する海軍のスモーカー相手でもその攻撃を軽々と避け攻撃を加えるなど、女性でありながらかなりの強者です。

 

ボア・ハンコックの悪魔の実

超人(パラミシア)系メロメロの実の能力者であり、老若男女問わず自分に心を惑わせた人物を石化させてしまう能力を持ちます。

また、能力を帯びた回し蹴り、ハートの形の弾丸や弓矢を生み出し繰り出される攻撃など能力を使った攻撃を受けた者も石へと変えてしまいます。

ただし、ハンコックの魅力に動じない(もしくは関心がない)者に対してこの攻撃は効かず、ルフィには効きませんでした。

石化はハンコックにしか解けず、石化を解かれた者は石化している前後の記憶が若干飛んでしまいます。

 

ボア・ハンコックの必殺技

 

メロメロ甘風(メロメロメロウ)

両手でハートマークの形を作り、その形の波動を相手に向けて発射します。

ハンコックに対し少しでも邪念を抱いている者がこれを浴びるとたちまち石化してし
まいます。

邪念を持たない以外に防ぐ方法としては、それに勝る痛みや恐怖を感じる事で石化を
防ぐことが出来るようです。

 

銃キス(ピストルキス)

投げキスで作り出したハートの形をピストルを模して形どられた指で弾きハート型の
銃弾を発射する技です。

物理的な殺傷能力を伴っています。

 

虜の矢(スレイブアロー)

投げキスで巨大なハートを作り出し、それを弓を弾く要領で引き放つ事により弓を発
射する技です。

弓を受けた者は石化してしまい、人間だけでなく砲弾など無機物も石となってしまい
ます。

一度に無数の矢を放つ事が可能で、広範囲の攻撃技になります。

 

芳香脚(パフューム・フェムル)

石化効果を付加した蹴りによる攻撃です。

当たった場所が石化し、そのまま蹴り砕いてしまう強力な蹴りになります。

人間兵器パシフィスタでさえ、この技で砕かれてしまいました。

 

ボア・ハンコックのモデル

ボアとは、ヘビの「ボア科」から来ているという話があります。

古代ローマの伝説の大蛇がその名前の由来であり、蛇姫と称されるボア・ハンコックの名前の由来になっているようです。

そしてハンコックですが、天然ゴムを開発したとされる「トーマス・ハンコック」がそのモデルではないかと言われています。

男性ではありますが「世界一ゴムを愛した人物」として知られているようで、ゴム人間のルフィに心酔するハンコックには確かにゴムを愛している人物でありますから、その共通点からモデルとされています。

 

ボア・ハンコックは七武海の中で一番強い!?

スモーカーやパシフィスタを軽々と止め、海軍元帥であった当時のセンゴクからも強いと言われた事でもその強さは立証できると思います。

今現在の王下七武海はクロコダイル、ドンキホーテ・ドフラミンゴ、ゲッコー・モリアを欠き、暴君バーソロミュー・くまや黒ひげマーシャル・D・ティーチ、入ったばかりのトラファルガー・ローは抜けています。

現在残っているとされるのは鷹の目ジュラキュール・ミホーク、千両道化のバギー、自称白ひげの息子エドワード・ウィーブルとされており、実質強さが判明しているのはミホークだけでしょうか。

ミホークが女性であるハンコックに本気で戦うかというとそうではないような気がしますし、他は今の所ハンコックより弱いのではと推測されます。

最強であるかは不明ですが、王下七武海の強さでいったら上位になるかと思われます。

 

今後のボア・ハンコックについて考察してみた!

まだ王下七武海ではありますが、今後ルフィが世界政府と対峙したとするならば間違いなく味方に付く事は予想できます。

九蛇海賊団や女ヶ島の住人達もルフィに好意を抱いていることからも、その戦力は味方になるものと思われます。

まだ強敵はたくさん残っており、兄エースの仇である海軍元帥サカズキや黒ひげティーチとルフィとの戦いは避けては通れないのではないかと考察すると、ルフィのピンチにハンコックが駆け付け救う場面も今後あるのではないでしょうか。

 

まとめ

今回は海賊女帝、ボア・ハンコックについてまとめてみました。

高圧的な見下しのポーズをする時のハンコックも素敵ですが、ルフィの前で乙女になる彼女もとてもかわいいですよね。

かなりの人気を誇る彼女ですが、今はまだ再登場がありません。

ルフィの強力な味方であることは間違いありませんので、今後の再登場を楽しみにしています。