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【ワンピース】サボの悪魔の実&必殺技を詳しくまとめてみた!

この記事ではサボについて詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあてて解説していきます。

  • サボについて
  • サボの悪魔の実&必殺技
  • サボの今後について考察!

などサボについて詳しくまとめていますので、最後まで読んでいただいたら幸いです。

 

サボについて

サボは世界政府の打倒を目的として活動する反政府組織「革命軍」総参謀長と呼ばれるNo2の地位に位置する人物です。

また、革命軍リーダーであるモンキー・D・ドラゴンの息子、モンキー・D・ルフィと、海賊王ゴール・D・ロジャーの息子であり白ひげ海賊団2番隊隊長ポートガス・D・エースとは幼い頃に義兄弟の盃を交わした仲でもあります。

ゴーグルのついた黒いシルクハットがトレードマークであり、懸賞金は6憶200万ベリー。

東の海ゴア王国の貴族として生まれましたが幼い頃から貴族の存在に疑問を抱いており、5歳でエースに出会うと家出をして「不確かな物の終着駅(グレイ・ターミナル)」と呼ばれるゴア王国の外にある不要物を捨てるごみ山に住み、5年もの間そこで生活をしていましいた。

サボとエースの二人はグレイ・ターミナルやゴア王国では評判の悪童として知られるようになり、将来は海賊になるとエースと共に誓いを立て、いつか来る船出の時の為に海賊船を買う為の「海賊貯金」を貯めるべく町やグレイ・ターミナルで不良達を相手に盗みや喧嘩を繰り返していました。

その頃、海軍中将でありルフィの祖父でもあるモンキー・D・ガープがルフィを連れて現れると、エースの面倒を頼まれていたコルボ山に拠点を置く山賊の頭ダダンの下でルフィの面倒も見るようにと言い残しその場を去ります。

仕方なく預かったルフィは歳の近いサボとエースの後を付いて歩くようになりますが、当初はルフィを煩わしく思い遠ざけていました。

事件が起きたのはそれからすぐの事。

グレイ・ターミナルで恐れられるブルージャム海賊団の金をブルージャムの物だと知らずにサボとエースが奪ってしまい、サボ達と関係がある事が隠せなかったルフィはブルージャムの手下のポルシェーミに捕まり手酷い拷問を受けます。

それでも海賊貯金の在処を言わなかったルフィを認めたサボとエースの二人はルフィの下へ駆け付けポルシェーミを倒しルフィを救いました。

その結果、ブルージャム海賊団に命を狙われる事になったサボ達3人はダダン達のアジトで住まわせて貰うこととなり、その後は日々3人で手合わせを続けて力を磨いていき、ダダンから盗んだ酒で盃を交わして義兄弟となっています。

そんな日々が続いたある日、ゴア王国の中心街で偶然にも父親に見つかってしまい強制的に実家へ連れ戻されてしまいました。

その事でサボが貴族であったことが判明し、サボの幸せを想ってエースとルフィはサボを追うことはしませんでした。

実家に連れ戻されたサボは養子として引き取られていた義弟にあたるステリーと会話を交わし、その中でグレイ・ターミナルが焼き払われるという事を知ります。

ゴア王国に天竜人が訪れる事が決まり「汚いもの」を全て消し去ろうという魂胆である事、それには「人」さえ含まれている事、そして貴族達はその全てを知りながらも気にすることなく平然と暮らしている事を知ったサボはそれに狂気すら感じ、エース達を救うべくグレイ・ターミナルへ向かって走ります。

しかしグレイ・ターミナルへと続く門は閉められ兵士達によって弾き返されたサボは怪我を負い気絶してしまいます。

それを偶然見つけたのが故郷の現状を見るべくゴア王国を訪れていたまだ革命軍を立ち上げる前のドラゴンであり、サボはドラゴンに向かい「貴族に生まれて恥ずかしい」という悲痛な言葉を放ちました。

エース達の安否は分からぬままでしたが、ゴア王国で貴族として生活をしていく事が苦痛に感じたサボはエース達に手紙を残して一人海へ出る決意をします。

そして船出当日。小舟で一人海へと出航したサボでしたが、ゴア王国の視察の為に登場した天竜人の船を知らずに横切った事により砲撃を受け、船を沈められてしまいました。

この事件を知らされたエースとルフィはサボが死んだと思い、その後届いたサボからの手紙を見て涙を流します。

しかし実際はドラゴンによって瀕死でありながらも助けられており、砲撃による怪我の影響で記憶を失いながらもゴア王国へ戻る事を拒否したサボはドラゴン達と共にゴア王国を後にして革命軍の一員となりました。

その後月日は経ち、場面はマリンフォード頂上戦争後に移ります。

海軍に捕らえられたエースの公開処刑を止めようとする白ひげ海賊団とそれを迎え撃つ海軍本部との戦争で白ひげ、エースは共に戦死し、エースを救いに駆け付けたルフィもまた重傷を負い生死不明となった大事件のニュースが革命軍にも知らされました。

届いた新聞に載った「火拳のエース死す」の言葉とその顔写真に、サボは失っていた記憶を取り戻すと錯乱状態となり意識を失います。

その後目を覚ましたサボは記憶が戻ったことを伝えると、革命軍には在籍したままで、エースに代わりルフィを守り、また、エースの能力であったメラメラの実が再び世に出れば自分が回収をすることも伝えましたね。

メラメラの実の存在と戦争を助長する兵器の製造工場があるという情報の入ったドレスローザに、同じく革命軍のコアラとハックと共に訪れたのはその後暫くしてからのことでした。

ドレスローザを支配するドンキホーテ・ドフラミンゴと対決する為に国を訪れていたルフィと再会を果たしたサボは、コリーダコロシアムの闘技大会にエースの形見であるメラメラの実が賞品として出ていることを知り、その大会に参加するとメラメラの実を手に入れてその場で食べ、能力を手にする事に成功しています。

その後はルフィを狙う海軍本部大将・藤虎と藤虎率いる海軍や黒ひげ海賊団のバージェスと交戦し足止めする事によりルフィを守っています。

ドレスローザ国防戦と呼ばれたその戦闘はルフィ達の勝利に終わり、終戦後の疲労で眠るルフィをその仲間達に預けて任せるとドレスローザを後にしました。

四皇ビッグマムに喧嘩を売り、結果勝利に近い功績を上げたとしてルフィの懸賞金が15憶ベリーに上がり「5人目の海の皇帝」とさえ報道されると、その手配書を見て嬉しさのあまりにやけすぎて顔をつり、苦しむ様子も登場しています。

最近の登場は4年に一度開催される「世界会議(レヴェリー)」にて。

海軍の科学者ベガパンクにより改造され人間兵器となってしまった革命軍でありスパイとして王下七武海となり政府に忍び込んでいたバーソロミュー・くまを天竜人から救い出すべく仲間達と策を練っている姿が登場しています。

 

サボの性格

仲間想いであり、世界会議でのくまの現状を見た時は怒りのあまりメラメラの実の能力を暴走させかけてさえいました。

また弟想いでもあり、ルフィに対しては極度に甘く、優しい兄の顔になります。

エースと比べると冷静ではありますが、ルフィの危機を感じると後先考えずに行動に移す様子もありました。

また、自由人でもあるようで用件だけ言って通信を切ってしまうなどの行動が目立ち、その件ではコアラやハックからよく怒られています。

 

サボの戦闘能力

現在は悪魔の実の能力者でありますが、能力者になる前からもその戦闘能力は秀でていました。

少年期はエースと均衡した実力を持っており、ルフィは一度も勝ったことがありません。

長い鉄パイプ状の武器をつねに持っておりそれを振り回して相手をなぎ倒す攻撃方法と、「竜爪拳」と呼ばれる武術と覇気も会得しており、二つを掛け合わせて素手で戦う戦闘方法も持ちます。

竜爪拳は掌で石の床を粉々に砕き割ったり、相手の頭蓋骨ですら砕いてしまう程の攻撃力を持っており、海軍中将ですら手も足もでませんでした。

 

サボの悪魔の実

自然(ロギア)系メラメラの実の能力者であり、自身の体を炎と化すことが出来る能力を持ちます。

元々はエースの食べた悪魔の実でしたが、エースの死後再び悪魔の実となり登場したものをサボが食べたことによりその能力を手にしました。

あらゆるものを焼き払い、また防御方法として炎の壁を作る事もできる強力な能力です。

能力を手にしたばかりでは扱いが難しいらしく慣れておらず、能力を暴発させて周りを燃やしてしまったり、炎になれば受け流せる攻撃を避けてしまったりとまだ能力を使いこなすには時間が必要なようです。

しかし完全に使いこなすことができれば大きな戦闘能力となると思われます。

 

サボの必殺技

 

竜の鉤爪

竜爪拳の技の一つであり、人差し指と中指、薬指と小指、そして親指で三本の竜の爪を
思わせる形を形成し、その手で相手を掴み砕く技になります。

武装色の覇気と併せて使えば、人の頭蓋骨を卵のように粉砕さえすることができます。

 

竜の息吹

竜爪拳の技の一つであり、両手の掌を対象に押し当てて、その対象の「核」となる箇所
を突く事により粉砕する技です。

この技によりコリーダコロシアムの石床は粉砕され木端微塵に壊されてしまいました。

 

火拳

メラメラの実の能力を使った技になります。

エースが使っていた技をそのまま引き継いだものであり、強火力の炎の拳を放つことが
できる技です。

 

「火炎」“竜王”

炎を纏い竜の鉤爪を繰り出す竜爪拳とメラメラの実の能力の合わせ技であり、掴んだ
相手を爆炎と共に吹き飛ばします。

 

サボがエースを助けに行かなかった理由

ゴア王国や貴族の生活から抜け出す為に少年期に一人で出航したサボは、天竜人の砲撃を受けて重傷を負いそこで記憶を失っています。

数年が経っても記憶は戻らず革命軍として生活を送っていました。

サボを助けたドラゴンですら、恐らくエースやルフィと知り合いであり更には義兄弟であるという関係性を知る由もなかったものと思われます。

マリンフォード頂上戦争で処刑されそうになっている人物が、そしてそれを助けに駆け付けたルーキー海賊がまさか自分の義兄弟達だとは思わず、世界情勢の大きなうねりの一つとしてしか認識がなく、「助けに行く」という行動を起こす事自体に意識が行かなかったためサボはエースを助けに行かなかった、というよりは行けなかったのです。

 

今後のサボについて考察してみた!

仲間の救出の為にサボを筆頭に革命軍は世界会議に乗り込み、海軍大将・藤虎と緑牛と交戦しているとされていますが、その結果はまだ描かれていません。

一部では大将たちの猛攻でサボも死んでしまうのではないかとされていますが、ルフィが居ない場所でただ殺されてしまうというのも考えにくいような気がします。

そして関係性は明らかになっていないものの、くまと深く関わりがありそうな描写の多い最悪の世代の海賊の一人、ジュエリー・ボニーが世界会議の場に侵入していますから、ピンチの場面でサボがボニーに助けられるということも考えられます。

無事とは言えないかもしれませんが、くまの救出は成功するのではないでしょうか。

また、例え捕まったとしてもルフィが助けに来ないという事はないように思います。

エースは助けられなかったけど、同じ状況となった時にサボを助ける事で成長するルフィというのも考えられるのではないかと考察できます。

いずれはエースの仇である元海軍大将であり現在元帥になったサカズキとの直接対決になだれ込むことも予想されます。

革命軍である事からルフィの仲間になる事はないでしょうが、共闘して共に背中を預けて戦う、なんて未来も見てみたいように思います。

 

まとめ

今回は革命軍総参謀長のサボについてまとめてみました。

ルフィの事となると後先考えず行動してしまう極度の過保護っぷりを見ているこちらまでにやけてしまいます。

エースを失った悲しみはあるものの、兄弟として互いに思い合う関係がこの先も続けばいいと思ってしまいます。