進撃の巨人

【進撃の巨人】ジャン死亡!?ジャンについて徹底解説!

この記事ではジャンについて詳しくまとめています。

  • ジャンが調査兵団に入った理由
  • ジャンが死にそうになったシーンは!?
  • ジャンが車力の巨人に言った「あの時はどうも」の意味は!?

など

ジャンについて詳しくまとめていますので、最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

ジャン・キルシュタインについて

  • 身長:175㎝
  • 体重:65㎏
  • 誕生日:4月7日
  • 出身地:トロスト区(ウォール・ローゼ南・先端の街
  • 所属:調査兵団(訓練兵団を6番の成績で卒業)

 

初登場の時の身長は日本人平均よりもちょっと高めで、細身なジャンはトロスト

兵士として訓練を積み、操作に筋力が必要とされる立体起動装置を巧みに操ることから細マッチョなのでしょう。

度々、「今度こそ死亡か!?」と思わせる窮地に陥りますが、全然死なないのは、作者の思い入れの強さと製作スタッフに贔屓されているからと思ってしまいます(笑)。

ウォール・マリア奪還後のマーレ襲撃では、月日と共に成長し、精鍛な顔つきをしています。

また、生えたての髭を整える中二病っぷりは健在です。

他にも、馬面や悪人面など見た目をいじられているシーンが散見されます。物語の中での立ち位置は、最初は自己中心的な性格でしたが、仲間の死をきっかけに、正義感に溢れた常識人に変わっていきます。

…凄く悪い感じに書きましたが、ジャンの自分の感情に正直なところは、非常に共感ができ、読者からの人気も高いキャラクターです。

 

ジャンの性格

ジャンの性格は4巻のマルコの死の前後で大きく変わります。

正確には、ジャンは一貫して自分の考えや感情に正直な人間なのですが、その考え方がマルコの死によって180度変わることによって、読者に人が変わったかのような印象を与えています。

まず、訓練兵時代からウォール・ローゼ奪還時のマルコの死に直面するまでは、端的に言うと、自己中心的な性格です。

「巨人のいない内地での快適な暮らし」をするために憲兵団を目指すジャンは、「自分さえよければそれでいい」という考えです。

ジャンはそれを周りに隠そうとせず、むしろ大っぴらにそのことを周囲に話しています。

ジャン自身もそういった自分の性格を自覚しており、分かったうえで自己中心的な言動をしているところが特徴です。

その為、考え方が違うエレンとはよく衝突をしていました。

しかし、ウォール・ローゼ奪還作戦後、マルコの死に直面したのを契機にジャンは考え方を変えます。

マルコは訓練兵の卒業試験の際に、ジャンに対して「ジャンは強い人間ではなく、それでいて現状を正しく認識できる人で『今、何をすべきか』が分かる人」であると自身の想いを正直に伝えています。

また、「強い人間ではないからこそ、大多数の強くない人たちに対して、同じ目線からものを言えるので気持ちが伝わる」と評して、ジャンこそが指揮官向きであると、ジャンに伝えました。

この言葉を、死亡したマルコを目にして思い出し、ジャンは思いなおします。

そして自分が人類のために『今、何をすべきか』を考え、調査兵団に入ることを決意します。

それからは、自分が人類の為に何ができるかを考え行動するようになり、女型の巨人と対した時には命懸けで足止めをしたり、独断でマルロとヒッチを仲間に引き入れたりと、活躍を見せるようになります。

 

ジャンのライバルはエレン??

物語序盤では、エレンとジャンがケンカしているシーンがあります。

また巨人に対する考え方も正反対な為、二人は犬猿の仲のような印象を受けます。

その為、二人は対照的で、ライバルのような関係にも見えますが、実際はどうなのでしょう。

巨人に対する考え方に対しては、対立していてジャン、エレン共に互いの言動にいちいち反応して突っかかりケンカになっていることから、その点では、物語序盤においてはライバル関係と言えるかと思います。

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しかし、その一方で、マルコの死やエレンの巨人化など、さまざまな要因から、ジャンの考え方が変わったり、それぞれの置かれる立場が変わったりということで、そういった軋轢は物語の進行と共になくなっていきます。

むしろ、人類を巨人の脅威から解放するという目的が同じになった時は、同じ目的にむかって共に戦う仲間となりました。

 

ジャンは恋をしている??

ジャンとエレンは巨人に対するスタンスで対立していたことは、上記の通りですが、その他の要因については、ジャンはエレンに対して一方的に敵視をしています。

ジャンは、訓練兵時代にミカサに一目ぼれをしましたが、ミカサはエレンにしか関心がないため、ジャンはエレンを敵視するようになりました。

 

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4巻の訓練兵時代のエピソードでジャンがミカサに好意をもっていることは分かりやすく描かれましたが、それ以前にも、ジャンが恋をしていると思わせるセリフ(伏線)があることも見逃せません。

1~4巻の間にいくつか見られますので、ぜひコミックスでじっくり探してみてください。

 

ジャンが調査兵団に入った理由

4巻18話「今、何をすべきか」で詳細が描かれています。

そしてこの回がジャンの最高の見せ場だと個人的には思っており、非常にカッコよく印象的な場面です。

マルコの言葉と死をきっかけに、調査兵団になる決意をしましたが、この時、仲間たちに対して「オレは… オレは…調査兵団になる」と言ったシーンが感動的です。

マルコの意志を継いで、「今、何をすべきか」を考えその結果、調査兵団に入ることを決意したのです。

 

ジャン死亡!?

ジャンはメインキャラクターだけあって、数々の戦場で活躍し、その死線を潜り抜けてきました。

個人的にはエレン奪還作戦の時は絶対に死なないとおかしいと思いましたし、その他にも、ウォール・マリア最終奪還作戦や、マーレ襲撃の撤退の時も「運よく」生きながらえます。

ジャン曰く、「104期生は悪運が強い」というオカルト的な都合の良い理由で、生還を果たしています。

これは、作者の意図によるものに他なりませんが、それも、読者の人気あってからこそ…なのでしょう。

今回は、特に「ジャン死亡!?」と思わせるシーンを紹介します。

場面は、58話でジャンが撃たれそうになるシーンです。

状況は、調査兵団が中央第一憲兵の襲撃を受けて、馬車に乗って逃げている時です。

中央第一憲兵の攻撃をかわしながら、応戦する調査兵団…その一幕で、ジャン達調査兵団の乗る馬車に中央第一憲兵の一人が攻撃を受けて落ちてきたシーン。

ジャンはその兵士に銃を向け、抵抗をしないようにいいますが、あくまでも脅しで、まったく撃とうとする様子がありません。

そうこうしているうちに、中央第一憲兵の兵士によってジャンの銃は払いのけられ、逆に持っていた拳銃で撃たれそうになってしまったところで、その回は終了。

撃たれそうになるジャンを守るため、アルミンがその中央第一憲兵の兵士を銃殺して、ジャン助かります。

そんなわけで、あっさりと窮地を脱したジャンは、死亡展開とはならず、現在も調査兵団として活躍中です。

 

ジャンは車力の巨人を知っていた理由

マーレ襲撃の際、ジャンが車力の巨人に対して「あの時はどうも」とカッコつけながら言って雷鎗を放つシーンがあります。

このことからジャンは車力の巨人をマーレ襲撃前に知っていたことになります。

これはある意味当然で、ウォール・マリア最終奪還作戦の際に、ライナーにとどめを刺す直前のところで、目の前で、車力の巨人にライナーをさらわれ車力の巨人を目撃しているためです。

ジャンはこの時に見た車力の巨人を覚えていて、このセリフを言ったのだと思われます。

 

まとめ

今回は、ジャン死亡!?についてまとめました。

104期生の中で生き残り現在も活躍するジャンですが、数々の大ピンチを乗り越え、死亡展開を回避してきたことが改めて分かります。

進撃の巨人の作者曰く、「役割が終わったキャラクターは躊躇なく死亡させる」とのことですので、ジャンにはまだ、物語上の役割があるのだと考えられます。

今後、ジャンの物語上の役割とは何か…そして役割を果たすとき、物語はどうなっているのかを考察していければと思います。