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【ワンピース】シーザー・クラウンの悪魔の実&必殺技をまとめてみた!

この記事ではシーザー・クラウンについて詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあてて解説しています。

  • シーザー・クラウンについて
  • シーザー・クラウンの悪魔の実  &必殺技
  • 今後のシーザー・クラウンについて考察!

などシーザー・クラウンについて詳しくまとめていますので最後まで読んでていたけたら幸いです。

 

シーザー・クラウンについて

元々は世界政府の科学者として、現在も世界政府の化学班を仕切っているDr.ベガパンクの下に就きその才覚を発揮していた人物です。

現在は世界政府から追われ賞金首になっており、世界三大勢力の一つ「四皇」に数えられるカイドウやビッグ・マムから武器や研究の依頼を受ける事で科学者としての活動を続けていました。

懸賞金は3憶ベリーとされています。

マリンフォード頂上戦争から2年後、修業期間を置いて再集結した麦わらの一味が偉大なる航路(グランドライン)後半の海「新世界」にある「パンクハザード」を訪れた際に初登場しています。

4年前に起きた爆発事故により無人となり、さらにその後起きた海軍本部大将であった赤犬(サカズキ)と青キジ(クザン)による海軍元帥の座を巡る戦いで気候まで滅茶苦茶になってしまった結果、人を寄せ付けない死の島と化してしまったパンクハザードに隠れ住み研究開発をしていたとされています。

その頃には既にシーザーのバックには世界三大勢力の一つ「ドンキホーテ・ドフラミンゴ」が付いていたものと思われます。

そして王下七武海に加入していた海賊トラファルガー・ローもある目的の為にシーザーの元を訪れており、4年前の大爆発で四肢が不自由になった研究員たちをローの悪魔の実「オペオペの実」の能力によって動かない部分を切り取りそこに健康な動物の肢体をくっつける事で動ける体を与えました。

それから少ししてパンクハザードに麦わらの一味が上陸していますが、麦わらの一味はそこにシーザーが居る事は知らず、ただ航海の途中に見つけた島として上陸しています。

また、それを追って海軍本部「G-5」支部の面々とそれを取り仕切る海軍本部中将スモーカーもパンクハザードに上陸しました。

スモーカーについては「【ワンピース】スモーカーの悪魔の実&必殺技を詳しくまとめてみた!」で詳しくまとめています。

シーザーはこの二組の上陸を自分の研究成果を知らしめるための兵器実験の好機と考え、4年前に島に封印していた悪魔の実を食べさせた猛毒のスライム「スマイリー」を解放し麦わらの一味や海軍に向けて仕掛けます。

そしてその様子を新世界にいる兵器仲介人達や兵器に興味を持つ海賊達に映像電伝虫を使い中継する事でその威力を発信しました。

更にその状況でスマイリーにキャンディー(麻薬成分の入った薬物入りの飴)を食べさせることでスライムであった体を毒ガス化させる進化を遂げさせ、ガスを吸った者の体が動けなくなり逃げられなくなった所で毒が徐々に身体を蝕むという要素を加えた「殺戮兵器シノクニ」の実験も開始しています。

島中にその毒ガスは蔓延し、逃げ遅れた者はたちまちその餌食となりました。

なんとかそれから逃れた麦わらの一味、ロー、海軍はシーザーの研究所内へと侵入する事に成功しています。

それを知ったシーザーは研究所内にまでシノクニによる毒ガスを入れる事で彼らを追い詰めますが、彼らに毒ガスが追いつく前に麦わらの一味の船長であるモンキー・D・ルフィと出くわし戦う事となります。

自身の悪魔の実の能力によってルフィと交戦したシーザーでしたが、ルフィの攻撃によって自立不能の重傷を負い敗北。

その頃、パンクハザードの異変とシーザーの窮地を察したドフラミンゴはパンクハザードへ向けて部下を寄越しシーザーの身柄を確保するよう命令していますが、それも麦わらの一味によって阻止された結果、シーザーは麦わらの一味とローによる海賊同盟に捕われる事となります。

ドフラミンゴが拠点を置き支配する「ドレスローザ」へ向けて出発したのはその直後であり、麦わらの一味の海賊船「サウザンド・サニー号」に乗せられたシーザーはパンクハザードを後にしました。

シーザーの開発していた人造悪魔の実「SMILE」は四皇・カイドウが自分の部下達をそれによって能力者にする事で「能力者軍団」を作り出す為に必要としていたものであり、その製造方法はシーザー独自の物であったとされています。

シーザーがいなければSMILEは作る事が出来ず、カイドウから依頼を受けたドフラミンゴの依頼を受けてシーザーが開発製造していた代物である為、SMILEが作れなくなればカイドウとの取引が中止となり、その怒りの矛先はドフラミンゴに向くと考えられます。

ドフラミンゴはそれを恐れ、シーザーを取り返す事に躍起になっていました。

麦わらの一味とローがドレスローザに到着すると、ドフラミンゴが王下七武海から脱退しドレスローザ国王の座からも降りる事を条件にシーザーを引き渡すという提案をローがドフラミンゴに持ちかけます。

一度はそれを受けたドフラミンゴでしたが結果としてはその交渉は決裂し、ドフラミンゴの急襲を受けたローはなんとかシーザーをその場から脱出させると麦わらの一味のサンジ、ナミ、チョッパー、ブルックと航海の途中で知り合い行動を共にしていたワノ国の子供モモの助を乗せたサウザンド・サニー号に引き渡した事によりシーザーは再び身柄を拘束されてしまいました。

しかもそこにビッグ・マム海賊団の船が現れシーザーの身柄を渡すよう言われますが、シーザーはビッグ・マムから渡されていた研究費を着服し遊びに使っていたという経緯がある為にビッグ・マムに捕まる訳にはいかず、サンジ達に頼み込んでなんとかその場から逃げています。

その後は「ゾウ」という歩く巨象「象主」の上にあるミンク族達の住む「モコモ公国」に麦わらの一味と共に到着しています。

到着した当初、モコモ公国はカイドウ率いる「百獣海賊団」の部下である「旱害のジャック」の襲撃を受けており、襲撃の際に巻き散らかされた毒ガス兵器によって壊滅状態にありました。

その毒ガス兵器はシーザーの開発したものであり、その威力を誇らしげに語ったシーザーはサンジとチョッパーから怒られると脅される形で中和・解毒剤を作らされたことによりミンク族達は一命を取り留めています。

しかし次に訪れたビッグ・マムの追手によってシーザーとサンジは捕えられ、ビッグ・マムの本拠地であるホールケーキアイランドへと移送される事となりました。

ホールケーキアイランドへと到着し研究の進捗具合をビッグ・マムから問われると、パンクハザードの研究所が壊された事を口実に依頼を受けていた「人を巨人にする薬」の研究が出来なくなったと伝えますが、ビッグ・マムの部下の能力により同等の研究所を与えられ、更にはローの能力によって抜き取られていた心臓がビッグ・マムの手に渡ってしまった事により逃げられない状況となってしまいます。

ビッグ・マムは研究の期限を2週間と定めその期間内に研究が成功しなければ殺すと脅された事により窮地に陥りましたが、その後ビック・マム海賊団の傘下に入る事でビッグ・マムの首を獲る事を狙っていたファイアタンク海賊団とその船長カポネ・ベッジがシーザーの心臓を盗む事に成功し、それを脅しに自分達に協力するよう強要されました。

ベッジと手を組んだ後にルフィ、元王下七武海でありビッグ・マム海賊団傘下であったがそこから脱却する事を決めた魚人海賊団船長「海峡のジンベエ」とも手を組む事となり、ビッグ・マムの娘シャーロット・プリンと麦わらの一味のコックであり「戦争屋」ジェルマ王国の王子であったサンジとの結婚式の会場でビッグ・マム暗殺の計画を企てる事となります。

しかしその暗殺はビッグ・マムの奇襲によって失敗すると、なんとかその場を脱出していますがその後はまだ登場がなく安否は不明です。

 

シーザー・クラウンの性格

一言でいうならば「マッドサイエンティスト」という性格がまさにぴったりであるようです。

自身の研究を認めさせる要因が「人を殺す能力の高さ」であると信じて疑わず、その為であれば兵器で嘘をつき部下ですら犠牲にすることを厭わない残酷な性格をしています。

その毒牙は何も知らない子供たちにも及んでおり、病気の治療と称した薬物実験の被験体にしていた事もってか麦わらの一味には大変嫌われていました。

その反面、麦わらの一味やローに捕われている間はその言動は顕著となっており、多少の抵抗はしながらも人助けをする一面も見られています。

 

シーザー・クラウンの悪魔の実

自然(ロギア)系「ガスガスの実」の能力者であり、自身の体をガス化させ自在に操る事の出来る「ガス人間」です。

体をガスに変化させることで攻撃を受け流す事のできる自然系らしい能力を持っており、また気体化する事によってほんの僅かな隙間さえあればどんな空間へも忍び込む事も出来るようです。

様々な気体(ガス)を自在に生み出し、操る事が出来る事も分かっています。

その種類は毒ガス、可燃ガスなど攻撃性の高いものなど多種に及び、浮力の強いガスを発生させれば多数の人間を浮かせることも出来です。

また酸素を操作する事で相手の周りから酸素を奪い酸欠状態にすることもできます。

覇気使いや海楼石を使用した攻撃以外においては弱点があまり見つからないです。

 

シーザー・クラウンの必殺技

 

ガスローブ

体から毒ガスを発生させ、それで相手を覆ってしまう技です。

自在に操る事が出来るために逃れる事が難しく、体に巻き付いた毒ガスは吸い込んで
しまうと命に係わるような猛毒となっています。

毒に対しての耐性が付いている相手には稀に効かない事もあるようです。

 

ガスタネット

爆発性のあるガスを周囲に充満させ、手にしたカスタネット様の武器を鳴らす事で火
花を発生させそれに可燃させて爆発させる技です。

爆風だけでもかなりの広範囲に衝撃を与える技であり、大規模な爆発を起こせば辺り
一面を消し飛ばしてしまう程の威力を誇ります。

 

燃焼系ミオークGAS

大量の可燃性ガスを辺りに充満させ、それに点火する事で辺り一面を焼き払う技です。

広範囲の攻撃が可能とされます。

 

無空世界(カラクニ)

自身を中心とした一定の範囲内の大気中から酸素を抜き取る技です。

酸素が奪われる事で相手は酸欠となる他、炎の鎮火にも使う事ができます。

シーザーから一定距離を保てば窒息は免れますが、シーザーが近付けばまた酸素を奪
われてしまうため回避が難しい技とされています。

 

青炎剣(ブルーソード)

大量の酸素を手元でまとめた後に点火し、青い炎の剣を作り出す技です。

青い炎は高温の炎である事を示し、その剣に触れれば一瞬で炎上してしまう程の攻撃
力を誇ります。

 

ガスティーユ

口から強力な火炎放射を放つ技です。

銃器など鉄を一瞬で溶かす程の高熱の火炎を放ち、自分よりも遥かに巨体な敵であっ
ても瞬く間に黒焦げにしてしまいます。

 

RO・KО

神経系毒ガス兵器「KURO」(モコモ公国を壊滅させた毒ガス)を中和するガスを精
製し散布する技です。

基本的にシーザー自身が開発した毒ガス兵器などの中和剤はシーザーが能力を使って
作る事ができ、これもその一つとなります。

 

シーザー・クラウンの過去

世界政府の科学者ベガパンクの同僚であり、化学班のNo2として活躍していた過去があります。

世界最大の頭脳と称されるベガパンクに期待を寄せられていた事からシーザーの才能にはベガパンクに近い物があったと思われますが、兵器の威力の規模を重視するなど非道な思考が目立っていたため危険視もされていたように思われます。

そしてDr.ベガパンクが起こしたといわれた4年前に起きたパンクハザードの大爆発事件ですが、その真犯人は実はシーザー・クラウンだったようです。

人々を幸せにする為に科学を研究するベガパンクと、大量殺戮兵器の研究に傾倒するシーザーとでは意見が合わず、ベガパンクを無視して独断で危険な実験を慣行した結果、大爆発により一つの島に壊滅的なダメージを与え、その為に科学班を追放され賞金首となった経緯があるようです。

 

シーザー・クラウンの目的は!?

自分の頭脳に自信を持っており、ベガパンクにも劣らないと言う程の自信家であるシーザーですが、その活動の目的は何なのでしょうか?

推測ですが、その目的はさほど大きい物ではないと思われます。

自分の研究を世界に認めさせる事、それがシーザーの目的ではないでしょうか。

研究成果の成否を「被害の大きさ」「殺傷能力の高さ」によってしか判断していない人物ですので、どれだけの広範囲でどれだけ多数の人間を殺せるか、その規模の大きさによって自分が認められるのだと考えているように思います。

ベガパンクにも作れない完璧で最凶な「大量殺戮兵器」の開発、それがシーザーの目的であると推測されます。

 

今後のシーザー・クラウンについて考察してみた!

ビッグ・マムとの対戦後、心臓を取り戻したシーザーは姿を消しています。

しかし現在進行中の「ワノ国編」ではその核にシーザーの開発した人工悪魔の実「SMILE」の存在がある事からも今後再登場する事は考えられます。

一番に考えられるのは、カイドウの仲間になるという事ではないでしょうか。

ビッグ・マムからは研究費をだまし取っていた経緯もあり追われおり、またパンクハザードでの極悪非道な研究は海軍がその場に居た事もあり公になっている事も考えられます。

そうなれば名声も地に落ち、残るのは四皇に命を狙われる恐怖と3憶ベリーという莫大な懸賞金です。

それらから命を守るとするならば、「SMILE」を必要とするカイドウの下に居るのが一番安全だと考えられます。

まだ登場はありませんが、今後の登場もなくはないと思われます。

 

まとめ

今回は非道な科学者、シーザーについてまとめてみました。

仲間や子供にさえ容赦しないその性格から作中ではかなりの嫌われ者となっています。

嫌々ながらも人助けをしても褒められず、逆に「クズ」と言われるその様子は多少可哀そうにも感じますが、今までの経緯を見れば仕方のない事に思えます。

しかし物語からすれば重要な役どころになってしまっていますから、今後の登場でどのような活躍を見せるのか楽しみです。