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【ワンピース】スモーカーの悪魔の実&必殺技を詳しくまとめてみた!

この記事ではスモーカーについて詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあてて解説していきます。

  • スモーカーについて
  • スモーカーの悪魔の実&必殺技
  • 今後のスモーカーについて考察!

などスモーカーについて詳しくまとめていますので、最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

スモーカーについて

世界の均衡を守る三大勢力「王下七武海」「四皇」と並ぶ組織である「海軍本部」に所属し、海軍本部中将の地位に就く人物です。

通称を「白猟のスモーカー」と呼ばれており、白髪をオールバックに固めた髪形をしており顔つきは険しく、口には常に葉巻をくわえています。

物語の時間軸から24年前のスモーカーが12歳の時、偉大なる海(グランドライン)を初めて制覇し海賊王と呼ばれた男「ゴール・D・ロジャー」が生まれた町でもある東の海(イーストブルー)ローグタウンにて処刑された時にその現場に居合わせ処刑を見たようで、ロジャーが死の間際に笑い逝った事がスモーカーの記憶に深く刻まれました。

ロジャーの死に際に放った一言により人々はロジャーの遺したとされる財宝「一つなぎの大秘宝(ワンピース)」を求め海賊となり海へ出た為、現在も続く大海賊時代が幕開けとなっています。

それから22年後、スモーカーは海兵となり海軍に所属するとローグタウンにて海軍本部大佐として駐在するようになっていました。

スモーカーが着任してからはローグタウンを訪れた海賊達は全て捕えられていたために彼は海賊達から脅威とされる存在になっています。

そうした中、海賊モンキー・D・ルフィが偉大なる航路を目指しローグタウンへ上陸したという情報が部下から伝えられました。

聞いたことのない名だと部下に聞き返すと、部下からは東の海で悪名を上げていた「道化のバギー」「海賊艦隊提督・首領(ドン)クリーク」「のこぎりのアーロン」など懸賞金平均額が300万ベリーの東の海において1000万ベリーを超える懸賞金をかけられた大物海賊とそれらが率いた海賊団を粉砕してきた海賊だと伝えられます。

久々に骨のある海賊だと言ったのも束の間、麦わらのルフィは因縁あるバギーによってロジャーの処刑された処刑台で処刑される寸前となっていました。

それを見てルフィの「首が飛んだら」処刑台のある広場を襲撃し海賊達を捕える指示を出したスモーカーでしたが、ルフィの首が飛ぶその寸前にバギーが振り下ろした剣に向かい雷が落ちた事で処刑台は崩れ落ちルフィは助かります。

それにも驚きましたがスモーカーが注目したのはその前、海賊王が処刑される直前に笑ったのと同じように自分の命が終わると分かりながらも笑みを浮かべたルフィに底知れぬ脅威を抱いたスモーカーはバギーから逃れたルフィを捕えるべく自らルフィの前に立ちはだかりました。

自身の悪魔の実の能力によってルフィを捕える事に成功したスモーカーでしたが、世界政府を直接倒そうとする組織であり世界政府から危険視されている「革命軍」リーダーであるドラゴンが突如として現れるとスモーカーの捕縛からルフィを解放させ逃がしています。

自分がローグタウンに着任してから初めて取り逃がしたルフィとルフィ率いる麦わらの一味を追うために、スモーカーは部下を引き連れ偉大なる航路に入る事を決断しました。

その次に登場したのは、偉大なる航路にある砂の王国「アラバスタ」でした。

王下七武海の一角を担うサー・クロコダイルが市民を守る英雄として存在する国でしたが、雨が降らず大規模な干ばつが起こっており、それに輪をかけて雨を呼ぶ粉と呼ばれる「ダンスパウダー」を国王が使った事により王都にだけ雨が降るようになったという事件があったため国王の覇権は失われ国民によるクーデターが起きていました。

その黒幕がクロコダイルである事を知ったアラバスタの王女であるネフェルタリ・ビビはクロコダイルが社長として「Mr.0」と呼ばれる組織「バロックワークス」に侵入しその実態を探っていましたが、その折に麦わらの一味と出会い行動を共にしアラバスタ王国の危機を救うために奮闘します。

アラバスタに到着した麦わらの一味を追ってスモーカーもアラバスタを訪れますが、クロコダイルの策略により麦わらの一味と共に捕まり檻に入れられてしまいます。

その危機を麦わらの一味のコックであるサンジに救われると、ルフィ達がしようとしている事を理解したスモーカーは「今回だけ」と口にして麦わらの一味を見逃す事としました。

麦わらの一味の活躍によりクロコダイルのアラバスタ王国乗っ取りの策略は阻止されクロコダイルは王下七武海の資格を剥奪された後にインペルダウンに投獄されています。

その後、世界政府が騙されていたクロコダイルの画策を阻止したのが海賊であるという事実を隠す為にその場にいたスモーカーがその事件を解決した事にしてスモーカーとスモーカーの部下であるたしぎを昇進させる決定が下されましたが、スモーカーはそれを不服としその申し出を断っています。

次の登場は海軍本部の本拠地である「マリンフォード」にて開戦した白ひげ海賊団と海軍本部総戦力による「マリンフォード頂上戦争」でした。

海軍本部の将校たちはその戦争に召集されており、スモーカーもまた召集対象となっていた為に参戦しています。

白ひげ海賊団2番隊隊長ポートガス・D・エースの処刑を阻止する目的の白ひげ海賊団と、エースがゴール・D・ロジャーの息子である事を公開しそれを処刑する事で海賊王の血筋を世界から完全に消し去る事、そして大海賊時代の頂点に君臨する白ひげを倒す事を目的とした海軍との戦いはこの世の頂点の戦いと呼ばれ大乱戦となりました。

そこに途中参戦したのがエースの義兄を名乗るルフィであり、海底監獄インペルダウンより脱獄した凶悪な海賊達を引き連れての登場に戦場はどよめきます。

そしてルフィの実父が革命軍のドラゴンである事が公開されると、スモーカーはローグタウンでドラゴンがルフィを助けた理由を理解しました。

その後戦争は終結していますが、航海を重ねる毎に強くなるルフィと相対した事により自分の実力不足を肌で感じてか、スモーカーは偉大なる航路後半の海「新世界」にある海軍本部G―5への転属を志願しています。

それから2年後、海軍本部中将へと昇進したスモーカーは荒くれ者だらけのG-5をまとめ上げていましたが、わずかな情報を頼りに麦わらの一味を追いかけて「パンクハザード」へと辿り着きました。

そこで出会ったのは王下七武海へと加盟したばかりの海賊トラファルガー・ローであり、王下七武海の制度を良しとしていないスモーカーはローと戦いその最中にローの能力によって心臓を抜き取られ、更にはたしぎと「中身」を入れ替えられてしまいたしぎの姿となってしまっています。

予想した通り麦わらの一味はパンクハザードに現れましたが、たしぎと中身の入れ替わったスモーカーを見てルフィは大笑いし、それに怒りを露わにしている様子もありました。

パンクハザードには元世界政府科学者であるシーザー・クラウンも密かに住み着いており、話の流れでシーザーの存在などを見抜いたスモーカーはルフィ、ローと一時休戦し、中身を元に戻して貰うと共闘する事となります。

その場にはG-5の基地局長であるヴェルゴも居ましたが、その正体はシーザーの黒幕であるジョーカー(王下七武海の一人、ドンキホーテ・ドフラミンゴ)の部下である事を知ったスモーカーは法律ではつけられない落とし前をつける為にヴェルゴに挑み、ローもまた恩人の仇であるヴェルゴを倒す為に共に戦い接戦の後に勝利しました。

シーザーはルフィによって倒され、シーザーの実験台として囚われていた子供たちを海軍本部へと送り届ける為に預かった後にルフィ達と別れていますが、その後シーザーの危機を察したドフラミンゴがパンクハザードに現れスモーカーに重傷を負わせています。

その時は偶然登場した元海軍本部大将・青キジ(クザン)によって命を救われました。

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麦わらの一味はその後、ドフラミンゴが支配する「ドレスローザ」を訪れドフラミンゴとドンキホーテファミリーに対して戦いを挑み、それに勝利するとドレスローザをドフラミンゴの凶政から解放しましたが、その場にいた海軍本部大将・藤虎(イッショウ)はアラバスタでの事を踏まえて世界政府の都合の良い内容に書き換えられた新聞記事となる事を阻止するためにドレスローザの国民へ土下座で謝罪し、ドフラミンゴを討ったのはルフィとローの海賊同盟によるものだという事を公にしています。

ドフラミンゴから受けた傷がまだ癒えないスモーカーはそのニュースを新聞により知ると、アラバスタでの事が未だ腑に落ちていなかったスモーカーは胸がすいたと口にし、しかし自分が同じ地位にあっても同じ真似はできないとイッショウの行動を称賛しました。

 

スモーカーの性格

粗暴な外見とは違い、一般市民に対しては優しい態度で接しています。

また、部下が危機に瀕すると怒りを露わにしたり自身を投げ打って守る姿も見られ、部下想いの性格である事も伺えます。

その反面、海賊や悪人に対しては容赦がなく「海賊はどこまでいこうが海賊だ」として決して悪人を許す事をせず、自分の正義に反する事であればそれが上官の命令であっても受け入れない頑固な一面もある事が分かっています。

同期入隊であるヒナによると、海軍の養成学校時代から問題児であり問題を起こす都度ヒナに助けられてきた経緯もあり、実力があるにも関わらず出世できないでいたようです。

 

スモーカーの戦闘能力

自然(ロギア)系「モクモクの実」の悪魔の実の能力者であり、自身を煙に変化させる事の出来る「煙人間」です。

実体のない煙である為に敵からの攻撃を受け流す事が出来る他、逃げる相手を煙になり追尾する事も可能であり、また煙幕を張り相手の視界を奪ったり、煙によって敵を拘束する事も出来ます。

煙の一部を実体化する事でパンチやキックといった物理攻撃を仕掛ける事も出来る為、攻撃手段の幅が広いと思われます。

それとは別に、常に携帯している武器として悪魔の実の能力者の力を奪う事のできる海と同じ成分である石である「海楼石」を加工した十手「七尺十手」を持っており、自身の悪魔の実の能力と併せて使用する事で煙と海楼石の十手両方で相手の能力を抑え込み拘束する事ができます。

更にマリンフォード頂上戦争から2年後には覇気も会得している事が分かっています。

上記の事から基礎的な戦闘能力も含めかなりの戦闘能力を有しているようです。

 

スモーカーの必殺技

 

ホワイト・アウト

腕を煙に変化させ広範囲に渡りその煙を広げ、多数の敵を一斉に捕縛できる技です。

煙に変化したまま対象を掴むことが出来る為、相手側の覇気を纏っていない物理攻撃
はほぼきかず脱出が不可能であると思われます。

 

ホワイト・ブロー

煙に変化させた腕を対象に向けて勢いよく発射する事で相手にロケットパンチにも似
た打撃攻撃を与える事の出来る技です。

通常の生身でのパンチよりも威力が強く、また遠距離の相手に対しても攻撃する事が
可能であるようです。

海楼石の十手を持ったまま噴出する事も出来るなど応用も利きます。

 

ホワイト・スネーク

煙に変化させた腕を蛇のように変化させることで対象に喰らい付くように攻撃ができ
る技になります。

 

白蔦(ホワイト・バイン)

全身を煙に変化させ、竜巻のように渦巻きながら上昇して相手に巻き付き捕える技で
す。

 

ホワイト・ランチャー

全身を煙に変化させ上昇し、上から相手に近付くとその勢いのまま海楼石の十手を対
象に打ち込む技です。

速度を加速できるため、速度と自重、そして海楼石の十手によって対象が悪魔の実の能
力者であってもかなりの威力の攻撃を与えることができます。

 

スモーカーとルフィの関係は!?

海軍と海賊の為に敵という関係であり、スモーカーはルフィを捕える為に偉大なる航路へ入った経歴があり敵であるという認識をしています。

しかし他の海賊や悪党とは違うと感じているのか、その行動の真意を知れば見逃す事もあるようです。

そしてルフィはスモーカーの事を海軍と認識しており初見ではまるで歯の立たなかった相手として出会うと焦る素振りもありましたが、スモーカーの事は気に入っている様子で「嫌いではない」とさえ言っており、敵というよりはライバルといった感覚に近いのかもしれません。

 

今後のスモーカーについて考察してみた!

麦わらの一味がワノ国に入ってからは登場がありませんが、ロジャーとそれを追っていた海軍の英雄ガープと同じような関係性も伺える事から、今後またルフィ達の前に登場する事が予想されます。

今までは本当の敵として対峙するよりも共通の敵の出現によりやむを得ず手を組んできた経緯があるので、これからも同じような登場になるのではないでしょうか。

ルフィ達の相手が世界政府や黒ひげとなった時、最初はルフィ達を狙い登場するものの敵の本質を知り一緒に戦うようになりそうです。

 

まとめ

今回は自身の正義を貫く正義の海兵、スモーカーについてまとめてみました。

ルフィとは物語の序盤からの付き合いがあり事あるごとに共闘している存在であり、ルフィにとっては敵に当たりながらも嫌いになれない人物に思えます。

部下のたしぎと一緒の再登場が待ち遠いです。