進撃の巨人

【進撃の巨人】キース・シャーディスの正体について詳しく解説!

この記事ではキース・シャーディスについて詳しくまとめてあります。

キース・シャーディスのはキース教官として訓練兵のエレン達(104期生)に関わってきた重要な人物です。

ですが、教官の前は調査兵団の団長だったことが判明しました!

今回そこでキース・シャーディスについて徹底的に解説していきますので、最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

キース・シャーディスとは

  • 身長:198㎝
  • 体重:107㎏
  • 兵団:訓練兵団教官(過去、第12代調査兵団団長)

 

キースはスキンヘッドと顎髭が特徴の訓練兵団の教官です。

ウォール・ローゼ南方面第104期訓練兵団の教育を担当していました。

4巻15話「個々」が初登場と思われましたが、実際は、1巻1話「二千年後の君へ」が初登場でした。

17巻70話「いつか見た夢」でエレンが「あの男」の記憶を思い出す際に、唐突に名前が出され、正体が明かされます。

 

キース教官は調査兵団団長だった!?

17巻70話「いつか見た夢」で、エレンが記憶を辿った結果、発見された事実です。

訓練兵団の教官であるキースは、実は、エレンが幼いころ見た壁外調査から戻ってきた調査兵団団長と同一人物でした。

髪型がまるっきり変わっているため、訓練兵当時は気が付きませんでした。

エレンは、ウォール・マリアが陥落した日、父と会っていた調査兵団の「あの男・・」が誰なのかなかなか思い出せずにいました。

すると、ジャンが「教官の頭突きでも食らえばいいんだよ」と言ったことがきっかけで、キースが教官であると同時に、調査兵団の「あの男」と同一人物であったことを思い出します。

そして、唐突に「オイ…明日…行くぞ キース・シャーディス…教官のところに」と教官がキースという名前であることをしれっと読者に説明しながら、ウォール・マリア陥落の日に起こったことを聞きに行く流れになります。

そして、18巻71話「傍観者」では、ひとコマ目で、キースが第12代調査兵団の団長(エルヴィンの一つ前)であることをしれっと説明しています。

…というわけで、4巻で登場したと思われ、訓練兵に頭突きを食らわしていた教官は、実は1巻の1話で巨人に立ち向かっていた、調査兵団の長であることが明らかになりました。

登場のタイミング、名前の出し方は後出し感が否めませんが、元調査兵団の団長が訓練兵の教官になった設定は最初から決まっていたと思われ、そういった細かい設定もまた「進撃の巨人」の見どころの一つですね。

 

キース教官がエルヴィンに団長を託した理由(ネタバレ:18巻71話)

キースは歴代調査兵団団長の中で、唯一、生きたまま団長を交代した人物です。

結果的にキースは運よく生き残りましたが、調査兵団団長としては何も成果・功績を残せずに現場を退いています。

キースは、他の多数の壁内人類とは違い、世界がどれだけ広いのかを知りたいと思い、志を同じくする調査兵団に所属していました。

そして、エレンの父・グリシャとの出会いにより、自分は特別な存在で選ばれた者であると考えるようになります。

そのことを証明するため、キースは壁外調査に明け暮れますが、度々、大損害を被り成果を上げられずにいました。

その頃、エルヴィンという稀有な才能が頭角を表すことで、キースは「特別な人間」は自分ではなかったことを悟ります。

そして、自らは退き「特別な人間」に調査兵団の団長を託したのです。

 

キース教官とグリシャは旧友

18巻71話「傍観者」では、ウォール・マリア陥落当時の状況がキースの視点で語られるのと同時に、キースとグリシャは旧友であったことが明かされています。

彼らの出会いは、エレンが調査兵団に入団した時からみて20年前…シガンシナ区の壁の外でした。

壁外調査に出ていたキースはその帰路、壁の外を丸腰で歩いていたグリシャに出会います。

そして、壁内に戻った後キースとグリシャは酒場で話をします。

壁内のことを何も知らないグリシャは、自分は医者であることを告げたほかは何も覚えていないといい、壁内の世界のことや調査兵団のことをキースに尋ねました。

酒場で、キースは、調査兵団のことを話し、「馬鹿みたいかか?」と自嘲気味にグリシャに語り掛けると、意外にもグリシャは「そんなわけないだろ あなた達はこの壁の誰よりも賢く勇気がある」という答えでした。

また、「選ばれしもの」でないと務まらないこと…とも言いました。

この言葉にキースは取りつかれ、壁外調査に明け暮れることになります。

また、この酒場で働くカルラ(エレンの母)とグリシャが初めてであったのもこの時でした。

このような出会いとグリシャの言葉を受けて、キースとグリシャは友人のような関係になったかと思われます。

その一方、グリシャがカルラと結ばれることで、キースはより一層自分は特別な人間だと強く思うようになります。

恋に破れて仕事にのめり込むんでいくような感じと似ているように読み取れます。

その後、キースは自分は何も成し遂げられなかったことに打ちのめされ、自分が特別な存在であると勘違いさせたのはグリシャであると思うようになります。

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そして、ウォール・マリア陥落の日、エレンを森の中へ連れて行こうとするグリシャを止めに入りますが、グリシャに「どうか頼む 関わらないでくれ」と突き放され、森の中に消えていきます。

その後、森の中に雷のような光を確認し、様子を見に行ったキースが確認したのは倒れているエレン一人でした。

そのエレンをキースは寝床に戻したのを最後に、キースとグリシャの接点は終わりになります。

 

キースの名言&名場面

 

目標は一体だ!!必ず仕留めるぞ!!(1巻1話)

キースが調査兵団団長時代のセリフです。

壁外調査で巨人に遭遇し、兵士たちに指示を飛ばします。

そして、その指示を受けて戦っているのがエルヴィンであることが確認でき、あとから読み返すと違った面白さがあります。

 

なんの成果も!!得られませんでした!!(1巻1話)

壁外調査から戻り、戦死した兵士の母親に対して言ったセリフです。

息子の姿が見えないとキースに詰め寄る母に、巨人に喰われた残りの腕を持ってきて見せ「それだけしか 取り返せませんでした」というキース。

さらに息子は人類の役に立ったのかという問いに、ためらいながら、このセリフを言いました。なんて絶望的なシーン。

ちなみに、この調査兵団の帰還を見に来ていた幼いころのエレンとミカサはこのやり取りを目撃しています。

 

傍観者に過ぎない、私の思い出話を(71話)

エレンの巨人化の謎をつきとめるため、そのカギを握っていると思われるキースのもとを訪れるエレンら調査兵団一行…

しかし、キースは結論から言えば謎を解明できることは何も知らないと答え、その上で、役に立たない情報で良ければ聞いてくれ…という流れでこのセリフを言います。

 

貴様は何者だ!?

キースが訓練兵達に最初に行う通過儀礼の恫喝のセリフです。

それまでの自分を否定して真っさらな状態から適した人材を育てるために必要な過程と言われています。

通過儀礼を受ける訓練兵とそうでない訓練兵がいて、キースは彼らの面構えを見て必要性を判断しています。

必要がないと判断された兵士たちは

  • アニ
  • ミカサ
  • エレン
  • ライナー
  • ベルトルト
  • ユミル

が描かれています。

キースの人を見極める能力の高さが見られますね。

加えて、この当時、名前も出されず卒業成績も10番外であったユミルを描いている伏線が、後から読むと、作者…さすがだなぁと思うシーンでもあります。

 

貴様の心臓は右にあるのかコニー?

通過儀礼の際に、敬礼を逆の手で行っていたコニーに対して言ったセリフです。

右手で拳をつくり心臓にあてるその敬礼は「公に心臓を捧げる」という意味を持つため、逆の手で行うと心臓が右にあるということになります。

これを見た教官は、両手でコニーの頭をつかみ上げ『ミシミシ』させ、コニーに泡を吹かせますw

 

なぜ貴様は芋を食べた?

 

コニーがミシミシされている時に、サシャが芋を食べているのを目撃して言ったセリフです。

これを機にサシャは事あるごとに教官に叱られています。

 

まとめ

キースは、名前こそなかなか登場しませんでしたが、エレン達の教官として名言が多く、印象的なキャラクターです。特にサシャとの絡みや訓練兵への通過儀礼など、登場回数は少ないながらも活躍した人物です。その一方で、調査兵団団長としての挫折や、失恋、無力感などの心情は、感情移入させられるシーンもあり、味わい深い人物と言えるでしょう。

71話の最後では、カルラの想いを受け、エレンを兵士にさせないため立体起動装置に細工をしていたことが明らかにされましたが、結局は、何も事態を変えることのできない「傍観者」であったことを再度認識する締めくくりとなっています。凡人というと聞こえが悪い気もしますが、この71回「傍観者」は「普通の人」の悲哀が込められていて個人的には好きな回です。そして、物語の展開としては、グリシャが壁外からやってきた人物である可能性をちらつかせる役割を見せました。