この記事では桓騎について詳しくまとめています。
特に以下の3つに焦点をあてて解説していきます。
- 桓騎について
- 桓騎の弱点&戦闘能力
- 今後の桓騎について考察!
など桓騎について詳しくまとめていますので最後まで読んでいただけたら幸いです。
桓騎について
キングダムの桓騎さん椅子に座って2年が経過 https://t.co/6oqnMKLheL pic.twitter.com/DRIfO4XCMM
— すこすこタイム (@rinerevo2) June 2, 2019
キングダムの中で最も冷徹で、残忍な武将は誰かと言われると味方キャラクターでありながら一番に名前が挙がりやすい武将が桓騎ではないでしょうか。
元々野盗の頭目であり、襲った村人全員の首をはねていったことから「首斬り桓騎」と呼ばれるほど残忍な桓騎ですが、非常にカリスマ性があり荒くれ者集団をまとめ上げるだけの人望を持っています。
まさにダークヒーローを絵にかいたようなキャラクターです。
野盗であったのですが蒙驁に武将として取り立てられ、蒙驁の副将となり活躍をしていきます。
マンガでの初登場は魏の山陽線で、王翦と同じく、蒙驁の副将として登場します。
元趙三大天の廉頗率いる魏軍と戦った時、殺害、もしくは捕えた敵兵の身体の一部を敵陣に届け、相手の士気を下げ、廉頗四天王「介子坊」を苦しめ、桓騎軍の相手として介子坊から同じく廉頗四天王「玄峰」に指揮が変わります。
しかし、こちらも奇策を用いて、自ら玄峰に接近し討ち取ります。
その後、秦軍は廉頗に追い込まれていき苦境に立たされていくのですが、なんと桓騎が魏軍本陣に回り込んで、敵将「白亀西」を捕縛し、じわじわと剣で身体を切断していき殺害します。
これにより、秦軍の勝利につながりました。
その後、合従軍との戦いでは桓騎は函谷関の守備についていました。
そこで魏軍の巨大井闌車を焼き払い、さらにはその巨大井闌車を利用し、秦軍の将軍「張唐」と共に、扮装して魏軍に紛れ、敵軍ひしめく中を堂々と進んでいきます。
そうして、韓軍総大将「成恢」を討ち取りました。
桓騎の残虐性をまざまざと描いたのが黒羊の戦いで、桓騎が総大将となり黒羊にある近隣の村全てを滅ぼし、その死体でアーチを作り敵将「紀彗」に送るという凶悪な戦法を実施します。
民を大事にする紀彗にとっては正に悪夢であり、これがきっかけで趙軍は撤退を決意し、黒羊の戦いは秦軍の勝利となりました。
ただし、桓騎のやり方に真っ向から否定するのが主人公の信でしたね。ただ、戦果と言う点で圧倒的な成果をだしているため桓騎にそれ以上言えないですよね。
マンガで現在も趙攻めで桓騎も参戦しているのですが、そもそも桓騎は史実に登場するのかと言うと、しっかりと実在した人物でした。
史記によると王翦、楊端和と共に鄴攻めを行いました。
そして、九つの城を落とし鄴を陥落させました。
その後も大きな戦果をあげますが、趙の李牧に敗れ、秦王政に罰せられることを恐れ燕に逃亡したとされています。
このように、秦を裏切る形にはなってしまいますがとても優秀な武将であったことは間違いないようです。
桓騎の性格
桓騎だからさ pic.twitter.com/Ae2itnB9xq
— ろんろん@20卒 (@Ron_ron_chan) June 3, 2019
桓騎は前述したように勝つためであれば手段は選ばず、虐殺、略奪に何の躊躇もありません。
冷徹、傲慢、残酷などの言葉がここまでぴったりくるマンガのキャラクターはほかに見当たらないかもしれないですね。
そのような桓騎ですが実は自分を拾ってくれた蒙驁将軍に対しては敬語で話していたり、蒙驁将軍亡き後は手向けだと言って敵兵を焼き殺したりと義理堅い部分も見せています。
桓騎の過去
おもろすぎる…もうほんと読み始めてから毎秒おもしろい。
王賁、蒙恬、信の3人が良いね!新時代の幕開けって感じ。やはり蒙恬が頭1つ抜けてる?
そして桓騎がすごい。敵にしたらすごく厄介だと思うけど、それが味方の軍にいることでこんなにも心強くなるなんて。そこが #キングダム の面白いところ。 pic.twitter.com/JHbP4UpDKI— いのた (@nessinota) June 1, 2019
桓騎はもともと野盗の出であり、野盗集団で村を襲い略奪を繰り返し、村人を残虐にしていました。
そこを蒙驁将軍に拾われ秦国の武将にまで登り詰めていきます。
ある意味では主人公の信とも似ているサクセスストリーと言えるかもしれないですね。
こちらは完全にダークヒーローですけどね。
桓騎の戦闘能力
感極まる桓騎 pic.twitter.com/9dazFAFBow
— ま (@m_tou_a) May 28, 2019
桓騎の戦闘能力は非常に高いです。
もともと、野盗出身であることからゲリラ戦略を得意としています。
誰も思いつかないような戦略を、その特異な経験を活かし次々に仕掛けて相手を翻弄していきます。
その状況分析力と知略、行動力、決断力の高さが桓騎の強さの秘訣です。
もちろん純粋な武力もとても高いです。
野盗の荒くれ者たちを従えるにあたって、武力が低い人間のいいなりになることはありえないので桓騎軍の猛者よりも武力も高いため皆からの支持を得ているのです。
桓騎の魅力とは!?
キングダム最新巻やっと読んでるんだけどオギャァァァァァァアア桓騎さんかっこいいィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ///// pic.twitter.com/WytAP6Xxly
— でかいしわしわのケツ (@_oppekeXpation_) June 7, 2014
桓騎の魅力はその徹底したダークヒーローとしてのキャラクターでしょう。
勝つためであれば手段を選ばず、突拍子もない作戦を飄々とやってのける行動力もあり、敵を小ばかにしたような態度で虫でも殺すように惨殺していくその姿は一周まわってかっこよく見えてくると言えます。
また、桓騎は常に冷静で常勝を続けていくその姿もたまらないですね。
桓騎に弱点はあるのか!?
キングダム‼︎
桓騎将軍かっこいい〜✨
キングダムクラスタさんとつながりたいです!
ぜひRTやふぁぼをお願いします!#RTした人全員フォローする pic.twitter.com/GCJ6HEyg2y— 吉田 優希 (@yoppy20001011) June 8, 2014
桓騎に弱点などあるのでしょうか。
知略、武力は抜群で戦略眼もしっかりしている。まさにパーフェクトな武将の一人だと思います。
ただし、戦場と言うこととなると桓騎自身がパーフェクトでもダメなのかもしれません。
そこでまず一つに、桓騎軍の部下の忠誠心の低さが軍としての弱さとなっていると考えられます。
部隊が撤退を余儀なくされたときにまず部下は将を逃がすことを第一に考えるものですが、桓騎軍は一人でも多く生き残るように全員がバラバラに撤退します。
なので、将を多く失うリスクもあり軍としての弱さにつながるのではないでしょうか。
また、このような軍ではピンチの時に命を捨てて戦おうというような飛信隊のような覚醒は望めないのではないでしょうか。
と言うところで二つ目の弱点として、桓騎の軍は桓騎あってこその軍であるということ。
桓騎が考え、桓騎が命令し、桓騎自身も動く。このようにして戦果を挙げてきており、桓騎軍に桓騎を疑う人間は存在しません。
なので、もし桓騎が追い詰められたときに桓騎にアドバイスできる人間がほぼいないと言って過言ではないでしょう。
つまり桓騎さえ封じてしまえば桓騎軍は一気に崩壊してしまうワンマンチームなのです。
これらが、桓騎ひいては桓騎軍の弱点と言えます。
優秀すぎるのも考え物と言うことですね。
その点、飛信隊の信は自分に知略が乏しいことを知っているので河了貂などを重宝しています。
よいチームにはこのような役割体系ができているのでしょうね。
今後の桓騎について考察してみた!
『元野盗の桓騎将軍は安心して俺らのケツ追っかけてくればいい。慶舎の首は俺が取る!!』
信の言葉に物言いたげな、ニヤリ笑いを堪えてるようなお頭と、それを見透かして笑っちゃう黒桜姐さんって感じ。姐さんはお頭のよき理解者だわ。 #キングダム pic.twitter.com/cZkW0r3ZFB— カビタロス孫六@ゴールデンカムイ愛読 (@magotaros) September 3, 2015
史実で桓騎は、鄴攻めで活躍をするのですがその後、李牧に敗れ燕に逃亡することとなるのですが、その後に名前を変えて樊於期として秦の敵となったという説があります。
しかし、樊於期というキャラクターはすでにキングダムの中に登場してしまっているので桓騎が樊於期として秦軍の前に立ちふさがる展開と言うのは無理があるのではないでしょうか。
そうすると、考えられるのが李牧との直接対決で殺されてしまうというものでしょうか。
李牧は桓騎に対して弱点を見つけたと言っていたことから、桓騎が李牧にやられる展開は想像に易いですね。
ただし、ここまでに強烈な個性を持ったキャラクターなので、簡単に策を弄されやられる姿は見たくないですね。
もしくは、李牧に殺されることなく負けそうになったらそのまま逃亡して野盗に戻って自由な生活を送ったというのも桓騎らしくてありなのかなとも思います。
彼は将軍と言う立場に収まっていることが不自由に感じるタイプなようにも感じますしね。
そして、野盗として飛信隊と戦うというのも面白い展開かもしれないですね。
ただ、その様なサイドストーリーを描く余裕があるとも思えませんけどね。
まとめ
キングダムのキャラクターの個性派揃いの中にあって抜群の尖り方をしている桓騎ですが、ここまで悪党でもこの唯一無二ぐあいがキャラクターとしてしっかり確立しており大人気キャラクターとなっているのです。
なので、今後もその尖り方をさらに磨いて最後の最後まで私達読者をハラハラドキドキさせてもらいたいですね。原先生よろしくお願いします。