この記事では壁について詳しくまとめています。
特に以下の3つに焦点をあてて解説していきます。
- 壁について
- 壁の戦闘能力 &弱点について
- 今後の壁について考察!
など壁について詳しくまとめていますので最後まで読んでいただけたら幸いです。
壁について
キングダム(*^ω^*)先々週から見逃せないくらい面白い!今日は 壁が主役かな? pic.twitter.com/rFvct0mCuB
— かぉかん。 (@kaokan19) November 23, 2013
壁の初登場は、昌文君の副官として穆公の避暑地での登場としてでした。
その時に、漂が政の影武者として最期を迎えたことについて激昂していた信に漂の活躍を伝える役割を担っていました。
キングダムでは様々な化物じみた豪傑や英傑が登場してくるのですが壁はその真逆を行くタイプで地味、普通の人、凡人、凡才を地で行くようなそのようなキャラクターです。
しかし、キングダムの読者の大半は皆普通の人で凡人なのです。
そのことから普通の人として出てくる壁に対しての親近感はとどまることをしらず、壁の人気に拍車をかけているのではないでしょうか。
また、壁は凡才である自分をしっかりと受け止め統率術や兵法を学びながらコツコツと成長を続けていきます。
その地味ながらも這いつくばってでも前へ前へ進もうとする姿も人気の秘密だと思います。
最初は昌文君の副官としての登場でしたが、魏への侵攻の際には千人将へ昇格していました。
対合従軍戦では三千人将となり蒙武軍に所属し汗明軍に突撃させられ、その理由をすぐに解釈し蒙武の檄の勢いのまま活路を開きます。
見ようによれば囮ですね。
その後、軍略に適度に、適度に明るいことで王翦に買われ五千人将に任命されます。
王翦から軍略にある程度明るいことから囮として使われながら出世していきます。
そして最終的には将軍まで登り詰めてしまいます。
凡人としてキングダムで描かれている彼の出世劇も見ものですよね。
壁の性格
社会保障論とか紐解けば紐解くほどに日本の医療ヤバって思うけど、デジタルヘルスとかまだ未踏のものに挑戦して、前に進めることでしか解決出来ないのではないかと思ってます。
あっ、詰んでるわーと思って思考停止してしまうと背を打たれるやつ。
そんな思いが詰まった壁将軍の「活路は前だ」です。 pic.twitter.com/qKGZxAUZuF
— Dr.いしいちゃん (@ishiichangdesu) October 24, 2018
壁は元々名門の貴士族の生まれでしたがそれを鼻にかけることのない至ってまじめな性格でした。
信と河了貂とは腐れ縁のような関係となっており、将軍まで出世していく壁ですがいつまでたっても信と河了貂には壁のアニキというとてもしたしみやすいキャラクターとなっていると思います。
信は猪突猛進で自分の実力を疑わずどんな時も天下の大将軍になるんだという強い信念をもっています。
壁はそのような信を戒めて軌道修正をうまくさせる役割も持っておりその点でもアニキと言えると思います。
そして、まじめの他に味方の危機には身を挺して敵に向かっていく自己犠牲の精神と優しさも持ち合わせている人間味あふれるキャラクターとなっています。
また、趙に侵攻中に自軍の兵糧を敵に焼かれてしまうという大失態をしてしまいました。
そして、そこには壁軍の兵糧と一緒に楊端和の軍の兵糧も含まれていました。
壁はこの失敗を取り戻そうと、翌日の戦いで勇猛果敢に敵軍に飛び込み大敗を喫することになります。
まじめさゆえの責任感の強さが裏目となった状況ですね。完全に空回ってしますね。このような完璧でないながらも一所懸命に状況に向かっていく姿勢などは本当に応援したくなりますね。
これが壁に人間性なのかなと思います。
壁のモデルになった人物
壁ですが実在した人物なのでしょうか。
これはキングダムのマンガでも言及されているのですが実在する人物です。
原先生曰く「將軍壁死」という文は、「將軍・壁、死(将軍である壁が死んだ)という解釈のほかにも、「将軍・壁死(将軍が壁死した)」とも解釈できるとのことです。
後述の解釈で行くと壁将軍という人物自体がいなかったことになってしまいます。
そこで、原先生は両方を都合よく(笑)解釈し壁将軍という人物がいてその後も活躍したという選択をしたこととなります。
それでも、今から悠久の昔、2000年以上昔のはるかな土地中国の歴史を考えていくに当たりそのくらいの誤差はあって当たり前と思います。
そこから壁将軍のような魅力的なキャラクターが出来上がっていくわけですから。
壁の過去
こちらが壁将軍です。いいお兄ちゃんキャラです。生きてます。 pic.twitter.com/40lUwt789A
— よつるぎdown fall (@yotsurugi) June 2, 2016
壁の過去について気になる方も多いのではないでしょうか。
しかし、現在では壁の過去について有力な情報はありません。
壁はいいとこの坊ちゃんとしてエリート街道を歩んでいたことは確かです。
また何の因果か弟に玉座を追われるような王様に仕える上司の部下となっており、周りとがんばって王様を玉座に戻し、気づけば千人将、三千人将、五千人将、将軍とあれよあれよと駆け上がっていく、あるいみで信よりも身近なサクセスストーリーとなっているように感じます。
壁の戦闘能力
あ、壁将軍やっぱダメだった…と思ったらまさかのコレ。
中間管理職リーマンの星ですはー! pic.twitter.com/dC1O8eqB5J— はいの@5/25MD武蔵嵐山 (@hainokobito) September 20, 2018
壁の戦闘力は正直に言って高くありませんが隊を率いるうえで必要最小限の知識や知略は兼ね備えており、中の上といったランクが最も壁をあらわすうえでちょうどよいのではないでしょうか。
壁は完璧な将軍ではありません。
敵の策略にもハメられますし、味方の囮としても使われてしまうような武将です。
趙侵攻時に兵糧を焼かれるという大失態を犯したのちに、楊端和たちの山の民の協力を得ながら、最終的にこの戦いで敵将を討つのに一番ふさわしい人物と言われおぜん立てをされロゾ王を討つのですが、これは壁将軍の前に置かれた据え膳であったと言えるので壁将軍の実力であったとは言いづらい戦果ですね。
ただし、それも壁という人間性がその役割を担うのに最適と判断される要因の一端であったとすれば、それは間違いなく壁の実力と言っても過言ではないのかもしれませんね。
壁の魅力とは!?
5千の将になっても歩兵の心配する壁将軍惚れるしか無いって……;;;;;;;優しくて生真面目過ぎ……;;;;;; pic.twitter.com/zIyFajFWN0
— ウォーリー仲座 (@nakaza1864) July 17, 2016
壁の魅力はその凡人さに尽きるのではないかと思います。
いい意味で普通の人で、信や河了貂に壁のあんちゃんとして慕われているところがまさに壁の魅力となっていると思います。
壁は元々いいとこの出の坊ちゃんとして出てきますが、それゆえに信たちの腹の底からのハングリーさなどに圧倒されてしまいますがその姿にただ圧倒されて終わるのではなく自分も頑張らないと、と闘志を燃やします。
そして、順調に将軍への階段を上っていきます。
いいとこの出であるため頑張ればエレベーター式に昇進していきます。
そして、その真面目さから敵からも、見方からも利用されてしまう。そんな壁の姿に自らを重ねる読者は多いのではないでしょうか。
また、現在の戦いで命ほど大切な兵糧を敵に燃やされてしまうという失態を犯してしまうのですが、楊端和よりそれを許され武功を譲られるあたり壁将軍の人柄も現れているのではないでしょうか。
とことんに応援したくなるキャラクターであります。
それと、壁の人間性と言いますか…楊端和に対してすぐにポッと顔に出てしまうあたり…憎めないですよね。
美人を前に斜に構えている人間より存分に人間味があって好感が持てますね。
壁に弱点はあるのか!?
やる意味のわからない打ち合わせで、3ステップくらい前の状態に戻され、またコツコツ進んだと思ったら意味のわからない打ち合わせでスタート地点まで戻されを繰り返してるから、打ち合わせの度に、犬戎王ロゾに弾かれた壁将軍みたいになってる pic.twitter.com/sQAfZoCGrW
— のーじま (@nouzima119) February 19, 2019
壁将軍の弱点はその真面目さ、素直さ、正直さに尽きるのではないでしょうか。
それと、中途半端に優秀であるということも…。
敵にも付け込まれますし、味方にも囮として利用されるなどよくも悪くもそれこそが壁将軍の代名詞と言ってよいと言えるほど利用され尽くしていきます。
中途半端に優秀というのが軍師レベルの人間たちにとっては一番手玉に取りやすいのでしょう。
本当に戦略に疎ければ何をしでかすかわからないという脅威にもなりえますが、そうではなく基本に忠実、正攻法をわかっているということでそこを少しつかれると途端に戦略にはまってしまう。
そういう弱点があると思います。
しかし、その生真面目さ、真っ直ぐさのおかげで皆からの信頼も厚くなり出世街道を歩んでいくことができているとも言えます。
今後の壁について考察してみた!
海外チームに入ると
山の民と共に戦う壁将軍のような
気持ちになるから好き。とにかく海外のプレイヤーは
いつも褒めてくれる。
居心地がすこぶる良い。 pic.twitter.com/CfMtocQMVW— はる@遊戯王DL (@haru__games) January 22, 2019
今後の壁将軍についてですが…まったく想像できないというのが一番正しいのではないでしょうか。
前述したように壁将軍は史実として出てきていたとしたらもう死んでいるはずですし、史実でなければ原先生のオリジナルのキャラクターに近い存在となっています。
そのため今後壁というキャラクターをどのように使うかは原先生の気持ちひとつと言えると思います。
まとめ
ここまで壁将軍について書いてきましたが、壁は自らの実力はそれほどあるとは言えませんがその信念はとても強いものがあり、信のよい兄貴分としていつも大切なところで信に貴重な言葉、アドバイスを与えたりもしています。
このキングダムという英雄、英傑の集まりの中で今後もその様相はさらに加速していくと思いますが、その中に壁のような私達読者にもっとも近いと思われる視点をもつキャラクターがいてくれることでこの作品がもっと身近に感じられるようになると思われます。なので、個人的には最後まで信と一緒に天下統一を突き進むいいあんちゃんとして活躍してもらいたいです。