ワンピース

【ワンピース】エースは本当に死亡したの!?復活はありえないのか!?

この記事ではエースについて詳しくまとめています。。

特に以下の3つに焦点をあてて解説していきます。

  • エースについて
  • エースの悪魔の実
  • エースの最後!復活はありえるのか??

などエースについて詳しくまとめていますので、最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

エースについて

エースは元スペード海賊団の船長であり、白ひげ海賊団2番隊隊長であった人物です。

本名をポートガス・D・エース、通称「火拳のエース」と呼ばれ懸賞金は5億5000万ベリーとされていました。

カウボーイハットのようなオレンジの帽子がトレードマークで、背中には白ひげ海賊団のマークを刻んでいます。

父親はかつて偉大なる航路(グランドライン)を初にして唯一制覇し海賊王と呼ばれたゴール・D・ロジャーと、母親はポートガス・D・ルージュという女性です。

ルージュは海軍からエースを守る為にエースを腹に身ごもってから2年(通常の赤子は十月十日で生まれますから、実にその倍以上の年月)ものあいだ出産せずに堪え、ロジャーの死から1年以上が経ち海軍の監視の目が完全に離れた後にエースを出産しましたが、その結果衰弱しその後すぐに亡くなっています。

母親の愛情によるあり得ないトリックにより海賊王の血筋は断たれたとされており、エースもまた母親に大恩を感じて母親の姓を名乗っていました。

ロジャーは自らが処刑される前に海軍中将であり幾度もの死闘を繰り広げたモンキー・D・ガープを仲間ほどに信頼できると言い、エースを託す事をガープに伝えており、ガープはそれを断る事が出来ずに両親を失ったエースを引き取ることとなります。

成長したエースは東の海(イーストブルー)ゴア王国にあるコルボ山に根城を置く山賊ダダン一家の下へ預けられますが、世間からはロジャーの子供が居たとするならばそれを恨み、生まれてはいけない存在だという言葉を聞き続けたせいで心を閉ざし、「鬼の子」と蔑まれ続けて自分の存在に悩み心を閉ざしていました。

その後、10歳になったエースはゴア王国の外にある「不確かな物の終着駅(グレイ・ターミナル)」に住むサボという少年と共にいつか海賊になって海へ出るという夢を掲げ、いつかの出航の日のための海賊船を買う資金として不良達から金品を奪い「海賊貯金」と名付けた貯金をしていました。

そんなある日、ガープが7歳になった自身の孫、モンキー・D・ルフィを連れてダダン一家を訪れるとエースと同じように預ける事をダダンに伝えます。

ルフィはそこでエースに出会い仲良くなる為に近付きますが、エースはそれを最初は煩わしく思い遠ざけていましたが、自分を必要だと言ってくれるルフィの存在に心を動かされたエースは、その後ダダンから盗んだ酒でエース、サボ、ルフィは義兄弟の盃を交わしています。

しかしその後、サボが実はゴア王国の貴族の子供であり家出をしていたことが分かり、父親に見つかったサボは実家に連れ戻される事態に。

さらにその後、ゴア王国に天竜人が視察に来ることが決まったことでグレイ・ターミナルの存在を消してしまう決定が下され、エースや他多くの人が居るグレイ・ターミナルに火が放たれ逃げ場のない炎の壁に辺りは埋め尽くされました。

その火事を引き起こした犯人であり、結果として貴族に裏切られ自身も消されると知り逆上する海賊ブルージャムからルフィを守る為にエースとダダンはブルージャムに立ち向かい、火事から数日後には二人でダダン一家のアジトに戻ってきています。

この際エースは後ろにルフィが居たから逃げられなかったと語り、ダダンはその言葉にロジャーの血筋を感じたようでした。

天竜人が訪れる当日、それを知らなかったサボは貴族である事で自分が変わってしまう事に恐怖を抱き再び家出をし、誰に告げる事なく一人で船出し海賊としての一歩を踏み出そうとします。

しかし知らずに天竜人の船を横切った事により砲撃を受け、その現場を見ていたダダンの部下によってサボの死が告げられました。

初めこそ悲しみに暮れるエースとルフィでしたが、サボがエースに宛てた手紙を受け取ると覚悟を決め、ルフィと二人、17歳になったら海賊になり海へ出る決意をしています。

月日は経ち17歳になったエースは海へ出て海賊の一歩を踏み出しました。

出航して仲間を集めたエースはスペード海賊団を名乗り航海を続け、偉大なる航路に入るとその勢いは止まらず、脅威を感じた政府より世界三大勢力の一つ「王下七武海」への加入を打診されますがそれを拒んでいます。

ルフィを助けてくれた恩人でもある赤髪のシャンクスにも会い、その礼を告げる場面もありました。

しばらくしてロジャーとの因縁も深い白ひげ海賊団に戦いを挑むも白ひげと戦う前に白ひげ海賊団と親交のあるジンベエが立ちはだかり、5日にも及ぶ激闘の結果引き分けています。

更にその後現れた白ひげにも挑みましたが全く敵わず敗北し、エースを気に入った白ひげは俺の息子になれとエースとエースの仲間達を白ひげ海賊団に勧誘しました。

最初こそそれを拒み白ひげの命を狙う事100回以上。

それでも自分を息子と呼び、ロジャーの子供であっても態度を変えない白ひげを慕うようになり白ひげ海賊団の一員となると、2番隊隊長にまで上り詰めました。

しかし隊長就任後、2番隊隊員であったマーシャル・D・ティーチが4番隊隊長サッチを殺し逃走した事により、仲間殺しを決して許さないという掟を守るために、そして親である白ひげの顔に泥を塗った落とし前をつけさせるために周りの制止を振り切ってエースは一人でティーチを追う航海に出ました。

途中、アラバスタで海賊になっていたルフィとの再会を果たし、連れていた仲間達に頼もしさを感じ安心したと後に語っています。

そして遂にティーチを見つけ戦いを挑みましたが敗北し、海軍に身柄を引き渡されティーチが王下七武海に入るための足掛かりにされてしまいました。

捕われたエースは海軍本部マリンフォードにて公開処刑される事となりました。

その結果、白ひげ海賊団とその傘下の海賊達と海軍との大規模な衝突がマリンフォードにて勃発し、後にマリンフォード頂上戦争と呼ばれる戦争の引き金となります。

白ひげや仲間達、そしてインペルダウンの囚人たちを引き連れて現れた義弟ルフィ達の姿に涙を流したエースは、ルフィによって一度は解放されています。

しかし海軍の追撃はやまず、それを止めるために自らが壁となり一人残る事を決意した白ひげに深々と頭を下げ、白ひげがオヤジでよかったと聞かれると勿論だと答えていました。

白ひげに感謝を告げたあと、ルフィと共に助けに来ていたジンベエと共に逃亡用の軍艦によって走りますが、海軍大将・赤犬の白ひげを侮辱した言葉を耳に入れたエースは足を止めると怒りを露わにしながら赤犬に猛攻を仕掛けます。

その頃、無茶の連続で体に限界が来ていたルフィは動けなくなり、それに気付いた赤犬の標的がルフィに代わりました。

エースはルフィを守る為に赤犬とルフィの間に入ると、赤犬によりその体を貫かれてしまいます。

致命傷を負い助からない事を察したエースはルフィや仲間達に「愛してくれてありがとう」と伝え、ロジャーの最期と同じように口元に笑みを浮かべて絶命しました。

その後、戦争を終結させるべく現れたシャンクスによりその亡骸は引き取られ、白ひげと共に白ひげの故郷のある島に埋葬されています。

 

エースの性格

幼少期は生い立ちのせいもあり粗暴な性格をしていましたが、ルフィと出会うと義兄ではあるものの兄としての自覚が芽生えて性格も丸くなり、ゴア王国フーシャ村の酒場店主であるマキノに礼儀作法を学び、感謝すべき相手に対してきちんと礼儀正しく礼をできるようになりました。

成長すると、仲間想いで優しい性格になっています。

愛する者を失う事を極度に恐れており、敵から逃げれば後ろにいる大切な者を失うかもしれないという恐怖を感じるため「逃げる」とういうことが出来ず、そして自分が大切に思う人への侮辱を決して許さない性格でもあり、これは父親であるロジャーとよく似た性格でもあるようです。

 

エースの戦闘能力

悪魔の実の能力者であり、覇王色の覇気の覚醒者であることも分かっています。

幼少期より敵わない敵にも立ち向かい打ち砕いてきた潜在的な強さがありました。

若くして王下七武海に勧誘され、白ひげ海賊団2番隊隊長を任されるその戦闘能力は誰もが認めるところであったと思われます。

 

エースの悪魔の実

自然(ロギア)系メラメラの実の力者であり、体を炎に変化させる能力があります。

火力や規模は自身の力加減で自在に操る事ができ、大きな船を一撃で沈められる他、小さな火球をピストルの銃弾のように連続で発射する事も可能です。

自然系である為ほとんどの物理攻撃を受け流すことができ、また、炎で壁を作り防護壁として利用することもできる攻守両方に優れた能力であるため、弱点という弱点はないようです。

ただし、メラメラの実の上位互換であるマグマグの実(体をマグマに変化させ操る能力)には能力の質上敵わないらしく、また、モクモクの実(体を煙に変える能力)とは能力の相性から決着がつかないとされています。

 

エースの必殺技

 

陽炎(かげろう)

炎を纏い相手に攻撃を仕掛ける技です。

 

火拳(ひけん)

火力を最大限に高めて巨大化させた炎の拳で標的を焼き払う技です。

エースの別名「火拳」の由来であり、たった一撃で帆船5隻を簡単に打ち抜き沈める程の破壊力があります。

 

炎上網(えんじょうもう

炎の壁を作る技で、相手の進行を阻み味方を逃がす際に使われる技です。

 

火銃(ヒガン)

両手の指から小さな火球を連続で発射し、ピストルの銃弾のように連射する必殺技です。

着弾と共に小規模の爆発が起きることでそのまま炎上します。

 

炎戒(えんかい)

自らの周りに炎で円陣を作り出します。

直接攻撃用の技ではなく、次の攻撃につなげる為の前準備のような技です。

これの進化系で「大炎戒」というより広範囲に炎を作り出す技もあります。

 

火柱(ひばしら)

自分を中心とした炎戒の範囲に燃え上がる火柱を発生させる技です。

家一軒であれば跡形もなく吹き飛ばす程の威力があり、空中で使えば真下に向かい発射させることも可能です。

 

蛍火(ほたるび)

淡い光を放つ小さな炎の玉を辺りにまき、合図と共に一斉に対象物に襲い掛かる必殺技です。

 

神火 不知火(しんか しらぬい)

両腕を振り抜く事により二つの炎の槍を放ちます。

相手に刺さった炎の槍は燃え上がり、対象物を炎上させます。

 

十字火(じゅうじか)

両手の人差し指を交差させる事で十字の形を作り、その形の炎を相手にむかい発射させ十字の火柱を起こします。

 

炎帝(えんてい)

大炎戒で発生させた炎をまとめ、巨大な炎の塊を作り出す必殺技です。

エース最大の必殺技ともされています。

 

鏡火炎(きょうかえん)

自身の前方に巨大な炎の壁を展開する事で相手の技を防ぎます。

 

エースのモデル

「バーソロミュー・エル・ポートガス」というポルトガル生まれの海賊が由来になったとされています。

捕われの身となった際にワイン樽を浮きにして脱走したとされる脱走の名人とさえ言われた人物です。

頭がよく大胆な行動が知られていますが、カナヅチであったともいわれているようです。

それと、アメリカの作曲家・歌手として有名な「スティーヴィー・レイ・ヴォーン」が容姿のモデルという話もあります。

写真で被っている帽子がエースの被っている帽子にそっくりな事がその理由とされています。

 

エースは本当に死亡したの!?

白ひげと同様、人の死の描写がはっきりと書かれることのすくないワンピースの物語の中ではっきりとした死亡シーンが描かれた一人がエースになります。

エースの「命の紙(ビブルカード)」が燃え尽きる様子も描写されており、エースの体を受け止めたルフィもその死を肌で感じています。

そして亡骸を埋葬し墓が建てられたことからも、エースの死亡は本当のことではないかと推測されます。

 

エースの復活はありえないのか!?

現在本編で進行中のワノ国編の中で「トキトキの実」という過去へ移動できる悪魔の実の存在が明らかになっています。

悪魔の実は上位互換の存在も知られているため、似た能力の実があっても不思議ではありません。

また、トキトキの実の能力もまだ本質は分かっていないので、過去に戻る事も可能な能力であるとするならば、死亡したとされる人物達の復活もありえなくはないと思います。

死んだ人がよみがえるブルックの「ヨミヨミの実」のような実もありますし、復活は実質的には可能です。

そしてエースが復活するか、という話ですが、希望を言うならば復活はしてほしいです。

しかしとある番組で作者の尾田栄一郎先生がエースの復活はないと語っていた事も知られてますし、復活はやはりないのではないかと思われます。

 

まとめ

今回は死亡後もいまだに根強い人気を誇る海賊王の息子、エースについてまとめてみました。

生い立ちから壮絶な人生を辿りながらも愛する人達に出会いそれに囲まれて暮らす日々の様子には幸せがあふれていたように思います。

当初はまさか死んでしまうと思わず驚きと悲しみがありましたが、最期の笑顔は本当に心からのものであったのではないかと思うと悲しいながらも少しほっとした気もしました。

今後の復活も期待されていますが、いったいどんな展開になるのでしょうか。

これからも続きが楽しみです。