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【BLEACH】雛森桃死亡!?最後に雛森の卍解&必殺技をまとめてみた!

この記事では雛森桃について詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあてて解説していきます。

  • 雛森桃について
  • 雛森桃の斬魄刀&卍解
  • 雛森桃は死亡したのか

など雛森桃について詳しくまとめていますので、最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

雛森桃について

雛森桃は護廷十三隊五番隊副隊長を担っている女性死神です。

容姿はとにかく可愛く、妹タイプで男性であれば守ってあげたいという雰囲気を持っています。

死神を育成する教育機関である真央霊術院(しんおうれいじゅついん)では、三番隊副隊長になる吉良イズルと、六番隊副隊長になる阿散井恋次と同期で、特進クラスである一組に所属しています。

小柄で華奢な体格をしているので剣戟はあまり得意ではなかったのですが、最初から鬼道には非凡な才能を持っていました。

そのため雛森は鬼道を中心に鍛錬を積み重ねていったので、その鬼道の腕前は副隊長ではトップクラスに位置しているのは間違いありません。

出身は流魂街西地区の「潤林安(じゅんりんあん)」であり、近所には十番隊隊長になる日番谷冬獅郎がいました。

冬獅郎は銀髪に青緑色の瞳をしていて、あまりに風体が他の住人と違っていたために毛嫌いされていましたが、雛森だけは普通に接していました。

年齢的には上になるため、冬獅郎のことは「獅郎ちゃん」と呼んでいて、それは冬獅郎が隊長職になっても続いていたため、常に「日番谷隊長と呼べ!」と言っています。

現世に研修で出てダミー虚(ホロウ)を相手に戦っている時、なぜか大型のヒュージホロウが出現したため、研修に参加していた一回生と引率に伴っていた六回生で後の九番隊副隊長になる檜佐木修兵らを襲い始めました。

檜佐木が尸魂界に応援要請をすると駆け付けたのが五番隊隊長であった藍染惣右介と副隊長であった市丸ギンであり、二人で多くの大型の虚を簡単に倒してしまいます。

その強さと優しい表情に魅了され、雛森は五番隊に入隊します。

吉良や阿散井も五番隊に入隊しますが、阿散井は早々に十一番隊に異動し、吉良は四番隊に異動した後で市丸が三番隊の隊長になると、今度は三番隊に異動します。

雛森だけはずっと五番隊にいて、藍染に対しては愛情に近い尊敬をずっと持ち続けるようになりました。

しかし藍染は雛森をただ利用するだけしか考えておらず、利用価値がなくなると簡単に斬り捨ててしまいますが、そんな卑劣なことをされても藍染への想いを断ち切れなかった雛森ですが、戦いを続けて行く中で少しずつ体も心も強くなっていきます。

 

雛森桃の性格

雛森の性格はとても優しくて、その優しさゆえに誰かに頼ろうとするところがあります。

藍染が隊長職を真面目に勤めていた頃はずっと藍染に頼りっきりであり、反逆者になって尸魂界から出奔すると幼なじみの日番谷冬獅郎を頼るようになります。

この直ぐに人を信じて依存するところを斬魄刀の本体は嫌がっていますが、優しさの中にも一本の芯はちゃんと通っていることを知っているので、何かあれば助けてあげるいい関係を築いているようです。

人から頼まれると嫌とは言えないところがあり、雛森をよく知っている十番隊副隊長の松本 乱菊は、何かにつけて雛森をよく庇っています。

内向的ですが自分の気持ちには正直に動くところがあり、藍染が自分の斬魄刀の能力で死んだように見せかけた時も、藍染の策略ですが冬獅郎や市丸に刀を向けています。

どう考えても勝てるはずがないのですが、感情が昂ると理性を失うところがあると言えるでしょう。

 

雛森桃の斬魄刀

斬魄刀の名前は「飛梅(とびうめ)」です。

常に斬魄刀を帯刀していますが、戦いになっても鬼道を使うか直ぐに始解を行い、斬魄刀だけの剣戟はあまり得意としていません。

これは似たような体格である朽木ルキアも同様であり、体格の大きな相手にはどうしても力負けしてしまうため、斬魄刀だけの剣戟は必要最小限しか行わないようです。

 

雛森桃の始解

解号は「弾け!『飛梅』」です。

始解すると刀身に江戸時代の同心などが持っていた十手のようなものが付きます。

攻撃は炎熱系であり、炎の玉のようなものを剣先に出して敵にぶつけます。

威力は鬼道の「赤火砲(しゃっかほう)」程度のもので、それで相手を倒すというほどの威力はありません。

あくまでも敵に不意打ちを食らわせ、怯んだところを鬼道で攻撃するというのが通常の戦い方になっています。

 

雛森桃の卍解

雛森に限らず、護廷十三隊で女性の副隊長は誰も卍解を習得していません。

十一番隊の副隊長である草鹿やちるは斬魄刀の本体の可能性がありますが、自身では卍解はできないようです。

護廷十三隊では卍解を習得するということは、隊長格に匹敵する能力を持っていることになり、実際に卍解ができる副隊長は一番隊の雀部長次郎と阿散井恋次だけです。

例外として第三席でありながら十一番隊の斑目一角も使えますが、やはり副隊長クラスで卍解は難しいのでしょう。

 

雛森桃の必殺技

雛森の必殺技は斬魄刀をあまり使うことがなく、得意とする鬼道を巧みに変化させて使うことで必殺技にしています。

その使い方は他の死神がなかなかできないほどであり、鬼道を練り合わせて広範囲にいる敵を網の要領で捕まえたり、詠唱破棄でも強力な破道を使えたりします。

女性の死神は多くが鬼道を使って戦うことが多いのですが、八番隊副隊長の伊勢七緒と共に、斬魄刀よりも鬼道を必殺技に使っています。

 

雛森桃が日番谷冬獅郎に刺され理由とは

雛森は女性死神でありながら体を斬魄刀で貫かれることが多く、ケガで戦列にいないことが多くなっています。

最初に刺されたのは敬愛していた藍染であり、これは役目が終わった雛森を始末するという理由からです。

ところが以外なことに、雛森は男性死神で一番仲のいい日番谷冬獅郎にも刺されています。

ただしこれは冬獅郎の本意ではなく、藍染が自分の斬魄刀の能力である鏡花水月を使い、冬獅郎と雛森を催眠状態にして冬獅郎に雛森を斬らせました。

藍染が尸魂界を裏切ってアランカルと手を組み、その中でも最上位にある十刃(エスパーダ)を引き連れて重霊地である空座町を襲撃した時です。

冬獅郎はエスパーダのハリベルを相手に孤軍奮闘していましたが、雛森はハリベルのフラシオンとの戦いで負傷し、吉良に治療を受けていました。

そこに藍染は雛森を催眠状態にして冬獅郎の前に行かせ、冬獅郎には雛森を自分の姿に見せるように催眠をかけます。

当然に冬獅郎は藍染だと思って斬魄刀で体を貫きますが、催眠状態が解けると実際には雛森の体を貫いていました。

これにはさすがに冬獅郎も冷静さを失い、何の防御もせずに藍染に突っ込んで行ったため、返り討ちにあってしまいます。

 

雛森桃死亡!?

雛森は藍染と冬獅郎から、完全に体を斬魄刀で貫かれています。

特に藍染の場合は死神の急所になる部分に近かったため、四番隊隊長の卯ノ花烈も助かる可能性は低いと所見を出しています。

そのため雛森はしばらくは全く姿を見せなかったので死亡したのでは考えられていましたが、アランカルが空座町に攻め込むためにウルキオラやグリムジョーを派遣しだした頃、護廷十三隊の先遣隊として冬獅郎や乱菊らも現世にいました。

そこで尸魂界に総隊長である山本源流斎と連絡をしている時、まだ完全に回復してはいなかったのですが雛森がスクリーンに現れます。

そこで冬獅郎らも雛森が助かったことを知りますが、精神的に不安定になっていることを察知して藍染への憎悪をより強くしています。

冬獅郎に刺されたのは腹部であり、重症ではあっても絶命するほどではなかったため、以後も体が癒えたら副隊長職に復帰しています。

 

雛森桃と日番谷冬獅郎の関係

雛森と冬獅郎は関係的には幼なじみですが、女性である雛森が年上であり、男性ですが容姿が子供そのものである冬獅郎は、雛森にとっては弟のように感じているようです。

冬獅郎が隊長になっても「ちゃん」付けで呼んだり、何かあれば頭を撫でたりするのがその証拠です。

冬獅郎は男子小学生が担任の女教師に恋心を抱くような感覚で雛森を見ていて、姉というよりも一人の女性という立場で接しています。

そのため雛森が傷つくことを嫌い、酷いことをした相手には怒りを露わにして立ち向かっています。

ただし恋人というような立場で見ているわけではなく、自分が守っていきたいという気持ちが強いため、恋愛関係に発展する可能性は低いと言えるでしょう。

 

まとめ

今回は雛森桃について詳しくまとめました。

雛森桃は男性であれば好意を抱く要素を持っている女性であり、そのために人気が高いキャラクターです。

どんなに酷い裏切られ方をされても、心のどこかでまだ相手を信じているなど、普通ではあり得ません。

それだけ素直で人を疑いたくないという純真な心の持ち主なので、多くの人から好感を持たれる理由と言えるでしょう。