今回は104話「勝者」のネタバレです。
104話の見どころとしては以下の4つ。
- 初!超大型巨人のアルミン
- エレンVSポルコ
- 戦槌の巨人について
- ライナー復活!?
気になる方は最後までご覧ください。
また103話でジークがリヴァイによって倒されましたよね。
103話について>>「【進撃の巨人】103話ネタバレ!リヴァイの圧倒的な強さでジーク死亡!?」
超大型巨人アルミン登場
諫山 創:「進撃の巨人」104話より引用
104話の始まりは、瓦礫の下で大けがをして泣いている子どもの描写から始まります。
エレンが起こしたテロの犠牲になってしまった子ども…キレイごとになってしまいますが、罪のない何も知らない子どもがこういった争いの犠牲になってしまうのは、何とも心が苦しくなります。
今回は、それを引き起こしたのはこれまで巨人の被害者として描かれていたパラディ島勢力です。
その近くを超大型巨人になったアルミンが通ります。
巨人から出てきたアルミンは、破壊された街の光景を見て言います。
「……これが 君の見た…景色なんだね ベルトルト」
そういってアルミンがアンカーを向けた先…上には飛行船のようなものが…。
パラディ島勢力はこれに乗って、マーレにやってきたのでしょうか。
この場面では、ついに超大型巨人・アルミンバージョンが登場しています。
ベルトルトから継承した巨人ですが、見た目の違いに注目ですね。
アルミン巨人には耳が無いところが大きな違いですが、鼻の形の違いや
体型がベルトルトの巨人に比べて細身なのも気になるところです。
これは巨人継承者の能力や個体差によるものと思われますが、
今後、詳しい解明がされることを期待します。
ピークは生き残る
場面は変わり、ジャン…。
103話の最後では、車力(ピーク)にとどめを刺そうと、雷鎗を放たんとする場面で『次回に続く…』みたいな感じになりましたが、それをファルコがかばおうとしていたところです。
今回の104話では、ジャンはファルコに対し雷鎗を放つことをためらうかのような表情を見せましたが、心を鬼にして撃ちました。
『カチッ』(多分、雷鎗を撃った音)
『ドン』(…と音を立てて、雷鎗が発射されます)
すると、その時、ピークの瞳がカットインし、
車力の巨人から『ブシュゥゥゥゥゥゥ』と蒸気が噴出しました。
これによるものかは分かりませんが、雷鎗の軌道は、ファルコと車力の巨人から逸れます。
諫山 創:「進撃の巨人」104話より引用
ジャン「蒸気で起動が逸れた…!?それとも俺が外した…のか!?」
間一髪、雷鎗の直撃を免れたピークは、本体から出てきますが、大けがを負っています。
ピークを支えるファルコ
それを追うパラディ島勢力
「『車力』の本体だ!!逃がすな」
パラディ島勢力の手に落ちようとするファルコとピーク
すると銃で応戦するマガトらマーレ兵たち
マガトの指示を受けて、ピークを避難させるファルコとガビ…
ピークはなんとか一命をとりとめたようです。
エレンVSガリア―ド
ピークの場面がひと段落したところで、
エレンとガリア―ド(顎)の戦闘シーンに移ります。
ガリア―ド「クソ…!!戦士長にピークまで!!やられた…のか!?」
ガリア―ドの脳裏には、ジークとピークと共に過ごした光景が浮かび、悔しさを全面に出します。
諫山 創:「進撃の巨人」104話より引用
「クソォ!!クッソォ!!」
こんなに分かりやすく露骨に『クソ』っていうキャラを久しぶりに見た気がしますが、そんな感情的な状態にもかかわらず、ミカサの斬撃を素早く躱し、エレンに襲い掛かります。
応戦し、右パンチを繰り出すエレン
それを強力な顎で砕くガリア―ド
その後、爪でエレンをひっかきまくるガリア―ド
防戦一方なエレンは、ガリア―ドの攻撃を左手で防御します。
すると、左手で握っていた戦鎚の水晶体にキズが入ります。
どうやら、ガリア―ドの力をもってすれば、あの硬質化した水晶体を攻略できそうです。
建物の上につけたランプの理由!!ハンジが乗った飛行船到着!
場面は、ピークを避難させたファルコとガビたちのシーンに移ります。
外の様子を見ようと窓に近づいたガビが目にしたものは…
コニー「ジャン来たぞ」
ジャン「あぁ…時間通りだ」
コニーとジャンの視線の先には、飛行船が…
諫山 創:「進撃の巨人」104話より引用
どうやら、パラディ島勢力が乗っているもので、パラディ島の兵士たちが戦闘の最中に、建物の上に取り付けていたランプは、飛行船のルートを示す目印だったようです!!ランプの謎は104話で回収されました。
登場したのは、ハンジとアルミン…そして飛行船を操縦する黒人。
初登場ですが、ハンジにオニャンコポンと呼ばれています。
ぶっ飛んだネーミングセンスに脱帽です。
このオニャンコポンたる人物はすでにハンジとの信頼関係ができているような印象を受けましたが、どのような経緯で、行動を共にするようになったのかが、気になるところです。
この飛行船は、どうやら、戦闘している仲間たちを回収するためにやってきたようです。
顎の巨人…ミカサによって足止めされる
マーレ編に入って活躍を見せる顎の巨人ですが、104話でもたくさん登場しています。
飛行船の姿を見て、脱出を図ろうとしていることを察すると、飛行船を壊そうと飛び掛かります。
諫山 創:「進撃の巨人」104話より引用
しかし、ガリア―ドのこの動きを読んでいたミカサは
「そうなると 思った」
と待ち構えており、後ろから顎の両足を切りつけます。
ガリア―ド(―しまった…)
『ズザザ』
とエレンの前に倒れこみます。
ネタバレ!!エレン、顎の巨人を使い戦鎚の巨人を吸収する
倒れこんだ顎を踏みつけ、腕をもぎ取るエレン
そして、抵抗できなくなったあと、顎の顔面をつかみ、戦鎚の本体を咥えさせます。
どうやら顎の歯で硬質化した水晶体を砕こうという算段のようです。
そして、エレンは顎の顔を上と下から挟み込むような形で押さえつけ
水晶体を砕きにかかります。
諫山 創:「進撃の巨人」104話より引用
ガリア―ド「な!??オイ…オイ!??嘘だろ??やめろ…やめろ!!やめてくれ!!」
砕ける水晶体…そしてエレンは砕けた水晶体から戦鎚の本体の体液を摂取します。
『ドクン』
目を見開いたエレンの描写から、戦鎚を吸収したことを感じたようです。
エレンは、その後、顎をも捕食しにかかります。
104話でついにライナー復活!!
絶体絶命のガリア―ドを窓から見つめるガビは叫びます。
「ライナァァァァ助けてぇぇぇぇぇ」
「ガリア―ドさんが食べられる!!助けてぇぇぇぇぇぇ」
巨人の中で目を閉じているライナー…
諫山 創:「進撃の巨人」104話より引用
(うる…さい 静かに…… してくれ……)
ファルコも一緒に叫びます
「ライナァァァ」
「ライナァァァァァ」
(頼む…… 静かに…)
食べられそうになる顎の描写
(…どうして お前らは…)
何かに気が付き、振り向くエレン
(俺を…死なせてくれないんだ…)
諫山 創:「進撃の巨人」104話より引用
エレンの振り向いた先には、立ち上がるライナーがいました。
ライナー復活です!!
しかし、その巨人は鎧に覆われておらず、顔もライナーの顔のまんまで不完全な状態でした。
エレンに立ち向かうライナーですが、ワンパンチでやられてしまいます。
しかし…!ワンパンチでふっとばされつつも、その手には顎を握りしめており、
ガリア―ドを奪取しています。
その様子を確認した後、エレンは自分も力を使い果たしたと言い、ミカサと共に飛行船に戻っていきます。
その様子を見たガビは銃を持ち、飛行船を追います。
ガビ「あいつらに…エレン・イェーガーに!!オジサンの鉛玉ぶち込んでやる!!」
「逃がさない!!必ず殺す!!」
諫山 創:「進撃の巨人」104話より引用
最後は離脱していく飛行船と、退却の指示を飛ばすジャンで幕引きとなりました。
104話まとめ
今回は、104話のネタバレ記事をまとめていきました。
タイトルの「勝者」の通り、パラディ島勢力が襲撃に成功し勝利した回となりました。
そして、襲撃を終え、パラディ島勢力は撤退に入っていきます。
撤退後、世界を敵に回すことになったパラディ島はどうするのか?また、今回の襲撃の真意が明らかになっていくと思われます。
今回の襲撃で、エレンは戦鎚を捕食することで、『始祖』、『進撃』、『戦鎚』の3体を保有することになったことも併せて押さえていきたいポイントとなります。