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【ブリーチ】草鹿やちるの本当の正体は!?最終的にやちるは死ぬのかを詳しく解説!

この記事では草鹿やちるの正体について詳しくまとめています。

  • そもそもやちるって誰なの!?
  • やちるの本当の正体は??
  • 最終的にやちるは死ぬの??

などなど

草鹿やちるについて詳しく解説していきますのでご覧ください。

 

草鹿やちるのプロフィール

  • 所属: 護廷十三隊11番隊副隊
  • 身長:109㎝
  • 体重:15.5㎏
  • 誕生日:2月12日
  • 好きなもの:金平糖、戦闘、更木剣八

 

草鹿やちるの性格

戦闘が大好物という11番隊の副隊長を務めていますが、自分が戦うよも、更木剣八の戦う姿を見ている方が好きとのことです。

これは特異なことで、11番隊第3席の斑目一角や同5席の綾瀬川弓親が、隊長である更木剣八の戦いを見ているだけでは我慢できず、自分たちも戦いたいと無理やり参戦しているように(第16巻)、普通は自ら戦闘がしたいはずなのですが、更木といる時は何故か一歩引いた位置を好みます。

また、一緒にいる時に敵を斬ると更木の機嫌が悪くなる、とも描かれており、更木がいない場面では敵を斬ろうとしているシーンがあります(第64巻)。

草鹿やちるの正体を考える上で、重要なことかもしれませんね。

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草鹿やちるの斬魄刀

斬魄刀の名は三歩剣獣(さんぽけんじゅう)というもので、解号は「でておいで、三歩剣獣」となっています。

やちるの攻撃に合わせて、タイミングや間合いをずらした攻撃を、2匹の獣がほぼ同時に行うというものです。

卍解ではなく、始解の段階で何かを召喚することに虎徹勇音は非常に驚いていました(第64巻)。

これもまた、草鹿やちるの正体を考える上で大切な要素になりそうです。

 

ちなみに、やちるの前にいる獣を「モコモコ」、後ろにいる獣を「ホネホネ」といいます

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草鹿やちるの正体

更木剣八に対して好意と信頼を寄せている草鹿やちるですが、更木が斬魄刀の名前(野晒)を知ってからは姿が見えなくなります。

近くにいた隊士にやちるを探すよう命令をしますが、見つかったという描写はありませんでした。

 

そのまま戦いは続いていき、ジェラルド・ヴァルキリーとの戦闘で苦戦している時に、突然やちるが姿を現し、驚いた様子の更木に卍解の名前を教えます。

これは、草鹿やちるの正体を考える上で最も重要なことだと思います。

黒崎一護が卍解の名前を知ったのは、彼の内面世界において、斬魄刀の具現した存在である斬月が教えたからです。

今まで見てきた「更木の戦いを見ているのが好き」「始解なのに何かを召喚する」ということも根拠となり、草鹿やちるの正体は更木剣八の斬魄刀の一部である、と言えるのではないでしょうか。

もう一つ、強力な根拠としては、更木とやちるの出会いのシーンにあります。

初めて描かれたのは第13巻ですが、更木が血の付着した浅打(斬魄刀)を持ちながら、数多の亡骸が周辺に転がっている場所で座っています。

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おそらく更木が殺したのでしょうね。

すると、どこからか小さな女の子(やちる)がやってきます。

どこからやって来たのかと尋ねる更木に対し、やちるは何も答えませんが、血の付着した斬魄刀に触れます。

何気ないシーンですが、この行動は斬魄刀からやって来た(斬魄刀の一部である)ことを意味しているのではないでしょうか。

実際に、やちる=更木の斬魄刀の一部、が正しいならば、こんな序盤から伏線を張っていたことに、作者である久保帯人さんに対して驚きつつも尊敬の念を抱きますね!

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草鹿やちるが剣八の斬魄刀だという矛盾点


しかし、この説は矛盾しているのでは、という意見もあります。

卍解の具現化が死神として存在し、通常時でも他の死神に見える

更木だけがやちるの存在を認識しているならともかく、他の死神も認識しています。

涅マユリも卍解で何かを召喚していますが、卍解していない時にその存在を認識することは、他の死神にはできないはずです。

更木の斬魄刀が常時解放型ならば、常に卍解をしているために、やちるが具現化を継続しているのだ、と考えることは可能かもしれません。

しかし、始解、卍解をすると付加能力が生まれているような描写があり、また朽木白哉も常時解放型の斬魄刀は存在しないのではないか(第73巻)、と言っていました。

やはり常時解放型ではないと思われます。

そうすると、やはり矛盾しているのではと思いますね。 

 

斬魄刀が斬魄刀を持っている

また、卍解が具現化した存在であるやちるが、斬魄刀を扱えるというのも疑問です。

全ての死神は浅打を手に入れ、それを鍛錬により鍛えることで斬魄刀へと変化させている(第59巻)、と二枚屋王悦は言っていました。

しかし、死神でないやちるが何故斬魄刀を所持しているのか、さらには始解まで到達できるのか不思議ですね。

これも矛盾点だと思います。

ちなみに、黒崎一護は滅却師の血も流れていますが、死神の血も流れているので問題はないかと思います。

しかし、これらの矛盾は実例がないから感じるものではないでしょうか。

更木剣八の斬魄刀が例外、としてしまえば成立する話だと思います。例外なので、

  • 卍解をしていなくても、更木の斬魄刀が具現化したものは、他の死神も認識可能な死神となる
  • 更木の斬魄刀が具現化したものは、自らの斬魄刀を所有することが可能で、少なくとも始解まで到達できる

とすれば問題なさそうな気もします。

いずれにせよ、作中で説明がないまま本編が終わってしまったのは少し残念でしたね。

 

草鹿やちるは死んだのか?? 

最終巻である74巻の最終話では、滅却師と死神の戦争から10年ほど経過していますが、やちるの姿はありません。

やちるはいないと更木は発言していますが、その正体と同じく、生死についても言及されていません。

しかし、これまでの考察から斬魄刀の一部に戻ったはずなので、死んだというか、姿が見えなくなったというのが正しそうですね。

また、斬魄刀の一部ではない、と考えた場合は、自分の名前を知らないことにシンパシーを感じ一緒に生きてきたが、更木が斬魄刀の名前を知ったことで、自分よりパートナーにふさわしい存在が見つかったと考え身を引いた、といった感じでしょうか。

しかし根拠の薄い説なので、斬魄刀の一部になり姿が見えなくなった、というのが最有力です。

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まとめ

今回は草鹿やちるの正体について詳しくまとめました。

草鹿やちるの正体は更木剣八の斬魄刀の一部、というのは正しいのではないかと思います。

いくつもの根拠が見つかりましたし、他に納得のいく説も存在しませんからね。

そのため、原作のラストで草鹿やちるの生死は明かされていませんが、きっと斬魄刀の一部として生き続けているはずです。

なおも否定の根拠を探してみると、「やちるの居ねェ今……俺が道に迷う訳が無ェ」(第74巻より引用、フリガナ省略)と書かれていたことは少し気になります。

このセリフを見ると、本当に何処かへ行ってしまったのでは、と思ってしまいますよね。

しかし、死神として存在しないから、という意味だと思います。

ひょっとすると、滅却師との戦い以降、卍解をする機会がないので更木は気付いていない、という可能性もありそうです。