BLEACH

【BLEACH】浦原喜助の斬魄刀&卍解について詳しくまとめてみた!

この記事では浦原喜助について詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあてて解説していきます。

  • 浦原喜助について
  • 浦原喜助の斬魄刀&卍解について
  • 浦原喜助の都市伝説について

など浦原喜助について詳しくまとめていますので最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

浦原喜助について

浦原喜助は元は二番隊所属の死神で、二番隊では第三席の地位にいました。

当時の隊長は四楓院夜一であり、浦原とは子供の頃からの幼なじみであり、性別は違いますが、とても気の合った友人という関係になっています。

浦原は十二番隊の隊長であった曳舟桐生が零番隊に配属になって隊長職を担う者がいなかったため、夜一の推薦で隊首試験を受け、そこで合格して十二番隊隊長になっています。

当時の副隊長には後に仮面の軍勢(ヴァイザード)になってしまう猿垣ひよ里がいて、ヘラヘラしていて威厳の無い浦原に反骨していました。

浦原はひよ里のことが気になっていましたが、十二番隊に何か特色を持たせようと技術開発局を創設します。

そして思想犯として二番隊の獄舎に監禁されていた涅マユリを、その潜在能力の高さを見抜いていたので自分の副官とすることで獄舎から出します。

涅マユリは一筋縄ではいかない男でしたが、自分がいなくなれば十二番隊の隊長と共に技術開発局の局長になれると甘言を出して部下にします。

浦原は技術開発局でその能力を発揮して、それまで誰にも作ることができなかった死神と虚(ホロウ)との境界線を無くす崩玉(ほうぎょく)を作り出したり、他にも数々の発明品を製造しています。

この崩玉を作ったことで尸魂界を滅亡することを考えていた五番隊隊長であった藍染惣右介に目を付けられ、ヴァイザードの一件で尸魂界を混乱に陥れた張本人として、現世に追放されてしまいます。

この一件を調べるために夜一も尸魂界から出奔していて、現世では黒猫の姿で活動していました。

現世では寂れたような「浦原商店」という駄菓子屋の店主になり、現世にいる黒崎一護にあらゆる面で協力をします。

ただ隠しことも多い人物であり、崩玉を朽木ルキアの体の中に隠したり、自分の死神としての能力をほとんど一護らに話しませんでした。

ただ現世において現世と尸魂界を繋ぐ穿界門(せんかいもん)や、現世と虚圏(ウェムコンド)を繋ぐ黒膣(ガルガンダ)を自作で作ったりするほど高い技術力を持っていて、一護はいろいろなことがあっても浦原への信頼感は損なわれていません。

ただ朽木ルキアは浦原喜助のことを「悪徳商人」と呼んでいて、本心では無いにしても腹黒くて何を考えているのかわからないという印象を持っているようです。

 

浦原喜助の性格

浦原喜助は飄々としていて、何も考えていないようで常に先を見据えて行動できる性格です。

それは時として他人の気持ちを蔑ろにしている場合もあり、現世に朽木ルキアが配属された時、能力を極端に抑える義骸を提供してルキアを苦しめました。

これは崩玉を守るためでしたが、元々が勝手にルキアの体内に崩玉を隠したことが問題です。

ただし物事の善悪や冷静な判断力は間違っておらず、その点からいろいろと言う人もいますが、最終的には慕われる理由と言えるでしょう。

ただ大事なことでも口にしないところがあり、誤解を生じやすいのは確かです。

その性格が災いして尸魂界を追放処分になってしまいましたが、最終的には尸魂界も浦原喜助に助けを求めるようになり、自然に信頼感を持たれる人物であると言ったも間違いありません。

 

浦原喜助の斬魄刀

斬魄刀の名前は「紅姫(べにひめ)」です。

現世では仕込み杖のような形で持ち歩いていますが、尸魂界では普通の斬魄刀のようにして所持しています。

また現世では人間から魂魄を抜くための能力も持ち合わせてて、初期の頃はルキアがいない場合には、浦原喜助が黒崎一護を死神にしていました。

その能力は実に多彩であり、攻撃性と守備力に長けた斬魄刀になっています。

本体は斬魄刀の名前が「紅姫」となっているように、長い髪をした美しい女性になっています。

浦原喜助自身も斬魄刀の話をする際に、「彼女は~」という言い方をしています。

 

浦原喜助の始解

解号は「起きろ、『紅姫』」ですが別の解号もあり、「啼け(なけ)、『紅姫』」と言うと多種多彩な攻撃や守備の能力を持った斬魄刀になります。

始解すると、斬魄刀には珍しい鍔のない直刀タイプの形状になります。

先端は鋭い剣先になっておらず、浦原喜助も始解した斬魄刀では突きのような剣戟はしていません。

始解すると一護の月牙天衝のように霊子のような波動を撃ち出すことができ、井上織姫が行なう「三点結盾(さんてんけっしゅ)」のような盾を出すこともできます。

浦原喜助自体が元は隠密機動の一班を任せられるほどの実力を持っているため、剣戟と始解によって使える鬼道系の能力により、始解だけでも高い攻撃性を持っています。

 

浦原喜助の卍解

卍解の名前は「観音開紅姫改メ(かんのんびらきべにひめあらため)」です。

卍解すると本体の女性が出現し、その本体が触れた物を作り替える能力を発揮するようになります。

この卍解は他の死神のように攻撃に特化しているわけではなく、負傷した死神を負傷する前の状態に戻したり、特殊な空間に出入りするための出入り口になる通路を作ったりすることができます。

浦原喜助は卍解をして攻撃に最適な状況を作り出し、そこから別の攻撃を仕掛けたり、他の死神が攻撃をすることを手助けするという能力を持っています。

攻撃性が極端に無い卍解であり、使い方が限定しているためなのか、自らの卍解について知らなかった十一番隊隊長の更木剣八以外では、使用せずに死亡した十三番隊長の浮竹十四郎や、卍解すると自分の寿命を大幅に縮めてしまう八番隊隊長の京楽春水と同じくらい、ほとんど卍解を使わずにいました。

 

浦原喜助の卍解には都市伝説がある!?

浦原喜助が卍解をすると出現する女性ですが、この女性が誰なのかという都市伝説が巷ではささやかれています。

作中にはそのような女性は一切出ておらず、単なる斬魄刀の本体なのかもしれませんが、何か特別な関係にあった女性ではないかと考えている人もいます。

その理由は浦原喜助は十二番隊の隊長になったのですから卍解は習得しているはずですし、本人も自分が卍解が使えることを口にしています。

それなのになかなか卍解をしなかったのは、本人曰く「自分の卍解は人を鍛えるには向いていない」と説明しています。

これは黒崎一護が一度失った死神の能力を復活させる際に口にしていますが、人を鍛えるといった状況ではなく、自分や味方が窮地に陥ってもなかなか卍解しませんでした。

そこから浦原喜助自身は卍解をすることで本体の女性を周囲に晒してしまうので、それが嫌だったのではないかという推測が生じています。

尸魂界では幼なじみという設定で四楓院夜一という女性と親しいとなっていますが、特に男女の関係性は無いようになっています。

現世でも鬼道衆総帥であった握菱鉄裁という筋骨隆々の大男と男女の子供らしき店員と生活をしていて、女性の影が全くありません。

それに浦原喜助の卍解はどちらかと言えば女性が行なうような内容になっているので、実はこの卍解の本体になっている女性は浦原喜助のとても身近にいた女性であり、特殊な技術で斬魄刀に封印したのではないかと言われています。

そのような本体を持っている斬魄刀は他にはありませんが、誰も作り出せなかった崩玉を作ったりできることから、あり得ない話ではないとも言えます。

ただ浦原喜助はとても紳士的であるため生きている女性をそのまま閉じ込めたというのは考えにくく、死に際にあった女性の意志を聞き入れたのではないでしょうか。

隊長格の卍解では特に異質な浦原喜助の卍解だけに、このような都市伝説が生じるのも仕方が無いでしょう。

 

まとめ

今回は浦原喜助について詳しくまとめました。

死神の中でも特に風変りで、何を考えているのは本当に読めないのが浦原喜助です。

しかし剣戟は体術を使った高度な技術を持っていて、鬼道も四番隊隊長である卯ノ花烈と並ぶほどに素晴らしい能力があります。

ある意味、浦原喜助は尸魂界にいれば最強の死神になる素質を持っていて、あまりに傑出した技量を持っているからこそ、現世にいることでバランスが取れているのかもしれません。

尸魂界に裏切られたのにいつも尸魂界のために尽力していて、どこまでも男気溢れる人徳者であると言えるでしょう。