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【ワンピース】新魚人海賊団とは！？新魚人海賊団のメンバーについて詳しくまとめてみた！

 

この記事では新魚人海賊団について詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあて解説していきます。

  • 新魚人海賊団について
  • 新魚人海賊団の目的
  • 新魚人海賊団のメンバー

など新魚人海賊団について詳しくまとめていますので、最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

新魚人海賊団とは

新魚人海賊団は偉大なる航路（グランドライン）魚人島本島近くにある魚人街を拠点とする海賊団です。

魚人街とは元はリュウグウ王国の孤児などを育てる福祉施設でしたが、徐々に荒れ始め今はスラム街と化した町の通称です。

そこで育った者たちが主となり、人間を恨む魚人達が集まった海賊団が新魚人海賊団と名乗りました。

新魚人海賊団結成のきっかけとなったのはタイヨウの海賊団と名乗る魚人・人魚族の海賊団の結成に始まります。

元冒険家、フィッシャー・タイガー（タイの魚人）は１５年前に聖地マリージョアを襲撃し、多くの奴隷を解放しました。

その事件で政府より追われる身となったタイガーは、タイガーを兄分と慕うジンベエ、アーロンや他魚人街出身の魚人達、タイガーの手によって聖地マリージョアより解放された元奴隷達と共にタイヨウの海賊団を名乗り海賊となりました。

奴隷と奴隷ではない者を見分ける為に、奴隷達に刻まれた天竜人の紋章（天駆ける竜の蹄）の上から太陽の印を焼き付け、それをシンボルとして掲げています。

野蛮な人間達とは違う、その意志に従い殺人を許さなかったタイガーに異論を投げかける仲間もいましたが、タイガーの意志は変わらず不殺の志を貫き通しました。

快進撃を続けるタイヨウの海賊団に転機が訪れたのは、立ち寄った島でマリージョアより解放されたものの出身地へと帰る術がなく、帰る為にとタイヨウの海賊団の船へと乗った少女、コアラの存在でした。

奴隷の生き方が身に染み付いた少女はタイガー達と共に居る内に心を開き、魚人達もまたコアラに心を開いていきました。

そしてようやく到着したコアラの故郷、フールシャウト島に到着したタイガー達でしたが、コアラを親元へ帰したタイガーを待ち伏せした海軍が襲い、タイガーはその凶弾に倒れ命を落としました。

後のコアラについては「【ワンピース】革命軍のメンバーを一覧形式でまとめてみた！」に詳しくまとめていますのでそちらをご覧ください。

タイガーの死により、魚人海賊団はジンベエ率いるタイヨウの海賊団、アーロン率いるアーロン一味、マクロ一味の三つの派閥に袂を分かちました。

その中のアーロン一味船長、アーロンの「魚人こそ至高の種族である」その意志を継いで人間への復讐を誓う海賊団こそが、新魚人海賊団です。

新魚人海賊団のマークがタイヨウの海賊団のマークの内側に首を切り落とされた人間と斜線が入っている事からも、その憎しみが伝わってきます。

 

新魚人海賊団の目的

強く人間を恨み、人間へ輸血を提供しただけでも「闇夜の裁き」と称して制裁を行う程に一部の魚人たちの人間への憎しみは深いものとなりました。

幼少期より大人たちから植え付けられた人間への憎しみを具現化し、人間との戦いを聖戦と信じ込む彼らの目的はただ一つ、「人間への復讐」それだけです。

 

凶薬Ｅ・Ｓとは

「エネルギー・ストロイド」という薬を略して、凶薬“Ｅ・Ｓ”と呼んでいます。

一粒飲めば腕力が倍に、二粒飲めば更に倍になるという薬ですが、強力な薬故にその副作用も大きく、飲んだ分だけ命を削り取られ老人のように歳をとってしまう薬です。

新魚人海賊団は、10年前にリュウグウ王国の国宝「玉手箱」よりその丸薬を盗み出していたことが分かっています。

 

新魚人海賊団メンバー一覧

 

新魚人海賊団リーダー

 ホーディ・ジョーンズ

ホオジロザメの魚人で、魚人街出身で魚人空手・魚人柔術の使い手です。

魚人族の中でも異常なほどに人間への憎しみを持った凶暴な性格の人物。

10年前に人との共存を現実のものとする為に奔走し、人間によって殺されたとされていたリュウグウ王国王妃オトヒメを手にかけたのも実はホーディであったことが、魚人島ギョンコルド広場にてしらほし姫と対峙したホーディ自らの口から語られていました。

自らの戦闘能力を高める為に竜宮城にて兵士をしていた経歴もあるが、そこに敬意はなく、ただ己の目的の為だけに生きている様子が伺えます。

アーロンの意志を継ぐ、と言っていますが、アーロンとは違い同胞である魚人達でさえ人間に友好的である者を容赦なく襲撃する非情さも持ち合わせています。

そもそも自身が人間達に何かをされたとういう過去がある訳ではなく、大人たちから今まで聞き及んできた「魚人達を脅かす一部の人間達」の凶行の伝聞を憎しみとして蓄積してきた、という点では今までのどの敵とも違う存在だったと言えます。

元々の腕力だけでも竜宮城の城壁を容易く壊す程の力の持ち主です。

リュウグウ王国を手中に収めようと凶薬“Ｅ・Ｓ”を使い更なる力を手に入れたものの、魚人島を訪れた麦わらルフィと対峙し倒され、薬の副作用により酷く年老いてしまいました。

 

新魚人海賊団幹部

ゼオ

サメの一種であるオオセの魚人。

片側に分銅のような重しがついた長い鎖を武器にしています。

また、自らの体を周りの風景と一体化する能力も持っています。

しかしこちらの能力はつい声を出してしまって刺されたり気付かれなさすぎて踏まれたりと、本人の性格もあってあまり戦闘向きではない様子です。

自称「魚人街の貴族」を名乗り、例え自分のセリフを完全に無視されたとしても「小さい声で言った」などと苦しい言い訳を普通に言ってのけるなど、人一倍プライドの高い一面も伺えました。

戦闘ではブルックと対峙し倒されてしまいます。

捕縛後牢屋へと入れらましたが、ホーディと同様“Ｅ・Ｓ”の副作用により年老いてしまいました。

 

ドスン

シュモクザメの魚人で、語尾に「ドスン」がつくのが特徴です。

怪力が自慢で、片側が尖ったハンマー様の武器を持ちそれを振り回して戦います。

感情の起伏が極端で、気分が高まる程に強くなり逆に弱気になると戦意さえも失ってしまいます。

リュウグウ王国王子のフカボシによって捕らえられた際もホーディに見捨てられたと戦意を失ったが、“Ｅ・Ｓ”を飲んで力を倍増させその場から脱出しました。

麦わらの一味との戦闘では、巨大化したチョッパーに倒され、他の幹部と同様に薬の副作用で老化してしまいました。

 

イカロス・ムッヒ

ダイオウイカの魚人で、「ムッヒッヒ」という笑い方が特徴的。

乾燥状態のイカが先端についた槍と自身の八本の腕が武器で、その槍は相手を突くと水分が奪えるという特殊な武器です。

親友のダイオウイカ、ダイタロスが太陽に焼かれてスルメになってしまったというトラウマから火を恐れています。

“Ｅ・Ｓ”を使い増力して麦わらの一味のフランキーと戦闘をしましたが、フランキーが乗り込んだ「フランキー将軍」というロボットにより敗北。

他の幹部と同様、薬の副作用により老化してしまいました。

 

ダルマ

ダルマザメの魚人で、小柄な体格をしています。

自身の牙が武器でその鋭い牙は相手の肉を食い千切ることが出来る程。

また、牙を使い穴を掘る事も可能でフランキー将軍を落とし穴に落として足止めをする場面もありました。

“Ｅ・Ｓ”の服用でその力は倍増しましたが、チョッパー、ウソップと対戦し、最終的にはウソップに敗北しました。

その後は他の幹部と同様に、薬の副作用により老化してしまいました。

 

新魚人海賊団の戦闘員

ハモンド

ハモの魚人。

魚人島の入り口付近で島に入ろうとする海賊船などの行く手を阻み、新魚人海賊団の手下になるか死ぬかという二択を迫る役割をしています。

麦わらの一味が魚人島へ近付いた際も同じ選択を迫りましたが、返り討ちにされました。

ギョンコルド広場での新魚人海賊団と麦わらの一味との戦闘では捕えた人間の奴隷達に戦車を引かせて戦いに参戦するも、奴隷達の鎖の鍵をニコ・ロビンによって解錠され奴隷達は解放されました。

その後の事は書かれていないため、安否等は不明です。

 

ヒョウゾウ

ヒョウモンダコの魚人で、八刀流の剣士。魚人島一の剣士とも言われています。

新魚人海賊団の一員ではなく、ホーディに雇われている殺し屋です。

常に酒を飲み酔っ払いの状態で、酔い過ぎると敵味方関係なく斬り付ける危険人物。

ヒョウモンダコは猛毒を持っている為、その魚人であるヒョウゾウも毒を剣に纏わせる戦い方を切り札として持っています。

“Ｅ・Ｓ”を酒のつまみとして大量に摂取して力をかなり増大させたものの、麦わらの一味のロロノア・ゾロによって返り討ちにされ、その後は薬の副作用の為に老化してしまいました。

 

新魚人海賊団協力者

バンダー・デッケン九世

ネコザメの魚人で、海賊フライング海賊団の船長。

先祖の代々、伝説の人魚姫（別名を古代兵器ポセイドン）を探し深海を彷徨い続けていましたが、その先祖の夢である人魚姫がリュウグウ王国のしらほし姫である事が分かったため求婚をし断られた人物です。

超人系マトマトの実の能力者で、自分の手で触れた相手を的にして、投げた物が必ずその触れた的を追尾するという能力を持っています。

投げた物は的に当たるか能力者本人が気を失わない限り的を追い続けるという力で、しらほしに向けてバラの描かれた斧を投げ続けるなど異常な行動が目立ちました。

的に出来る対象は手の数が限度となっているため、しらほしに触れた手は10年洗っておらず、何かに触れる時は手袋をしていました。

しらほしに求婚を断られた事から魚人島毎しらほしを殺そうと、方舟ノアという巨大な船をしらほしに向け投げましたが、協力関係にあったはずのホーディに裏切られ倒れ、最終的にはルフィに倒されたホーディ達と共に竜宮城へ投獄されました。

 

まとめ

今回は新魚人海賊団のメンバーについて詳しくまとめました。

アーロン一味の行動が差別や憎しみが増幅したが為の凶行であったであろうことや共存を願いながらも自らの身に起こったことのせいで恨みを持ってしまったタイガーの無念。

未来を信じ続けたオトヒメの想いなどのように何か理由がある戦いではなく、ただ聞いただけの本質のない憎しみに囚われて身を亡ぼす程の闘いを企てるホーディ一味という敵は、今までのワンピースの中ではあまりない相手だなと思いました。

今後は新魚人海賊団が作中に出てくる事はあまりないとは思いますが、ジンベエやしらほし姫（古代兵器ポセイドン）はまだ出番があるでしょうし、伏線がどこまで敷かれているのか、これからが楽しみですね。

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