進撃の巨人

【進撃の巨人】ハンネスの死亡が決定!最後に名言を一覧でまとめた!

この記事ではハンネスの最後についてまとめています。

12巻の50話でハンネスがエレンの母を食べた巨人に食べられてしまいます。

そこで、今回ハンネスの名言や最後についてまとめましたので、ぜひご覧ください。

 

ハンネスのプロフィール

  • 身長:190㎝
  • 体重:88㎏
  • 所属:駐屯兵団
  • 誕生日:1月18日
  • 声優:1期・藤原啓治(クレヨンしんんちゃんのヒロシ役)→2期・津田健次郎(藤原啓治が病気療養の為)

 

シガンシナ区襲撃での活躍

エレンと親交の深いハンネスさんですが、最初の活躍は第2話のウォール・マリア外壁が破壊された時です

本題に入る前に少しおさらいしておくと、ハンネスさんは駐屯兵団に所属している兵士です。

駐屯兵団は、人類の各街に滞在し、壁の強化や守護を務める役割を担っています。

しかし、この当時、人類は壁の中に逃れて以来100年の平和を享受していたため、巨人の恐怖を忘れつつありました。

その為、駐屯兵団は勤務中であるにもかかわらず酒を飲んだくれる日々を過ごしていました。

 

エレンは、そんな駐屯兵団の様子を見て「巨人が来たらどうするんだ!?」といった趣旨のことを言いますが、ハンネスは「オレ達が役立たずの『タダメシ食らい』って馬鹿にされてる時の方がみんなは平和に暮らせるんだぞ?」と返します。

物語の始まりは、そんな仮初めの平和を過ごしているところからスタートします。

1話の最後で、突如、50mの高さの壁から顔を出す「超大型巨人」が現れ、ウォール・マリア南のシガンシナ区外壁が破壊されたことで、状況は一変します。

人類は100年ぶりに巨人の脅威にさらされることになりました。

壁が破壊されたことで、その穴から多数の巨人が壁内に侵入をしました。

人々が逃げ惑う中、エレンは、自分の家の方に走りました。

壁が破壊された際、壁の破片が飛散し、それが家の方に向かっていくのを見たからです。

ハンネスはこの時、エレンとミカサを救う活躍を見せます。

エレンとミカサは急いで家に向かいますが、家は壁の破片により壊され、エレンの母親が瓦礫の下敷きになっていました。

エレンとミカサは母親を助けようとしますが、瓦礫はびくともせず、また、エレンの母親の下半身は瓦礫に潰されてしまい、助け出したとしても逃げることは困難な状況です。

エレンの母は、エレンに逃げるようにいいますが、エレンはそれを聞かず、ミカサもまたエレンの母親を助けようとしました。

そうこうするうちに、巨人の足跡が聞こえ始め、そのうちの一体がエレンの家に向かってきました。

その時、エレンらの元に駆け付けたのが、ハンネスです。

 

壁の破壊時、エレンと一緒にいたアルミンが、エレンの行動を見て、咄嗟に機転を利かせてハンネスを呼びに行ったため、ハンネスが助けにきました。

 

そして、結果として、エレンとミカサを避難させ、巨人の脅威から逃れさせた活躍を見せます。

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しかし、その一方、エレンの母親を見殺しにする結果となってしまいました。

ハンネスの判断が二人救いましたが、その過程には、エレンの母親を助けるかということや巨人と戦うかの葛藤があり、最終的には巨人と目が遭った瞬間、恐怖に負け、エレンの母親の願いを聞き入れる形をとり、エレンとミカサを担いで逃亡します。

この時、ハンネスに殴り掛かったエレンに対して言ったセリフが、印象的です。

 

エレンやミカサにとって、ハンネスの存在とは??

話はエレンが生まれる前にさかのぼります。

当時、シガンシナ区では流行り病により多くの人が命を失っていました。その時、医者であるエレンの父・グリシャが街の窮地を救った経緯があります。

その為、ハンネスはグリシャに恩義を感じており、そのつながりで、エレンやその幼馴染であるミカサとアルミンとも顔なじみの気心知れた関係でした。エレンはハンネスの兵士としての態度に悪態をついていましたが、ハンネスは、そんなやんちゃなエレンを軽くいなしながらも温かい目で見守っていました。

ハンネスからすると、不自由な壁の中の日々であっても、平和でいつもと変わらないそういった日常が心地よいものと感じていました。

そういった経緯から、エレンやミカサにとって、ハンネスとは「仮初めの平和ではあるものの、いつもの代わり映え無い日常」を想起させる存在であると想像されます。その失われてしまった過ぎ去りしいとおしき日常は、どこかハンネスから醸し出されるオーラと非常に近いものを感じさせます。

 

ハンネス死亡

ハンネスは12巻で死亡し物語から退場しました。

ハンネスは、エレンにとって心を許せる近所の大人といった存在でしたが、物語上の役割は、「仮初めの平和」の象徴であると読み解くことができます。

ハンネスの死は、「仮初めの平和」の完全な終わりを意味しています。

物語上でも、壁は巨人により破壊されたことに加え、且つ、壁の外にも敵がいると思われる状況に差し掛かった場面に差し掛かっています。

つまり、壁内の人類はもう「仮初めの平和」には戻れない不可逆的な危機を迎えていることがハンネスの死によって表されていると考えることができます。

さて、死亡シーンですが、かなり衝撃的で、エレンの母を喰った巨人により下半身を食いちぎられ、腸が露出した描写が印象的です。

ライナーとベルトルトにより、エレンが攫われたことを受け、エレン奪還に向かった際、エレンの母を喰った巨人に襲われそうになっていたエレンとミカサを助ける為、巨人と戦闘の末、殉職しました。

このシーンは、その描写から「ハンネスのソーセージ」などと読者から言われているなど残酷な感じになっております。

なお、本記事では、「エレンの母を喰った巨人」と表記していますが、この巨人の正体が、実は●●であったという伏線も、押さえておきたいポイントです。

>>【進撃の巨人】カルライーターの本当の正体は!?ダイナ・フルッツだった!?

ハンネス名言

「お前の母さんを助けてやれなかったのは……お前に力がなかったからだ…おれが巨人に立ち向かわなったのは……オレに勇気がなかったからだ」第2話

エレンとミカサを巨人から逃がしたのち、ハンネスに殴り掛かるエレンに対して言ったセリフです。

自分の心の弱さを認めたハンネス…こう詫びられては、もうエレンは泣くしかありません。

ハンネスの胸中を的確に表現したセリフであると同時に、巨人の恐怖を読者に印象付けた、一連の場面は超みどころと断言するにいささかの迷いも生じないでしょう。

 

「俺は…あの日の日常が好きだ…エレンに言わせりゃそんなもんはまやかしの平和だったかもしれんが…」第45話

超大型巨人(ベルトルト)の落下攻撃により、エレンを奪われた調査兵団。

駐屯兵団や憲兵団と合流し、調査兵団を主体とする兵士らが、態勢を立て直し、エレン奪還に向かう直前の場面です。

エレンが奪取され、気落ちするミカサとアルミンを勇気づける、優しさに溢れたナイスミドルなセリフ

「野戦食」という、なんかバリバリと音を立てながら食べる四角いやつが出てきて、異常に気になった記憶がある…一度食べてみたいです。

 

まとめ

コミックスでは12巻で死亡してしまい、物語上の役割は全うしたハンネスさんですが、エレン達と親しいと感じさせるやりとりや、ナイスミドル感が素敵なキャラクターでした。

最期は巨人に対する恐怖を超えて、巨人との激しい戦闘を演じて散りましたが、エレン、ミカサ、アルミンの良き理解者であり、素敵なキャラクターでしたので、コミックスを読み返す際には注目してみると良いかと思います。