進撃の巨人

【進撃の巨人】アルミンの過去や超大型巨人について詳しくまとめてみた!

この記事では、アルミンの過去について詳しくまとめています。

進撃の巨人には、特殊な能力を持つ9つの巨人がいますが、その中の1つ「超大型巨人の能力」をアルミンが継承することになります。

では、どのような経緯でアルミンが「超大型巨人」を補食することができたのかを、解説していきましょう。

 

アルミンのプロフィール

  • 身長:163㎝
  • 体重:55㎏
  • 誕生日:11月3日
  • 出身地:ウォールマリア(シガンシナ区)
  • 所属:調査兵団

 

アルミンの性格

強い意志を持つが活発さに欠ける面があります。

体力はないが、すぐれた頭脳を持ち、祖父が隠し持っていた書物を読んだ影響で、「人類はいずれ外の世界へ行くべき」という考えを持っている。

その為、幼いころは街の少年たちに虐められていました。

エレンやミカサからいじめられっ子から守られていた為、二人の足手まといであると思っていました。

エレンはアルミンの影響を受け、外の世界に興味を持つようになり、二人は同じ夢を持つこととなります。

聡明さと探求心があり、重要な場面で非凡な発想を見せ、仲間を窮地から救うなど、現状を打開する案を思いつく。

ウォールマリア陥落の際は、アルミンの咄嗟の機転により、エレンとミカサの命を救いました。

エレンとミカサは、アルミンの才能に気づいていたが、アルミンには、エレンから指摘されるまで、その自覚がなかったです。

物語の役割としては、その知性を活かし、さまざまなアイデアを思いつき、物語を進展させていきます

また、物事を考察する際、それを口にすることが多く、重要な解説キャラの役割を持つ。そのため、兵士としての能力は低いが生前能力は高いです。

基本的には、善良な性質であるが、時として残酷な発想や冷酷な行動も見られ、その表情は読者から「ゲスミン」と呼ばれている。

アルミン本人もその面は認めており、自分のそういった部分に罪悪感を抱く描写も見られます。

ちなみに、彼の中世的な外見から、クリスタのおとりに使われたり、さらった相手から女性と間違われイタズラされたりと、アルミンはそっち方面の特徴も持っていますね。

 

アルミンの過去

前述したように、壁の外の世界に興味を持つことから、「異端者」とアルミンは街のいじめっ子から殴られるなどしていました。

ウォールマリア陥落後は、土地を耕すなど生産者として働いていました。

アルミンの両親は、ウォールマリア奪還作戦という名の口減らしにより壁外へ締め出され巨人に殺され死亡しました。

この作戦をとった、王政や憲兵をアルミンは恨んでいます。

 

アルミンの名付け親は??

15話「個々」にて、アルミンの名付けの親は祖父であることが語られています。

訓練兵に入団した際の「通過儀礼」で教官に恫喝されており、「バカみてぇな名前だな!!」と言われているが、アルミンは祖父の影響を大きく受けていることが見て取れます。

 

アルミンはアニのことが好きなのか??

逆にアニの言動から、「アニはエレンのことが好きなのでは!?」「アニはアルミンのことが好きなのでは!?」という予想もネット上では散見されています。

個人的には、「アニはエレンのことが好き」な印象を受けますが、アルミンに対しては、「自分のことを人間として評価してくれるアルミン」に対して非情になりきれない…という心理が働いているように思います。

さて、本題のアルミンの恋のベクトルですが、確かに、アニに好意を持っているように読み取れる描写もあります。

分かりやすい場面ですと、21話「開門」での取り調べのシーンや31話「微笑み」でのアルミンとアニのやり取りが挙げられ、お互いに好意を持っていることに加え、そのことにお互い気が付いているが故のやり取りのようにも取れなくはありません。

スポンサーリンク

最近の場面では、アルミンが水晶に覆われていたアニに対して語り掛けるシーンがあります。

しかし、個人的見解では、この疑問の答えは「ノー」だと思います。

上記に挙げた情報や物語中の描写からは、アルミンがアニにたいして恋心を抱いているとまでは言えないと判断します。

21話での会話は単純にアニの表面的な言動と仲間を慮る発言のギャップに対して、アルミンなりにアニの本質をとらえて言った発言(「アニってさ…実はけっこう優しいね」)と素直に解釈したほうが自然です。

また、31話でのやり取りも、アニが女型の巨人としてアルミンと遭遇した際にアルミンを殺さなかったことと前述の21話の情報から、アニの心理を読んでの発言(「アニは僕にとって悪い人になるね」)と捉える方が、違和感がないでしょう。

アルミンは、アニの性格を次のように想定しました。

アニは冷たい印象を受けるが実は内面的な優しさを持っている→故に、同期であるアルミンを殺せなかった→アニがアルミンの申し出を断ることで罪悪感をもつ…よって、この「アニは僕にとって悪い人になるね」が、アニをコントロールするのに最も効果的なセリフになる…というロジックです。

ただ、ここでは、アニがアルミンの申し出を断ることで、エレンが王政に殺され、エレンの持つ巨人の力がどこへいくか再び分からなくなる、という事情をアルミンがアニにメタメッセージとして伝えている側面もあるので、少々複雑です。

いずれにしても、アルミンの言動からアニに好意を寄せているというのは少し強引だと考えられます…が実際はどうなのか、まだまだ分からない状態です。

 

アルミンの策によりシガンシナ区ベルトルトに勝利!

アルミンらはこの戦いで完全に劣勢でしたが、命をかけた作戦によりベルトルトの隙を作ることに成功し、勝利します。

巨人化したエレンが倒れている状態の戦況…アルミンは超大型巨人になったベルトルトの歯(骨)に立体起動装置のアンカーを刺し、ベルトルトに立ち向かいます。

それに対して、ベルトルトは体から熱風を出すことで、アルミンをあぶり殺そうとします。

アルミンは、このままでは、本当に焙られて死んでしまいますが、あえてアンカーを抜かずベルトルトに向かい続けることで、ベルトルトの意識をアルミンに向けました。

その間にエレンは、巨人を硬質化させ、本体は抜け出し、ベルトルトの後ろへ回ることでうなじをそぎ、ベルトルトを巨人から引きずり出すことに成功しました。

 

アルミンが超大型巨人継承

 

ベルトルトの戦いにより、勝利はしたものの、瀕死の状態となってしまったアルミン。

色々と紆余曲折はありましたが、巨人化の注射により、巨人化し、ベルトルトを食うことで、一命をとりとめると同時にベルトルトの超大型巨人を継承しました。

 

「超大型巨人」を継承したことでアルミンにも記憶障害

アルミンは超大型巨人を継承しましたが、ベルトルトの記憶をどこまで継承できているのかは現在も判明しておりません。

ただ、巨人を継承した直後、眠っている際には、超大型巨人が涙を流している姿を夢?の中で目撃しており、その真意は今後注目されます。

いずれにしても、アルミンもベルトルトとの戦闘前からの記憶が途切れており、何らかの記憶障害が起こっていることが推測されます。

 

アルミンの超大型巨人には耳がないのはなぜか!?

これも今後の伏線なのかもしれない謎です。

104話「勝者」でアルミンが超大型巨人化した姿が登場しましたが、ベルトルトのそれとは形状が異なっていることに注目がされました。

一番目立つところは、やはり耳がないというところでしょう。

他にも、鼻の形状が違います。心なしか少し細身な感じもします。

この形状の違いの謎はまだ明かされていませんが、顎の巨人がユミルのものとポルコのものでは、見た目も性能も違うことから、巨人の外見や性能は、継承者の影響を受けるものと考えられます。

 

まとめ

アルミンは、エレン、ミカサと共に物語の中心人物で、物語の真相解明に大きく貢献しました。

エレンと同じ志で進んできましたが、90話「壁の向こう側へ」を分岐点にエレンと別の道を進んでいくのでは、と思われる描写が印象に残ります。

このアルミンが手に貝殻をもったシーンが今後どのような意味を持ってくるのか、エレンと考え方が分かれてくることで、袂を分かつことになるのかが、今後の注目ポイントです。

また、ベルトルトの記憶が描写されることを個人的には期待します。