進撃の巨人

【都市伝説】ソニー・ビーンは実在した話だった!?進撃の巨人のネタになったソニー・ビーン事件とは??

この記事では、ソニー&ビーンの実話について解説していきます。

ハンジが生け捕りに成功したソニー&ビーンですが、この2体の巨人は実話だったことが判明しました。

そこで、今回ソニー&ビーンの都市伝説についてまとめましたので、ご覧ください。

 

トロスト区奪還作戦で捕まえたソニー・ビーンとは?

ソニー・ビーンとは、トロスト区での巨人掃討作戦の際に生け捕りにした2体の巨人につけられた名前。

実は巨人の捕獲に成功したのは今回が初めてではなく、過去5回捕獲した過去があります。

捕獲時には、巨人の生体にせまるため、様々な実験が行われ、ソニーとビーンにも同様の実験が行われました。

この実験で行われることは主に3つ。

 

  • 意思の疎通の検証
  • 日光の遮断
  • 痛覚の確認(うなじ以外の弱点を調べるため)

 

意思の疎通

巨人と人間の意思の疎通ができるかを実験しました。

過去には調査兵団だった、イルゼ・ラングナーが巨人と初めて意思の疎通に成功したこともあり、今回も行われました。

 

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日光の遮断

巨人は夜が深まると巨人の活動力が落ちることから日光により何かしらの原動力を得ていると考えられています。

水も食料も摂らず、呼吸を必要としないが、唯一活動に必要なものは「日光」なお、日光を原動力としている理由は現在も不明です。

 

痛覚の確認

うなじ以外の弱点を調べるために行われましたが、結果うなじを切り取る方法でしか、巨人を殺すことはできませんでした。

 

4m級の巨人「ソニー」

ソニーは、ハンジの見立てによると「内向的」な性格で自己表現が苦手な巨人です。

「痛覚の確認」の実験でもあまり反応を見せなかったが、ハンジが顔を近づけると食いちぎられそうになりました。

ソニーは、「日光の遮断」の実験で遮断後1時間で活動が鈍くなりました。

 

7m級の巨人「ビーン」

ビーンはハンジの見解では、ソニーよりは外交的な巨人と言っています。

「日光の遮断」では、遮断後、3時間は元気なままででした。

ここでわかったことは、巨人の大きさは活動状況に少しでも影響すると言うことですね。

また、ソニーのときと同様に近づきすぎて食いちぎられそうになり、ハンジは部下からいさめられています。

 

ソニー・ビーンの名づけの親は??

生け捕りにした2体の巨人は、調査兵団の分隊長「ハンジ・ゾエ」により実験が行われ、名前も彼女によりつけられました。

登場当初は、作者の圧倒的画力とその中世的な外見・言動から男か女か判断できない読者も多かったが、現在は、ほぼ確定で女性と判断できます。

なお、判断材料として、実写版「進撃の巨人」では、彼女の役を石原さとみが務めました。

 

ハンジ・ゾエ

  • 身長:170㎝
  • 体重:60㎏
  • 所属:調査兵団(第四分隊長)

 

マッド・サイエンティスト。

物語全体を通してみると、人間の「好奇心」を象徴的に描いた人物とみることができます。

また、ハンジはそれを隠そうとせず前面に表現する人柄で、クレイジーな言動が目立つが、本質的には、人類を救うことを行動原理としており、アツいハートの持ち主であることがわかります。

ソニー、ビーンは巨人の正体を明らかにするために捕まえましたが、最終的に何者かに殺されてしまいます。

ハンジはこの2体への実験を行う際、エレンに巨人に対する独自の思いを熱く語っているシーンもあるほど、巨人の生態の謎を知りたいのでしょう。

 

ソニー・ビーンは誰に殺されたの?

ソニーとビーンは結論から言うと、ライナーとアニによって殺されました。

この事件の時、実行犯は複数であることが推理されたが、そのうちの一人は、アニであることが21話「開門」で伏線として描かれています。

また、他の犯人はライナーとベルトルトの二人なのか、そのいずれかなのかは長く明確にされていなかったが、97話「手から手へ」のライナーの回想シーンで、ライナーとアニが実行犯であることが読み取れます。

 

ソニー・ビーンはなぜ殺されたの??

壁内の人類(エルディア人)に巨人の生体を明らかにされないようにするためです。

巨人を調べられると、その正体がばれてしまう可能性があるため、ソニーとビーンはライナーらによって処分されました。

巨人は殺されると蒸気になって消滅するため、調べることが不可能になります。

 

「進撃の巨人」のネタになった、ソニー・ビーン事件とは!?

実は進撃の巨人に出てくる「ソニーとビーン」ですが、実話だったことがわかりました。

それは、アレクサンダー(ソニー:アレクサンダーの愛称)・ビーン一家による大量殺人並びに食人事件です。

事件の真偽は不明ですが、15~16世紀のスコットランドにいたとされる伝説上の人物です。

彼とその一族は、生活の為に強盗殺人を犯し、その被害者を食っており、その数は千を超えると言われています。

しかしながら、この事件の事実は客観的証拠が残されておらず、不明であり、現在も真実は分かっていません。

その真偽の捉え方は、22巻でクルーガーにより述べられていた、「真実」と「事実」と「現実」の使い分けと捉え方を想起させます。

 

アレクサンダー・ソニー・ビーンとは??

スコットランドの片田舎に生まれたと言われています。

語られている性格は、怠惰で粗暴。

労働が嫌いで家を飛び出したのち、妻と出会いますが、妻も同様の性格も夫と極めて似ていたらしいです。

ソニーとビーンは働いていない為、まともな家を持たず、洞窟に住んでいました。

 

伝説の人食殺人一家だった

彼ら夫婦は、旅人を襲い、金品を奪うことで生計を立てていました。

その際、襲った旅人は例外なく殺害していましたが、それだけの金品では足りず、困窮にあえぐこととなり、やがて食糧も不足することになりました。

そのことで、食料を確保するために思いついた手段が「食人」です。

殺害した旅人を、食料として保存する技術を身に着けた夫婦は、やがて子どもを産み、家族を増やしていきます。

子どもと、近親相姦を行うことで一家は48人にまで増えます。

それだけの人数がいたにも関わらず、一族は飢えることはなかったほど、人を殺していました。

子どもたちは、生まれながらにして強盗殺人と食人を行っていた為、自分たちがしていることに疑問を持たないまま、死体の解体と保存する技術だけを高め育っていきました。

25年もの間、襲った旅人達全てを殺害していた為、事件を証言するものはいませんでした。

また、一族の行いがあまりに常軌を逸していた為、洞窟の中に一族が住み、食人を行っているなど想像できるものもいなかった為、事件が発覚することがありませんでした。

しかし、偶然、一族の手から生き延びたものが現れたことで、事件が発覚しました。

世間は驚愕をし、すぐさま軍隊が出動して、一族は捕らえられました。

 

アレクサンダー・ソニー・ビーンの幼少期

彼はスコットランドの片田舎で生まれたが、性質として怠惰で粗暴であった。

最初は、父の生業である庭づくりや廃棄物処理を行っていたが、退屈な労働を嫌って家を出たと言われています。

 

アレクサンダー・ソニー・ビーンの終末

事件の発覚を受けて、捕らえられた一族は、裁判にかけられたのち死刑となりました。

洞窟に言い逃れのしようのない大量の物的証拠が残されており、千人を超える被害者の家族の怒りは計り知れないものであり、また、彼ら一族を弁護しようとするものも現れなかった為、簡単な裁判だけで、すぐに処刑が行われました。

この時、一族の子どもや赤ん坊も死刑の対象からはずされることはなく、実行されたと言われています。

この忌まわしき一族の血は、根絶やしにしなければならないと考えられたためです。

処刑が行われるとき、彼らは、生まれながらにして食人を当然のように行ってきたため、なぜ自分たちが殺されなければならないのかを理解できないまま、この世から姿を消すことになりました。

 

まとめ

人類により生け捕りにされた巨人ソニーとビーンは、スコットランドの伝説上の人物から名づけられていることが分かりました。

人を食う行為と彼らの結末は、物語とリンクしてとらえることができるかもしれません。

また、巨人に対して変わったアプローチをしていくハンジのキャラクターが前面に出たエピソード場面でもあります。

ハンジの巨人に対する狂人的な興味が面白い部分でもありましたが、ハンジは巨人の正体が分かった後も、マーレや外の世界に対して、強い好奇心を見せます。

彼女の純粋な未知に対する興味が、世界の謎を解き明かすカギとなっているのかもしれませんね。