グラップラー刃牙

【刃牙道】範馬勇次郎のモデル&主な戦績について詳しくまとめてみた!

この記事では範馬勇次郎について詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあてて解説していきます。

  • 範馬勇次郎について
  • 範馬勇次郎のモデルになった人物
  • 範馬勇次郎の今後について考察

など範馬勇次郎について詳しくまとめていますので、最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

範馬勇次郎について

範馬勇次郎は地上最強の生物と言われています。

その他にも 「オーガ(鬼)」「巨凶」と数々の異名を持ち、その一つ一つの名称に対戦者からの尊敬の念が込められています。

身長190cm、体重120kg。

オールバックの髪を時に怒髪天にし、カンフースタイルをトレードマークにしています。

未だかつて「敗北」を知らず、常に強き者との闘いを欲しています。

刃牙シリーズの登場人物で「敗北」を知らない人物は範馬勇次郎のみ。

絶対王者である範馬勇次郎は板垣惠介の描く格闘技漫画の象徴ともいえるキャラクターです。

範馬刃牙の父親でもある勇次郎。

生半可な父と子では断じてありません。

かつて母、朱沢江珠(あけざわえみ)を目の前で殺され、その憎しみとともに範馬勇次郎を打倒しようと決意した刃牙がいつしか勇次郎の闘いの純正に影響され、純粋に父を超えたと願うようになります。

強さの頂点として、象徴として君臨する範馬勇次郎。

勇次郎に敗北をもたらす、超える人物は果たして存在するのでしょうか。

 

範馬勇次郎の性格

結構短気な面があり、すぐに髪の毛を怒髪天させます。

しかしすぐに元の冷静さを戻せるところが範馬勇次郎。

闘争に関する部分には実にクールな面、謙虚な一面も見せています。

範馬勇次郎の性格、それをひとことで言えば「闘いに対して、実に純正=まじりっけなし」といえますね。

 

範馬勇次郎のファイトスタイル

範馬勇次郎のファイトスタイルは一撃必殺です。

背中にオーガを呼び出し、一撃のもと相手を倒します。

このシンプルな攻撃が勇次郎の定番ですね。

逆にそうしないで破れてしまう対戦者は大したことがないといえるでしょう。

勇次郎必殺のパターンをみせる相手こそが勇次郎自らが認めた相手といえます。

 

範馬勇次郎のモデル

実に意外なキャラクターが範馬勇次郎のモデルになっています。

「あしたのジョー」で知られるあのちばてつやが描いた「のたり松太郎」(相撲漫画)の主人公、坂口松太郎がそのモデルです。

性格など勇次郎と被るようなところを見出すのは難しいと思うが、作者板垣惠介曰く「松太郎の腕力の行きつくところが範馬勇次郎だった」そうです。

むさいイメージのある松太郎が範馬勇次郎のモデルとはある意味おもしろいですよね。

一方外見でのモデルとなっているのはアメリカの映画俳優であるマット・ディロン。

映画「アウトサイダー」などで知られる筋肉質の美しい身体とほりの深いハンサムなフェイスは範馬勇次郎と被るところも多いです。

 

範馬勇次郎の戦績

範馬勇次郎VS愚地独歩

刃牙シリーズ「地下闘技場編」におけるメインイベントといっても過言ではありません。

この両者の一戦は範馬勇次郎が武神・人喰いオロチとも呼ばれる空手会のカリスマが死んでしまいます。

過去、独歩の神心会館本部の新築記念において祝賀会を開いていた際に勇次郎に襲われ、敗北を喫していた独歩。

いわくつきの再戦であった二人の闘いは当初独歩が有利な展開していったが、本気の勇次郎にはかなわず右目を失明。

さらには強烈なパンチを心臓にもらい停止さられてしまう愚地独歩。

範馬勇次郎が放った一撃は心臓に向けてぶん殴っただけです。

ただ、そのぶん殴る質が違います。

必殺のオーガ(鬼)の筋肉を背中に宿し、圧倒的なパワーと勇次郎の全体重と乗せた究極のパンチが独歩の心臓に突き刺さったのです。

死んだはずの独歩はメインイベントとなる次の試合、範馬刃牙との対戦者であるドクター鎬紅葉の対処による心臓マッサージで奇跡的に生き返ります。

 

範馬勇次郎VSピクル

ほんの束の間の闘いとなったピクルとの闘争。

力比べではちょい負けの感があった勇次郎。

「俺に技術(わざ)を使わせやがった」とまるでデビルマンの不動明ばりの表情で言った勇次郎。

ここから勇次郎の中途半端な闘争が続くこととなっています。

 

範馬勇次郎VS郭海皇

中国大擂台賽編において範馬勇次郎人生初のチームでの闘いを体験したこの闘いでメインイベントとなった両雄の闘い。

中国4,000年中国拳法の最高峰である「海皇」の名を継ぎしものである郭海皇。御年146歳。

100年に一度行われる大擂台賽の前回チャンピオンでもあります。

人間離れした容貌からは信じられないような究極の技、消力(シャオリー)を使い、当初範馬勇次郎もやや不利な闘いを強いられていました。

攻める消力(シャオリー)の威力はほんの少し触れるだけでコンクリートの壁をへこませ、大きく亀裂を入れるほどのパワーをもっていました。

結果としては勇次郎さえも消力(シャオリー)を使って見せ、ラストはあのオーガ(鬼)を出現させ勝利すると思いきや、ただものではない郭海皇。

「死んだふり」をして敗北を喫することを回避してしまいます。

ただもんじゃねえタヌキ親父的精神に範馬勇次郎、むしろ好意をもち、郭海皇を認め、力量を認め合った仲としての友情さえも感じながら二人は闘技場をあとにします。

 

範馬勇次郎VS範馬刃牙

刃牙にとって、長い間乞うてきたこの一戦。

幼年編での因縁の闘いから数年を経て実現した地上最強の親子喧嘩。

かつて使用することのできない技の数々を思う存分使用しうる相手である範馬勇次郎。

刃牙は歓喜の想いで技を繰りだします。

一方の勇次郎も己の強さの高みゆえ、本気で闘うことを許さなかった自分に唯一無二の存在としてそれを実行できる刃牙に闘う事の歓びを感じていました。

親子の会話を楽しみながらも技を披露しあう二人。

初の公開試合の様相となって地下闘技場の戦士たちを含め、一般人さえも二人の闘いを目にすることとなります。

闘いのラストはリアルシャドーにより勇次郎が刃牙に対して「味噌汁をつくる」こととなります。

それは刃牙が父勇次郎に一番に欲していた行為であり、これが「実現」されたことにより、二人の親子喧嘩は決着となりました。

 

範馬勇次郎VS宮本武蔵

徳川邸にて宮本武蔵と対峙する範馬勇次郎曰く、目の前に本物の宮本武蔵がいます。

夢がかなっていると歓喜の言葉をもらし、黄金の山に囲まれようが武蔵しか見えないと最大評価をしてのける勇次郎。

二人の対戦は当初、勇次郎が圧倒していたが、武蔵の究極の奥義、無刀による「二天一流」を勇次郎に対して披露する寸前、本部以蔵の横やり?から両者の闘いは水入りとなり、決着がつくことはありませんでした。

このあと、本部曰く「私が割って入らなければ勇次郎は死んでいた」と徳川光成に言っていました。

 

今後の範馬勇次郎について考察してみた!

現在連載中の「バキ道」。

古代相撲をベースに、それが地下格闘技のスタイルとまったく同じものとして描かれ、その継承者である二代目野見宿禰(のみのすくね)と現在対戦しているのはわれらが範馬刃牙。

そして、範馬勇次郎。前回刃牙道では宮本武蔵と闘いで本部以蔵に横やりされ、野人戦争編ではビクルとの闘いはほんのわずかです。

まったくもって中途半端な闘いばかりが目立つ昨今でいったい何時になったら本格的な闘争劇をみせてくれるのか?

このバキ道でその答えを出してくれることを切に願っています。

このままでは範馬勇次郎、ただの闘いの象徴として位置づけられてしまい、強さのピークを過ぎてしまう可能性さえもでてきます。

勇次郎の魅力の一つに闘いにおいていまだピークをみせないところにありますよね。

衰えという言葉は、あるいは停滞という言葉は彼の辞書にはないのです。

二代目野見宿禰の現在を観てみれば勇次郎の相手としては見劣りをすること、言わずもがなという感じ。

今後のスクネの大変態(動物が形態を変えるの意味)を期待したいです。

 

まとめ

今回は範馬勇次郎について詳しくまとめました。

過去、敗北を知らない範馬勇次郎。

かつて最凶死刑囚編においていわれた言葉に「敗北を知りたい」がありました。

そのいずれもが敗北を経験し、今元死刑囚たちのその後を描く企画が少年チャンピオンにて随時発表されています。

最凶死刑囚たちのリベンジまじかの感があるが、いずれも負けているやつらなのです。

範馬勇次郎からすれば「虫けら」「蚊トンボ」程度でしょう。

真に勇次郎が敗北を認め、ぐうの音もでない相手が出てきてほしいですね。

闘いの純正を同じくし、それでも勇次郎を見下ろしてみせるグラップラーの出現を期待しましょう。