ワンピース

【ワンピース】ぺコムズはビッグマムを裏ったのか!?ペコムズの今後について考察してみた!

この記事ではぺコムズについて詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあてて解説していきます

  • ぺコムズについて
  • ぺコムズの悪魔の実&目的
  • 今後のぺコムズについて考察!

などぺコムズについて詳しくまとめていますので最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

ぺコムズについて

偉大なる航路後半の海「新世界」にある、1000年以上生き続け大昔に罪を犯した為に歩き続ける事のみを許されているとされる巨象「象主」の上の1000年近く続く古代都市「モコモ公国」出身のライオンのミンク族という半獣人族です。

世界の均衡を守る為に組織された三大勢力の一つ「四皇」ビッグ・マムが従えるビッグ・マム海賊団の戦闘員でもあります。

容姿はライオンの様な顔をしており、常にサングラスをしています。

そのサングラスの下には可愛いつぶらな瞳が隠れている事が知られています。

懸賞金は3憶3000万ベリー。

初登場は海賊「麦わら」モンキー・D・ルフィと彼が従える「麦わらの一味」が偉大なる航路「新世界」に入り最初の島である「魚人島」を訪れていた時の事でした。

新魚人海賊団を名乗るホーディー・ジョーンズという魚人と彼が従えた魚人達の暴挙によって魚人島とリュウグウ王国は壊滅の危機に瀕していましたが、そこに現れた麦わらの一味の活躍によって救われています。

それに対し感謝を表す為に大規模な宴が開かれましたが、そこには魚人島名産のお菓子が出されていたようです。

しかしそのお菓子は、ビッグ・マムに献上する為のものであったようで、それを引き取りに来たぺコムズとルフィ達が鉢合わせした事で新しい事件が勃発しました。

そもそも、魚人島はビッグ・マム海賊団という四皇の名を借りる事で海賊達の略奪から守られていたという経緯があります。

当初はかつて四皇の一人であった「白ひげ」エドワード・ニューゲートの名を借りる事で「白ひげ」の名を恐れる海賊達から島を守ってもらっていましたが、2年前に起きた「マリンフォード頂上戦争」によって白ひげは命を落としており、その後ビッグ・マムの名を借りる事になったようです。

ビッグ・マムはお菓子に目がなく、名前を貸す代わりに魚人島特産のお菓子を献上する契約を交わしていましたが、もしお菓子の納品が間に合わないという事態になれば国一つ簡単に滅ぼしてしまうともいわれる人物でした。

奇しくもその「約束のお菓子」をぺコムズが受け取りに来た時にはお菓子は麦わらの一味が食べてしまった後であった為、ビッグ・マムの怒りは魚人島へと向けられます。

それに対してルフィは「お菓子は全部自分が食べた」と電伝虫でビッグ・マムに伝えて怒りを自分達に向ける事で標的を魚人島から麦わらの一味へと変える事に成功し、また食べて無くなってしまったお菓子の代わりに手に入れていた財宝を渡す事でぺコムズは共に魚人島を訪れていたビッグ・マムの部下・タマゴ男爵と共に帰路につきました。

その後の登場は、「パンクハザード」という島で元世界政府の科学者であるシーザー・クラウンを捕えていた麦わらの一味のコック、ヴィンスモーク・サンジ、航海士のナミ、船医のトニートニー・チョッパー、音楽家のブルックがシーザーを連れて「ゾウ」に到着した後の事でした。

シーザーはビッグ・マムから研究費として渡されていた金を使い豪遊していた事が分かっており、ビッグ・マムから逃げていました。

しかしビッグ・マムはそれを許さずシーザーに研究の進捗を聞く為にシーザーの追跡をぺコムズ達に命じていたため、サンジ達の後を追ってぺコムズも「ゾウ」に辿り着いています。

その際に自分の故郷が、四皇カイドウやその部下によって壊滅している事を知り怒り狂った後に、チョッパー達の懸命の処置によって家族や友人たちが救われた事を知ると大泣きをしながら感謝を口にしました。

ビッグ・マムは自分の娘であるシャーロット・プリンとサンジを結婚させ血縁を結ぶ事によりサンジの実家である「戦争屋」として名高いヴィンスモーク家と繋がりを持ち、ヴィンスモーク家が統治する「ジェルマ」という国にある「科学力」を手に入れる事も目論んでおり、その為ぺコムズ達にはサンジを連れ帰るという命令も下されていたようです。

ヴィンスモーク家に関しては「【ワンピース】ジェルマ66とは!?ヴィンスモーク家の家族構成について徹底解説!」で詳しくまとめていますのでそちらをご覧ください。

しかし麦わらの一味に恩義を感じたぺコムズはサンジを連れて帰るという任務を放棄しようと申し出ましたが、それに反対したビッグ・マム海賊団傘下の「ファイアタンク海賊団」船長カポネ・ベッジによって背後より銃撃を受け重傷を負ってしまいました。

チョッパーの治療によってペコムズはなんとか回復し、後から「ゾウ」に到着し勢ぞろいした麦わらの一味にサンジ奪還のためビッグ・マム海賊団のアジトへと案内する役を申し出ています。

麦わらの一味は再び二手に分かれ、麦わらの一味からはルフィ、ナミ、ブルック、チョッパー、ミンク族からはペコムズが兄貴と慕うペドロ、船に忍び込んでいたキャロット、そしてペコムズがビッグ・マムのいる「万国(トットランド)」へと向かっています。

無事「万国」のショコラタウンの港に到着し停泊したルフィたちでしたが、ルフィ達が散策している間に船に残っていたペコムズはベッジによって捕らえられ連れ去られてしまいました。

ベッジはペコムズにビッグ・マム暗殺の企てを話すと協力を要請しますが、かつて自分を拾ってくれたビッグ・マムへの忠誠心はまだあった為それを断り、その結果ベッジから銃撃を受けて傷を負った後に海へと突き落とされてしまいます。

悪魔の実の能力者でもあるペコムズは泳げず、更には銃撃によって重傷を負い絶体絶命となりましたが、ビッグ・マム海賊団参加の魚人海賊団「タイヨウの海賊団」のアラディン達によって助けられ一命を取り留めました。

動ける状態ではないものの、ベッジの企みをビッグ・マムに伝えようとしていましたが拘束されそれは敵いません。

ようやくビッグ・マム海賊団と合流できた時には既にビッグ・マムにベッジや目的の一致からベッジと手を組んでいたルフィ、魚人海賊団船長でありビッグ・マム傘下を抜ける事を願っていたジンベエによって急襲が仕掛けられた後の事でした。

その後、兄貴分のペドロが麦わらの一味を逃がす為に自爆し死亡したと知らされたペコムズは号泣します。

そして、恩義があり、更にはペドロが命を懸けて助けようとした麦わらの一味を助ける為に「裏切り者」と言われる事を理解した上でルフィ達の手助けをすることを決断しました。

通常の状態ではビッグ・マム海賊団には太刀打ちできないと悟ったペコムズは制御できない「月の獅子(スーロン)」の姿に変身する事で暴走し、ルフィ達が逃げるまでの時間を稼ぐという作戦をルフィに告げます。

「ペドロの兄貴の犠牲を絶対に無駄にするな」というペコムズの命懸けの覚悟を汲んだルフィはペコムズの計画を受け入れてお礼を告げました。

そして「月の獅子」に変身しようとしたペコムズでしたが、それに気付いたビッグ・マム海賊団によって総攻撃を受ける結果となってしまいました。

その後の登場はなく、安否は不明となっています。

 

ぺコムズの性格

スポンサーリンク

気の荒い性格をしており、また短期であり喧嘩腰の口調が目立ちます。

しかし情に厚く、仲間やミンク族の同族たちの事はとても大切にしている様子が伺える他、自分や仲間達の命を助けてくれた相手に対しては例えそれが敵であろうとも感謝の気持ちを表すなどミンク族らしい義理堅い一面もあるようです。

 

ぺコムズの戦闘能力

ミンク族の特徴である、人間の知識と動物の身体能力を併せ持つ「生まれついての戦士」である為に基礎戦闘能力だけでもかなりの高さがあるようです。

それに併せて動物(ゾオン)系悪魔の実「カメカメの実」の能力者であり、リクガメの姿に変身できる「亀人間」である事も分かっています。

カメカメの実の獣形態に変身すると、亀の甲羅が発現しその中に頭や手足を収納する事ができるようです。

甲羅はダイヤモンドにも匹敵する程の硬度を持っているそうで、ある程度の攻撃であれば無傷で防ぎきる事のできる程の防御力を持ちます。

その為、他のミンク族のように並外れた身体能力に例え背後からの攻撃であっても軽々と防いでしまう悪魔の実の能力を併せ持つ攻守両方に秀でた人物である事が分かります。

また覇気も会得しており、対自然(ロギア)系悪魔の実の能力者に対してもダメージを与えられるようです。

基本的な戦闘スタイルは武器を使用しない体術メインの戦闘方法をとっており、接近戦を得意としている事も判明しています。

そして満月の夜になると、その月を見る事で「月の獅子(スーロン)」に変身する事もできますが、ぺコムズは「月の獅子」になった際の自身の暴走を抑制する特訓を受けていない為制御ができないようです。

ミンク族による戦闘の最終手段ともいえる「月の獅子」は、変身する事で通常よりもより強力に野生の本能を呼び起こす事で奥底に眠っていた本来の獣の力を呼び起こす事ができます。

強力な身体能力、攻撃力を手に入れる事が出来る反面、制御できない者が「月の獅子」に変身すると我を忘れて本能に従い暴走を続け、その結果身体を消耗しすぎて最終的には命を落としてしまうというハイリスクな一面があります。

その「月の獅子」になったぺコムズの暴走は兄貴分であるペドロしか抑える事が出来ないとされており、「月の獅子」に変身後のぺコムズの戦闘能力の高さは同じミンク族達ですら恐れる程の物と言われているようです。

サングラスをかけている理由は「うっかり月を見てしまわないため」のものだとされています。

 

ぺコムズ過去は!?

かつては「歴史の本文(ポーネグリフ)」という語られない歴史を刻んだ碑文を探す為にペドロ達と共に航海をしていました。

「歴史の本文」は調べる事すら大罪とされる世界政府の最重要極秘物であり、それを調べようとしたペドロ達「ノックス探索隊」は海賊とみなされ「ノックス海賊団」と名前を変えて懸賞金を懸けられる程の海賊団になってしまいました。

航海の中で負傷した人物達も多く、現在から約10年前程にはその負傷者たちを離脱させる事を決めて彼らはペコムズに任されました。

その後5年の間にペコムズはビッグ・マムに命を救われており、その結果ビッグ・マム海賊団の一員となっています。

そして5年後、ビッグ・マムの持つ「歴史の本文」を探しに来たペドロ達と再会を果たしていますが、その際ペドロはビッグ・マムとの戦闘によって敗北しビッグ・マムの悪魔の実の能力で100年分の寿命を奪われる事となってしまいます。

ペドロと共に航海をしていたゼポは30年の寿命を抜かれた所で息絶えてしまい、残りの70年分の寿命がペドロから抜かれそうになってしまう場面で、ペコムズはビッグ・マムに決死の想いで懇願する事でペドロから抜かれる寿命を減らす事ができたという過去があります。

 

ぺコムズはビッグ・マムを裏切ったの!?

 

ビッグ・マムの暗殺を狙い攻撃を仕掛けたルフィ達を、結果として助ける側に回ってしまった事から「裏切り者」と言われ攻撃を受けたペコムズですが、その行動には理由がありました。

ビッグ・マムよりも古い付き合いであり兄貴分と慕い、「月の獅子」となり暴走する自分自身を唯一止める事のできたペドロが麦わらの一味を「世界を夜明けへと導く者たち」と呼び希望を託した、そして命を懸けて守ったという事です。

その想いを受け取ったペコムズはペドロの為に麦わらの一味の手助けをしました。

その前にはビッグ・マム暗殺の計画を知り必死にそれをビッグ・マムに伝えようとするなど、ビッグ・マムに対しての忠誠心や恩義はしっかりとある事が分かっているため麦わらの一味を助けた行為は結果として裏切り行為にはなってしまっていますが、ペコムズからすれば裏切る気はなかったのではないかと考えられます。

 

今後のぺコムズについて考察してみた!

現在、ビック・マム海賊団の総攻撃を受けた後に安否が分かっていないペコムズですが、今後の再登場や活躍はあるのでしょうか。

実際に絶命した場面が描かれていない事から、生存はしていると考えても大丈夫なように思われます。

ペコムズは上記にもあるように悪魔の実の能力によってダイヤモンドよりも堅い甲羅で攻撃を防御する事が出来ます。

ビック・マム海賊団からの攻撃もそれで防いだと考えれば助かるでしょう。

しかし「裏切り者」とされてしまったペコムズが無事に「万国」を脱出できるかは不明です。

そこで考えられるのが、誰かによって助け出されたという推測です。

その場には安否の分かっていない味方も数名おり、ルフィ達を逃がす為にその場に残ったジンベエ、ジンベエが率いていたタイヨウの海賊団、そして自爆して死亡されたものとされているペドロなど、ビッグ・マム海賊団ですらてこずる程のメンバーがルフィ達を逃がす為に「万国」には残りました。

彼らは死亡したとはされていない為、そのうちの誰かが、もしくは全員がペコムズを助け共に行動している事も考えられるのではないでしょうか。

そうなると、ジンベエに対して「ワノ国で待っている」という言葉をルフィに残している事からもワノ国でジンベエが合流する事も考えられるので、共にペコムズがワノ国で現れる事も十分にあるのではないかと考察できます。

 

まとめ

今回は強力な敵でありながらどこか憎めないペコムズについて詳しくまとめてみました。

情に流されやすい敵らしくない人物であり、ルフィ達の窮地を救った存在でもある為に今後の再登場が切望されています。

今の所登場が一切ありませんが、無事に脱出して再びルフィ達と再会できる事を信じたいと思います。