進撃の巨人

【進撃の巨人】ジーク戦士長って誰!?ジークの本性や本当の目的とは!?

この記事ではジークについてまとめてあります。

突如現れた「獣の巨人」ですが、その正体がジークであり、エレンの異母兄弟だったことがわかりました。

ジークはマーレの隊長でもあるので、今後の展開が気になりますよね。

そこで今回は以下の3点に重点をおいて解説していきます。

 

  • ジークの正体
  • ジークの部下
  • ジークの本当の目的

 

この記事を読むことで、ジークについてより理解が深まること間違いないので、最後までご覧ください。

 

ジークって誰!?

  • 名前:ジーク・イェーガー
  • 身長:183㎝
  • 体重:92㎏
  • 誕生日:8月1日
  • 所属:マーレ(戦士長)
  • 目的:不明(2018.7月現在では、エルディア復権と考えられる。)
  • 巨人:獣の巨人

 

ジーク戦士長は獣の巨人だった!?

図体が大きく毛むくじゃらの巨人「獣の巨人」ですが、その巨人の正体はジーク戦士長でした。

ジークはマーレの隊長を務めており、部隊には欠かすことができない判断力が備わっています。

 

ジーク戦士長の部下

マーレの戦士たちが部下にあたります。

主な部下(戦士)は下記の5人です。

 

  • ライナー・ブラウン
  • ベルトルト・フーバー
  • アニ・レオンハート
  • ピーク
  • マルセル・ガリアード

 

ライナー・ブラウン(鎧の巨人)

ライナーブラウンは、硬質化に特化した巨人を継承しています。

66話「願い」でエレンが巨人化する液体の入った小瓶を手にするとき『ヨロイブラウン』と書かれていた為、ブラウン家と鎧の巨人には、何か因果関係があるものと推察されます。

鎧の巨人は、硬質化に特化した特性から、戦争時に敵国からの攻撃を引き受ける「守り」の役割を担います。

ちなみに、ジークの巨人は「攻め」の役割を担っています。

また、鎧の巨人は硬質化した全身で体当たりすることで、パラディ島の壁の扉を破壊することを期待され、「始祖奪還計画」に、顎・超大型・女型と共に任命されます。

ライナーの生い立ちはマーレ編(23巻)に入るまで描かれることが無かったため、読者に与えるイメージの変化は極めて大きいです。

物語当初の頼れる兄貴分キャラから裏切り者キャラへの変容、エレン達との対決シーンを経て、謎明かしともとれるマーレ編でその境遇が判明し、彼の抱える葛藤、苦悩が伺えることとなります。

ライナー・ブラウンへの見方の変化は、「視点・立場が変わることで、物事の見え方が180度変わる」というこの作品のメッセージを色濃く反映しています。

マーレ国でエルディア人として生まれた彼はレベリオ収容区で育ちです。

巨人大戦で敗れたエルディア人は、収容区での生活を強いられ、また巨人化する特性から戦争の道具として利用されてきました。

また、エルディア人はマーレ人と結婚することはできず、エルディア人の母は、マーレ人になることを望んでいた。

それは、父親がマーレ人であるため、我が子と夫となるはずの人と共に暮らすことができなかった為であります。

そこで彼は母の思いを受け、「名誉マーレ人」になるために、マーレの戦士に志願し、訓練を受けます。

それは、マーレの管理する9つの巨人を継承すれば、晴れてマーレの戦士となり、本人とその家族が名誉マーレ人となれるからです。

その後、ライナーのマーレに対する忠誠心とマルセルの印象操作によって、鎧の巨人を継承し、名誉マーレ人となりました。

しかし、彼の父親は、母と彼と共に暮らすことは全く望んでおらず、むしろ彼らの存在を疎ましく思っていたそうです。なんとも、言えないですよね。

母の願いは叶わないことも知りながらも、彼は、今後は、「世界の英雄」になるべく、始祖奪還計画に乗り出します。

しかし、その出鼻でマルセルが彼を巨人から庇い、巨人に喰われてしまい、その直前にマルセルはライナーに対して、「自分の弟を戦士にしないために、弟を貶め、彼を持ち上げる印象操作を軍にしていた」旨を打ち明け、詫びている。

彼はその理由を理解できずにいたが、やがて、壁を壊し、壁の中で過ごすことで、その意味を理解し、苦悩していく。

彼は、マーレの教えを盲目的に信じていたが、マルセルは、戦士になることの意味(巨人を継承すると13年で死ぬことが確定している。

壁を壊すことは大量殺人を犯すことに他ならない)を理解していた。

 マルセルを失い作戦の中止を提案するアニとベルトルトであったが、ライナーはアニとベルトルトを半ば脅迫にも似た説得をすることで、作戦を続行。

その後、壁を破壊し、壁内の「兵士」として潜り込んだ。

その後は、読者が物語序盤で目にしたように「マルセルのような」頼れる兄貴分キャラを演じるようになる。

また、島の仲間たちと過ごすことで、徐々にパラディ島の人間が「島の悪魔」ではなく、「自分たちと同じ人間」であることに気づき始め、自分の犯した罪の意識にさいなまされるようになる。

そのことで、自分がマーレの戦士ではなく、壁の中の兵士だと思い込むようになり、言動の一貫性が失われる場面がみられるようになった。

その後、現時点での連載では、始祖奪還計画に失敗し、マーレに戻ったのち、希望を失いかけるも、エレンらパラディ島勢力の襲撃を受けたことをきっかけに立ち上がる。

まだまだ、活躍が期待される重要人物の為、ライナーに対する理解を深める必要がある。

 

ベルトルト・フーバー(超大型巨人)

ベルトルト・フーバーは、超大型巨人を継承しているマーレの戦士です。

常にライナーと行動を共にしています。

始祖奪還計画に参加し、超大型巨人の力を行使し壁を破壊。その後、壁内に潜入し、エレンらと過ごします。

ライナーとは違い、彼のバックグラウンドは語られることのないまま、巨人化したアルミンに喰われ死亡したが、まだ残された伏線は多く、今後回想シーンなどで詳細が明かされる可能性もありますね。

超大型巨人はコミックス1巻の表紙を飾るほか、本作品の象徴的存在であるため、まだまだ、注目が必要なキャラクターです。

物語序盤ではエレンの同期で兵士となります。評価は、あらゆる技術をそつなくこなし、高い潜在性を感じさせるが、積極性に欠け自身の行動を他人に委ねる癖がある…とされていました。

しかし、実際は、マーレから始祖奪還の為派遣された敵国の戦士であることが、42話戦士で明かされています。

このことの伏線を改めて1巻から深読みしていくと新しい発見があり面白い。また、作者がここまで緻密に伏線を張り巡らせていることに対する評価は極めて高い。

今後、注目すべき謎は、巨人は継承者により能力に差が出るのか?ということです。すでに注目されている点としては、ベルトルトとアルミンの超大型巨人の見た目の差異ですよね。

ちなみに、アルミンの超大型巨人はこちら。

血統や継承者の素因に関する解明が今後なされていく可能性は高いです。

 

アニ・レオンハート(女型の巨人)

アニは、マーレ出身で、始祖奪還計画に参加した超重要人物です。

マルセルを失った後、計画の中断を希望するが、ライナーに脅され、作戦を継続します。発言から、マーレの思想に批判的。(というよりも、世の中のすべてが「悪」と考えている節があり、自分自身もそうだと思っている。)壁を破壊後、壁内に潜入。

役割上、過酷な諜報活動を行う一方で、ライナーが壁内の仲間と打ち解けていく姿を見て「吐きそう」と拒絶する態度を見せる。

自身はマーレの戦士であるためもあってか、同期の仲間たちとは距離を置き孤立気味な立場となっている。

その後、始祖の巨人を継承したと思われるエレンをさらおうとするが、失敗し、その後、正体がばれ、調査兵団に拘束される。体が水晶のような硬質化した物質で覆われた。

の後、どうなったかは現時点で描写されていないが、水晶に包まれた状態が続いていると推測されます。

エレンが戦槌の巨人を取り込んだことと顎の巨人をもって水晶を砕けることが判明したことから、今後の再登場による同行が期待される。

冷酷な印象を受ける反面、アルミンとの戦闘時に命を奪わなかったり、死んだ仲間たちに対して「ごめんなさい」とつぶやくなど、優しさを感じさせる一面もあります。

7話「小さな刃」での『ライナー、どうする?』発言の伏線が凄い!また、9話のライナーのアニに対する発言『危なかったなアニ ケガをしなくてよかったぜ本当に』も凄い!!『死ななくて』ではなくて、『ケガをしなくて』というところに違和感を覚えられるかがポイントですね。

 

マルセル・ガリア―ド(顎の巨人)

始祖奪還計画に派遣される。ジークについで、年長者と思われ、仲間に信頼されていた。し

かし、パラディ島潜入直後、巨人(無垢の巨人:ユミル)に襲われそうになったライナーをかばい、死亡。顎の巨人はユミルに継承されることとなる。

始祖奪還計画は、パラディ島に潜入から壁到達まで無数に巨人がいる領域を走り抜けなければならず、女型の巨人を擁するアニと顎の巨人を擁するマルセルが交代で巨人化し、仲間を抱えながら走らなければならなかった。巨人化して活動するには体力の限界(持続力に限り)があり、マルセルを失うことは、壁到達すら困難となる任務遂行には致命的であった。

スポンサーリンク

なお、マーレの戦士には、弟(ポルコ・ガリア―ド)と共に志願していたが、マルセルは弟を守るために戦士に選ばれないよう印象操作を行った。

当時は、弟はそのことをしらなかったが、のちに、ジークによってその事実をそれとなく告げられる。

 ※偶然にも、顎の巨人を継承したユミル

ユミルは、別事情で、マーレによって巨人化されパラディ島に放たれていました。

島をさまよっていたところ、偶然、マルセルらに出くわし、マルセルを喰うことになる。

その後、ユミルはパラディ島内で暮らしたが、ヒストリアと出会うことで、自分以外に対する生きがいを見つけます。

 

そのため、彼女の行動は、ヒストリアを第一優先にしていたが、ベルトルトの心の叫びに、心を動かされ、ライナー・ベルトルトと共に、マーレに戻る。その後、ポルコが顎の巨人を有していることから、ユミルは、ポルコに喰われ、顎はポルコに継承したと考えることができる。

 

ピーク(車力の巨人)

車力の巨人は並外れた持続力で長期間の任務に対応できる。

その為、装甲を顔面部に取り付けるなどの装備が可能。特性から、作戦の幅が広がるため、判断力のあるピークに委ねられた。パラディ島勢力にしかけられた罠を察知するなど切れ者。

言動から、ジークに好意を寄せている可能性も推測できる。

ジークにはピークちゃんと呼ばれる。見た目が、四足歩行でブサイクなオッサンみたいであった為、所有者もオッサンみたいなヤツではないかと読者の間で予想されていたが、女性だった。

長期間の巨人化の影響かけだるそうにしていて、人間に戻っても四足歩行の癖が抜けず、四つん這いで歩いてたりする。

パラディ島勢力に巨人化した状態でやられそうになるが、ファルコに身を挺して守られたこともあり一命をとりとめる。

 

マーレ戦士の目的

表面上は、「始祖の奪還」

しかし、彼ら自身の目的は、エルディア人の生存権確保と権利の向上と考えるのが妥当である。(詳細は機会があれば、別途作成します。)

 

ジーク戦士長の活躍

ラガコ村の巨人化


35話「獣の巨人」が初出。最初は、名前は明かされる、謎のサルみたいな巨人として登場。壁内の「さる」の認識と壁外の「猿」の認識の差も読み解くうえでは面白い威力偵察として壁内に侵入し、ラガコ村の住人を巨人化した。

あの「リヴァイ」兵長に次ぐ実力と言われたあの「ミケ」を、初対面の人のにおいを嗅ぎ鼻で笑うあの「ミケ」を完膚なきまでに心をへし折り殺した。

人の言葉を操り、あの「ミケ」を驚愕させた。また、発生させた巨人は、コニー出身のラガコ村の住人。

コニーが出くわした巨人がコニーの母親に似ていたことと「おかえり(オアエリ)」とコニーに対して言ったことから、村の住人が巨人化したことが推察された。当該伏線は、回収済み。

 

シガンシナ区での調査兵団との戦い

リヴァイとの戦い

ライナー・ベルトルトと合流後、車力の巨人を連れて、調査兵団と対峙する。巨人を引き連れ周囲を囲むことで調査兵団の逃げ場をなくしたうえで、石つぶてを投げて調査兵団を粉砕する。

勝機を見出したエルヴィン団長らの特攻に対しても石つぶてを投げて壊滅的な打撃を与える。

この時のダメージでエルヴィンは死ぬが、特攻の隙をつき、リヴァイが巨人づたいにジーク(獣の巨人)に近づくという反則的な離れ業により、ズタズタに切り裂かれ本体を引きずり出される。

殺されそうになるが、リヴァイは、ジークをエルヴィンに喰わせることにより命を救うことを思案している間に、車力の巨人がジークを救うことで一命をとりとめる。

戦いの顛末は、ジークは車力に運ばれ逃亡、その際に、拘束されていたライナーを救出、ベルトルトは放棄という形で、ジーク側の作戦失敗に終わる。

この戦いでは、伏線になるジークのセリフが多くあり、今後の回収に期待される。

 

ジーク戦士長の過去

 

・復権派の両親をマーレに密告

マーレにてグリシャとダイナの間に生まれる。

両親のエルディア復権の思想を叩き込まれ育つが、両親を密告することでマーレ側につく。(…とされていたが、現在は、それも作戦のうちで、真の目的はエルディア復権であると言っている。)

 

ジーク戦士長とエレンの関係

その後、グリシャは「進撃」を継承しパラディ島にわたって、カルラとの間に男児を授かった。それがエレンである。よって、ジークとエレンの間柄は異母兄弟ということになる。

 

ジーク戦士長の次の継承者は?

コルト説もあるが、コルトにはまだ獣の巨人を扱う技量がないと思われます。

また、ジークにはまだ隠された意図があり、獣の巨人の継承者についてはまだまだどうなるか分からないですね。

 

ジーク戦士長の本当の目的は?

→現時点では、エルディア人の復権。だが…。

現時点で分かっている情報をまとめると、「エルディア復権派」であった両親をマーレに密告することでマーレから信頼を得たのちに、パラディ島と結託し、エルディアを復権する…という流れになっていますが、まだ情報からは何とも判断できないし、二転三転するかもしれない…というのが正直な感想です。

 

まとめ

 ジークは、獣の巨人継承者であり、エレンの異母兄弟であり、グリシャの息子であり、王家の血を引くダイナの息子であり、マーレの戦士長であり、エルディア復権派の両親をマーレに密告しながらも本当はエルディア復権であるなど、現在、絶賛活躍中のキーパーソンです。

彼の登場からの戦歴や生い立ちを知り、彼の真意を探っていく事は、今後の物語の謎を解き明かすカギになっていくと思われます。

一刻も早く続きが知りたい人は、あの分厚い別冊マガジンを買いましょう。今は電子書籍もあるのかな?