エヴァンゲリオン

【エヴァンゲリオン】綾波レイは何回死亡したの!?詳しくまとめてみた!

この記事では綾波レイについて詳しくまとめています。

特に以下の2つに焦点をあてて解説していきます。

  • 綾波レイについて
  • 綾波レイの死について
  • 綾波レイ名言

など綾波レイについて知りたい方は詳しくまとめていますので最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

綾波レイについて

綾波レイは碇シンジがネルフに到着する前からエヴァンゲリオン零号機に搭乗していたパイロットです。

零号機を起動させて様々なデータをネルフに提供してきています。

しかし、このエヴァンゲリオンを起動するためには機体とのシンクロ率が必要になり、そのシンクロ率が低ければ拒否反応を起こされてパイロットは大きなダメージを受けてしまいます。

シンジがネルフに初めて来た時に使徒が出現したため、司令である碇ゲンドウはシンジに初号機に搭乗するようにいいます。

しかし何も聞かされていなかったシンジは搭乗を拒否したため、その代わりに包帯によってあちこちを治療されていたレイでした。

これは起動実験の失敗で負傷したものであり、そこからレイはどこかをケガしていることが多くなっています。

レイは零号機とのシンクロ率が一番高いのですが、初号機にもある程度のシンクロ率を持っています。

ただし二号機だけは仕様が違っているため、アスカ・ラングレー以外はシンクロできなくなっています。

 

綾波レイの性格

とても無口でほとんど喋ることがなく、同じパイロットであるシンジやアスカに対しても一言程度しか言葉を発しません。

極度に人と関わることを嫌っているため、学校に登校してもいつも一人であり、その学校もケガやネルフでの仕事で欠席することがほとんどです。

ベジタリアンで肉類は全く取らず、葛城ミサトがラーメンをご馳走してくれた時もチャーシュー抜きのニンニクラーメンを注文していました。

その反面、司令であるゲンドウとは気さくに会話をする仲であり、その時には表情が少し和らいでいます。

シンジと触れ合っていくうちに少しずつ変化があり、人との交わりも多くなって、笑顔やシンジのために涙を流すようにもなっていきます。

 

綾波レイの正体は!?

レイは初号機の起動実験でその機体に肉体を取り込まれてしまったゲンドウの妻であり、シンジの母親でもある女性のクローンです。

そのため、クローンで生成された肉体は大深度地下にある研究室に保存されていて、その肉体にセントラルドグマに安置されているリリスという使徒の魂を入れることで、人間としての活動が可能になっています。

このリリスはエヴァンゲリオンを製造する際の原型となっていて、エヴァンゲリオンというのはこのリリスを人間の頭脳で真似ているということになります

レイは肉体はユイのクローンではありますが、その記憶までは受け継いでいないので、シンジに対しても特別な感情を抱くことはありません

一種の人形のような存在であり、ゼーレがパイロットとして直接送り込んだ使徒である渚カヲルはその正体を見抜いていたようで、自分と同じ「パターン青」の使徒の波動を出すことも気が付いていました。

この波動こそが使徒であるリリスの魂が封入されている理由であり、人間と使徒の中間のような存在と言えるでしょう。

 

綾波レイ死亡

綾波レイの肉体は普通の人間と全く違いがないため、人間と同じように大きなダメージを受ければ死亡しています。

死亡するとゲンドウと技術部責任者である赤木リツコによって新たな肉体にリリスの魂を入れて作り出されますが、前任者の記憶までは受け継いでいないようで、基本的な情報以外は一切持っていない状態になっています。

自分が死亡して新しく作られていることを知っているようで、自分が何人目の綾波レイであるのか自覚しているようです。

 

綾波レイは3回死んでいるは本当!?

レイの肉体は常にストックがあるという状態になっています。

前任者の肉体が使えなくなると新たな肉体に魂を入れて作り替えられますが、その際に自分が何人目かの綾波レイなのか知っていて、16使徒のアルミサエルとの戦いで死亡したと思われていました。

病院でシンジと再会した時、自分には以前の記憶が無く、その理由として自分は三人目だからと言っています。

 

1人目

最初の綾波レイは幼児の姿であり、初めてシンジがエヴァンゲリオン初号機の起動実験を見学した時、ゲンドウがネルフの前身であるゲヒルンに連れてきています。

そこで技術部責任者はリツコの母親であるナオコでしたが、この頃のナオコは一方的にゲンドウに好意を寄せていて愛人関係を持っていました。

ゲンドウはナオコの技術者としての能力が欲しかっただけで、エヴァンゲリオンが完成してメインコンピューターであるMAGIシステムが稼働できれば排除する予定でした。

その話をナオコにレイがしたところ、逆上してレイを絞め殺しています。

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2人目

1人目が死亡して新しくレイを作り替えてから、零号機の正規パイロットになるまでは2人目が担当しています。

この2人目は感情を持つという感覚が欠如しているため、常に無表情で人付き合いがとても悪い少女になっています。

自室にもベッド以外は何も無い殺風景な部屋に住んでいますが、ユイの記憶が残っているのかゲンドウだけには特別な感情を抱いているようです。

16使徒のアルミサエルが零号機に肉体的融合を計ろうとした際に、続いて初号機まで取り込もうとしたためにATフィールドを逆転させて融合を促進し、自爆することで殲滅に成功しています。

だし、レイそのものも死亡してしまいます。

 

3人目

3人目は零号機自爆以後に誕生していて、この三人目は2人目までには見られなかった感情の起伏を持つようになり、シンジに対してはっきりと恋心を抱くようになります。

それに伴って、自分を通してユイの残像を見ていたゲンドウとは距離を置くようになります。

ゼーレによる人類補完計画が実行されるとネルフのセントラルドグマに安置されていたリリスと一体になり、巨大化して補完計画で使用されていた量産型エヴァンゲリオンを殲滅させたりします。

それから以後が曖昧になっていて、死亡してしまったのかどうかが判別できなくなっています。

それから14年経った時にネルフの後継組織である「ヴィレ」に対してエヴァンゲリオンMark.9に搭乗していますが、これが何人目の綾波レイなのか、そもそも魂を入れていたリリスが消滅しているので、本来のレイの魂が封入されているのか定かになっていません。

 

綾波レイの名言5選!

綾波レイは口数がとても少なくてほとんど喋りませんがその一言がとても重みを持っている場合が多く、隠れた名言が存在しています。

 

あなたは死なないわ、私が守るもの(6話)

第5使徒の正八角形のような形をしたラミエルが出現し、ネルフは戦略自衛隊から陽電子砲であるポジトロンライフルを徴用し、日本中の電力を使ってコアを撃ち抜こうとします。

そこでシンジが砲手になり、レイは盾を使って使徒からの加粒子砲での攻撃から初号機を守る役割を担います。

その作戦はヤシマ作戦と呼称されますが、その作戦発動直前にシンジと二人きりになり、作戦のためにエヴァンゲリオンに搭乗する間際シンジに向けて使った言葉です。

 

命令があればそうするわ(9話)

アスカがシンジとレイのいる中学校に転入した時、初めてレイと会った時にアスカは仲良くしていこうと言いますが、その答えとしてレイが言っています。

レイにとっては一人でいることが当たり前であり、相手から仲良くしようと提案されても受け入れられないのです。

そのためネルフ本部から仲良くするように命令があれば従うという意味であり、自分の意思では人との接触は避けたいということです。

 

私が死んでも代わりはいるもの(19話)

最強の使徒であるゼルエルがネルフ本部に向けて進攻してきた時、初号機はシンジがエヴァンゲリオン三号機の使徒化した際、エントリープラグにパイロットが搭乗したままであったために攻撃を拒否します。

ゲンドウは外部から初号機を動かせるダミーシステムを作動させますが、歯止めが効かずにエントリープラグも潰してしまい、中にいたシンジの友人である鈴原トウジに重傷を負わせてしまいます。

シンジは怒りとゲンドウに対する不信感からネルフ本部を壊そうとしたため、パイロット資格の剥奪と第三東京市からの追放を決定します。

ゼルエルに対して以前は起動できたレイを搭乗させますが起動できず、ダミーシステムでも動かないため、ゲンドウは機体が破損したままの零号機での出動をレイに命令します。

最強の使徒に対して万全ではないエヴァンゲリオンでの戦いは無謀であり、それを知っていたレイが心の中で死ぬことを覚悟して呟いた言葉です。

この頃には既に自分がユイのクローンであり、大深度地下には代わりの肉体が存在することを知っていたようです。

 

私は人形じゃない(22話)

碇ゲンドウがゼーレを裏切ったとしてネルフ全体の抹殺指令が下され、ネルフの隊員が次々に殺害されていき、その目標はエヴァンゲリオンそのものに推移します。

ゲンドウはサードインパクトが起きて世界が終焉すると判断し、レイとリリスが安置されている大深度地下に向かい、そこでレイに一緒に生きて行こうと言いますが、その答えがこの言葉です。

レイは自分がユイのクローンであることを知っていて、ゲンドウが自分を通してユイを求めていることを知った後で、自分の言葉としてゲンドウに伝えています。

ゲンドウの思うようにはついていかないと、決別を宣言してシンジの搭乗している初号機のところにリリスと一体化して向かいます。

 

これが涙。泣いてるの私。(23話)

リング状の光の輪のような使徒であるアルミサエルがレイの搭乗している初号機と物理的に融合し、レイそのものにも侵食を始めます。

そこに初号機がやって来ますが、レイと同調していた使徒はシンジの近くにいたいと思うようになっていたレイの気持ちのままに初号機にも融合しようとしたため、レイは自爆して初号機とシンジを守ろうとします。

死を覚悟して二度とシンジに会えないとわかった時、それまで涙を流したことがなかったため意識していないのに涙が溢れてきて、そこでこの言葉を使っています。

 

まとめ

綾波レイはエヴァンゲリオンにおけるキーパーソンであり、ある意味、主人公のシンジよりも重要な役どころと言えます。

自分が単なる人形に過ぎないことを知っていながら、それでもゲンドウの命令を聞き続けた気持ちは誰にもわからないでしょう。

他の人ではまず使うことがない名言だけに、その重みが伝わって来る感じがします。