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【キングダム】麃公将軍死亡！？麃公将軍の盾を受けとった人物とは！？

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この記事では麃公将軍について詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあてて解説していきます。

  • 麃公について
  • 麃公の戦闘能力＆弱点
  • 麃公の盾を受け取った人物

など麃公について詳しくまとめていますので最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

麃公について

マンガキングダムは春秋戦国時代の史実をもとにつくられた話です。

紀元前246年。嬴政によって3名の将軍が任命されます。

一人目はキングダムでも一位、二位を争うくらいにインパクトがあって、みんな大好き、インパクト絶大の王騎将軍。

二人目は堅実な戦をさせたら右に出るものはいない、常に冷静位状況判断をし、めちゃくちゃ劣勢を跳ね返すような戦はできなくても、格下相手には絶対に取り落とすことのない堅実な戦を得意とする蒙驁(もうごう)将軍。

そして、三人目は秦の六大将軍にも引けをとらない実力を持ちながら自身の地位には興味を示さず、戦に明け暮れ終われば酒がたらふく飲めれば満足というとても異質な大将軍麃公です。

史実でも麃公将軍は実在し活躍を見せた将軍です。

キングダムの中で麃公将軍は「照王からは幾度も咸陽へ呼ばれたが儂は全て無視したわ。儂には六将のような華やかな光も夢も必要ない。儂はただ戦場で戦い、勝利し、その夜うまい酒を飲めればそれで満足じゃったからのぉ」との言葉を残しており、六将クラスへの昇進には自身から固辞していたことが分かります。

それほど戦場を愛しており、誰よりも楽しんでいたのでしょう。

しかし、史実では謎に包まれている部分も多いです。

王騎将軍と、蒙驁将軍は史記にその死が記載されているのですが、麃公将軍に関してはそれがありません。なのでいつどのようになくなったのかわかりません。

わかっているのは将軍に任命されて、韓を攻撃し、3万の兵を討ったというものであります。

麃公将軍について記録があるのはこれのみとなっておりキングダムのようにしっかりしたキャラクター設定は原先生のオリジナルに近いと言えます。

キングタムの主人公信の秦の兵隊としてのデビュー戦は麃公将軍の率いる軍の中の千人将である縛虎申の隊に所属しての蛇甘平原の戦いにおいてでした。

ここでの戦いはとにかく突っ込んでいく一見して戦略などなくただ突進するようなイメージでした。

しかし麃公将軍はその中で戦況を炎に例えて大炎の上がる場所を探し、それを手掛かりに戦をすすめていく本能型の戦をみせます。

趙の李牧などの理詰めの戦とは真逆を行く将軍です。

麃公将軍は経歴も長く、幼少期より常に最前線に身を置きながら功績を挙げてきました。

本人も自分は戦場に生まれ落ちたというほどの戦人間であったのです。

その経歴が六将にも負けない実力を養いました。

本能型の麃公将軍の戦いはとにかく派手です。「各地で同じように戦っておるように見えるがそれぞれは実に多様に盤上を揺り動かす。一の動きが十を動かし、千二つながり万を崩す。小から始まる連鎖が大炎を呼び込み戦局は一気に終局に向かう。そして今、異彩を放つ場所がありました。そういうところには何かがある。戦とはそういうものじゃ。」と語っています。

最初から犠牲を少なくするなんて考えは持ち合わせていません。

戦を動かし、その中から戦況に応じた自身の感覚をベースとした戦略を繰り広げるのです。

そして、これができるのは麃公将軍自体が圧倒的な武力を持っているということと、それを支える精鋭部隊の個々の実力がとても研ぎ澄まされているからこそ、大炎をもってその場所を攻め全体を動かすことができたのでしょう。

それができる麃公将軍の軍は間違いなく強力です。

 

麃公の性格

麃公将軍の性格は竹を割ったようなすっきりした性格であると言えます。

自分はとにかく戦が好きで地位には興味がないから王様の招聘にも応じない。

自分がこうだと思ったら迷うことなく行動に移せる本能型の将軍であるということなどからも自分が信じたものをしっかりと柱として確立しておりそれが一切ぶれることのない漢の中の漢といった人物であります。

 

麃公の過去

先述したように麃公将軍は自身でも戦場に生まれ落ちたというほど幼少期より戦場を駆け巡っていました。

とにかく戦を愛し、戦に愛された武将ですね。

破天荒なイメージが強く、戦に明け暮れ酒をたらふくのみまた戦場へ出ていく豪快その物といった人物です。

キングダムでは紀元前245年に魏国と戦争を行い3万の首級をあげたこととなっています。

史実では韓を攻撃し、麃公が3万の兵を討ち、蒙驁将軍も韓をせめ13の城をとったとされています。

この韓攻略で大幅に領地を失った韓は、秦に和睦を申し入れます。

攻め込まれての和睦の申し入れはもはや敗北宣言ですね。

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そのため、秦から攻撃は受けなくなりますが領土や食料の要求など、ほとんど脅しのような状況になっていきます。

しかし断ることなどできません。

そうして、秦は手を下すことなく韓を弱体化させることに成功します。

つまり、麃公将軍は韓を弱体化させた功労者の一人と言えます。

 

麃公の戦闘能力

藨公の戦闘力は言わずもがな強力です。

六将とも肩を並べる実力をもち、日々戦場に身を置いていたためその感覚も研ぎ澄まされています。

しかし、武力だけでいえばキングダム最強とも言われている趙国三大天の一人の龐煖に敗北。

ただ、麃公将軍も龐煖の腕をへし折り追い詰めるまでの戦いをみせます。そのため、戦闘力として最強とは言えませんが、六将級の実力を持っている人物です。

 

麃公の魅力とは！？

麃公の魅力はとにかく圧倒的な豪快さとマンぶりした本能型へのキャラ設定にあります。

そのブレなさ具合は群を抜いています。

しかし、麃公将軍の魅力はそれだけではありません。

戦場で長く生きてきたからこそ人の人生や運命を数多に見てきています。

そのため達観した考えを持っています。

蛇甘平原で魏火龍七師の一人の呉慶将軍と戦った時に、一騎打ちとなります。

呉慶将軍は甲と言う国の王族だったのですが、戦争で家族だけでなく、国ごと滅ぼされてしまいました。

そして、国を失った辛さを思い出し、麃公に激怒します。

ですが、それを受けバッサリと一言で切り捨てます。

麃公将軍はいくつもの戦場を戦い抜いてきたのですからその辛さを理解できないわけはありません。

ただし、それを全て受け入れてさらに「下らん負け犬の感傷。小国の淘汰は戦場の常」と戦場に自分の私情を持ち込むことを断じます。

負けると全てを失う、それが戦である。将軍として、相手をいかに倒すかだけに全力を注ぐべきであるという、麃公の戦への信念が見えました。

「貴様のなめた苦汁などそこら中に転がっておるわ」との言葉、説得力がありますね。

この器の大きさが麃公の魅力となっていると思います。

 

麃公に弱点はあるのか！？

麃公の弱点はマン振りした本能型であることに起因するものと言えます。

本能型と言えば聞こえはいいですが、裏を返せば直感、勘に任せていると言えます。

そのため、戦局全てで勝利することは難しく、圧倒的な大勝をすることもあれば、簡単に負け大勢の兵を死なせてしまうこともあるでしょう。

つまり、ホームランか、三振かの武将であるとも言えます。

その直観力がとても卓越しているためここまでの将軍として君臨しているのですが、それをも凌駕する智将とは相性が最悪となってしまいます。これは相手にとっても同じことがあてはまるのですが。

 

麃公本当に死亡したの！？

麃公は龐煖に敗れて死んでしまいます。

しかし、死ぬ前に信に様々な物を残していきます。

信が本能型の将軍としての器を持つ人物であることを見抜いて、自身の後継として、未来を託したのではないでしょうか。

 

最後に麃公が残したものとは！？

麃公が信に残したもの、一つは盾でした。信は王騎将軍から矛を託されました。

そして麃公将軍からは盾です。

秦の大将軍である王騎と麃公から矛と盾を授けられたのです。

二人とも信が将来自分たちと同じ、もしくはそれ以上の将軍へ羽ばたける可能性を感じ未来を託したのでしょう。

そして、もう一つが「火を絶やすな」というメッセージ。これは信に同じ本能型の将軍としての可能性を感じ、託した発言と言えるのではないでしょうか。

 

まとめ

今回は麃公将軍について詳しくまとめました。

麃公将軍はとにかく豪快で、真っ直ぐで本能のまま生きており戦を愛して、戦うことに喜びを感じており、その姿にワクワクさせられました。

もう死んでしまい、その雄姿を見ることはできませんがその意思を託された信が王騎将軍と麃公将軍の跡を引き継ぎ活躍してくれることを願います。

もっと活躍見たかったですけどねぇ。

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