キングダム

【キングダム】王翦の戦闘能力&弱点を詳しくまとめてみた!

この記事では王翦について詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあてて解説していきます。

  • 王翦について
  • 王翦の戦闘能力&弱点
  • 今後の王翦について考察!

など王翦について詳しくまとめていますので、最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

王翦について

キングダムは春秋戦国時代を舞台に100人を超える魅力的なキャラクターが皆それぞれの魅力を持って戦場で駆け回っています。

主人公信の所属する秦にも強烈な個性を持つ将軍が多数います。

王騎将軍の副将であった騰、元山賊であった桓騎将軍、山界の王楊端和、そして今回のテーマとなっているアイマスク上の仮面をつけて眼光鋭い王翦将軍等です。

2019年5月現在マンガキングダムの中で趙国攻めの総大将となっている王翦将軍。

この王翦将軍は総大将となれるほどの人物であり、秦六将に負けないほどの実力を持っていたのですが、その一員の王騎将軍に比べると地位は低かったのです。

大将軍の下の地位にいるのはそれなりに理由があります。

それは上層部によって「危険人物」であると認定されていたからです。

大将軍の地位となると自らの意思で部下を引き連れて戦を起こす権利をも持つようになります。

その権力を利用して反乱を起こすかもしれないと考えられ、あまり信用されていません。

これは、王翦が「野心家」という特徴を持っているからであります。

そのような王翦に秦国の命運を左右するような大戦の総大将を命ずるほど王翦の実力は群を抜いていたのです。リスクよりもメリットの方が大きいと踏んだんですね。

王翦将軍は史実にも登場し、当時の史実の中でもっとも活躍していた武将と言っても過言ではありません。

秦でも名将として名高い白起と並ぶと言われるほどです。

司馬遷は、歴史書「史記」にその白起と王翦の二人をまとめて一つの「列伝」を作成しているのです。

この列伝の中でしか書かれていない史実上のキャラクターもたくさんいるのです。そこからも、王翦のすごさが分かりますね。

王翦は何がそんなにすごいのかと言うと、まず難攻不落の鄴を陥落させます。

鄴は河川などを利用して防御を固めており守りの堅い城です。

春秋戦国時代から約400年後の三国志の時代に英雄曹操が鄴を攻めていますが、その防御力の高さにとても苦戦を強いられることでも知られています。

それだけでも十二分にすごいのに、加えて王翦は閼与を陥落させています。

この閼与という場所は秦の六将の公孫胡傷が陥落させようとして、趙の旧三大天趙奢に撃破され失敗に終わってしまったという場所です。

そこからも王翦が六将と肩を並べる実力があることが言えますね。

閼与を何故取り上げたかと言うと、閼与は太行山脈の途中にある要衝であり秦がここを制圧すると、咸陽から直接、食糧補給を行い鄴まで到達する事が出来ます。

つまり、閼与を陥落させれば、仮に鄴が奪還されても、いつでも大軍を送り込んで鄴を包囲できるのです。

現在のマンガキングダムでも兵糧問題が勃発していますがその心配がなくなるということでいかに戦闘が楽になるか想像に難しくないですね。

このように王翦は様々いるキャラクターの中で最強と言っても過言でない人物なのです。

 

王翦の性格

王翦は物語の中で常に冷静で、勝利のみを求め、そのために必要なことを淡々と行っていく冷静沈着なキャラクターとして描かれています。

絶対に勝つ戦以外しないと豪語しています。

とにかく自分のみを信じ、他人を信用せずわが道をゆき、単独行動もよく行い、説明もないため周りを混乱させることもあります。

しかし、その行動も常に勝利のための道筋を探し続ける姿勢故なのです

そして、勝利のためには味方を囮にする作戦も容赦なく用います。

壁はその代表格ですね。

た、自分の息子である王賁に対してとても厳しく、周囲から厳しすぎると言われるほどです

々な心情もあるのかもしれませんが身内だからと特別待遇などはせず、その実力も冷静に測っていく姿はまさに戦の鬼とでもいえるほどではないでしょうか。

無能な部下に対してはまるでゴミでも見るような目をすることもあり、まさに冷徹と言った瞬間もありますね。

 

王翦の過去

王翦がキングダムに初登場したのは秦が蒙驁将軍を大将に据えて魏の山陽を攻めた戦で、その蒙驁将軍の副将としてでした。

王賁の父であり、王騎将軍を輩出した王家の当主です。

蒙恬によると「自分が王様になりたい」という危険思想をもっているため、六将の時代から冷遇されていたとの説明があります。

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前述しましたが、そのため六将と肩を並べる実力を持ちながら六将入りはできていなかったですね。

 

王翦の戦闘能力

秦六将に匹敵するほどの力を持つ王翦ですが、その実力は桁違いです。

時には大将軍の副官という地位にいながら、戦場で縦横無尽の活躍をするほどです。

トリッキーで攻撃的な戦術を取るのではなく、心理操作などを織り交ぜた知的な戦略を得意としています。

「攻めこそ最大の防御」という考え方を持つ武将が多いキングダムにあって、王翦は負けない戦い、絶対に勝つ戦いに重きを置いており守りの武将と言えます。

守りに長けているからひ弱な訳ではなく、戦いにおいても負け知らず。攻守に長けた武将ですから、キングダムに登場するキャラクターの中でも最強候補に名が挙がります。

王翦は本人が直接武器をふるうことは少なく、軍略家としての側面が強いですね。

なので王翦自身の武力と言う点ではそこまで高くはないと考えられます。

六将時代からの将軍ですのでかなりの年齢でもあったということもあるでしょうね。

 

王翦の魅力とは!?

応戦の魅力はその勝利至上主義を徹底的に貫き通すその姿と、それを淡々とこなしていくことのできる名将ぶりにあるのではないでしょうか。

多くを語らないため謎の多いキャラクターとなっており、その一言一言の重みがすごいです。

そして、王翦の考える戦略に従っていれば負けることはないという絶対的なリーダーシップと安心感を与えてくれる、まさに上に立つべき人間です。

 

王翦に弱点はあるのか!?

王翦は絶対に勝つ戦いしか興味がないと言ってのけています。

廉頗との読み合戦で不利な立場となったと感じた瞬間に、その発言を残しすぐに撤退します。

危ないと思ったら退く。自身の負けをあっさり受け入れます。

その姿勢に若干物足りなさを感じることもあるかもしれませんが、それが王翦将軍の持ち味ですね。

撤退後終戦まで王翦はほぼ戦うことをせず、強固な砦をつくっておりそこに閉じこもります。

その後、廉頗は最後に戦に負けたことを認めるのですが、戦が詰んでいる要因として、王翦軍が盤石な状態でまだ健在であることをあげます。

つまり、一時的に負けはしましたが、大局的には勝利へつながっている。

そこまで読んでの撤退であったことも十二分に考えられるため、結果的に王翦の読み勝ちであったのでしょう。

このような戦いをされるともう、弱点なんてないですよね。

 

今後の王翦について考察してみた!

キングダムの中で現在は鄴攻めの最中ですが、史実通りこのまま鄴を落とすこととなるでしょう。

ただ、史実では李牧と王翦が直接対決していません。

そのため、李牧との戦いがどのような決着をみせるのかは原先生のお心次第となります。

李牧の最後も戦場で死ぬのではなく秦の策謀により趙王により殺されるという、英雄としてはあまりにも後味の悪い最期をむかえることとなるので、李牧には王翦と知略勝負をし、最後には信と直接対決し戦場で死ぬというストーリーが一番盛り上がるのではないでしょうか。

王翦将軍としては一番有名と言っても過言ではない楚の攻略戦があります。

秦王は楚の攻略を行うのに李信と王翦を呼び各々にどのくらいの兵力が必要か尋ねます。

李信は20万で十分、王翦は全軍の60万が必要だと言います。秦王は李信の発言を頼もしく思ったのか、全軍を預け謀反を恐れたのか李信に総大将を命じ、蒙恬と共に出撃させます。

最初はうまく戦が進むのですが名将項燕の策により大敗を喫してしまいます。

そこで、王翦を総大将として再度楚へ侵攻し中華統一を成し遂げていきます。

なので、キングダムでも王翦は第一線で活躍を続けていくことと思います。

 

まとめ

王翦についてここまで書きましたが…もう王翦主人公ですか?というほどの強さですね。最強レベルです。

今後も王翦は間違いなく活躍を続けていくことも楽しみですが、息子の王賁との今後の展開も気になっていきます。

これからも王翦は中心人物として描かれていくはずですので今後のキングダムにも期待できそうです。