この記事では、アッカーマン一族の謎について解説していきます。
進撃の巨人の物語に出てくる、アッカーマン一族ですが、人間離れした戦闘力があることで有名ですよね。
ですが、なぜ同じ人間なのにそんなに強いのか??が、注目されてきました。
そこで、今回アッカーマン一族の謎について詳しく解説する
アッカーマン一族とは
アッカーマン一族が記憶の改ざんの影響を持たないってくだりは本当にロマンがあるし、ミカサやリヴァイだけがみんなのことを覚えている、って展開も熱そうだなって改めておもいましたん pic.twitter.com/9YXvd8fLce
— 別マガを読みました@二個 (@izumi2co) March 8, 2016
アッカーマン一族に関しては16巻65話「夢と呪い」で詳しく説明がされていますが、このシーンではアッカーマン一族の謎についてケニーの祖父が語っています。
アッカーマン一族とは、主に言うと以下の5つだったことがわかります。
- 少数派の血族
- 王家の側近だったこと
- エルディア人以外
- 東洋人と同じで王による記憶の操作の影響を受けない
- 人間離れした戦闘能力の高さ
アッカーマン一族の謎について、詳しく見ていきましょう。
アッカーマン一族は王家の側近だった!?
アッカーマン一族のもともとは、王政中枢に位置する武家でしたが、王の理想に異を唱え、また王の記憶操作が効かない一族であった為、王政に恐れられていという経緯が大筋です。
壁の中の人類は、王とルーツを同じにする大多数の単一民族と、ごく少数にそれぞれいくつかに独立した血族がいます。
王は壁の中に、わずかな人類をひきつれ束の間のユートピアを築き上げましたが、その際に、壁の中にいる人々の記憶を操作し、壁の外の人類は滅びたと記憶を改ざんしました。
しかし、この記憶操作が及ぶのは「大多数の民族」だけで、アッカーマン家など少数の民族はこの力が及びません。
なので、少数の民族がこの秘密を黙っていないと、王の掲げる理想は叶わないという論法になります。
その時、殆どの血族は王の思想に従いましたが、王の側近という地位を捨てて王政に背いた一族が2つあります。
- アッカーマン一族
- 東洋の一族
アッカーマン家は子孫を王の粛清から守るために秘密を外に漏らしたりはしなかったが、これらの経緯によりアッカーマン家は迫害の対象となり、現在では、数人まで生き残りが減ってしまった状態になっているという歴史をたどりました。
リミッター解除の条件
別冊4月号のミカサ外伝第3話は考察ポイントがかなりありますね!
特にリミッター解除経験をしていない外伝の中のミカサが、本編のリミッター解除の場面を思い出す描写はかなりヤバイです!やはりループしているのか? pic.twitter.com/HM3QComrFN— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) March 14, 2016
アッカーマン一族を語る際に、最初に注目されるのが、ミカサです。
両親を強盗に殺され自身も誘拐されたとき、力に目覚めます。
その後も、訓練兵を首席で卒業したり、いきなりの実践で巨人を倒したりと、圧倒的な戦闘力を誇り、その強さが目立っていました。
この強さには、何か秘密があるのではと、物語初期段階からの謎でしたが、それは「ミカサ」に対する疑問であり、「アッカーマン」に向けられたものではありませんでした。
というのも、リヴァイについては3巻で登場してから、なんと14巻56話「役者」まで姓が明かされておらず、この時のケニーの発言が、「リヴァイ・アッカーマン」のフルネームが最初に登場した場面でした。
それにより、リヴァイの強さの秘密が、アッカーマン一族に起因するものと考えられるようになったのです。
これらの理由から、アッカーマン一族が、強いことが分かりますが、強くなるにはきっかけがあるようです。
一般に我々読者の考察では、「リミッター解除」と書かれることが多いようですが、これは、ミカサにもリヴァイにもケニーにもあったという記述がみられます。
その一方で、クシェルやミカサの父親など、特段、強さを発揮されないまま死亡に至っており、「リミッター解除」には何らかの条件があることも推測されます。
この謎は、現時点では、断定できる材料がありません。
しかし、アッカーマン一族が「武家」として王政の中枢にいたことは、何か「きっかけ」を以って強さが発現する根拠と考えることもできます。
言い換えれば、「リミッター解除には条件がある」と推測できるということです。
順番は前後しますが、アッカーマン一族は最強なのか?ということを考えていきます。
現在、リヴァイは人類最強の兵士と言われる通り、「人類の中では」最強と考えられます。
しかし、巨人を含めて最強であるか、と問い直すと現在のところ判断できません。
分かっているところとしては、作者のコメントから、リミッター解除とは、人間が無意識にセーブしている部分をはずして動ける状態のようで、これができること、すなわち、普通の人間よりも明らかに強いということが言えます。
ミカサやリヴァイが他のキャラクターに比べて、身長に対して体重が多いのは、リミッター解除をした際に体の負担を減らす意味があるということも隠し設定としてファンの間では知られています。
最強だとすると、後述しますが、アッカーマン一族も「巨人の一種」という推測でしょう。
巨人科学の副産物
【進撃の巨人】アッカーマン一族の強さの謎とは?<ネタバレ考察まとめ>
≫#進撃の巨人 pic.twitter.com/LQ16ShMz8o— 進撃の巨人☆ファンちゃんねる (@NewAttackTitan) August 8, 2018
比較的新しい事実で、今後の伏線なると思われるのが、このワードです。
93話のジークによると「王家だけが知っている伝説の一族…巨人科学の副産物アッカーマン一族と思わしき存在が少なくとも二人」との発言があります。
現時点では、なんとも言い難いですが、マーレには、「巨人科学研究所」と呼ばれる巨人の研究をしている機関があることが分かっています。
「副産物」というからには、そこで研究しているときに、生まれたものであると推測されます。
また、飛躍して考えると、このことからアッカーマン一族は、巨人と深いかかわりがあり、且つ、始祖の巨人の影響を受けない生物ということも考えられます。
アッカーマン一族と東洋の一族の関係
進撃の巨人、未だに残る謎
ミカサの腕の紋章とは一体?
そもそもミカサのリミッター解除もこの腕の紋章をつけた日であることを考えると…うーんわからん pic.twitter.com/1RDOGuwzor— たにしょう (@noel_phelt) August 29, 2014
王政に異を唱えた2つの一族が、この2つの家で、血統は別と考えられる。
ミカサは、アッカーマン一族と東洋の一族の両方の血を継いでいるので、より謎が多いです。
アッカーマン一族の頭首
自らの命と引き換えにアッカーマン家の存続を求め、処刑されます。
物語の中では、これぐらいの情報しかありません。
ミカサ・アッカーマン
「私の特技は 肉を・・・削ぎ落とすことです」
スポンサーリンク ミカサ・アッカーマン pic.twitter.com/xM0DjwKsLG
— 進撃の英語 (@shingekienglish) July 24, 2018
血族に焦点を当てると、父親:アッカーマン一族と母親(東洋の一族)のハーフであるため、両方の血を引いています。
強さの秘密は「アッカーマン一族」に起因するものと推測されます。
また、手首の刺青と頭痛は東洋の一族に起因する伏線と思われるが、まだ謎の部分が多いです。
ミカサ・アッカーマンについて詳しく知りたい方は「【進撃の巨人】ミカサ・アッカーマンは東洋の末裔だった!?ミカサの過去や謎についてまとめてみた!」に詳しくまとめてありますので、そちらをご覧ください。
リヴァイ・アッカーマン
【本日の任務】【特別任務】調査兵団の凱旋を目撃せよ!http://t.co/GUbUjZU08G pic.twitter.com/o0ytpTmFwJ
— 進撃の巨人SP(スマパス/スゴ得) (@shingeki_SP) July 31, 2014
リヴァイの母親はクシェルと分かっていますが、父親は不明です。
初期段階から登場しているにも関わらず、アッカーマン姓であることは、だいぶ後まで伏せられていました。
推測ではあるが、ケニーに名前をきかれたとき「リヴァイ。ただのリヴァイ」と姓を名乗らなかったのは、母から聞かされていなかったわけではなく、母の愛(アッカーマンを名乗ることで迫害を受けることを懸念して、姓を教えなった。)であると推測されます。
リヴァイについては【進撃の巨人】人類最強の兵士リヴァイ過去&正体について詳しくまとめてみた!」にまとめてあります。
ケニー・アッカーマン
ケニー誕生日おめでとう!!👏🎉🎁🎂🎊💕✨切り裂きケニーだなんて呼び名だから悪い奴だと思ってた…でも独りだった「ただのリヴァイ」だったリヴァイ・アッカーマンを人類最強の兵士長に育てたのはあなたです。大切なクシェルさんと共に、向こうで兵長を見守って下さい!#ケニー生誕祭2017 pic.twitter.com/Y6iy7Chfe9
— 三笠 (@PMm12_CK) February 4, 2017
リヴァイの伯父。
妹の忘れ形見であるリヴァイを育てます。
ケニー・アッカーマンは、中央第一憲兵団に所属しています。
中央第一憲兵団は、対調査兵団の組織である対人制圧部隊ですが、ケニーはそこの隊長をしています。
真の目的は、「始祖の巨人」を喰って、その力を得ることであるが、王家の血をひくものでないとその力は得られないことを知り、ヒストリアとエレンの成り行きを見守りますが、最後は、地下から脱出する際に負った怪我とやけどにより死亡します。
その際、リヴァイに巨人化するための注射を託す。
長身のちょい悪な感じの見た目でカッコいいとの評価するものも多いです。
経緯
ケニーは、斬り裂きケニーと呼ばれるほど憲兵団を殺していたのに、なぜ中央憲兵団に所属したのでしょうか??
ケニーはウーリ・レイスを襲撃するも失敗し、その際、ウーリに心を動かされ友人となります。
ケニー・アッカーマン隊長
★゚。+。☆HAPPY BIRTHDAY☆。+。゚★あなたが好きすぎて、ちょこちょこ作品で、リヴァイ(と、ハンジさん)にチョッカイを出す「お茶目で憎めない善い伯父さん」をさせていますが、これからもよろしくお願いします!
2期ではあなたの活躍が楽しみ♥ pic.twitter.com/ydYlJRx1YO— 悠里💕壁博19【東7 い16a】 (@Homutan2) 2017年2月4日
それと同時に、ケニーは中央憲兵団に所属し隊長になります。
その後、ロッド・レイスの指示により、エレンとヒストリアを誘拐し、ロッド・レイスと引き合わせるなど、重要な役割を担っていたことが伺えますよね。
ケニーの祖父
進撃の巨人の東洋の一族の正体は?アッカーマン家と関係も? https://t.co/wcnjy00CcY pic.twitter.com/vZVcsTI8PP
— マガジンネタバレ (@magazine_joho) April 19, 2017
ケニーの祖父は、ケニーにアッカーマン家の謎について初めて語った人物です。
その内容は、アッカーマン家と東洋の一族の謎についてです。
アッカーマン家は初代王の記憶改ざんに影響を受けないことに、記憶の改ざんに反発したことで迫害を受け続いていることなどです。
その話もケニーが若い頃の話だったので、病気によって亡くなったと思います。
クシェル・アッカーマン
さぁー!
明日のアコスタは進撃の巨人
初出しのクシェル(前半)やるよ!
リヴァイのママだぁー
資料も少なく貞子になりそうだけど、許して~┏(´Q Q)
そして、どっちをやるかだ(笑)夏場にチタイはやめとこう… pic.twitter.com/huRIQwPSoG
— ひかる@夏コミ2日目お掃除w (@h_cos_181) June 30, 2018
ケニー・アッカーマンの実の妹で、リヴァイの母親です。
ケニーと生き別れになった後に、娼館で働いていました。
そこの、商売相手との子どもを身ごもり、後にリヴァイが誕生します。
しかし、クシェルは病気にかかり衰弱死します。
ミカサの母
【進撃の巨人・謎】アッカーマンは戦闘一族なのか http://t.co/rWW2HEK3mP pic.twitter.com/tuVNt6514O
— 進撃の巨人まとめ (@singeki_mato) October 17, 2014
東洋の一族の生き残りです。
純粋な東洋の一族であることを理由に、人身売買目的の強盗に襲われ死亡。
ミカサの右手首に入れ墨をいれ、代々伝えるよう言い残すしますが、この入れ墨の意味は現時点でも謎です。
ミカサの父
今日は父の日
エレンとミカサとアニのお父さん#父の日 #進撃の巨人#進撃の巨人fanpage pic.twitter.com/ptnM87aWid— 進撃の巨人 fanpage (@Shingeki_Armika) June 19, 2016
アッカーマン一族の分家。
シガンシナ区の森で妻とミカサと暮らしていたが、母と同様強盗に殺されます。
アッカーマン一族なのに力に目覚めることなく死亡したことから、やはり、リミッター解除には条件があると思われる。
まとめ
以上、アッカーマン一族についてのまとめと考察でした。
アッカーマン一族に関しては、謎が明かされた部分がある一方、「リミッター解除条件」や「巨人科学の副産物」等、まだまだ分からない部分も多く、今後の展開に期待がされます。