BLEACH

【BLEACH】鳳橋楼十郎の卍解や必殺技について詳しくまとめてみた!

この記事では鳳橋楼十郎について詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあて解説していきます。

  • 鳳橋楼十郎について
  • 鳳橋楼十郎の斬魄刀
  • 鳳橋楼十郎の卍解 &必殺技

など鳳橋楼十郎について詳しくまとめていますので最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

鳳橋楼十郎について

楼十郎は市丸ギンより前の護廷十三隊三番隊隊長です。

普段から西洋かぶれのような服装を模した死覇装(しはくしょう)を着ていて、とてもおしゃれな死神。

音楽をこよなく愛していて、クラッシックをよく聞いています。

同じ頃に隊長であった七番隊隊長の愛川羅武とはとても仲が良く、現世に出奔していた時には漫画の週刊誌を貸し借りしていました。

楼十郎が三番隊隊長になって間がない頃、尸魂界では流魂街で魂魄だけが忽然と消えて、着ていた服などがそのまま残るという不可解な事件が多発します。

本来、魂魄が死亡すると来ていた服なども霊子に戻るため、服だけ残って肉体が消失するというのはあり得ませんでした。

その調査隊として九番隊隊長の六車拳西が捜索を開始しますが、そこで先遣隊に出した十人の部下も同じような状況で発見され、現場に陣を張って徹底調査を行います。

実はこの事件は死神の虚化(ほろうか)を研究していた当時は五番隊副隊長の藍染惣右介が裏で糸を引いていて、悪いことに調査隊メンバーには藍染の息がかかった元九番隊隊長の東仙要がいました。

この東仙の襲撃によって拳西と副隊長であった久南白が虚化してしまい、その情報を受けて総隊長の山本元柳斎は事態を確認するために五番隊隊長であった平子真子、愛川羅武、鳳橋楼十郎、鬼道宗副総帥の有昭田鉢玄、そして本来は鬼道宗総帥であった握菱鉄裁が行くはずでしたが、急遽代理として行くことになった八番隊副隊長の矢胴丸リサが現場に向かいます。

そして拳西から魂魄調査で十二番隊に依頼が来ていたため、隊長であった浦原喜助は副隊長であった猿柿ひよ里を派遣させます。

しかし先に到着していたひよ里と拳西、白が虚化してしまい、討伐できないために楼十郎らが手をこまねいていた時、東仙が斬魄刀の能力を使って感覚器官を遮断された後、拳西と同じ方法で他の者も虚化させてしまいました。

死神でありながら虚化してしまった者たちは「仮面の軍勢(ヴァイザード)」となり、尸魂界を追放されてしまいます。

しかし藍染が空座町を襲撃した時にヴァイザードは尸魂界側について藍染と対決した功績から、楼十郎は元いた三番隊隊長に、平子は五番隊隊長、拳西は九番隊隊長に復職。

仮面の軍勢の仲間内では「ローズ」と呼称されていて、これはバラの花の雰囲気が似合っているところに由来しています。

そしてユーハバッハが尸魂界に攻め込んだ時に楼十郎も隊長として戦いましたが、卍解の欠点を知られたことで倒されてしまいます。

楼十郎は隊長ですが、敵に倒されることが多い隊長と言えるでしょう。

 

鳳橋楼十郎の性格

楼十郎は身なりは派手ですが、それほど自分を前に出すような性格ではなく、どちらかと言うと控えめな方です。

自分に酔うナルシストでもあり、そのためなのか人についていくことを好みます。

仮面の軍勢の中でも隊長経験が最も短いためか、あまり自分が率先して行動するようなことはなく、まとめ役である平子や全員の意見をこなすという立場を守っていましたね。

口調も穏やかであり、女性に対しては粗暴な行いはしないので、とても紳士的であることも間違いないでしょう。

高い攻撃能力を持っていながらそれが生かしきれていないのは、この優しい性格が禍しているのかもしれません。

 

鳳橋楼十郎の斬魄刀

名前は「金沙羅(きんしゃら)」です。

楼十郎は鬼道をあまり使わず、斬魄刀を使った直接攻撃が多くなっています。

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剣戟ではバランスが取れて全てが高い能力を持っていますが、特に突出してスゴイと言うほどではなく、そのために斬魄刀だけの攻撃は地味で印象が薄くなっています。

 

鳳橋楼十郎の始解

解号は「奏でろ『金沙羅』」です。

始解すると斬魄刀がムチのような形状になります。

先端には花のようなものが付いていて、普段はむそのままムチのような使い方をしています。

主な攻撃方法は打撃であり、相手を捕まえて行動を制限することもできます。

ただし、この先端部分の花は単なる飾りではなく、この花部分を相手に刺し、ムチを使って音楽を奏でるように使うと爆発させることもできる「十六夜薔薇(いざよいばら)」という技も持っています。

 

鳳橋楼十郎の卍解

名前は「金沙羅舞踏団(きんしゃらぶとうだん)」です。

卍解するとムチ部分が無くなり、それが十三人の踊り子になって出現します。

そのため金属製の針金のような姿をしていて、それが楼十郎の奏でる指揮によって踊りだすという多少不気味な光景を演出しています。

この踊り子が楼十郎の奏でる音楽によって動くので舞踏団となっていて、その能力は藍染と同じ幻覚系です。

相手は楼十郎の奏でる音楽を耳にすると、楼十郎が思い描く光景を見ることになります。

この幻覚はほとんど完全催眠に近くなっていますが、それまで無かったものが楼十郎が卍解することで目の前に現れるため、幻覚であることは認識できるようです。

ただこの技が素晴らしいのは、幻覚であってもそこに見せた光景が実際に肉体に影響を及ぼすというところです。

斬られれば相手の体には切り傷ができ、打撃を受ければダメージを受けます。これは十三人の踊り子が幻覚を見せながら行動しているからであり、ただ感覚をおかしくさせるだけではないため、厄介な能力と言えます。

しかしこの卍解にも欠点があり、この卍解は楼十郎が奏でる音楽を相手が聴くことで発動できるため、相手が元から耳が聞こえていなかったり、聞こえていても鼓膜を潰すなど人為的に音を聞こえなくすると解除されてしまいます。

そのためどのような状況下であっても発動できる藍染の鏡花水月に比べると、どうしても能力的には劣っていると言わざるを得ないでしょう。

 

鳳橋楼十郎の必殺技

楼十郎の最大の必殺技というと、やはり卍解になります。

この技は相手に幻覚を見せながら、その幻覚通りの影響を実際に起こすことができるという優れものです。

幻覚というのは相手を騙して操ることを目的にしていて、見せた内容がそのまま実行されるわけではありません。

しかし楼十郎の場合は見せた幻覚の内容をそのまま実際の行動として出せるため、これが必殺技たる意味になっています。

ただし欠点の部分でも述べていますが、術を破る方法が以外に簡単であると共に、卍解になると楼十郎は常に音楽を奏でていなければならず、自分の防御や自身で相手を攻撃することができなくなります。

そのため相手が単独であれば有効ですが、複数いると難しくなってしまうでしょう。

このように必殺技でありながら多くの問題を抱えているため、楼十郎は相手に倒される確率の高い隊長になってしまったのです。

 

まとめ

今回は鳳橋楼十郎の卍解や必殺技について詳しくまとめました。

楼十郎は仮面の軍勢の中でも特に地味でり、見た目が派手なだけに残念です。

ナルシストな部分からすると十一番隊の綾瀬川弓親といい勝負であり、部下であったら衝突を繰り返すか、分かり合える親友になっていたかもしれません。

ただユーハバッハによって仲間が倒されると激怒するなど、人の上に立つ資質は十分に持っていますので、後は鍛錬によっていかに自分の技の欠点を克服するかということだけでしょう。