ワンピース

【ワンピース】ビックマムの悪魔の実&必殺技を詳しくまとめてみた!

この記事ではビックマムについて詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあてて解説していきます。

  • ビックマムについて
  • ビックマムの悪魔の実&必殺技
  • ビックマムのモデル

などビックマムについて詳しくまとめていますので、最後まで読んでいただけたら幸いです

 

ビッグマムについて

ビックマムは世界三大勢力の一つ「四皇」で唯一の女海賊であり、本名をシャーロット・リンリン。

別名「天候を従える女」とも呼ばれています。

部下には億越えの賞金首が多々おり、その傘下にはジンベエ率いるタイヨウの海賊団や最悪の世代の一人、カポネ・ベッジ率いるファイアタンク海賊団などがいました。(現在この2つの海賊団はビッグマム海賊団を抜けています。)

海賊団は家族を中心に構成されており、夫43人、息子46人、娘39人、総勢129人の大家族であることが分かっています。

シャーロット家について詳しく知りたい方は「【ワンピース】ビッグマム海賊団!シャーロット家を一覧形式でまとめてみた!」を合わせてご覧ください。

甘いものが大好きで、ビッグ・マム海賊団の旗を借りて他海賊団の脅威から国や身を守って貰っている土地からは、そのお返しとしてお菓子を献上さることになっています。

このお菓子を献上出来なければ国を滅ぼす事も厭わない凶暴な性格でもあり、自分の要求を拒絶した相手に対しては親の首を送るなど、残虐非道な一面があります。

マリンフォード頂上戦争から2年後、再集結し新世界へと入ったルフィ率いる麦わらの一味が最初に訪れた島、魚人島が魚人海賊団のホーディ・ジョーンズ達の反乱から麦わらの一味の活躍によって守られた後に登場。

戦闘が終わり宴会を開いている最中、魚人島を守る代わりに献上していたお菓子を徴収する為にビッグ・マム海賊団の一員であるタマゴ男爵とぺコムズが魚人島へ訪れました。

しかしお菓子は宴会で食べてしまい、菓子工場もホーディ達により壊されてしまっていたためお菓子が納入できないと報告を受けたリンリンは激昂して電伝虫で連絡を寄越します。

リンリンは魚人島へ報復すると伝えますがそれを聞いたルフィがお菓子を食べたのは自分だと報告し、更に魚人島を自分の縄張りにすると告げた事により標的を魚人島から麦わらの一味へと変えました。

その後、戦争屋といわれる組織であるジェルマ66を率いる王族であるヴィンスモーク家と血縁を結びジェルマの科学力を得る為に政略結婚を企てます。

ヴィンスモーク家当主であるジャッジはその政略結婚の相手として、新世界へ入っていた麦わらの一味のコックであり三男のサンジをあてがう事とし、ゾウに居たサンジの下へ使者を送りサンジの身柄を結婚式の式場でありリンリンが拠点を置くホールケーキアイランドへと移送しました。

本来の目的は血縁を結ぶのではなく、ジェルマの科学力を手に入れた後でヴィンスモーク家を皆殺しにする計画を立てているビッグ・マム海賊団。

ヴィンスモーク家については「【ワンピース】ジェルマ66とは!?ヴィンスモーク家の家族構成について徹底解説!」で詳しくまとめてありますのそちらをご覧ください。

全て順調に事は運んでおり、迎えた結婚式当日。

サンジと結婚すると見せかけて殺す指示を受けていた新婦役のリンリンの娘・プリンはサンジの予想外の誉め言葉に泣き崩れてしまい計画は崩れ始めます。

そのタイミングを見計らうかのようにウエディングケーキを破壊して飛び出してきたルフィ達に、楽しみにしていたケーキを壊されたリンリンは絶句。

その隙を突かれて大切にしていたマザー・カルメルの写真を割られた事で「食いわずらい」と併せての大発狂状態となりました。

見境なく暴れたリンリンでしたが、その後サンジとプリン達が協力して作ったウエディングケーキを食べて食いわずらいは落ち着き事態は収拾しています。

しかしルフィ達を逃がした事によりルフィ達の活躍ぶりが世界経済新聞に大々的に報じられてしまい、麦わらの一味への怒りは増してしまいました。

その後、麦わらの一味の情報を追いワノ国に辿り着いたビッグ・マム海賊団は主戦力と共にワノ国へ侵入しますが、四皇の一人、カイドウの部下であり懐刀と呼ばれる幹部の一人、キングによって船は大破してしまいます。

その後、ワノ国の海岸へ流れ着いた所でチョッパー達と出会いましたが、記憶喪失になっている事が判明しています。

 

ビックマムの性格

我が儘で傍若無人であり、気に入らない人間はたとえ自分の夫や子供であっても容赦せず痛めつけ時には殺してしまうような気性の荒い性格をしています。

「来るもの拒まず、去る者は殺す」という独裁的な考えも持っており、自分の傘下を離れる者に対して死刑宣告とも取れる条件を出すことでも知られています。

しかし家族は多く、それは過去に捨てられた又は一人になった寂しさから家族というものに憧れている様子も伺えます。

 

ビックマムの懸賞金

懸賞金の額は明かされていませんが、息子でありビッグマム海賊団で最強と呼ばれたカタクリが10憶ベリーの賞金首であった事を考えるとそれ以上であると予想されます。

また、ルフィが15憶ベリー、現在の四皇で一番の新入りである黒ひげマーシャル・D・ティーチが22憶ベリーである事から、以前から四皇として新世界に君臨していたビッグマムの懸賞金は25憶ベリー以上ではないかとも考えられます。

 

ビックマムの戦闘能力

悪魔の実の能力者であり、覇王色の覇気の覚醒者でもあります。

四皇の一人に数えられるだけあってその体は通常では傷の一つも付けられない程のものとさえ言われています。

悪魔の実の能力により魂(ソウル)を与えた雷雲と火を使役し、雲にのり移動をしたり炎により攻撃をしかけたりと攻撃方法は天災そのもの。

また、食いわずらいを発動すると無意識下で破壊を繰り返す凶暴さも持ちます。

そうなると食べたい物を口にするまでその暴走は止まらず、高額の懸賞金が掛けられている部下でさえ止められはしないとの事。

しかし無意識のため部下や仲間、時には家族でさえその暴走の餌食となり命を落とすこともある事から一般的な戦闘向きではないように思います。

 

ビックマムの悪魔の実

超人(パラミシア)系ソルソルの実の悪魔の実の能力者で、人から寿命を取り出し無機物に与える事で命を与えることがでる能力を持ちます。

自分や人の魂(ソウル)を操れる力であり、自分の意に反した相手から寿命を抜いて殺しまう事も出来る他、自分の魂を雲や火などに与え、使役しすることも可能です。

しかし自身を恐れない人物からは寿命を抜き取る事ができず、傘下を抜けると宣言したジンベエからは寿命を取る事ができませんでした。

抜き取った魂を入れられ命を与えられたものは「ホーミーズ」と呼ばれ、ビッグマムの命令に逆らうことの出来ない忠実な僕となります。

 

ビックマムの必殺技

 

魂の言葉(ソウル・ボーカス)

人が持つ生への執着に話しかけ、ビッグマムに僅かでも恐怖を感じ臆したりした場合
にその者の寿命を抜き取る技です。

食わず嫌いを発症している時は特に危ないとの事。

逆に臆さない人物からは寿命を取る事が出来ない為、ジンベエには効果がありません
でした。

 

天上の炎(ヘヴンリー・フォイヤー)

ビッグマム自身の魂を与えた火「プロメテウス」を用いた技です。

プロメテウスを掴んだ状態で拳とプロメテウスを同時に叩きつけ、ぶつかった場所か
ら広範囲の炎を発生させます。

 

雷霆(ライテイ)

ビッグマム自身の魂を与えた雷雲「ゼウス」を用いた技です。

天上の炎と同じくゼウスを掴んだ状態で拳とゼウスを同時に叩きつけ、ゼウスによる
雷撃と拳のパワーを合わせた力で相手を攻撃します。

 

威国(いこく)

ビッグマム自身の魂を与えた「ナポレオン」という帽子に扮した剣を用いた技です。

「エルバフの槍」と呼ばれる巨人族の剣技の一つであり、斬撃を飛ばすことで攻撃をしま
す。

 

皇帝剣 破々刃(コニャック ハハバ)

刀剣になったナポレオンにプロメテウスの炎を纏わせた燃える巨大な剣によりこ攻撃
をする技です。

 

ビックマムのモデル

19世紀に人気となった海賊小説の登場人物である「シャーロット・デ・ベリー」がモデルと言われています。

海賊の男性に恋をし、男装して海賊の一員となった人物とのことです。

後に女性であることがバレると船長の妻となり、船長の死後は自ら海賊船の船長になったそうです。

船長になった後、船が漂流し食べ物に困った際には部下を食べるという非道なエピソードも描かれています。

誰を食べるかをくじ引きで決めたという描写もあったそうで、女海賊であり部下でさえ食べてしまう、そしてその命運をくじ引き(=ルーレット)で決めるという共通点があります。

また、ビッグマムの拠点であるホールケーキアイランドは木々や食べ物など様々なものがビッグマムの能力により魂を得て喋っており、その様子が童話「不思議の国のアリス」の世界観とも似ていることから、童話の登場人物である傲慢な性格の「ハートの女王」もそのモデルであるとも噂されています。

 

ビックマムの過去は!?

人間でありながら5歳の頃から巨人族を思わせるような巨体の持ち主で、成長するに従って腕力は人間離れしていき悪意はないものの生まれ故郷に多大な被害を与えてしまった過去があります。

その為国外追放となり、そして聖母といわれるマザー・カルメルが居る孤児院のある巨人族の住む国、エルバフへと置き去りにされていました。

マザー・カルメルに拾われ孤児院にて生活をするようになりましたが、今までと同様に他の孤児達に怪我をさせてしまう事が多々あり、マザー・カルメルがそれを庇い根気強く見守り教育をし続けたことにより周囲とも打ち解る事ができました。

しかし「冬至祭」という断食の時期に入ると空腹から我慢が出来なくなったリンリンは、セムラというお菓子への欲求を耐え切れずに人生で初めての「食わずらい」を発症します。

「食いわずらい」とは自分が食べたいと思ったものを口にするまで無差別に暴れまわる症状の事で本人は無意識だということが分かっています。

それにより子供たった一人でエルバフの巨人族の村を半壊し、暴れるリンリンを殺そうと立ちはだかった巨人族の英雄の一人ヨルルすらも返り討ちにしてしまった事件がきっかけで巨人族から憎まれる存在となってしまいました。

マザー・カルメルの嘆願の結果、国から追放される事で命は救われましたが、他の孤児たちと共に別の島に移り住むこととなってしまいます。

それからしばらくして、誕生日を祝う為に孤児達が作ったセムラでできたクロカンブッシュをプレゼントされたリンリンは嬉しさのあまり周りが見えなくなる程に無我夢中でそれを食べます。

しかし食べ終わってふと気が付くと、今まで一緒にいた皆が消えてしまっていたのです。

その間に何があったのかは本人も分からず泣き崩れてしまいましたが、その一部始終をたまたま見ていた人物が二人いました。

一人は様子を見に来ていた巨人族エルバフの戦士で、その光景に恐怖を抱き逃げ帰りそれを報告した事により全巨人族の間でシャーロット・リンリンは名前を口に出すことすら憚られる程に嫌悪された存在になりました。

もう一人はシュトロイゼンという人物で、6歳にして5000万ベリーもの懸賞金を掛けられたリンリンは彼の手助けや提案によって彼女は四皇になる程の成長を遂げています。

 

今後のビックマムについて考察してみた!

現在はワノ国に、記憶喪失という状態で登場しているビッグマム。

その凶暴性は一切忘れてしまっているようですが、お腹が空いたという台詞は登場しています。

しかしワノ国の食糧事情はあまりに酷く飲む水でさえ困る程の現状でありますから、食いわずらいを発症したり安全な食糧があるワノ国の将軍・黒炭オロチの領地に侵入する事も考えられます。

そして何より、内容は明らかになっていませんが同じく四皇であるカイドウの弱みを何か握っている様子も描写されていますから、今後の麦わらの一味達の同盟とカイドウ率いる百獣海賊団の戦闘に介入することもありそうです。

記憶喪失の内に事が終わればいいですが、なにかのきっかけで記憶を取り戻したとしたら、カイドウ、ビッグマム、ルフィ達の三つ巴の大乱戦に発展するなんて事もあるのではないかと考察できます。

どちらにしても最強の男、カイドウを倒すカギを握っている人物でありますから、いずれかの戦闘は避けられないのではないでしょうか。

 

まとめ

今回は新世界の四皇でありルフィが「5人目の海の皇帝」と称される原因となったビッグマムことシャーロット・リンリンについてまとめてみました。

ルフィの仲間に入る人物や同盟など近しい存在になる人物は過去が描かれる事が多いですが、ビッグマムも過去が描かれているので、実は仲間に?なんてことも想像してしまいます。

謎が謎を呼ぶワノ国編、今後の展開がとても楽しみです。