BLEACH

【ブリーチ】藍染惣右介が卍解を使用しなかった2つの理由!

この記事では藍染惣右介について詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあてて解説していきます。

  • 藍染惣右介について
  • 藍染惣右介の斬魄刀について
  • 藍染惣右介が卍解を使わなかった理由

など藍染惣右介について詳しくまとめていますので最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

藍染惣右介について

身長は186センチ、体重は74キロと立派な体格をしています。

尸魂界に反乱を起こすまでは護廷十三隊の5番隊隊長を務めていました。

また110年前(破面篇の過去篇)では、護廷十三隊の5番隊副隊長を務め、当時の5番隊隊長は平子真子です。

反乱後は尸魂界を離れて虚圏へと移動します。

死神代行篇においては登場せず、藍染惣右介の初登場は尸魂界篇の第9巻(79話)です。

朽木ルキアの極刑はおかしいと、彼女の幼なじみである阿散井恋次に話しかけるシーンでした。

恐らくは、阿散井恋次を唆して護廷十三隊に刃向かわせ、反乱の成功確率を上げようという藍染惣右介の策略でしょう。

 

その後、黒崎一護たちの尸魂界侵攻も利用して反乱を成功させ、朽木ルキアから崩玉を取り出し、市丸ギン、東仙要と一緒に虚圏へと向かいました。

破面篇においては、井上織姫をさらうようウルキオラに命令し、尸魂界・現世にいる死神たちを出し抜いて見事成功。

その後、井上織姫を救出しにきた黒崎一護や隊長格4体を、一時的にではあるが虚圏に閉じ込めて敵の戦力を分散し、空座町へと侵攻します。

尸魂界側は残っている6体の隊長他、副隊長・席官クラスを動員して一大決戦となりました。

尸魂界側は十刃を全員倒し、いよいよ藍染惣右介ら裏切り者と対決しますが、鏡花水月の始解である完全睡眠には対抗できず、山本元柳斎重國も戦闘不能に追い込まれています。

そのあと黒崎一護も敗北しますが、父親である黒崎一心と一緒に断界で訓練を行い、「最後の月牙天衝」という最強の技を会得。

この「最後の月牙天衝」の前に、崩玉を取り込んだ藍染惣右介は敗北。

死神代行消失篇には登場しておらず、千年血戦篇での初登場は第58巻(510話)です。

といっても、この時は一コマしか登場しておらず、物語に深く関与するのは第68巻(616、617話)からで、拘束椅子に縛られているにもかかわらず、霊王宮より降ってきた無数の敵を、霊圧や破道の九十「黒棺」で一網打尽にしました。

第74巻(682~684話)で描かれた、ユーハバッハとの最終決戦でも藍染惣右介は活躍しており、鏡花水月の能力を使用してユーハバッハの未来視を狂わせ勝利に貢献しました。

 

藍染惣右介の斬魄刀

名前は「鏡花水月」で、鬼道系に分類される斬魄刀です。

第20巻(169話)で初披露されました。

おそらく鏡花水月も活用して、自分に心酔するように仕向けた雛森桃を刺す際に使用しました。

 

藍染惣右介の始解

始解の能力が及ぶのは、「鏡花水月」の解放シーンを一度でも見たことがある相手で、その効果は、五感や霊圧などを誤認させる「完全睡眠」というものです。

解放シーンを相手に見せる必要があるので、対象が盲目である場合は効果がありません。

解放シーンを見る前段階で「鏡花水月」に触れたことがあれば、完全睡眠にかかることはないので、その事実を敵が知っているかどうかで強さが変わる始解といえます。

しかし触れる前に解放シーンを見てしまうと、完全睡眠から逃れることは永遠に不可能。

解放シーンを見る前段階で「鏡花水月」に触れるという対策を知らないと、並みの卍解では太刀打ちできない始解といえるでしょう。

解号は「砕けろ、鏡花水月」となっており、この解号を使用することで、相手にかけた完全睡眠が解けます。

初めて始解が披露されたのは(解号を使用したのは)第20巻(171話)で、虎徹勇音と卯ノ花烈に対して、斬魄刀を自身の死体と誤認させました。

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藍染惣右介の卍解

護廷十三隊に所属する隊長格の中で、卍解を使用したことがないのは藍染惣右介と浮竹十四郎だけです。

隊長格は卍解を習得しているはずなので、藍染惣右介も使用できたはずなのですが、原作では描かれませんでした。

卍解の能力は始解に関連しているはずなので、完全睡眠のように、相手をだます能力であることが推測できます。

完全催眠は非常に強力ですが、前述したように、解放シーンを見る前段階で「鏡花水月」に触ることができれば防げます。

なので、卍解の能力を予想してみると、卍解すれば確実に相手を完全睡眠状態にすることが出来る、などでしょうか。

また格上と見られるユーハバッハとの戦いでは、途中で完全睡眠の能力が途切れていたので、完全睡眠自体の強化もありそうですね。

 

藍染惣右介は卍解をしていない!?

藍染惣右介が卍解をしたことがないのは確定だと思います。

しかし始解の鏡花水月が強力すぎるので、それを卍解と勘違いしてしまう方は沢山おられるのではないでしょうか。

もっとも藍染惣右介に限らず、始解と卍解の違いは分かりにくい気がしますね。

 

藍染惣右介が卍解をしなかった2つの理由

浮竹十四郎以外の隊長格が卍解をしている中で、なぜ藍染惣右介は卍解をしなかったのでしょうか。

浮竹十四郎は、第68巻(615、616話)でミミハギ様へ神掛をし、斬られた霊王の命をつなぎとめるという唯一無二の技を披露しました。

この神掛を卍解の代わりと考えば、卍解をしなかったのも理解できる気がします。

しかし、藍染惣右介が卍解をしなかった理由は何でしょうか。

ここからは、藍染惣右介が卍解をしなかった理由を考えていきましょう。

卍解を使わなくても強かったから

圧倒的な霊力、上手く使えば最強の始解と、そもそも卍解を使わなくても強すぎるから使わなかったのでは、というのは理由としてあるのではないでしょうか。

第20巻(174話)では、完全睡眠にかかっていない黒崎一護を難なく倒しました。

朽木白哉と互角に渡り合ったことから、隊長格クラスの実力が黒崎一護にはあると推測されるので、それを楽々と倒す藍染惣右介が卍解まですると、「BLEACH」のバトルシーンが単調になってしまう気がします。

そのため作者が、藍染惣右介の卍解を使用しないことに決めたのではないでしょうか。

 


鏡花水月の能力があったから

卍解の能力が使いづらいという理由もありそうです。

基本的に始解よりも卍解の方が強いはずですけれど、付加される能力によっては、始解の完全睡眠の方が使いやすくて強い能力となるでしょう。

また始解の完全睡眠の能力と比較して、卍解の能力が藍染惣右介の好みではない、という可能性もありそうですね。

例えば、砕蜂は二番隊隊長であると同時に隠密機動総司令官であるので、俊敏な動きを自らの持ち味としていますが、卍解の「雀蜂雷公鞭」は途轍もない重さであるため、使用すると素早い動きは失われてしまいます。

そのため砕蜂は、自分の主義に反するので卍解はあまり使いたくない、と言っていました。

このように、卍解よりも鏡花水月の方が、使用しやすくて強い&藍染惣右介の好みだったのではないでしょうか。

 

まとめ

今回は藍染惣右介の卍解を中心に見てきましたが、いかがだったでしょうか。

藍染惣右介自体の霊力、鏡花水月の能力の凄さは分かりますが、個人的には、色々な種類の戦いを見てみたいと思っていたので、卍解もして欲しかったですね。

原作は終了していますが、アニメオリジナルや二次創作で描かれる可能性はあるはずなので、藍染惣右介の卍解を見たい方はそちらに期待しましょう。