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【ブリーチ】卍解と始解の違いは?卍解の種類について徹底解説!

この記事では卍解と始解の違いについて詳しく解説しています。

特に以下の3つに焦点をあてて解説していきます。

  • 卍解とは??
  • 卍解を取得できるまでの流れ
  • 斬魄刀能力の種類&形状の種類

隊長達の卍解についても詳しくまとめていますので最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

卍解とは!?

死神の戦闘において、斬魄刀を用いるのは有力な戦術の一つですよ

普段、斬魄刀の力は封印されており、名前を呼ぶことで能力を解放できるのですが、その二段階目の解放が卍解です。

個人差はありますが、一段階目の解放である始解時と比較して、戦闘力は5~10倍になります。

卍解は長期間の訓練が必要とされていて、始解時にマスターした「対話」と「同調」に加え、斬魄刀の本体を「具象化」し、「屈服」させなければ、取得することはできません。

更木剣八を除く護廷十三隊の隊長は、全員が卍解を取得しています。

斬魄刀の形状変化は千差万別で、生物を召喚したり、始解から形状がほとんど変化しなかったり、装束が変化したりしますが、基本的には大きくて派手な見た目になります。


卍解の具体例をあげると

  • 日番谷冬獅郎の「大紅蓮氷輪丸(だいぐれんひょうりんまる)」
  • 朽木白哉の「千本桜景厳(せんぼんざくらかげよし)」
  • 阿散井恋次の「双王蛇尾丸(そうおうざびまる)」

 

始解とは!?

卍解のところでも述べましたが、斬魄刀の一段階目の解放です。

「刀」という名前はついていますが、ハンマーになったり、鎖鎌になったり、斧になったりとバラエティに富んだ変化をみせますね。

卍解取得においては斬魄刀の「具象化」と「屈服」までを必要としましたが、始解の場合は斬魄刀との「対話」と「同調」のみで取得可能です。

「対話」の中で斬魄刀の名前を教えてもらう(同調する)と、始解を行うことが可能となります。

 

始解の具体例をあげると

  • 藍染惣右介の「鏡花水月(きょうかすいげつ)」
  • 斑目一角の「鬼灯丸(ほおずきまる)」
  • 東仙要の「清虫(すずむし)」

 

比較的シンプルでカッコイイ名前ですね!

 

ちなみに、日番谷冬獅郎の始解は「氷輪丸」、朽木白哉の始解は「千本桜」、阿散井恋次の始解は「蛇尾丸」となっており、卍解と比べてシンプルといえます。

 

解号ってなんなの!?

斬魄刀の封印を解除するときに必要なキーワードのことで、「能力に関連した言葉+斬魄刀の名前」なっています。

これを行うと、一段階目の解放である始解を使用できるようになります。

例えば、朽木白哉なら「散れ、千本桜」、日番谷冬獅郎なら「霜天に坐せ、氷輪丸」、藍染惣右介なら「砕けろ、鏡花水月」となります。

「能力に関連した言葉」は短いけれどカッコイイですね!

 

封印状態とは!?

始解や卍解に到達した斬魄刀は、基本的に戦闘時以外はそれらを封印する必要があります。

封印状態とは、始解・卍解を斬魄刀に封印していることを指します。

始解・卍解時には膨大な量の霊力を消費するので、封印する必要があるのです。

 

卍解を取得するまでの流れ

真央霊術院の院生時代に浅打と呼ばれる斬魄刀を渡され、訓練だけでなく、食事や睡眠までも共に過ごすことで、所有者の魂が斬魄刀に宿るようになります。

そして斬魄刀との絆を深めていき、「対話」ができるようになり、「同調」までマスターすると「始解」を扱えるようになります。

対話とは

斬魄刀の本体が存在する、斬魄刀所有者の内面世界へと赴いて会話をすることです。

 

同調とは

斬魄刀の名前を教えてもらうことです。

さらに斬魄刀との訓練に勤しんで、「具象化」と「屈服」まで行えるようになると、めでたく卍解を取得したことになります。

「具象化」とは、斬魄刀の本体を所有者がいる世界に呼び出す、というものです。

これが非常に難しいので、卍解まで到達する死神が少ないのです。

また「屈服」とは、呼び出した斬魄刀の本体と戦って倒し、支配下に置くというものです

 

斬魄刀の能力の分類


斬魄刀は能力に着目して、大きく2種類に分けることができます。

 

直接攻撃系

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斬魄刀を解放すると、形状が変化して直接攻撃による殺傷能力が上昇するものを指します。

刀から火が出てくる、天候を操ることができる、といった付加能力はつきません。

十一番隊においては直接攻撃系の斬魄刀を使用するのが暗黙の了解となっています。

斑目一角の「鬼灯丸」、阿散井恋次の「蛇尾丸」などが直営攻撃系の斬魄刀となります。

 

鬼道系

斬魄刀を解放すると、様々な付加能力が手に入るものを指します。

日番谷冬獅郎の斬魄刀(始解)は天候を操る「氷輪丸」ですが、これも鬼道系といえるでしょう。

藍染惣右介の「鏡花水月」や山本元柳斉の「流刃若火(りゅうじんじゃっか)」なども鬼道系です。

 

斬魄刀の形状の分類

 


特徴的な斬魄刀について整理しました。

常時解放型

常に始解状態を保っている斬魄刀を指しますが、最終的には常時解放型は存在しないのではないか、と朽木白哉が言及しています(第73巻)。

当初は黒崎一護の「斬月(ざんげつ)」と更木剣八の斬魄刀が常時解放型だといわれていましたが、一護の場合は滅却師の力が影響していましたし、更木の場合は「野晒(のざらし)」という始解を取得した後、戦闘で使用すると形状が斧のように変化していました。

よって、常時解放型は存在しないものと思われます。

 

常時卍解型

常に卍解状態を保っている斬魄刀を指しますが、痣城剣八の斬魄刀『雨露柘榴(うろざくろ)』のみが該当します。

ちなみに痣城剣八は本編ではなく、「BLEACHSpirits_are_forever_with_you」(成田良悟著)という小説に登場するキャラクターです。

なので、常時解放型と同じく、原作においては常時卍解型も存在しないといえるでしょう。

 

二刀一対型

斬魄刀は一人一本が基本です。

しかし、始解後に二刀流になる斬魄刀は存在します。

浮竹十四郎の「双魚理(そうぎょのことわり)」と京楽春水の「花天狂骨(かてんきょうこつ)」で、この二本のみが二刀一対型となります。

 

浅打

王族特務零番隊である二枚屋王悦は、尸魂界に存在する全ての斬魄刀を創った死神ですが、浅打のことを「何にでもなれる最強の斬魄刀」(59巻より引用、フリガナ省略)といっています。

これは「卍解を取得するまでの流れ」でも述べましたが、浅打をもらった死神は訓練・食事・睡眠などを共に過ごし、浅打に所有者の魂を込めて斬魄刀を生み出します。

まだ何色にも染まっていないことから、このように形容したのでしょう。

 

まとめ

今回は卍解と始解の違いについて詳しくまとめました。

卍解と始解のちがいを簡単にまとめると、以下の6つ。

  • 斬魄刀の本体をどれだけ支配できているか、具体的にいうと、卍解を取得するためには「具象化」と「屈服」を行う必要がある
  • 始解の場合は「対話」と「同調」のみで可能
  • 個人差はあるが、卍解を使用すると、始解よりも5~10倍の戦闘力を得られ、見た目も大きくて派手になる
  • 原作ではないとはいえ、卍解には「常時卍解型」と呼ばれる、常に卍解をしている種類が存在する
  • 常に始解している「常時解放型」は恐らく存在しない
  • 名前に着目すると、卍解に比べて始解はシンプルなものが多い

となります。

卍解と始解の違いを確認する上で、一助となれば幸いです。