進撃の巨人

【進撃の巨人】ドット・ピクシスの名言&名シーン6選

この記事では、ピクシスの名言や名シーンをまとめています。

最高責任者であるピクシスは、物語の中に数々の名言を残しています。

今回は、ピクシスの名言をまとめたので、ぜひご覧ください。

ドット・ピクシスとは

ット・ピクシスは駐屯兵団司令で、壁内のトロスト区を含める南側領土を束ねる最高責任者で人類の最重要区防衛の全権を託された人物です。

※調査兵団の報告によると巨人は南から現れるとされており、実際にかつて巨人が突破してきたのはウォール・マリアの南に位置するシガンシナ区であった。₎

それと同時に生来の変人としても知られています。

また、ピクシスは3巻12話の「偶像」の回で最も活躍しました。

調査兵団を主体とする王政クーデターの際にも駐屯兵団の長として、クーデターの一翼を担った。

現在も、パラディ島勢力の要人として活躍しています。

 

プロフィール

  • 身長:180㎝
  • 体重:73㎏

 

ピクシスはスキンヘッドで髭を生やした年配の男性で、酒が好きで前線でも酒をもって飲んでいるシーンが見られます。

 


モデルは、日露戦争時に活躍した秋山好古と言われています。

なお、この人物は、江川達也の描いた「日露戦争物語」で主人公・秋山真之の兄として登場しています。

 

ピクシスの名言集6選

ピクシスの名言の多くは、12話に集約されています。

この回は、巨人の中から姿を現したエレンが殺されようとしているところを、ピクシス司令が寸でのところで止めに入った場面であり、物語のターニングポイントです。

エレンを助けたのち、アルミンの意見を聞き、トロスト区の壁の穴を塞ぐ展開へ移行していきます。

また、ピクシスの属する駐屯兵団の活躍が最も見られる場面でもある。

 

「……やはり見当たらんか…超絶美女の巨人になら食われてもいいんじゃが…。」

エレンに対する砲撃を止めに入った後、壁上にエレン、ミカサ、アルミンとともに移り、言ったセリフです。

壁の下の巨人たちを見下ろし、なぜか超絶美女の巨人を探しており変人っぽさを出したセリフ。

それと同時に、巨人の中から出てきた得体のしれない者₍エレン₎を護衛もつけずに側に近付けた大胆さが感じられます。

 

「注!!もおおおおおおく!!」

壁上から兵士たちに向けて叫んだシーン。

50mもの壁の上から、一瞬で兵士たちに響き渡るほどの大声が印象的です。

この後、トロスト区奪還作戦の概要を説明ました。

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アルミンから穴を塞ぐ案を聞き、即座にその案を採用したのは、兵士たちが巨人の恐怖でバラバラになりかけていた現状を認識し、危機感を覚えていたからとエレンは推測している

また、穴を防ぐ目的を以って人類を一つにし、再び戦えるようにしようという算段が見られます。

このことは、エレンとの歩きながらの会話から判断できます。

 

「小鹿隊長が!!」

11話の終わりで、エレンを迎撃しようとする指揮官の兵士を止めに入り言ったセリフです。

正しくは、「よさんか 相変わらず図体の割には小鹿のように繊細な男じゃ お前にはあの者の見事な敬礼が見えんのか」と言っています。

アルミンの真摯な姿勢を見て、その本質を見抜くことのできる人物であることが見受けられるカッコいい登場シーンでもある。

 

「ワシが命ずる!!今この場から去る者の罪を免除する!!」「一度巨人の恐怖に屈した者は二度と巨人に立ち向かえん!巨人の恐ろしさを知った者はここから去るがいい!そして!!その巨人の恐ろしさを自分の親や兄弟、愛する者にも味あわせたい者も!!ここから去るがいい!!」

ピクシスは兵士たちに作戦を言った後のセリフです。

作戦の内容は、巨人化したエレンが、岩を持ち上げ運び、壁の穴を塞ぐというものであり、聞いている兵士からすると突拍子も信ぴょう性もないものであった。₍※また、作戦を告げたピクシス司令や案を出したアルミンでさえも、全く確証のないものであった。₎

それを聞いた兵士たちは、巨人と死を恐れるあまり、作戦を信じることができず、逃げ出そうとするものが現れ、秩序が失われつつあった。

が、その時にピクシス司令が言ったセリフが上記のものです。

このセリフを聞き、兵士たちは、今一度、戦場に向かうのであった。

 

「我々はこれより奥の壁で死んではならん!!どうかここで――ここで死んでくれ!!」

見開き2ページにわたるセリフです。

クシスの大物感が抜群でした。

ピクシスの一連のセリフの最後の締め。

話の中で、4年前のウォールマリア奪還作戦の話を出し、人類の活動領域の後退は、人間同士の殺し合いを意味することを説きました。

すなわち、トロスト区の放棄はウォールローゼの放棄を意味し、それは、人間を養う土地を失うことを意味し、そのことは人類の口減らしが必要になることであり、内戦の末、人類は滅ぶことになると言ってのです。

 

「失ったのではないぞ。兵は勝手に死んだわけではない、ワシの命により死なせたのじゃ。」「今こそが人類存亡の瀬戸際じゃ…。人類が生きながらえる為ならワシは――殺戮者と呼ばれよう」

このセリフは、13話「傷」で言われたものです。

トロスト区奪還作戦が実行され、エレンから巨人を引き離すために、兵士たちは、巨人を街の隅に集める策をとりました。

その際、極力戦闘を避けたにも拘わらず、約2割の兵を失います。

「失った」という報告を受け、ピクシスは自ら「そうではなく自分の命令で兵士を死なせた」と言います。

後に活躍するエルヴィンと同じように、大切なものを守るために犠牲を払うことができる人間であることが伺えますね。

※ピクシスは折に触れて、人類が一つになることができない状況を自虐的に嘆いています。エレンと会話したシーンでは、「人類は種族や理の違う者同士で果てのない殺し合いを続けていたと言われておる その時に誰かが言ったそうな もし…人類以外の強大な敵が現れたら人類は一丸となり争いごとをやめるだろうと… お主はどう思うかの?」と。エルヴィンとの会話でも同じようなことを言っており、その都度、人類の本質を読者に認識されるようなメッセージを述べています。

 

まとめ

ドット・ピクシスは、そのキャラクター設定どおり、大胆かつ奇抜な言動が印象的です。

登場と共に最大の見せ場を迎え、その後も地味にではあるが、思慮深さを見せながらパラディ島勢力にとって重要な人物であり続けています。

その行動原理は、「より多くの人類を生かすこと」にあり、風変りではあるものの、決して異端的な存在ではないことが見て取れます。

故に、パラディ島と世界との関係が難しい局面を迎えている現在は、どのような行動や判断をするのかが計れないところに見どころでもありますね。