はたらく細胞

【はたらく細胞】キラーT細胞について徹底解説!

この記事ではキラーT細胞について詳しく解説しています。

  • キラーT細胞の役割について知りたい
  • 仲間について詳しく知りたい
  • キラーT細胞の名言が気になる

キラーT細胞について詳しくまとめていますので最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

キラーT細胞とは!?

キラーT細胞とはリンパ球の一種。

ヘルパーT細胞からの指令を受け出動する殺し屋です。

ウイルス感染細胞や、がん細胞等を破壊する役割があります。

キラーT細胞の一部にはメモリーT細胞等がおり、服装は黒で統一された制服を着ていることに変わりはないが、帽子に書かれている言葉が「KILL」「MEMORY」等と異なっている。

キラーT細胞は軍隊の様に複数人登場するが、メインのキャラクターは班長と呼ばれています。

 

キラーT細胞の仲間

メモリーT細胞

キラーT細胞の一部。

かつて体内に侵入したことのある同じ敵が再び出現した時に攻撃をしかけるよう備えています。

キラーT細胞の一部の為、服装はキラーT細胞と変わらないが、帽子に書かれている文字が「MEMORY」となっている。

インフルエンザの回では、ピンク色のハートが描かれたアルバムを所持するメモリーT細胞が登場している。

 

制御性T細胞

リンパ球の一種。

T細胞の暴走を抑制し、状態異常を起こさないようにする役割がある。

普段はヘルパーT細胞の近くで秘書的立場として描かれているが、仕事をこなしながら制御が必要かを判断しています。

ヘルパーT細胞とキラーT細胞(班長)とは胸腺学校時代の同期でした。

 

ナイーブT細胞

キラーT細胞の一種で、未熟なT細胞。

胸腺学校を出たばかりで一度も抗原と遭遇したことがない。

作中に登場するナイーブT細胞は気弱な性格で、インフルエンザの回では序盤でウイルスを1匹も排除出来ず、後から到着したキラーT細胞達から叱責を受けています。

インフルエンザウイルスから逃げ出した後、転んでいたナイーブT細胞を心配して声をかけた樹状細胞に「僕みたいな弱虫なんて居ない方がいいんだ」という弱音をはいています。

 

エフェクターT細胞

ナイーブT細胞が活性化した姿。

インフルエンザウイルスを倒す事が出来ずに逃げ出した後、樹状細胞により見せられた先輩達の過去のアルバム(サイトカイン)により活性化をしました。

キリが無く増殖するインフルエンザウイルスに苦戦していたキラーT細胞含む免疫細胞達の元に「元ナイーブT細胞です」と言いながら登場する。

分裂・増殖をして自らのクローンを増やすことが出来る為、インフルエンザウイルスの回では大きな戦力となっていました。

活性化したエフェクターT細胞の見た目が厳ついからか、文字通り百人力だと言っているキラーT細胞らを見た白血球(好中球)1146番に「怖いだろこれ…」と言われている。

 

キラーT細胞とヘルパーT細胞の関係とは!?

キラーT細胞は、ヘルパーT細胞の指令を受けて出動する、いわば上司と部下のような関係です。

ですが、作中登場するメインのキラーT細胞(班長)とヘルパーT細胞は胸腺学校時代の同期でもある。

胸腺学校では、天才で優秀なヘルパーT細胞に対して、キラーT細胞は要領が悪く、周りの同期からもバカにされていたキラーT細胞

ヘルパーT細胞も同様であったが、夜な夜な一人で攻撃の練習をする等と努力をしているキラーT細胞を認めていきます。

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胸腺学校の抜き打ち試験では、緊張しているキラーT細胞に「標的を攻撃するときは最後まで目を反らすな」と声をかけたり、キラーT細胞がタイムオーバーになりそうな時にこっそり練習していた奥義の名前を叫ぶ等、合格に一役かっています。

また、お互いの存在が現在の性格になるまでに強く影響していると言え、胸腺学校時代から一緒だった制御性T細胞には大人になっても「あの頃から何も変わってない」と思われている。

 

キラーT細胞の名言5選

キラーT細胞の名にかけて!(1話)

肺炎球菌の回で、ヘルパーT細胞から出動命令が出され、リンパ管から登場した際のセリフ。

逃走した肺炎球菌が見つからず、肺に向かいながら探している赤血球3803番と白血球(好中球)1146番の前に現れ、赤血球3803番が「物々しいですね」というくらい登場に迫力があります。

 

腰抜け野郎は膵臓送りだ!(1話)

上記同様、肺炎球菌の回で登場した際のセリフ。

ここではキラーT細胞初登場の回で、赤血球3803番を連れて歩いている白血球(好中球)1146番に「なんだその赤血球は」と言い、赤血球3803番にも「随分呑気な顔してるじゃねぇか、これから殺されるかもって時によぉ」と言うなど、攻撃的な言葉を使うことが多いことがうかがえる。

肺炎球菌の回では、最終的に白血球(好中球)1146番が気管支を使って肺炎球菌を排除する為、キラーT細胞の戦闘しているシーンは無いが、ラペリングしながら肺炎球菌を探しているキラーT細胞はさながら自衛隊の様である。

最終的には気管支から排除される肺炎球菌を、敬礼しながら共に見送っています。

 

お返しだぜくそ野郎!!!(コミック・風邪症候群)

イタズラをされたキラーT細胞が、最後にウイルス感染細胞を殴りながら言うセリフ。

細胞分裂をする事が仕事の一般細胞だが、日々の仕事に退屈を感じた一般細胞。

暇を持て余した一般細胞はウイルス感染細胞と一緒になり「いつもありがとう☆」と書かれたプレゼントBOXを用意するが、他の免疫細胞達は怪しがる中、キラーT細胞(班長)だけは「市民からのプレゼントか…」とワクワクしている。

しかしそれはびっくり箱であり、中から出てきたグローブに殴られたキラーT細胞は「お返しだぜくそ野郎!!!」と言いながら最後にしっかりと殴るというお返しをする。

 

オラオラここかぁウイルスがいやがるのは!?(3話)

インフルエンザの回で、キラーT細胞達がインフルエンザウイルスを殺しに来た際のセリフ。

インフルエンザを最初に発見したのはナイーブT細胞だが、インフルエンザウイルスに襲われそうになっていた所を白血球(好中球)1146番に助けられ、その後マクロファージも援護にかけつける。

倒したウイルスから抗原情報を確認したマクロファージが樹状細胞に伝えると、たちまちヘルパーT細胞に連絡が行き、キラーT細胞が動員された。

キラーT細胞が来てくれると言ったマクロファージに驚いたナイーブT細胞は「この中の1体だけ僕がやっつけた事にしてもらえませんか」と土下座をしているが、理由を聞いた白血球(好中球)1146番に理由を話し終えるより先に「オラオラここかぁウイルスがいやがるのは!?」と言いながらキラーT細胞は到着してしまう。

このシーンでは、キラーT細胞がマクロファージに「お疲れ様です」と言いながら敬礼をするなど、戦闘力の高いマクロファージに一目置いている様子もうかがえます。

 

相性ってヤツがあんだよ相性が!(6話)

状況がおかしい細胞組織の偵察時、最後までNK細胞と揉めているキラーT細胞(班長)へ「私情で状況を不利にするな」と言った白血球(好中球)1146番に、キラーT細胞が返したセリフ。

6話では序盤で赤血球3803番と白血球(好中球)1146番の幼少時代の話である赤芽球と骨髄球の話で和やかになるが、後半で次の回に繋がるシーンへと変わる。

いつも通り赤血球3803番の道案内をしていた白血球(好中球)1146番は、赤血球3803番と別れると、ウイルス感染細胞と思われる細胞が現れ排除、更にそこへキラーT細胞(班長)が現れ、どちらが細胞のトラブル処理をするかで話していた所に、NK細胞がキラーT細胞(班長)の上に着地するかのように登場。

アニメでNK細胞が登場するのは、オープニングを含めなければこれが初登場である。

対処された細胞を見て「猛スピードで増殖していくタイプ」と言ったNK細胞。他にも沢山居ると言った一般細胞に案内され、白血球(好中球)1146番とキラーT細胞(班長)、NK細胞は細胞組織のアパートに行くが、三人で偵察しようと言う白血球(好中球)1146番に反対するキラーT細胞(班長)は「あいつと一緒に行動する方がよっぽど不利になるってもんよ!相性ってヤツがあんだよ相性が!」と言い偵察は別々にする事になった。

ここではキラーT細胞(班長)がいかにNK細胞と仲が悪いかがうかがえるシーンでもある。

 

まとめ

今回はキラーT細胞について詳しくまとめました。

全体的な攻撃力だけでなく、言動も攻撃的であるキラーT細胞であるが、周りの細胞達と仲良くしている白血球(好中球)1146番に、周りと親しくしすぎるなと殴った後に立ち去りながら「羨ましくなんて…ない!」と言うなど、本当は周りと仲良くしたいと思っている一面もうかがえる。

免疫細胞なので白血球(好中球)同様、戦闘シーンでの登場が多い為荒々しい集団にも見えるが、マクロファージに敬礼をしたり、血小板からバケツを借りる際、引ったくったりせず律儀に声をかけるなど、細かく見ていくととても礼儀正しいことが分かりますね。