この記事ではルミニオンの個性は戻るのか?について詳しく解説していきます。
- そもそもルミニオンの個性はなぜなくなったの??
- 戻す方法方はあるの??
などなど
ルミニオンの個性の戻し方について徹底的に解説していきますので、最後まで読んでいただけたら幸いです。
ルミリオンの個性がなくなるまでの経緯
エリ救出作戦
堀越耕平:「僕のヒーローアカデミア」より引用
ヒーロー仮免試験に合格したことで、ヒーローインターンに参加出来ることになった緑谷は、先輩であるミリオの推薦という形でサーの事務所でインターン活動を行っていました。
そのインターン活動中、路地裏から飛び出した少女が緑谷にたまたまぶつかってしまいました。それがエリちゃんです。
その時はエリちゃんを助けるということは出来ませんでしたが、これは絶対になにかおかしいという雰囲気もあってサーに報告。
そして芋づる式に死穢八斎會の悪事がうかびあがり、ヒーローたちが合同で死穢八斎會の本部にのりこむことになりました。
そこにはプロのヒーローたちと一緒にインターンの学生達も参加しました。
その中にいた1人が通形ミリオ先輩です。
緑谷とともにエリちゃんを渡してしまった後悔を誰よりも味わっていたミリオは、絶対に救うのだという決意をして本部へのりこんだのです。
ルミリオンVS治崎
ルミリオン‼個性なおらないかな………グスン゜゜(´O`)°゜ pic.twitter.com/kCVccVuQRb
— アンドゥ (@OOik1QDFh58gs2L) September 22, 2017
ルミリオンの個性は『透過』使うことの難しいその個性を使いこなすミリオは、今回の作戦では特攻隊長のような役割をはたしました。
そのため、ほかの人たちが敵に足止めをくらうなか、誰よりも早くエリをつれだす治崎と対面することとなります。
そこに治崎だけではなく、玄野、音本や酒木もいるという最悪の状況で、そんな中自身の弱みを的確につく音本の個性というメンタル攻撃をうけても、酒木からふらつくような三半規管の異常をおわされても、それでもエリちゃんを助けることを選びました。
堀越耕平:「僕のヒーローアカデミア」より引用
見事しりぞけエリちゃんを助け出すことには成功します。
ただし、それを相手がのうのうと放っているわけもなく、治崎とルミリオンは死闘をくりひろげます。
玄野からの弾丸をマントでエリをまもりながらカウンターで反撃し、そのスキにエリを狙った治崎もまた予測して狙い撃つ。ルミリオンの攻撃は重く、そして強いものでした。
音本に弾丸を撃ち込まれる
ルミリオンは本来であれば立ち上がるどころか動くこともままならないほどに音本をうちのめしていました。
しかし音本の治崎への忠誠心は動かないからだを無理やりうごかすことが出来るほど深いものでした。
そのせいで潰れていたはずの音本がその場に顔をだしたことを見つけた治崎は弾丸ケースを音本にむかって投げつけました。
堀越耕平:「僕のヒーローアカデミア」より引用
そして治崎の撃て!という一言でその意図を理解した音本は、「透過」の個性をもつルミリオンに確実にその1発を当てるためにはどうすればいいのかを考え、考えた結果、彼が心から少女を助けたいと思っている、治崎の言うところの「病人」だという自身の個性からえた本音を信じて「エリ」にむけて弾丸をうちこみました。
堀越耕平:「僕のヒーローアカデミア」より引用
その結果、彼はエリを助けるために。痛いおもいをさせないために。エリを弾丸から守るような形で飛びだし、その弾丸をくらうことで彼女をまもりました。
そのとき彼は笑顔で、エリをまもったのです。
ルミリオン個性がなくなった理由
治崎は個性をなくす弾丸を作っていた
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治崎はかつて死穢八斎會の組長にひろわれたことに心から恩義を感じていました。
だからこそ組長の大切な死穢八斎會という「組」を解体した世間を許さないという気持ちがヘドロのように心の中にへばりついていたのでしょう。
ねじまがり折れまがったその執念はエリの「巻き戻す」という個性を見つけだしたことでいびつな形で昇華してしまいました。
そのため、エリの個性をエリの体を切り刻み治崎の個性で修復し……という人体実験ののち、「個性を消滅させる」そんな効果をもった弾丸を完成させました。
そしてエリをまもるためにルミリオンが受けとめた弾丸は何度も研究を重ねられ、半永久的に個性を失わせることのできる、実験の集大成である完成品の弾丸でした。
ルミリオンは個性を失い、ただの人になってしまいました。
堀越耕平:「僕のヒーローアカデミア」より引用
それでも諦めず彼は、個性ぬきの自分の力のみで、5分間もの時間、無個性の彼はエリを守り抜きました。
ルミリオンの個性を戻す2つの方法
ルミニオンの個性は戻す方法2つあります。
- エリに巻き戻しもらう方法
- 血清をうつ方法
エリに巻き戻してもらう
堀越耕平:「僕のヒーローアカデミア」より引用
エリの個性は詳細を判明させるには時間がかかってしまいそうな不明な点の多いものですが、ひとつだけ分かっているのは巻き戻すということです。
その力をつかい、エリを助け出した緑谷は全力の攻撃を行って壊れた体を巻き戻されることで治崎と戦いついには拘束することができました。
そのあと個性が暴走してしまうまで、彼女は緑谷の個性の欠点であった100%を出すと体が壊れるというデメリットを完全になくすことが出来ていたのです。
この彼女の「巻き戻す」個性は今までにない特殊なもので、どういった個性なのかということが詳しくは判明していません。
しかし彼女次第ではヒーローにとって大きな支えとなる可能性も秘めています。
エリが個性を自分の意思でちゃんと使えるようになったらもしかしたら個性を復活させられるかもしれないと、ルミリオンはその可能性にかけている様子です。
元々個性を消滅させる弾丸はエリの身体から作られたものであり、エリの個性があってこそのものですから、大元であるエリの個性でなおせるという可能性は高いのではないかと思います。
こちらの方法での懸念材料としては、エリが暴走せずに適切に個性を使うためには訓練が必要なため時間がかかることくらいでしょうか。
ヴィラン連合が所有している血清を使う
堀越耕平:「僕のヒーローアカデミア」より引用
治崎の大元にあったのは「英雄気取りの病人」が組長を社会の隅に追いやったことへの恨み、そして昔のように組が栄えて欲しいというおもいだったのでしょう。
それはきっと拾われた当初の幼いころ、組のメンツを守ろうとして怒った治崎にありがとうと言ってくれた、組長との綺麗な思い出が心の底にずっとあったからなのかもしれません。
そのため彼が望んだのは個性でなりたつ社会を掌握し、死穢八斎會が実権をにぎるということでした。
「個性を消滅させる弾丸」を使ってヴィラン側をたぶらかしてあやつり、それによって個性を失ってしまったヒーロー側にはその個性を復活させるための「血清」をチラつかせる。
どちらの味方でもあり敵でもある存在として死穢八斎會が世界をにぎる。
それが最終目標だったのですから、弾丸の完成品と同時におそらく血清も持ち歩いていたのだと思われます。
音本の回想シーンでの「1ヶ月で5弾」という言葉とヴィラン連合が治崎から2ケースを奪っていったことからも、それはほぼ確実にヴィラン連合の手元にあると予想されます。
今後もヴィラン連合との戦いは激化するでしょうし、その戦闘の中でヒーロー側がその弾丸そして血清を手に入れようとうごくという可能性もあるのではないでしょうか?
ただ1つこちらの方法での懸念材料としては、弾丸と血清をセットで扱いヴィランとヒーロー両サイドと取引をしようと考えていた治崎と違い、死柄木弔は完全にヴィランサイドの人間ですから、相手に弾丸を奪われ使われる可能性もある以上。
最悪血清を葬り去られるという可能性もあります。
しかしルミリオンの個性を戻すためには、血清を打つことが一番の近道だと思われます。
まとめ
今回はルミリオンこと通形ミリオの個性が戻るのかと、いうことに着眼してまとめました。
個性なしでも戦えるほどの戦闘力をもっているとはいえ、ヒーローとして戦いぬくには個性がなくてはきびしいものとなるでしょう。
エリの個性そして血清と、個性を取り戻すことのできる可能性は高いですから、ミリオ先輩なら決して腐らず乗りこえてくれることでしょう!