キングダム

【キングダム】河了貂の弱点&今後について考察してみた!

この記事では河了貂について詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあてて解説していきます。

  • 河了貂について
  • 河了貂の過去&初登場
  • 河了貂の弱点&今後について!

など河了貂について詳しくまとめていますので、最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

河了貂について

キングタムで河了貂は信が漂の最期の言葉を受けて、黒卑村訪れた際に悪党に信の存在を密告し小銭をもらう悪役として登場しました。

ちょうどそこを通りかかった信でしたが、悪党は信に敵うはずもなく瞬く間にやられてしてしまうわけです。

信と政に出会い、辛い毎日から抜け出したいと願っていた河了貂は信達を見かけ金を稼ごうと信たちに近づいていきましたが、王都から命からがら逃れてきた政に手持ちがあるはずもなく報酬をもらうまでは離れないと王都までついていくことになったのです。

山の民との共同戦線で政たちが王都を奪還し、山界の王である楊端和は河了貂を受け入れてくれましたが、河了貂は山に帰らず、信に武功の褒美として贈られた家に住み着くことになりました。

束の間の平和な日々を信と過ごし、このような生活が続くことを願う河了貂でしたが、また戦争が勃発し、信が天下の大将軍になるという目標に向かって命がけで戦い急速に成長していく姿を見ていて、河了貂は取り残されていってしまうような気持ちになっていきました。

そのような折に新たに仲間に加わった女性でありながら驚異的な強さを持つ羌瘣との出会いを機に、自分も戦場に立ちたいと思うようになります。

最初は羌瘣に剣技を学ぼうとしますが諭されます。

その代わりに昌平君へ紹介してもらい軍師となるための修行に出ることになったのです。

軍師としての修業をつむ中で、着々と兵法を学び、ものすごい勢いで頭角を現していき河了貂は軍略囲碁で対等に戦える者がいなくなるほどでした。

ついには早期で特別軍師許可が下り、羌瘣が離脱してしまい軍略面で苦戦を強いられていた信の下に代理の軍師として赴きます。

そこで河了貂は学校で培った戦術を披露。

結果、正式に信の軍隊の軍師として迎え入れられたのでした。

そのような河了貂ですが実在するキャラクターなのでしょうか。

結果から言うと河了貂は原先生によるオリジナルキャラクターです。

原先生の初期の段階では信と政、羌瘣の3人でチームを組んで山の民と出会うまでのストーリーを考えていたようですがもう一人キャラクターがいた方がいいだろうということで信と政より少し年下として第三者的な視点をもつ役割、戦闘の多い緊迫した本作の中で風貌からもマスコット的な役割を持つキャラクターとなりました。

河了貂が初期に登場したことで羌瘣の登場が遅くなったということです。

 

河了貂の性格

河了貂は山の民としての自分に誇りを持って生きています。

その点でもしっかり自分の芯をもった強い女性であると言えますね。

また信の活躍を目の当たりにして自分も何かやらないといけない、このままではいけないと思うあたりにも自分というものをしっかりと確立したいという強い気持ちが見て取れます。

そこから飛信隊の軍師となるのですからたいしたものです。

また戦場という男の中で女性として指示を出し、人を動かすのですからとても気の強い一面も見られます。

 

河了貂の戦闘能力

河了貂の戦闘力はほぼ皆無と言っていいと思います。

穆公の避暑地で信が倒したムタからしびれ矢をもらいましたがそれで戦に影響を及ぼせるレベルにはなれているとは到底いえません。

しかし、軍師としての河了貂の実力は飛信隊の大きな戦力となっています。

信の戦闘能力はすごく高いのですが向う見ずに突進してしまうきらいがあります。

その中河了貂の知略があることで信の戦闘能力を最大限に活かせるようになっています。

 

河了貂の過去

河了貂は梟鳴族の末裔ですが楊端和との大戦に敗れ、祖父とともに黒卑村へ流れ着きます。

そして、河了貂が5歳の時に祖父が亡くなりならず者の吹溜りであるこの村で生き抜いていかないといけなくなります。

河了貂は祖父の遺言である「あがいて、もがいて、這いずり回って生き残れ!やれることは何でもしろ!女が不利なら男になれ!力がねぇなら頭を使え!全てをかけて何がなんでも生き残れ!そうすりゃ、きっといつかいいことがある!」という言葉を生きる糧としていました。

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生きるためには何でもやっていたので、元役人にご飯を作ってあげる代わりに字を習い、史を教わり知識を身に着けたため、口は悪いのですが、頭はよいです。

生きる知恵も身に着けていました。

加えて、料理の腕前は皆が驚くほどです。

 

河了貂の初登場

河了貂は黒卑村への侵入者を村人に密告し小銭を稼いでいたのですが、信が村にたどり着いた時も同様で村人に信の侵入を伝えましたがそれを瞬殺する信に衝撃を受けます。

生きるために何でもやると決めている河了貂は信と政が追われていることをしり道案内で小銭を稼ごうとします。

信は自身が河了貂の密告により襲われたため信用できないと言いますが、政は金銭目当てであることで信用できると判断し道案内を依頼します。

そこから3人での旅が始まっていきます。

 

河了貂の魅力は!?

河了貂の魅力は応援したくなるキャラクターにあるのではないでしょうか。

最初は日々を生き抜くことに一生懸命で子どもながらに必死に世渡りをしていましたが、その後周囲の仲間の活躍に負けまいと軍師としての修業を行い頑張る姿は、信共々応援したくなります。

また、最初はヒヨコの被り物のような奇妙ないでたちで登場しましたが成長していき立派な女性になっていくさまも成長を見ているようで微笑ましくすらあります。

 

河了貂と信の関係は!?

河了貂と信は腐れ縁ながらとても強い絆で結ばれているようです。

河了貂が拉致されたことがありそれを助けるために飛信隊が危険にさらされるかもしれない場面で信は河了貂を「妹みたいな存在だ」と発言します。

また、時を同じくして拉致されている河了貂も敵からなぜ女で戦場に出るのかとの問いに対し「俺もあいつと一緒に幸せになりたい」と言っています。

あいつとは信のことでこの二人の発言で絆の強さは感じられます。

ただし、河了貂は一緒に幸せになりたいとは言っていますが結婚したいとの発言ではありません。

羌瘣のように信の子どもを産むなどの直接的な発言はないため今後の展開が気になるところではあります。

 

河了貂に弱点はあるのか!?

河了貂の弱点は軍師としての経験の浅さから、人の死を左右するプレッシャーにたいして免疫が薄い点が挙げられます。

自分の指示ひとつで大勢の人が死んでいくことに戸惑っていましたが現在は少しずつ強くなり的確な指示を出せるようにもなっています。

また、冷酷になれないという点で知り合いであった敵将のカイネを助けてしまう場面などもみられ弱さを見せてしまいました。

 

今後の河了貂について考察してみた!

今後の河了貂は史実にいた人物ではないためどのようになるのかは原先生の心次第ですが、信との強い絆があり信と一緒に戦場にでて幸せになりたいとの願いも持っているため途中で戦死したりすることはないと思います。

信が天下の大将軍となった時に隣にいるのは河了貂と羌瘣であると願ってやみません。

羌瘣に関しては史実上の人物であるためもしかしたら…という可能性もあるのですが。

 

まとめ

河了貂についてここまで書いてきましたが史実に登場しないキャラクターであるからこそ自由に動き回りこちらも感情移入できる、とても魅力的なキャラクターとなっていると思います。

信を軍師として支え一緒に大きくなっていくサクセスストーリーに胸を熱くさせていただいています。

また、信と羌瘣、河了貂の三人の恋愛事情も今後楽しみの一つです。

そして蛇足かもしれませんが映画の河了貂役の橋本環奈さんはとてもはまり役で素敵でしたね。

続編も期待しています。